2016/04/10 - 2016/04/14
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しんちゃんさん
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4/13沖縄4日目です。
午前中は、ラド観光(株)の南部半日観光バスツアーを申込み
「斎場御嶽」「ひめゆりの塔」「おきなわワールド文化王国玉泉洞」の
観光を楽しみます。
*****
まず最初は・・・斎場(せーふぁ)は「最高位」という意味で、御嶽(うたき)は「聖地」・と、そのまま名が示す斎場御嶽(せーふぁうたき)を訪ねます。知念半島のうっそうと生い茂る樹木の中にある、厳かな雰囲気が漂う森の聖地です。
パンフレットには・・・琉球が統一国家へ向けて動き始めた14世紀後半から王国が確立した後の18世紀末にかけて生み出された聖地。
琉球の創世の神「アマミキヨ」が造ったとされ、国始めの七御嶽の一つといわれる沖縄最高の聖地です。琉球の最高神女であった聞得大君(きこえおおきみ)の就任の儀式はこの斎場御嶽で執り行われました。・・と、説明書きがあります。
バスガイドさんの話では、近年のパワースポットブームも手伝って年々人気が高まっている場所だと・・。
では、琉球王国古来より今なお信仰され続ける聖地に足を踏み入れます。
******
南部半日観光バスツアーの流れ は、
(7:40発)ロワジールホテル那覇 →斎場御嶽(9:00頃着)約50分間→おきなわワールド(10:15頃着)約75分→ひめゆりの塔(12:00頃着)約30分間→那覇空港着(13:00頃着)→県庁前(13:15頃着)
ツアー料金:1,400円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
9:00
道の駅がんじゅう駅 南城前でバスを降り、南城市地域物産館前にある自動販売機で斎場御嶽のチケットを購入
1人:300円
近辺には特産品の販売やカフェなどもあるようですが、団体行動なので覗くだけ・・ -
各自チケットを購入したら、さぁー出発
斎場御嶽入口まで歩きます。
道中、珊瑚で出来た置物やシーサーなどが目に付く沖縄らしい店構えのカフェなどありますが・・・列を乱さず真っ直ぐに歩きます(笑) -
チケット売り場から斎場御嶽入り口まで、てくてく10分程
-
入り口にある「緑の館・セーファ」という資料館に到着
所在地は沖縄県南城市知念字久手堅サヤハ原 -
参拝する前に緑の館・セーファで、御嶽についてのビデオを鑑賞
この映像の内容は・・・
2000年12月、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして、ユネスコの世界遺産に登録。
国指定 1972年5月15日
国指定面積 44,643?。
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琉球王朝時代に政府が整備した格式の高い祭祀場で、現在でも聖地巡拝の習慣を残す東御廻り(あがいうまーい)の聖地として多くの参拝客が訪れる神聖な場所であることを映し出しています。
訪れる際は慎んだ行動を心がける場所だと認識しました。
分かり易い内容なのでビデオを見てからの見学をおススメ。 -
そして、展示コーナーに詳しい説明文があります。
「御嶽」とは、奄美諸島から宮古・八重山にいたる南西諸島に広く分布している聖地の総称です。
せーふぁ(霊威の高い聖なる場所)の名前が示すように、巨岩や聖樹に囲まれた空間には、首里城内にある部屋名と同じ名前の拝所があり、当時の王府と斎場御嶽の関わりの深さをみることができます。
琉球最高神女である聞得大君の、就任儀式「お新下り」の御名付けがこの地で行われたということは、王権を信仰面・精神面から支えていた証で・・・・・
と、いった内容で、15分間ビデオや展示コーナーを鑑賞しました。 -
では、「御門口(うじょうくち)」と言われる御嶽内へ入る参道入口から斎場御嶽を目指します。
いきなりの山道で、おまけに道が濡れていて滑りそう(-"-)
ヒヤヒヤしながら登ります。 -
御門口は神社でいえば拝殿にあたる所・・と、説明文
琉球最高の御嶽ゆえに、ここから入場できるのは、王府関係者に限られていたそうです。 -
御門口を登り2〜3分、左手に現れる最初の拝所の「大庫理(うふくーい)」
大広間や一番座と言う意味があり本殿にあたる場所。 -
入り口から、しばらく山道を歩きます。
急な坂道もあり、足腰が弱い方は少し大変です。 -
斎場御嶽の艦砲穴
この神聖な御嶽の場でさえも戦争の爪痕を見ます。悲しい事です。
後世まで保存して悲惨な戦争があった事実を知るきっかけの材料になってほしいと思います。 -
斎場御嶽の艦砲穴・・説明文
1945年の沖縄戦において「鉄の暴風」と形容されるほどの砲弾が撃ち込まれ、終戦直後は本島内至る所に砲弾で出来た穴が残っていたが、大半が埋められ残っていない。
その為、沖縄戦の様子を伝える戦争遺産としてして保存している。 -
12分ほどで歩き難い山道から解放され、しばらく森の中にある一本の石畳道を登って行きます。
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御嶽内の最奥、「寄満(ゆんいち)」と言われる拝所に着きました。
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「寄満(ゆんいち)」
その年の豊作を祈ったとされる拝所です。 -
寄満(ゆんいち)説明文には・・・
首里城内にある建物の名前で、国王のために食事を作る厨房を指します。
当時、ここには国内外からの海幸・山幸が集まりました。
それが「豊穣の寄り満つる所」と理解されていったのでしょう。
同じ名前を持つ斎場御嶽のこの場所には、第二次世界大戦前まで、その年の吉兆を占う馬の形をした石(うまぐゎーいし)が置かれていました。 -
寄満から石畳を少し引き返し、左側の道を進みます。
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さらに進むと、大きな岩と手前には二本の鍾乳石が見えてきました。
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ここは「チョウノハナの拝所」と言われる場所
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二本の鍾乳石から
滴り落ちる水は・ -
その下に置かれた壺に受けられ、それぞれが中城御殿(国王の世子)と聞得大君御殿の吉兆を占うとともに、お正月の若水とりの儀式にも使われる霊水になります。
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チョウノハナの拝所の奥にある三角岩。
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大〜きな二本の鍾乳石が支えあっているような感じです
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三角形に切りとられた空間は「三庫理(さんぐーい)」とよばれる聖域のひとつで、斎場御嶽の一番の見所。
偶然陽が差し込み神秘的な写真に(^^)/ -
静けさが漂う神秘的な雰囲気
人気のパワースポットになっているのも頷ける。。。 -
上を見上げると、岩にはこんな木の根が張っています。
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三角形の空間の突き当たり部分は拝所となっています
左手東側からは太平洋と久高島(くだかじま)が遠望できます。
曇り空なので、写真では見ずらいですが・:-)
はるかなる琉球王国時代、国家的な祭事には聖なる白砂を「神の島」といわれる久高島からわざわざ運び入れ、それを御嶽全体に敷きつめたそうです。 -
久高島遥拝所
歴代の琉球国王はこの地を訪れ、西の海に浮かぶ久高島を遙拝したという。
昔は男子禁制とされ、国王でさえ、入る際は女性用の衣装に着替えたと伝えられるほど神聖な場所だったそうです。 -
11:00 斎場御嶽の見学を終え再びバスに乗り、次は「ひめゆりの塔」へ向かいます。
*** 続きは「おきなわワールド・ひめゆりの塔を見学〈8〉★沖縄本土満喫5日の旅」です。最後までご覧いただき有難うございます。
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