鹿児島一人旅（指宿・霧島、窯蓋を頭に載せて編）

2016/03/22 - 2016/03/22

種子島のロケットマラソンに参加する為、3連休に会社の休み2日を付けて5日間で鹿児島行ってきました。長女の大学受験もあり、例によって家族は薄い反応。いつものように一人旅となりました。
概要です。
17日;会社終了後、白い視線を跳ね返しJALで鹿児島へ。
18日:鹿児島市内、桜島観光、高速船ロケットで種子島へ
19日:種子島観光
20日:種子島ロケットマラソン参加 終了後トッピーで鹿児島市内へ
21日:知覧。指宿観光(事件勃発！)
22日:鹿児島神宮、霧島神宮観光:JALで東京へ　←　ここ

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 1.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

いよいよ最終日、まずは朝風呂です。こちら小さい方の風呂、でも十分。旅先の朝風呂は本当に至福の時間です。

宿の朝ごはん。まあ可もなく不可もなく。何か地のものがほしかったなあ。あと食堂で席がテレビの真ん前。朝ドラをやっていて、全員の視線が食事中の自分に集中しているようで落ち着かなかった。

途中、神社の案内板を発見、お参りさせていただきましょう。枚聞(ひらきき)神社と読むそうな。まいもん神社と勝手に理解して、御朱印をいただく際、まいもん神社とはどのような謂れがあるのですか、と聞いてしまった。【ひらきき神社と申します】と丁寧に訂正いだだいたが、大変失礼なことをしてしまいました。初日の照国(てるくに)神社をしょうこく神社と思い込んでいたのと同じ過ち。つくづく学習効果が無いと自覚して少し落ち込む。

途中、農産物直売所が・・

おお、安納芋がある、あれだけ呪われたのに、今となっては懐かしい。抜群に美味しかったことを思い出す。タンカンとともに箱買いで自宅に郵送〜。

目的地到着。そこは・・

窯蓋神社です。正式名称は「射楯兵主（いたてつわものぬし）神社」
なぜ窯蓋神社と呼ぶかというと・・

これです。なぜか窯の蓋が並べてあります。

そう、この窯蓋を鳥居のところから本殿まで落とさずに歩ききれば願いが叶うと言う言い伝えがあるそうです。簡単そうに見えますが、鍋蓋がつるつるしている上に風も強く、なかなか難しそう。しかし抜けるような青空と心地良く暖かい海風、最高です。

周囲はカップルや家族連れが楽しそうにチャレンジしているなか、アラフィフのおっさんが独り挑戦。最初は数メートルで落としてしまう。ああっと声をあげてしまうも、慰め合う仲間もなし。こういうところは一人旅のさみしいところですね。半笑いのまま、すごすごと鳥居まで戻りリベンジ。途中の階段は手すりにつかまりましたが無事歩き切りました。これで願いが叶うかな？

開聞岳がきれいに見えます。

この窯に素焼きの窯蓋(100円？)を投げて入れば願いが叶うそうな。宮崎の鵜戸神宮でも同じようなものがあったな。

一旦指宿から鹿児島市内に戻ります。尚古集成館へ。鉄製150ポンド砲。司馬遼太郎のファンで幕末の歴史小説を高校生時代読み漁ったドラムマンとしては、まさに憧れの兵器。これで英国艦隊と戦ったのか！

示現流展示室。さらに佐伯奏英の時代小説のファンでもあるドラムマン。主人公の好敵手としてたびたび示現流の遣い手が登場します。二の太刀がない、一撃必殺の剣。そういえば昨日のお巡りさんも一撃必殺だったなあ(しつこい？)

適当な木刀を構え、打ち込んでみます。手がしびれる。が自分が薩摩剣士にでもなったようないい気分。周りに誰も人がいないことを確かめ、【チェストー】と小さい声で打ち込む。

仙厳園へ通じる坂。

桜島を借景に見事な庭園です。

おや、こんなところに鳥居が・・

猫神社だそうです。この旅行では猫に縁がありますな。お参りしましょう。

なにやら荘厳な雰囲気が・・。

神社がありました。鶴嶺(つるがね)神社。つるみね神社なんて読んでいませんとも。歴代の島津家当主がまつられているそうです。

さて、尚古集成館を後にして、鹿児島神社に向かいます。

到着。見事なご神木。

荘厳な本殿。

御朱印をいただきます。

枚聞神社と鹿児島神宮の御朱印。

鹿児島神宮の階段の上からの風景。

今回の最終目的地、霧島神宮。長い階段が、鹿児島神宮と構造がにているな。

登り切ったところに鳥居。更にまだ長い参道が。

さすがににぎわっています。

大陸系の方が多い

ここでも御朱印いただきましょう。

と、その前におしゃれな御朱印張入れが。これは良い記念になる。購入〜。

御朱印いただきます。あれ、天孫降臨(てんそんこうりん)の地とある(読み方に敏感)。それって高千穂じゃなかったっけ？と調べてみると、降臨したのは高千穂だけど、今から五百年ほど前現在地に遷座された、とある。こういう謎を解いて行くのも旅行の醍醐味ですな。

龍馬とおりょうさんが訪れたのが日本最初の新婚旅行だとか。

階段上からの眺め。ちなみに登り切った横に駐車場があり車で来れます。

レンタカーを返却し、空港で最後の腹ごしらえ。鶏飯バイキング540円があり迷わずこれを選ぶ
。

いくらバイキングとは言え乗っけ過ぎでしょう。

出発二時間遅れ。会社、バンド仲間へのお土産購入。カードラウンジでゆっくりしようとゲートをくぐったら、カードラウンジはゲートの外だった。羽田では中なのに、いろいろなパターンがあるのですね。思い込みで確認をしない癖がここでも仇に。学習能力なし((´ω｀)。

とりあえず、ソフトクリームでも食べますか。私の後ろに並んだサラリーマン風の背広の紳士三人も同じくソフトクリーム注文。お姉さんてんてこ舞い。おっさん4人が無言でソフトクリームをなめている図はシュールでした。

無事羽田到着、高速バスで自宅近くまで。自宅到着は0時過ぎ。翌日から会社です。

後日自宅に届いたタンカンと安納芋。近所にも配って好評でした。

長い旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。

行き当たりばったりの鹿児島旅行、楽しかった！