2016/04/25 - 2016/05/02
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cokemomoさん
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ローマにあるサンタ・マリア・アンティクア教会が修復を終えて30年ぶりに期間限定(2016年9月11日まで)公開されたと知った。古寺巡礼入門おばちゃんとしては是非とも行かねば!
ということで、当初の予定フィレンツェからボローニャへの移動の合間にローマに寄ることに。すごい寄り道!
1日目:成田~(ウィーン)~ボローニャ(泊)
2日目:ポンポーザへ遠足 ボローニャ(泊)
3日目:ボルツァーノへ ボルツァーノ(泊)
4日目:ナトゥルノへ遠足 ボルツァーノ(泊)
5日目:フィレンツェへ フィレンツェ(泊)
6日目:奥トスカーナ遠足 フィレンツェ(泊)
7日目:フィレンツェ観光 フィレンツェ(泊)
8日目:フィレンツェ~ローマ~ボローニャ(泊)
9日目:ボローニャ~(ウィーン)~
10日目:成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝7:30にお宿を出て、タクシーでフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ。
なぜか到着すると上がるメーター、10ユーロ払う。
駅で朝食をそそくさと食べて、今度はitaloの列車でローマへ。
8:31発、10:05にローマテルミニ駅到着の予定。 -
こんな車窓を見ながら・・
定刻に到着。
まずは荷物を預けるのだが、荷物預かり所は駅の地下一階にあった記憶があったけれど、実際はG・ジョリッティ通りに面した一階にあった。
時間帯だと思うが、長蛇の列で30分ほど並んで待つはめに。 -
荷物を預けたら地下鉄に二駅乗ってコロッセオ駅下車。
フォロ・ロマーノへ向かいます。
こちらの広場(フォロ)とパラティーノの丘の真ん中あたりに、お目当のサンタ・マリア・アンティクア教会はあります。
時間が惜しいので予めネットでチケットを購入しておきました(12ユーロ+予約料2ユーロ)。コロッセオではなくフォーリ・インペリアル通りの入り口から。こちらは混雑が少ないし、サンタ・マリア・アンティクア教会へ近い。 -
サンタ・マリア・アンティクア教会
「ローマ帝国とビザンツ帝国との時代の狭間に存在した教会」などと聞いたら、イタリアにいるのに見ずに帰れるだろうか・・ -
ローマ帝国が東西に分かれ、ローマ帝国とビザンツ帝国が存在した時代の教会。
847年の地震で崩壊し、18世紀に発見されるまで土砂に埋もれていたそう。
普通、教会は時とともに改修・改築されていくし、ビザンツ帝国は聖像禁止令時期にあったため、同年代の多くの作品がその当時消されたりした。
だからこの教会に残る多くの壁画はとても貴重なものだそうだ。 -
フォロ・ロマーノを見学してもここに来る人は多くないようで、ゆっくりと見学できた。
後陣や身廊を区切る柱の様子は「古寺」という感じ。しかもかなり大きい空間。 -
柱にも絵が。
-
想像していたよりもずっと色がきれいに残っていて感動。パオロ1世(757-767)の頃の壁画だそう。
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中央が聖母マリアとイエスなのは見当がつくけれど・・
まさかママ友の会ではあるまいし。 -
降誕
白い布をぐるぐる巻かれたイエスが蚕かミイラのよう。 -
モザイク画「聖母子と聖ヨセフ、天使と東方3賢士」
同じ時代のものと思われるモザイク画が展示されていた。これはサンタ・マリア・イン・コスメディン教会から借りてきたもの。
内陣の壁上部から天井にかけて、このようなモザイクで装飾されていた痕跡があるとか・・・残っていたらどんなに見事だったかとため息。 -
床モザイクは少し残っていた。
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医療聖人たちの礼拝堂と呼ばれる部分、教皇ジョヴァンニ7世(705-707)時代のもの。
大変どうでもいい感想なのだが、この真ん中の聖人が妙に劇画チックにハンサムで印象深かった。 -
二箇所の礼拝堂で、数分おきにプロジェクションマッピング(?)で、かつての様子を再現して見せてくれる。
珍しい試みだと思う。面白いのだけど、画像の展開が早すぎてついていくのが大変! -
暗闇にこんなおじさんがどどーんと現れ消える。
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「サンタ・マリア・アンティクアの石棺」、紀元後275年ごろ
船に人がいれば「奇跡の漁り」と思ってしまうおばちゃんだが、これは海の怪物に呑み込まれたヨナの物語を表している。
怪物に呑み込まれて三日後に生還したヨナは、磔刑の三日後に復活したイエスの予型と言われているが、この棺に納められた人も生き返ることを望まれていたのかも? -
