2016/04/19 - 2016/04/25
136位(同エリア392件中)
NAOさん
前から興味のあった小笠原、今回おがさわら丸の引退に伴う記念ツアーの一環で、2013年末に噴火して絶賛拡大中の西ノ島へ行くツアーが催行されるということで、早速行ってみました!
ちょうど会社を辞めて次まで少し時間があったので、有給を使って念願のおがさわら。ちょうどザトウクジラがいる時期ということもあり、久々にシュノーケリングも出来るということで、勢いもあった申し込みました。
今回は特別航海で、夜出発で途中鳥島を経由できるということ。西ノ島の件もあり、鳥類学者さんも、プロのカメラマンやTV等の撮影隊らしき人達も乗り込んでてなかなか普通じゃないおがさわら丸だったみたいです。
不安だったのは女子一人旅っていうことと、25時間もかかるという船旅。
しかしながら、やはり小笠原の行きづらさという条件もあり、社会人の方は意外と一人旅の方が多かった。(しかもみんな転職の合間とかで(笑))お仲間も出来て、結構楽しかったです。
また、当初人気のツアーで希望の特二等船室が売り切れで、二等(雑魚寝)かぁ。。。と戦々恐々でしたが、予約の際にキャンセル待ちしたら多分空くということだったので、まってみたら前の週に空きが出て、めでたく特2等(2段ベット)で行けたのでこれもよかったです。
結果的にはビーチもクジラも火山も堪能で来て、最高のバケーションでした。夢みたいだった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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始まりはここから。
夜の竹芝桟橋。ワクワクと不安が半分ほどありました。竹芝桟橋 名所・史跡
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海から見る東京の夜景はなかなかきれいです。21時40分出港です。
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レインボーブリッジの真下を通過して東京湾へ出ていきます。
川崎の工場群や、有明のコンテナヤード、羽田の離発着など、夜景も楽しめました。
この後だいたい東京湾を出るまで、3時間位電波が通じます。最後館山の電波局を拾っていましたが、それで最後でした。
そこを過ぎたらまず電源OFF!(30時間の間オフラインです)レインボーブリッジ 名所・史跡
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おがさわら丸特二等船室です。バンクベッドです。反対側にも同じベッドがあるので、4人が至近距離にいるわけですが、カーテンを閉めれば半個室状態となりますので、中の棚と蛍光灯をうまく使えば、意外に快適な空間です。
意外に広い窓がついていますので、うまくすれば外も見れます(海面しか見えないけど(笑))
ただしこの4人は運だと思いますね。男女混合ですので、行は向いが初老の夫婦でオジサンが咳払いとかゲップとかうるさかったです。マナー大事。
昼間はほとんど外で過ごしてたなぁ。。。 -
これが特二等の一室の配置。この部屋の中、ドア付近にしか電源はありませんでした。したがって、航海中の充電はかなり難しい。端っこのベッドの人じゃないと厳しいでしょうね(私は往復とも真ん中の組でした)
ただし艦内あちこち、ソファの上とか、下とか、階段の隅などに電源があります。私は基本電源は切っていましたが、日中帯上陸前にはソファで読書しつつ、携帯を充電したりしていました。延長コードとタコ足のタップは持っていくべきかなと思います。ソファでも人とわけあって使ったりしました。 -
船内Cデッキ階段。乗船口もあり、インフォメーションセンターと売店と食堂があるので、ある意味船の中心ですね。
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船内写真。カジキマグロ。どうということはないですが、新しいおがさわら丸に変わったらこれなくなっちゃうんだろうなと思うと少し寂しいので、はっておきます(笑)
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食堂はいわゆるカフェテリア式。麺類はその場で調理されますが、その他はカードを持って先に精算して番号を呼ばれたらとりに行くスタイル。
ラーメンから軽食、ビールなどもあります。
壁際は窓から海が見えます。
初日の朝は持ち込んだおにぎりを食べてたのですが、お昼はピザとドリンクバーにしました。味はまあ普通。ピザとかは冷凍を焼いた感じです。お肉料理なんかは結構お時間かかりますが、ちゃんと焼いてくれます。まずくもない。今回2泊なのでなかなか時間と食べるチャンスがあります。 -
