2016/05/21 - 2016/05/21
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しまむら☆さん
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ちょっとした小旅行がしたいと思い、埼玉県皆野町の天空のポピーを観に行くことにしました。
旅行期間は一泊二日。
自分の住居から電車で約3時間30分。慣れない秩父鉄道にはしどろもどろ。
(千葉→東京→熊谷→皆野町)
何とか皆野駅には着いたものの天空のポピー行きのバスが来ない、来ない。駅内にはポピーの開花状況が五分咲きとなっており失敗した感が漂っていました。
ところが駅内に「ハナビシソウ 満開」との掲示物が貼ってあり、パンフレットをもらって急遽、そっちに行くことにしました。
せっかく皆野町に来たのに長瀞町を目指すことに(汗)。
さてさて〜 ハナビシソウとは何なのか・・・?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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秩父鉄道は土日ならフリー切符が大人1440円で販売されているので買うと便利かもしれません。
電車は1時間に1〜2本ほど。
秩父鉄道長瀞駅に到着。
自分はまったく知りませんでしたが長瀞町は埼玉の観光地。
駅前もお店が多く観光地の雰囲気がプンプンと漂っていました。
川下りが有名なようです。 -
駅から徒歩15分ほど。
大通りからそれます。 -
看板です。
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受付けで200円を支払います。
畑に入ると一面が鮮やかな黄色の世界! -
花に包まれて・・・
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嬉しいことに土曜日だというのに人がほとんど居ない。
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落ち着いて写真撮影が出来る!
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4月は菜の花の撮影に行きましたがこっちの黄色もまた良い。
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赤い花も所々に植えられている。
多分、ポピー。 -
ハナビシソウとは?
明治時代に渡来し、家紋の花菱に似ているために、この名がある。同属植物は8-10種あり、いずれもアメリカ合衆国西部に分布している。
ハナビシソウは、草丈60cmくらい、茎は根元からよく出て株立ちになり、葉は掌状に3裂する。4月から5月にかけて、花径7-10cmくらいの4弁花を開く。花色は、濃い黄色が基本だが、淡黄色・オレンジ色・朱色・サーモンピンクなどのものもあり、八重咲きもある。
花壇や切り花用に用いられている。属名は、ロシア系ドイツ人の医師、博物学者のヨハン・フリードリッヒ・エッショルツ(Johann Friedrich Eschscholz 1793 - 1831)に由来する。ロシア語のщをドイツ語でschschと綴るため、非常に読みにくい名前になっている。
同属の植物に、ヒメハナビシソウ E. caespicata があり、草丈30cmくらい、花も4cmくらいと小柄で、鉢植えやプランター植えに栽培されている。
ウィキペディア参照 -
近づいてパシャリ。
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ちょっとメルヘンな感じ?