サンタ・マリア・アンティクア聖堂だけを見て、すたこらさっさとテルミニ駅に戻る。
預けた荷物をピックアップして、構内のバールでそそくさと軽食を食べたらおばちゃん二人旅は解散。
おばちゃんはボローニャ行きのitaloに乗り、友人は帰国のためにレオナルドエキスプレスで空港に向かう。
慌ただしかったけど、やはり寄り道してよかった。 -
ローマ・テルミニ駅
警備が厳しくなり、パーテーションが張り巡らされて、コンコースからホームへ出入りできるのは一箇所だけになっていた。 -
ボローニャ、ホテルメルキュール
シングルで61.6ユーロ。
何がいいと言って立地です。ボローニャ中央駅を出たら通りを挟んですぐ正面にある。 -
このホテルは正直ちょっと古びているが、湯沸かしポットがあるのが嬉しい。
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空港行きのバス乗り場
朝7:45発ウィーン行きの飛行機に乗るために早朝出発。
(5:30のバスに乗った・・が、その後の6:00でも余裕だったような気がする)
乗りばは中央駅を出て右手。6ユーロ。券売機が2台ありますが、運転手さんに支払うこともできるようでした。 -
空港のお土産屋さんで見つけたチョコレート。
オペラを題材にしたシリーズものでアイーダなどもあったが、ギョッとするほど目立ったのは蝶々夫人の後ろ姿。 -
空港のお土産屋
イタリアといえばフェラーリ。
「テスタロッサを一つ包んでちょうだい」などと言ってみたいものである。 -
ボローニャからウィーンへ。
-
ウィーンの空港
あぁぁ・・・ドイツ語は何も分からないおばちゃんは、ドイツ語攻撃にひるむ。
(正直に言っておくとイタリア語もできない、英語もできると言ったらそれは詐欺詐称だと思う) -
一般エリアに出るとスーパー。
お水を購入(500ml、0.5ユーロ)
お土産になりそうな食品や、すぐに食べられそうなお惣菜やパンなど楽しい品揃えだった。 -
ウィーンに9:05到着で、成田行きの出発は17:50。
あまりにも時間がありすぎるのでウィーンの街に出てみることに。
写真奥の緑色の方に進むとウィーン・ミッテ駅直通のCATに乗れる。が、こちらは市内まで11ユーロ。
ケチなおばちゃんは赤い方(Sバーン)4.4ユーロを選択。写真中程の赤いものが券売機。
ウイーン・ミッテ駅までの所用時間は10数分しか違わない。 -
ウィーン・ミッテ駅で地下鉄(Uバーン)に乗り換える。
表示ははっきりしていてわかり易くて、ありがたい。 -
オペラ座をちらりと見たら
-
ホテル・ザッハーへ。
おばちゃんの留守中、駄猫にエサをやってくれる隣家の奥様お嬢様へのお土産を買いに来ました。もちろんザッハトルテです。
せっかくだからおばちゃんも食べて行こう。 -
11時頃だというのに満席+待つ人数人。
喫煙可のカフェルームならすぐに案内できると言われたので、そちらに行く。
副流煙とかへでもないおばちゃん。
入ると「タバコ臭い」と思ったけれど、すぐに慣れた。昔の喫茶店なんてこんなもんだったのよ。 -
初めての本場モノ。ケーキより生クリームが・・・・
コーヒー(日本でいうブラック)とザッハトルテで11.8ユーロに心付けを少々。
・・喫煙者用の部屋は空いていたので、つい長居してしまった。 -
シュテファン大聖堂
お土産に買ったザッハトルテ(中サイズ42.5ユーロ)はずっしりと重かった。
ホテル・ザッハーから歩きました。
う〜〜、でかくて高い。上へ上へと強烈な主張がゴシックという感じ。
重苦しくてため息が出そう。 -
色付きの屋根瓦で模様を描く。
オーストリアに近いボルツァーノのドゥオーモの屋根も同じような造作だった。 -
聖堂内部
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・・高い。
-
周囲をぐるぐる回ってやっと見つけたちょっと可愛いもの。
獅子の口をこじ開けるサムソン(長髪です)。
ちょっとワニに見えるところがいい(^^) -
外壁の柱頭装飾。
古代ギリシャの柱の様式の一つ、コリント式の柱頭に装飾としてアカンサスの葉をかたどった模様があったが、その部分がどんどんと自由化されてロマネスクの愉快で可愛いものへと変わっていったと思うのだが、それがさらに進んでこんなになりました・・・
葉っぱに混じって辛気臭い顔が。 -
せっかくだから北塔に上がってみました。
こちらにはエレベーターがあって一回5.5ユーロ。
プリムメンという大きな鐘を見ることもできる。
南塔は階段を上がるそうなので・・もちろんパス。 -
遠くに大観覧車を見ることができた。
オーストリア航空はこの秋に成田〜ウィーン線を廃止し、日本への乗り入れはなくなるそうだ。イタリア北部に行くには便利だったので残念。
というわけで、最初で最後のウィーン寄り道でした。
おばちゃん古寺巡礼入門、最後までご覧下さってありがとうございました。
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