今回の特別航海のスケジュール。島などを通過する時間が艦内に張り出されています。他にも日没や日の出、天候なども張り出されています。
この往路は33時間半位かかりましたが、思ったより大丈夫でした(笑)
飛行機の旅よりむしろ快適。景色も見れるし、足は延ばせるし、レストランやバーなんかで食事もできるし。今回は往路で二泊したので、すっかり慣れてしまいました。 -
鳥島!普段のおがさわら丸では夜間通過なので見ることが出来ないそうで、島民の方々も興味津々でした。
ここに来るまで、ベヨネース列岩、須美寿島を通過したのですが、どちらも岩礁みたいな感じだったので久々の島にテンション上がる(笑)
たくさんのカツオドリとアホウドリがいます。 -
アホウドリのコロニーが見えました。写真だとわかりづらいんですが、白い転々してるのがアホウドリです。結構感激(笑)
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孀婦岩。ここも通常は夜間通過するので見れないそうです。
かなり近づいて二週しました。ここにもカツオドリがたくさんいました。
この岩は海上90メートル以上もそそり立ってるんですけど、驚くのは実はこれが海底山の山頂だということです。海底から2千メートルの山なんですって。見えない部分がすごいんですね。 -
360度海の中での日没、水平線に沈んでいく夕陽を見に、多くの方が甲板に上がってきてました。遮るものが何もないのでなかなか雄大。
このあと日が暮れてから、ちょっとご飯を食べて、星を見に来る人もたくさんいます。大海原の星空もなかなかのものです。 -
晩御飯はハンバーグ。わりとちゃんとしてます(笑)
ちなみに、980円。思ったより高くないですね。
コロナビール600円?をつけました。 -
おまけの船内写真。船内は自動販売機が充実しています。お金をセーブしたい人はもっぱらこのカップヌードルを食べるみたいで、さすがに船室で食べるとにおいがあれですが、外で食べている人もいました。甲板にも椅子があるので、そこだとにおいもこもらずいいですね。
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こちらも自販機、おやつやパンなど。ビールやチューハイ、ドリンク類や、タオルとか洗面用具の自販機もありました。値段は特に普通。高くもないです。
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明朝6時、小笠原父島に入港です!
島影が見えてきたところで電波も入り始め、感動。
しかし朝早い。。でもテンションは結構高めです(笑)
小笠原は基本おがさわら丸を基準に動いている感じなので、朝六時であろうと、到着時には宿のお迎えが来ていて、皆さんチェックインして宿で朝ごはん。
ご飯を食べたら活動開始です!二見港 乗り物
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ホテルはウェストアネックス。想像していたよりきれいでした。
WIFIも完備されているし、大村海岸のビーチすぐそばだし、窓から海も見えて最高です。 -
ホテルから大村海岸のビーチが一望できます。泳ぎたくなる!
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ご飯を食べてひと泳ぎ。村の中心通りのすぐそばのビーチがこのきれいさ!
日が昇ってきて海のきれいさもひと際。
そして人気のなさ!持参したウェットスーツとシュノーケルを使って、久々の練習。しかし十分きれいでサンゴの間にスズメダイやハタっぽいのが結構います。大村海岸 自然・景勝地
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ちょいと泳いだ後、近所の神社にご挨拶。
階段がめまいを誘います(けっこうきつい)大神山神社 寺・神社・教会
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大神山神社。ちゃんと宮司さんがいらっしゃって、御朱印もいただけました。まさか父島まで来て御朱印をいただけるとわ。。。カメのお守りもいただきました。
大神山神社 寺・神社・教会
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神社の境内からの眺めがまた最高です。眼下に二見港と大村海岸。絶景!テンションが上がりまくりです。
大神山神社 寺・神社・教会
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スクーターをレンタルして、シュノーケリングスポットへ!