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思い思いに花の様子を楽しむ人々。
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撮影していたら偶然にも女性が木の近くに腰掛けた。
画になりますね。 -
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帰ってから気がついたことが・・・
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カメラの露出をもっと下げればなぁと後悔。この日は天気が良すぎて暑かった。
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ポピーとの共演。
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良く分からない青い花
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人が全然居ない最強穴場スポット。
この旅行記で人が増えてしまったらと不安が・・・。
(多分、影響力はゼロ笑) -
そして、ハナビシソウと同じ敷地に建っている「長瀞町郷土資料館」
ハナビシソウ園の入場券を持っていると100円で中に入ることが出来る。 -
ここの資料館の目玉は国指定重要文化財「旧新井家住宅」
築270年。時代で言うと八代将軍 徳川吉宗の時代の物らしい。
なんと40年ほど前まで実際に人が住んでいたようです。
下地となる竹の上に長方形の薄い栗板を重ね、この上に漬物石くらいの大きさの石を置いて板を押さえます。天井がないので、室内から見上げれば竹と栗板がまるみえです。
栗板が使われたのは、これが他の木にくらべて雨に強いからです。
板葺屋根は、秩父地方では麦わらとならんでよく見かけられましたが、現在はこの旧新井家住宅を残すのみとなりました。
ここのボランティアガイドさんがとてもフレンドリーで親切な方で色々と親身になって教えてくれます。
長瀞町が歴史的にとても重要な場所であることが分かりました。
(かつては日本の総人口は30万人ほどでその多くが秩父周辺に住んでいたとか)
ヤマトタケルノミコトの伝説もあるようです。
私、自身も歴史がとても好きなので1時間ほどあれこれ聞いてしまったわ。 -
中にも上がることが出来ます。
今の住宅とは全然、造りが違いますね。 -
そして、結構自由に出来る。
あれもこれも触ったり出来る。
このタンスはどこぞの古い物をただ貰ってきて展示してあるだけらしい笑 -
畳のお部屋
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かつて秩父地方で盛んだった養蚕や機織りが紹介されている。
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隠し部屋も。
若夫婦の寝室とか言われているようです。 -
国の重要文化財なのに色々と自由に出来るのがすごかった。
こんなにゆるくても良いのか・・・。
人がほとんど来ないからなんだろうなぁ。 -
土器の紹介コーナー。
かつては青森の方まで温暖だったようですが寒冷化でどんどんと南の方まで人が下りて来たようです。
これだけの土器が出土するということは古来より多くの人が住んでいたことがうなずけます。
歴史を辿っていくと祖先が秩父出身ということが良くあるのだとか。
観光客がほとんど居らず係員さんの対応が良い。ここも最強の穴場スポット。
歴史に自信のある方は係員さんと歴史トークをやってみましょう。
人が多くなって係員さんの接客の質が落ちないことを祈ります笑。
そして係員さんにオススメされた神社へと向かった。 -
長瀞駅をまっすぐ15分ほど歩くと行くことの出来る「宝登山神社」
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社伝によれば、景行天皇41年(111年)、天皇の皇子・日本武尊による東征の際、尊が遥拝しようと山頂に向っていると巨犬が出てきて道案内をした。その途中、東北方より猛火の燃えて来るのに遭い、尊の進むことも退くこともできない状態になってしまった。すると巨犬が猛然と火中に跳入り火を消し止め、尊は無事頂上へ登り遥拝することができた。尊は巨犬に大いに感謝したところ、忽然と姿を消した。このことから「火止山」の名が起き、のちに「宝登山」となったという。また巨犬は大山祇神の神犬であった事を知り、防火守護のため火産霊神を拝し、その後山麓に社殿を建て三神を鎮祭した。これが当社の起源であるとされる。
ウィキペディア参照。 -
装飾品は想像以上に豪華。
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和の空気
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そして次は岩畳へ。
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長瀞駅から徒歩10分。
お土産屋さんもたくさんありいかにも観光地って雰囲気だ。 -
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そして岩畳へ到着。
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カップルや家族連れの方が多かった。
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秩父盆地の水を集めて流れる荒川が、長瀞の結晶片岩地帯を侵食することによって、岩畳(いわだたみ)と呼ばれる奇岩に富んだ断層谷や岩石段丘がつくられた。
岩畳周辺の河床には、紅簾片岩(こうれんへんがん)をはじめとする多くの結晶片岩が様々な形で見られる。 -
川から吹く風が実に心地よい。
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川下りも楽しめる。お値段は約1600〜3000円前後(コースによってまちまち)。
時間があれば乗りたかった・・・。 -
思っていたよりもダイナミックな風景。
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岩は滑りやすいので注意が必要だ。
落ちた人も何人かいるんじゃないか? -
恐る恐る・・・。
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滑らないように・・・
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慎重に・・・。
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着いた。
気分はアサシンクリードか!? -
行く予定が無かった場所ばかりを巡った初日。
しかし、怪我の功名で色々と楽しめた。
多分、旅はこんなもんだろう。
明日こそは天空のポピーへと行く。
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