2016/04/09 - 2016/04/09
204位(同エリア571件中)
くらげさん
私の住む千葉県香取市にある香取神宮は、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)、伊勢神宮(三重県伊勢市)とともに、平安時代以前から「神宮」を名乗る歴史ある神社です。
その創建は紀元前634年とも言われ、2600年以上の歴史を誇ります。
年末年始には50万人以上の参拝客が訪れますが、境内に桜が咲き誇る4月上旬も多くの参拝客で賑わっています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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香取神宮は千葉県香取市にある、東国三社のひとつです。
私は毎日、香取神宮の前のこの道を通って通勤していますが、実際に香取神宮を訪れるのは年に2〜3回程度です。香取神宮 寺・神社・教会
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香取神宮には無料の大駐車場が完備されています。
年末年始以外は大抵ガラガラですが、桜が咲き誇る4月上旬も珍しく多くの車で埋まっていました。 -
駐車場の片隅では、桜と菜の花の競演が楽しめました。
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食事処や休憩処の周りにも桜が咲いています。
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香取神宮は鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)や伊勢神宮(三重県伊勢市)とも肩を並べる位にありますが、伊勢神宮のような参道の華やかさはありません。
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参道には食事処や土産処などが軒を連ねています。
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満開の桜の下、参道を進むと大きな鳥居(二の鳥居)が見えてきます。
一の鳥居はここから1.5kmほど佐原市街に向かった県道上にありますが、私は毎朝その鳥居をくぐって通勤しています。 -
香取神宮の敷地内には15種約700本の桜が植えられています。
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二の鳥居と呼ばれる参道正面の鮮やかな朱色の鳥居は、香取神宮のシンボルのひとつです。
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丹塗りの大鳥居の周囲には、満開の桜が咲いています。
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大鳥居をくぐり、桜が咲く参道を進んでいきます。
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この季節は桜だけでなく、新緑も鮮やかな色をしています。
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参道の両側には石灯籠が並んでいます。
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途中で参道左にある護国神社へ向かって寄り道をしてみます。
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コケの生えた道を進んでいきます。
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途中、木々の隙間から先ほど歩いてきた参道を見下ろすことができました。
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満開の桜に囲まれた参道沿いの店々を見晴らすことができます。
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さらに階段を上って進んでいきます。
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コケの上には、桜の花びらが舞い散っています。
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護国神社に到着です。
昭和21年9月に創建された、比較的新しい神社です。 -
風が吹いて桜の花びらが一斉に舞い始め、桜吹雪になりました。
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護国神社の左奥に進むと、要石が現れます。
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要石は、地中に潜み大地震を引き起こす大鯰を押さえつけていると言われていて、香取神宮の要石で大鯰の頭を、鹿島神宮の要石で尻尾を押さえているとされています。
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貞享元年(1684年)に水戸光圀が参拝した際に要石を掘り起こそうとしたそうですが、いくら掘っても根元が現れなかったそうです。
ちなみに、香取神宮の要石と鹿島神宮の要石は、地中で繋がっているとも言われています。 -
杉並木を抜け、香取神宮の参道へ戻ります。
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地上ではドクダミなどの植物が生育しています。
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護国神社から再び香取神宮の参道へ戻って来ました。
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総門の両側にも桜が咲き誇っています。
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この総門を抜けたところで、自動車の交通安全祈祷もできます。
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広い境内の中でも、総門の周囲がいちばんの桜の見どころになっています。
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いつもは何気なくくぐっていた総門も、桜と一緒だとなかなかの画になります。
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総門を抜けると、丹塗りの楼門が現れます。
元禄13年(1700年)に造営されたと言われています。 -
境内には雪洞が飾られていて、桜とともに楼門に華を添えています。
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楼門をくぐり振り返ると、その先には総門と満開の桜が見えます。
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楼門のすぐ先には、手水舎があります。
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毎年初詣には香取神宮を訪れていますが、水が冷たいのでいつもスルーしてしまっています。
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楼門は元禄13年(1700年)に造営され、国の重要文化財にも指定されています。
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丹塗りの壁や柱の楼門は、香取神宮のシンボルです。
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楼門内には2体の随身像があり、向かって右側の像は武内宿禰、左側の像は藤原鎌足と言われています。
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楼門に向かって右側にある桜は、「黄門桜」と呼ばれています。
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楼門をくぐると、本殿が現れます。
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本殿もは元禄13年(1700年)に造営され、国の重要文化財に指定されています。
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本殿を囲むように楼門から続く丹塗りの壁や柱が続いていて、その様子は奈良にある春日大社に似ています。
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香取神宮はTBSで放送された「流星ワゴン」のロケ地にもなっていますが、ここは最終回に登場した場所になっています。
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楼門や本殿から離れているので、この辺りの人は疎らです。
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本殿に向かって左側へ進むと、三本杉が現れます。
大きく割れた木の中に入り写真撮影ができる、人気の撮影スポットになっています。 -
さらに本殿の裏側を進んでいきます。
私は香取神宮を訪れるとよくこの奥までも行きますが、これより奥まで進む参拝客はそんなに多くありません。 -
しばらく進むと開けた広場に出てきます。
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その一角にある寒香亭は、私が小さい頃によく珈琲牛乳を買ってもらって飲んでいたお店です。
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階段で寒香亭の上に登ることができます。
上からは利根川をはじめとする水郷の田園風景を見渡すことができます。 -
寒香亭からさらに奥まで進みます。
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いちばん奥まで進むと、鹿苑があります。
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鹿島神宮と同様、香取神宮の鹿苑にもたくさんの数の鹿がいます。
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日本書紀の中には鹿島神宮の武甕槌大神と香取神宮の経津主大神が手紙でやりとりした際に鹿を使ったとの言い伝えがあるなど、香取神宮や鹿島神宮の鹿は「神の使い」とされています。
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鹿苑の隣には、ジブリの世界に出てきそうな廃屋がありました。
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鹿苑を後にし、歩いてきた参道を引き返します。
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境内を一周した結果、三の鳥居の周囲が一番賑わっていました。
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三の鳥居のすぐ近くには、神池があります。
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石灯篭の並ぶ参道は、満開の桜で賑わっています。
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参道を二の鳥居まで下っていきます。
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この季節は、新緑が綺麗です。
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多くの参拝客が行き来しています。
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二の鳥居まで戻ってきました。
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参道沿いの商店を抜け、駐車場へ戻ります。
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沿道には名物の団子屋などが軒を連ねます。
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香取神宮の団子はどれも美味しく、店内で召し上がっていく人も多く見られました。
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