島内はわりと広がっているので、泳いだりしたい場合は移動が大変、歩く人もいますが、結構山越えが多いですので、スクーターがやっぱり便利。
大村から近い宮之浜へ行きました。ここは入り江に広がるサンゴ。左右に分かれてて、静かで波も穏やか。ついた当初あまりの人のいなさ加減にびっくりしましたが。結構そんなもんらしい。島の観光客はしょせん船に乗ってた人達だけだし(笑)宮之浜 自然・景勝地
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宮之浜のパノラマ。右側と左側にわかれたサンゴ。干潮気味だったので、結構遠浅のサンゴの上をぎりぎりに泳ぐ感じ。
手袋をしないで泳いでいたので、水をかいた際に何度もサンゴで擦ったみたいでかなりの裂傷になってしまいこの後数日泣きました(笑)
でもあまりの近さにびっくりするくらいで夢中で泳いでました。宮之浜 自然・景勝地
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ウェザーステーション。夕陽の名所として知られていますが、この時期ザトウクジラを見れるスポットとしても知られていて、夕方、レンジャーの方がクジラのレクチャーとウォッチングをガイドしてくれるということで、行ってきました。ここは本当に絶景で、是非行くべきですが、かなり高い山の上なので、バイクなしだと相当きつい。スクーターでもなれない急斜面の道が怖かったり意外に遠くて不安になったりしました(笑)
でもクジラが遠くでジャンプするのを見れたりして翌日のホエールウォッチングにむけてテンションは上がりました。三日月山展望台 名所・史跡
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島二日目は一日ツアーでホエールウォッチングと南島、シュノーケリング。
写真は南島手前の浅瀬でザトウクジラが海底にいたところ。
船底がガラスになっているグラスボートだったんですが、そこからも海底に静にいるクジラが見えました。
一頭のクジラが海底でじっとしてずっと歌っていて低く高く鳴くクジラの声がマイクを通さなくても聞こえてきて、本当に鳥肌が立ちました!! -
南島上陸。結構波が荒くて近寄るの大変そうでしたが、船長の腕で無事接岸、短い間にさくっと乗り移らねばなりません。また、結構急斜面を登るので、靴かしっかりしたサンダルがおすすめです。
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南島軽い登りを終えたら息をのむ景色。海の色!乗ってきたクルーザーは少し離れて待っててくれます。
鮫池 名所・史跡
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尾根から見る父島側。海の青がすごい。これがボニンブルーといわれる小笠原の海の色。ガイドの人もここの海が一番きれいといってました。
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尾根から見る内側、扇状伊池の景色。ガイドブックなどでも必ず使われる絶景です。白いサンゴの砂と海と。。。きれいです。
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イチオシ
ここの水際にはカニやロブスターの幼生もいました。ずっと眺めてたい位きれいです。
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小笠原が世界遺産になった理由の一つでもあるという、マイマイの化石。小笠原固有の種がいるんですね。今外来種によって被害をこうむりつつあるそう。守りたいですね。
これは貴重な化石なので持ち出しは禁止。と、ガイドさんが当然の説明をするんだけど、なんでダメなんだ?一個くらいいいだろうと言い張るオジサンがいてびっくり。若い人よりオジサンの方が常識がない。。。自分一人いいだろうっていう理屈がダメなのは誰でもわかるでしょうに。。。 -
父島サイドのジニービーチ。なかなかアクセスが大変らしいですが、ものすごく綺麗なビーチです。同じツアーに参加してた人でシーカヤックでここへ来た人がいました。
ジニービーチ 自然・景勝地
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ザトウクジラ結構いっぱいみれました!写真はあんまりとれてません(笑)タイミングもありますので、動画ではジャンプやヒレやテールのスラッピングも若干取れましたが、それより目に焼き付ける!と思ってないと見逃しちゃうので!4月で数は少なくなってきているということでしたが、確かに見れます。部リーチングとかも見れました。
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兄島海中公園で停泊して、ウミヘビの餌付けショー。グラスボートでも魚やウミヘビが見れたんですが、私と他二人の女性は海へダイブ!シュノーケリングで直に見ました。すごい透明度で、ウミヘビなんてドキドキしました。
色んな魚がいましたが、ブダイの仲間だとおもいますが、海底のサンゴをゴリゴリかじる音まで聞こえて感動でした。兄島と父島の間は海流がすごいので、ちょっとブイの位置に気を付けつつ。あと少し冷たかったですね!ウェット着てちょうどいいくらいでした。でも感動的。兄島海中公園 ビーチ
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ちょうど満月だったので、昼間ツアーで一緒だった方たちと合流してビーチで月光浴。星が見たかったんですが、月が明るすぎてたくさんは見れませんでした。そろそろカメが産卵に上がってきていると聞いていたのでそれも少し期待してましたが、残念ながらカメは見れませんでした。
大村海岸 自然・景勝地
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滞在3日目は西ノ島ツアー。再びのおがさわら丸です。
父島から片道3時間半ほどかけての航海。めったに見れないということで、島民の方の参加が多くて、船は満員!島民の方は上部甲板で酒盛りしながら場所取りしてて面白かったです。
