2016/04/23 - 2016/04/23
26582位(同エリア45446件中)
Mr.Tさん
新宿に「バスタ新宿」がオープンした。一度行ってみようと思い、ちょうど美術館にも行きたかったので箱根へ日帰りを計画した。今回の目的は主に美術館で、ちょうどこの日箱根ロープウェイが一部解禁されたが、これはまた別の機会とした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6時に新宿駅に到着。
南口から出て正面に見えるのがバスタ新宿。
バス発着フロアの4階へは建物内のエスカレータで。 -
この殺風景なターミナルから出る小田急箱根高速バスで箱根を目指す。
待合室が右にはあるが必要以上のものは無く、本当にただ発着のためのスペースといった感じだった。 -
新宿から約2時間で箱根仙石に到着。
天気はまずまず。 -
まずは箱根ガラスの森美術館に到着。
美術館内では主にベネチアン・グラスの展示がされている。
屋外も広く、ガラスの作品が多く置かれている。箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館
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庭園で最も目を惹くのが「光の回廊」。
クリスタルガラスのアーチを通って本館へと入っていく。箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館
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ガラスのビーズは一つ一つが多面体にカットされていて大きさも異なる。
そのため光を受けると綺麗な屈折と反射を起こす。箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館
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色とりどりのガラスの作品が各所に置かれている。
中央の木にはピンクとグリーンのクリスタルガラスが無数に飾られていて、
桜の木を表現している。
ガラスの森美術館の見学目安は約1時間。
もちえろん美術館内のベネチアンガラスの展示も観賞した。箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館
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続いて訪れたのはポーラ美術館。
ガラスの森美術館からはバスで6分程度。ポーラ美術館 美術館・博物館
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斜面に建つ広大な美術館で、エントランスはガラス張り。
空が晴れてきたので、日光をいっぱいに取り入れている。ポーラ美術館 美術館・博物館
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企画展は「フランスの絵画と化粧道具、ファッションにみる美の近代」。
ポーラ美術館はマネ、モネ、ルノアールといった比較的なじみやすい印象派のコレクションが多く、展示室もゆったりしていて鑑賞しやすい。
見学目安は90分。ポーラ美術館 美術館・博物館
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ポーラ美術館の外には遊歩道があり、ブナの木立の中を散歩することができる。
ポーラ美術館 美術館・博物館
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短めのルートならば20分程度でまわれる。
小川も流れていてのどかな雰囲気。ポーラ美術館 美術館・博物館
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ポーラ美術館からバスで11分、続いて来たのは箱根美術館。
入り口は少し地味目な印象。
展示は主に焼き物や陶芸品。箱根美術館 美術館・博物館
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こちらの美術館の素晴らしいところは、敷地内に広大な庭園が広がっていること。
本館から出ると綺麗に整えられた庭に出る。
遠くの山麓も庭園の借景になる。箱根美術館 美術館・博物館
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さらに進むと、苔の庭が広がる。
石畳の両脇に広がる一面の苔に木漏れ日が落ちる。箱根美術館 美術館・博物館
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散った桜の花びらが苔に落ちた部分はまた違った印象を与える。
展示館と庭園鑑賞で、目安は1時間。箱根美術館 美術館・博物館
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4つ目に来たのは彫刻の森美術館。
箱根を代表する美術館で、その広大さは随一。
箱根美術館からはバスで10分。
広大な敷地を誇るので、観賞時間には2時間は見ておいた方がいい。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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エスカレータを降りて敷地に入ると一面が自然に囲まれた展示場。
全体的に前近代の彫刻、インスタレーションが多い。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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嘆きの天使。
目から涙が流れ出る。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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入ってすぐにこんな作品がある。
嘆きの天使も入り口近くにあり、全体的にこのようなテイストであることを感じさせる。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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シャボン玉のお城。
中には子どもが入って遊べる体験型作品。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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さらに進んでいくと、ピカソの作品だけを集めたピカソ館がある。
湾曲した建物のPICASSOのロゴタイプが特徴。
手前の作品はピカソではなくフェルナン・レジェの「歩く花」。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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ピカソ館を堪能し、カフェを通り抜けるとグレーの塔が聳えている。
この塔は中に入ることができる。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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塔の内部はらせん階段になっており、壁は一面ステンドグラスが張られている。
らせん階段は塔の頂上まで続いて屋上は展望台になっているが、一番上まできれいなステンドグラスになっている。
ちなみに作品名は「幸せを呼ぶ<シンフォニー彫刻>」。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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この先は彫刻が多く展示されている。
ヘンリー・ムーアの作品群を抜けると見えてくるのは、
ニキ・ド・サンファルの「ミス・ブラックパワー」(1698年)。
妊婦の友人の女性としての強さを表現した彫刻で、見たかった作品の一つ。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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その近くにあるのが、これも見たかったゴームリーの「密着」(1993年)。
ゴームリーの作品は自分自身から型を取って鋳鉄の作品を作るのが特徴で、これも同様の製法。地球から得た素材で作られた人型もまた地球の一部であることを表現している。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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園内をぐるっと回ってきて、入口近くの小高い丘へ戻ってくる。
丘には近代の作家たちのインスタレーションが点在する。
「16本の回転する曲がった棒」は文字通り棒が回転していて、奇妙に形を変えながら丘の中でも一際目立つ存在。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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当然芝生に入ることはできないが、作品はそこそこの大きさなので遠目からでも十分観賞することができる。
すぐ横を箱根登山鉄道が走るのもまたいい感じ。
鑑賞だけでも2時間、カフェや足湯で休憩しながらのんびりと1日かけて時間を過ごしてもいい素晴らしい美術館である。彫刻の森美術館 美術館・博物館
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美術館を後にし、芦ノ湖の南側、元箱根近辺へ。
箱根関所周辺は土産屋が多く並ぶが、関所からくり美術館へ入ってみる。
ここでは、店内にからくり寄木細工の展示室があり、土産を買うと入館することができる。
しかし!入り口のドアがからくりになっているので入るだけでも一苦労。何とか答えがわかってはいることができた。 -
関所からくり美術館で寄木細工のひみつ箱を購入。
10回の操作で開けることができる。@2990円。
30回仕掛けも販売していたが、憶えられるのだろうか・・・ -
芦ノ湖を遊覧する海賊船の出港まで時間があったので、温泉でひと汗流すことに。
箱根町港から徒歩5分程度の夕霧荘で日帰り温泉をいただく。
通りから一本入った静かな立地にある旅館で、フロントの応対がとても丁寧。
泉質は単純硫黄泉で内湯、露天風呂を備えている。芦ノ湖温泉 夕霧荘 宿・ホテル
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入浴を終えて箱根町港に行くと、ちょうど海賊船が入港してきた。
箱根町港から元箱根港を経由して、桃源台港まで40分で結ぶ。箱根海賊船 乗り物
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船上からは箱根神社の大鳥居もよく見える。
箱根海賊船 乗り物
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海賊船の甲板には、海賊の人形が仁王立ち。初めは並んで写真を撮る人が多かったが、甲板がだんだん寒くなってきたので、いつしか誰もいなくなってしまった。
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桃源台では箱根ロープウェイが部分的に復活。
大涌谷へはまた次の機会に。
この後は小田急箱根高速バスで、ひどい事故渋滞に巻き込まれながら新宿に帰った。
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芦ノ湖温泉 夕霧荘
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