風邪ひき那須01 芦野御殿山

2016/05/06 - 2016/05/07

2016GWは、前半は親孝行帰省。
東京駅はポカポカだったのに、地元に着いたらめっっっちゃ寒い!!

…で、最悪なことに実家では風邪ひいて寝込んでしまいました…。

帰って来てからはDNAが目覚めてしまったのか酸ヶ湯温泉がめちゃめちゃ恋しくなり
代替の温泉はないものか…と熱が下がった頃に調べてみると
サクっと行けそうなところにあるある〜。

できれば泊まってゆっくりしたいので
泉質よければあとはどうでもよしで電話してみたら予約できちゃいました。

ということで1泊2日の地味な温泉旅です。

エリア 那須(栃木)

天気どんより。体ぐったり。

温泉目当てなので天候関係なし!!　とか思いつつ
GWだし1泊するし新緑の季節だし、ついでのお出かけでどこかいいとこないかなーと目星はつけてきました。

でもほんと''ついで''だから…温泉以外はmustではありません。

いつものように朝ご飯なしで出て来たので
東北道入ってからSAで食事します。

蓮田SA(下り) 道の駅

SAの食事は大体が「普通」なので、特徴的な店舗を選んでラーメンにしてみまたが、やはり「普通」…。

食べる度に思うのですが、SAの食事はまた食べたーーいと思えるような値段設定と工夫がほしい。

さてこの季節、関東では田植え前の水田が多く見られる時期。

写真はGW前半に帰省したとき新幹線から撮影したもの。
この撮影場所、偶然にも那須のあたり。山は那須岳かな。

わぁぁぁ…と思いながら見とれても、新幹線からなので当然一瞬。
今回の思いつき旅ではこの時期ならではの水田をメインとした里山の風景が見たいなとちょっとリサーチしてきました。

最初にいただく里山風景の目的地　那須歴史探訪館。

この資料館、ガラスで囲われてるというなんとまぁおしゃれな造りで。
名だたる建築家に造っていただたのでしょうなぁ。箱もの行政のカホリがします。

一応入館料取るみたいだけど…中に人がいるのかっていうぐらいの静けさ。

那須町役場那須歴史探訪館 美術館・博物館

さてここに那須岳を一望できる芦野御殿山というところがあると知って来たのですが…
だれかあああーーー！ってだれもいないし。

さっきお掃除に来ていた方がいたので聞いてみます。

ここにいるのは私らとその掃除の方だけ。

御殿山は歴史探訪館の山側に入り口がありました。
この先に展望台があるらしいので行ってみます。

湧き水か。説明なし。飲んでみました。普通にうまい。

緑が綺麗。

曇りだからこそのしっとりした色合い。
那須では山ツヅジがいたるところで咲いてました。緑と赤が素敵。

御殿山と称してますが、陣屋の跡地や桜の名所というのもあり、桜ヶ城または芦野城とも言われてるそう。

このおかげで検索がなかなか難しかった。

もみの木。ほぉ…。

えっ。コレもみの木?

クリスマスツリーのとはほど遠い。

電波塔?　NHKって書いてました。

しかしほんと人がいない!!　誰ともすれ違わない。

私が見たかったのがこれ。
もっと空気が澄んでいたら、向こうに那須岳が見えるそうです。

見晴らしがよく気持ちがいいのですが、天気どんよりで残念。

前の写真の展望台に登る前に開けていた平地。展望台には本丸が、この平地には二の丸があったそうです。

ちなみにこの平地は桜の木にぐるりと囲まれています。

今は誰も人がおらず寂しいものですが、桜の満開時にはライトアップなんかしたりしてるようです。

ソメイヨシノはもちろん終っていますが、遅咲きの桜が見えるので行ってみます。

八重桜でした。

関山。

色が濃くて綺麗ですよね。

花弁がひらひら舞っていました。

桜湯飲みたい…。

那須町のこうやまき。天然記念物指定。

なんか…もう少しここ人がくるようになるとよいのに。
那須町、頑張れ…。

山々が見えなくて残念ですが…

次の日リベンジ。天気が良かったのでまたきてみました。昨日とは違う方向から展望台に向ってます。

前日は曇りで植物はしっとり…といった感じでしたが
晴れの日にくると全然印象が違います。

今日も誰もいない。

天気がよいと空に色がついていいなぁ。

私の独占状態。

展望台にきましたが
ああ…やはり見えない。雲がかかってますね。

水田。鏡になってます。

山は見えないけど、この田んぼ見るだけでも癒される。

那須岳が雲に隠れて見えないのは残念ですが、それでもいいお天気で昨日とは違う色を楽しませていただきました。

帰り際奥の駐車場にあった稲荷様にお参りしました。

「かでが治りまずように！」(ズビズバ)

この旅行記へのコメント （2）

• salsaladyさん 2016/06/09 10:56:53

  ぼろい宿と禁忌症向け温泉？

  ☆勇気ある選択ですね！
  
  那須でぼろい宿は滅多にお目にかかれないけど、２０年くらい前のＧＷに本物のぼろ宿に当たった経験があり！≪ＧＷど真ん中で選べない≫
  
  そこは８０〜９０代の宿主が干からびたような鮭と海苔と卵を朝食に出す民話の体験場みたいなところでしたが。。。
  
  夕食はひどすぎて覚えてもいないから、二度と予約なしでは行かないぞ！と固く誓った程？　（食事なしだったらもう少し印象も違ったのに！）
  
  ☆彡しかも、人っ子一人いないような濁り湯って怖そう！
  
  という訳で、珍しくも味のある芭蕉の道行きを想像しました。

  picotabiさん からの返信 2016/06/11 09:56:22

  RE: ぼろい宿と禁忌症向け温泉？

  salsaladyさん ご覧いただきありがとうございます(・∀・)
  
  鄙びた宿でも食事が美味しければよいですが、期待できなそうであれば
  宿泊のみにして美味しいところで食事したいですよね。(近くにあればの話ですが)
  
  その点この宿は方針が潔くて私には好感持てました。
  
  以前1泊15000円ほどの宿で、受付の挨拶ない、自分で布団をひく、他の宿泊者のジャージが椅子の影にあり掃除チェックあまい、食事時は人が足りてなく駆け足でスタッフが動いて落ち着いて食事できない…という宿がありました。値段に対してサービスの対価が低すぎてそっちのほうがもう二度とこないわと思いましたね…
  
  > ☆彡しかも、人っ子一人いないような濁り湯って怖そう！
  
  ここの泉質はすごくよかったですよ〜確かに夜はあの怖い通路を通って行きますが、温泉は最高でした!