島は遠くから噴煙が上がっているのがみえて、雲が遠くまでたなびいていました。思ったより大きくて驚きました。 -
島の2Kmまで近づいて島を二周しました。活火山で噴煙が出ている火口周辺もよく見えました
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火口近くには硫黄がたくさんでているのが肉眼でも見えます。
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手前の白っぽい台地みたいなところがありますが、こちらが元あった西ノ島。すっかり飲み込まれちゃってます!2013年の末の時点から70倍のサイズになっているそうです!すごい!鳥も結構たくさんいました。まだ噴火しているのに、溶岩の上などにもカツオドリが見えて、すごいなと思いました。
今後はもっと大きくなるかもしれないし、植物なども育っていくかもしれない。楽しみですね〜。10年後くらいにまた見てみたいです。 -
滞在最後の日も楽しまなくちゃということで、海洋センターに向かって歩いてたんですが、途中知り合いにあって、水産センターに立ち寄りました。
ここの魚は歯ブラシを水の中に入れて近づけると、口をあけて近づいてくるんです。自分がベラになったような気分で口の中や体をコシコシしてみました。かわいい!小笠原水産センター 動物園・水族館
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結構あるいて小笠原海洋センター。ウミガメの保護と飼育をしているところです。ここで飼育中のカメにおやつ(野菜)をあげることが出来ます。
カメって食べるとき、水ごとかぷっと食べて、鼻から水をびゅーっと出します。可愛かったです。小笠原海洋センター 美術館・博物館
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アルビノのカメも保護飼育されていました。白い亀不思議な感じですね。でも目が不自由らしく。自分で生きていくのは大変そう。
小笠原海洋センター 美術館・博物館
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こちらは一年前に父島に産み落とされた子亀たち。1歳の子供です。今年放流予定のようです。結構個体によって大きさが違うのでおもしろかったです。わしゃわしゃ泳いでて可愛いです。
小笠原海洋センター 美術館・博物館
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街に戻ってお土産を買ったりぶらぶらしました。長期滞在の方に進められたのはJA(農協)でした。他は東京から持ってきたお土産を売っているケースもあるので、JA行けば確実に小笠原産のものを売っているということで。。。
ちなみに見つけた珍しい果実。買ってみました。ブドウとブルーベリーの間みたいな感じですかね。帰りの船の中で食べました。 -
最後のご飯。ハートロックカフェで名物のサメバーガーを食べたかったんですが、この日売り切れで、メカジキバーガーを食べました。
結構本格的なバーガーで美味しかったです。ハートロックカフェ グルメ・レストラン
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イソヒヨドリ、島でよく見かけます。人なれしてるので結構近くまできます。
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イチオシ
出発前にひと泳ぎ!大村ビーチでシュノーケルをやって、ホテルでシャワー浴びてから港に行きました。ギリギリまで遊べるのがいいところですね。
大村海岸 自然・景勝地
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最後のお見送り。さようならじゃなくて行ってらっしゃい。それが似合う島ですね。あったかい。
二見港 乗り物
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有名なお見送り。これはぜひ体験してほしい。名残おしい!
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再び太平洋に沈む夕陽。これなんとなく切ない気分。
この後星も見に行きましたよ。 -
帰りは旅に余裕も出て、知り合いも出来て、おがさわら丸のオリジナルカクテルを堪能。
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おがさわら丸名物の島塩レモンステーキ。往路で売り切れてて食べられなかったので、念願でした。美味しかった。手前にあるのが小笠原の潮が添えられてて、好みで加えて食べる形です。
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船で焼いたアップルパイ!これ結構おいしかったです。他にもバターロールやクロワッサンも船内で焼いてて売ってます。
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東京に帰ってきました・・・到着時アクアラインや、羽田の発着を間近で見つつ、帰ってきたんだなぁと。。。ちょっと悲しい気分になりました。
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お土産。
小笠原の塩、現地のタコの葉細工のブレスレット、手ぬぐい、ナンバンアカアズキを使ったアクセサリー、うまく撮れなかったクジラのブリーチングのポストカード、島の名産パッションフルーツを使ったパッションリキュール。
あと小笠原生協のトートバック(笑)海洋センターのクッキーは売り上げを保護に貢献。あと、友達のお土産に塩と島RUMも買ってきました。現地らしいものだけなるべく買ってみました。
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