2015/04/22 - 2015/04/24
3003位(同エリア5994件中)
おなつさん
昔々〜高校の修学旅行〜その魅力に知恵熱(?)を出したくらい痺れたが
友達に暗いと思われそうで、その気持ちを表に出すのをためらってしまう年頃、
大人になったらじっくり観てやるぞ!〜と誓ってやっと再訪の機会が来た、奈良!
13:25、神戸空港へ降り立ちポートライナーに乗る。
神戸も初!空港周辺の隙の無い都市に未来を感じる。
↑昔話の一コマのような茶店(閉まってた) 奈良公園内
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- スカイマーク
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
神戸駅から阪神電鉄に…ってJRやら阪急やらあって田舎者の私は四苦八苦。
車内アナウンスで甲子園や尼崎や難波などよく聞く駅名を聞いて地味に盛り上がる。 -
ホテルにチェックインして、近くの東向商店街でタコ焼(関西だから安易に)をつまみ
“興福寺”へ。 いきなり渋いぜ奈良! -
↑改装中の現場を見回る鹿監督
興福寺国宝館で阿修羅像を拝謁したかったがもう閉まってた。 -
古き良き街並みの旧市街“奈良町”
もっと良い撮影スポットがあるだろうけど行き着けなかった。 -
川の中州に地蔵?じゃないな、石?
-
“奈良公園”
「夕暮れ、なぜだか鹿達が一斉に止まる一瞬がある」と随筆で読んだ事がある。
ずっと気になっていたそれをついに確かめる時が来たのだ。
鹿の動向を見守る…見つめる…見飽きる。確認できないで日没。夕食に行くか…と、
腹の調子がおかしくなってきた。トイレ―近くには無さそう。まずホテル方面に戻ろう。 -
歩いているとどんどんヤバくなってきた。トイレ借りるコンビニも無い。
あっあ…これは…かなり…小走りになる…振動でよけい酷くなる。
頑張れ、耐えるんだ!ようやくコンビニが見えたがホテルはすぐそこ、っつ、着いたっ!
自動ドアが開くや否やフロントに向かって「○号室っ」と叫び鍵を手にする。
エレベーターに乗ると気が緩んで肛門も緩む…危なっ!ついに部屋そしてトイ…
…間に合った―あのタコ焼きのせいじゃないのか?? とにかく、良かった…
↑日暮れの誰も居ない東大寺 -
落ち着いたところで夕食へ。牛乳入り出汁の“飛鳥鍋”(本来鶏だがこれは豚肉)美味い!
-
2日目。 バスのフリー乗車券で“唐招提寺”へ。人が少なくて静けさが沁みる。
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唐招提寺縁の鑑真大和上の故郷、中国揚州の貴重な花“瓊花(ケイカ)”
-
修学旅行の時、お坊さんの解説が面白かった“薬師寺”
ここも人が少なかったからじっくり観れた。 ↑東塔は改装中(左の縦縞幕の中) -
向いの“大唐西域壁画殿”で平山郁夫画伯の壁画を鑑賞。
細川元首相の仏画展もやっていた。 -
近くの小さい神社も見逃すな!“孫太郎稲荷神社”
ここらで昼食を―と思ったが閉まってる店が多くてソフトだけ食べ
バス停で地元のお婆ちゃん二人と小さなベンチを分け合ってお話。
「あら北海道から!そっちは寒いの?(お約束の質問)」「じゃ京都にも行くの?」
「いーえ、奈良に絞って観ます」と奈良愛をアピールする。 -
法隆寺へ向かう。
お婆ちゃん達は途中で降りてバスの外から手をブンブン振っていた。可愛い。
入り口から本堂への道が結構長く、気が急く。 -
世界最古の木造建築、そして日本最初の世界文化遺産“法隆寺”!
-
修学旅行の時は時間をかけて観れなかったが、今構造の一つ一つを心ゆくまで味わえた、大人万歳!
-
奈良市内に戻ろうとバス停に行く…あれ?時刻表に時間が書かれてない。
近くで談笑していた運転手に聞くと、なんともう最終便が終わったと言う。
えっ、まだ16時ちょいなのに!?
1日乗車券をどうしても使いたいので奈良駅方面まで乗り方を聞くと
丁寧に数パターン教えてくれたが、どうも難しく、時間がかかるようだ。
仕方ない…JR法隆寺駅までバスで行き、そこから電車で戻る事にした。 -
寺のような外観の法隆寺駅で
せんとくんと斑鳩町マスコット・パゴちゃんが迎えてくれた。
これじゃ自撮りが難しいので彼らだけ。 -
JR奈良駅からバスで春日大社〜再び奈良公園で“鹿の夕暮れ静止”を検証
―今日も確認できず。
夕食は何か名物を―と思ったが某チェーン店で。だってここ好きなんだもん。
名物は駅で買った奈良寿司を夜食に。 -
3日目。 昨夕は外側しか観てない“春日大社”第六十次の式年造替なんだね。
-
春日の山側の道、気が満ちているのか空気が澄みまくっている。
-
中は写真ダメだけど、国宝御本殿の二十年に一度の公開がされていた。
大小さまざまな祠があってそれぞれの違いが面白い。 -
御神体は実はこの上の山自体なんだって。
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“法華堂(三月堂)” 実は東大寺建築の中で最古の建物(8世紀)
-
“二月堂” 記念に数珠を買った。
-
いよいよハイライト“東大寺”
-
“大仏殿” 入り口に並んでる時、小学生男子が「ハロー!ハロー!」と
外人さんが「ハロー」を返すまで言い続けてたら
「お前、うるさいねん!」と女子にツッコまれていた。関西チックや〜 -
大仏の手だけの像、許されれば乗ってみたい。 無病息災の後利益があるという
柱の穴くぐりもしたかったが、幼稚園児が列を成してたから大人として我慢。 -
外に出た後、男子小学生に二月堂方面への道を聞かれ、自信満々にあっちだよと教え
自分は正倉院へ向かったら…二月堂が見えてきた。
あれっ、あの子に反対方向を教えちゃった?!
今来た道を戻ったら、さっきの小学生も戻って来てバッタリ会う。気まずい…
その子に「さっきはありがとうございました」と言われた。
ごめん、わざとじゃないんだよ… ↑斜め後ろからの大仏様 -
“正倉院 ”官庁や大寺の重要物品を納めた倉。
修学旅行時に写真を撮っけど何だこれ?と後で思ったが、今ついに何なのかが解ったよ。
ここでは高校生男子に写真を撮ってと言われ、正倉院全体を写し込んだが
後で他の人に自分らメインで撮り直ししてもらってた。
ここでもごめん、全部入った方がいいと思ったの… -
国立博物館を観るには時間が無いので隣の仏像館に入るも
なんだかの理由でやっておらず代替えの展示物を観て館内カフェで昼食。
↑顔ハメパネル発見!博物館のは工芸要素が強い?? -
そろそろ帰りの時刻。 ↑北海道のとまた違う鹿注意看板が鹿への敬意を感じる。
近鉄奈良駅から見学旅行小学生団体と乗り合わせる。
普段こんな大勢の子供と接する機会が無いから会話が興味深い、それも大阪の子。
難波でドヤドヤと降りていって最後に先生が「お騒がせしました」と頭を下げた。
ええんやで。こっちもおもろかったで。 -
神戸空港からスカイマークで帰る。
↑川崎重工等がある阪神工業地帯。空港にもバイクが展示されてた。
積年の奈良愛ほとばしる大人の修学旅行は、帰るまでが修学旅行なのであった。
終わり
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