2016/04/23 - 2016/04/24
281位(同エリア1142件中)
くらげさん
高校時代の友人4人と品川で飲み会をすることになったので、待ち合わせまで両国にある「江戸東京博物館」を見学してきました。
また、飲み会後はそのまま五反田周辺に住む友人宅に泊まり、翌日は期間限定で一般開放されている「迎賓館赤坂離宮」を訪れてきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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高校時代の友人と品川で会うことになっていたので、東京を訪れました。
地元から東京までは、高速バスで約1時間半。
待ち合わせまで十分に時間があったので、両国にある「江戸東京博物館」を訪れることにしました。両国駅 駅
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JR総武線の両国駅は、レトロな造りの駅舎になっています。
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改札を出ると、目の前に両国国技館が現れます。
両国国技館 名所・史跡
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両国国技館の脇を進むと、2〜3分で江戸東京博物館に到着です。
江戸東京博物館 美術館・博物館
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屋外階段を3階まで上がり、チケットを購入します。
常設展観覧料は、大人600円、学生480円、65歳以上と中高生は300円です。 -
常設展示室は5〜6階にあり、入り口から長いエスカレーターで上がっていきます。
実物大で復元された日本橋を渡ると、見学コースが始まります。 -
まず6階の「江戸城と町割りゾーン」では、江戸城や江戸の町並みに関する展示が並んでいます。
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日本橋を中心とした江戸の町並みが、ミニチュアになって再現されています。
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江戸城もミニチュアになって再現されています。
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大名家や将軍家なども復元されています。
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そのほかにも様々な展示があり、当時の江戸の町並みについて知ることができます。
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続いて5階に降りると、まずは江戸の町人の暮らしに関する展示が続きます。
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当時の江戸の商人の住まいが、ほぼ原寸大で再現されています。
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「江戸の商業」ゾーンでは、三井越後屋江戸本店が1/10のスケールで復元されています。
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当時の握りは、今よりも若干大きめのサイズでした。
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同じく「江戸の商業」ゾーンでは、江戸と日本各地を行き来した帆船が復元されています。
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「江戸の四季と盛り場」ゾーンでは、華麗な山車が再現されています。
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「江戸と結ぶ村と島」ゾーンでは、関東各地や伊豆諸島と江戸との結びつきについて知ることができます。
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私の住む利根川沿川も、古くから利根川の舟運によって栄えてきたことが読み取れます。
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「文化都市江戸」ゾーンには、両国の町並みが復元されています。
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江戸時代からは、庶民の旅行文化が定着し始めていたことがわかります。
当時の旅行は、関東近郊の寺社参りが主なものだったようです。 -
「芝居と遊里」ゾーンでは、歌舞伎の上演を復元した展示があります。
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江戸の人々にとって、歌舞伎鑑賞は最大の娯楽だったようです。
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ここから、展示物はは江戸から明治へと移ります。
文明開化により、欧米を模した建造物が次々と現れ始めました。 -
浅草のシンボルであった「凌雲閣」が、1/10のスケールで復元されています。
1923年(大正23年)の関東大震災で倒壊してしまいました。 -
その凌雲閣をはじめとする関東大震災による被災状況についても、様々な写真や資料が残っています。
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「モダン東京」エリアでは、和洋折衷の文化を取り入れた昭和10年代の住宅の内部が復元、公開されています。
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「高度経済成長期の東京」エリアでは、昭和30年代の集合団地の内部が復元されています。
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ひととおりの展示を見学し、江戸東京博物館を後にしました。
江戸から明治、大正、昭和、そして現代へと続く様々な歴史や文化について知ることができました。両国国技館 名所・史跡
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ついでに、両国周辺には高校野球の名門校もいくつか存在します。
江戸東京博物館に隣接する日大一高は、春2回、夏8回の甲子園出場を誇る古豪です。
最後の甲子園出場は1988年(昭和63年)の夏で、ここ最近は日大三高ばかりが目立っています。 -
巨人の阿部慎之助選手の母校・安田学園高校は、2013年(平成25年)のセンバツに初出場しています。
このあと両国から品川へ移動し、高校時代の友人たちと久々の再会を果たしました。旧安田庭園 公園・植物園
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五反田周辺に住む友人の家で一晩お世話になり、翌日はせっかくなので期間限定で公開されている迎賓館赤坂離宮を見学することにしました。
一度迎賓館を訪れ整理券を貰いましたが、入場指定時刻まで1時間半くらいあったので、歩いて国立競技場跡地へ。国立競技場 名所・史跡
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新国立競技場のデザイン決定までには紆余曲折ありましたが、今は跡形もなく更地になっています。
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続いて、神宮球場&神宮第二球場へ。
この日は神宮球場では東京六大学野球が開催されており、神宮第二球場では春季高校野球の東京都大会決勝(関東一×二松学舎大付)が行われていました。明治神宮野球場 名所・史跡
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神宮外苑のイチョウ並木は、秋は黄色く色づいて多くの人で賑わいます。
明治神宮外苑 公園・植物園
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整理券に記載された指定時刻になったので、赤坂離宮へ向かいます。
既に多くの見学客が列をなしていました。
空港などと同様に荷物検査や身体検査を済ませてから、見学料1,000円を払って敷地内に入場します。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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建物内部へはここから入場します。
主庭等の屋外は写真撮影可能ですが、建物内は写真撮影NGです。
内部では彩鸞の間、花鳥の間、朝日の間などの豪華絢爛な装飾の部屋を見学することができます。 -
【彩鸞の間】
表敬訪問のために訪れた来客が最初に案内される控の間として使用されたり、晩餐会の招待客が国・公賓のテレビ・インタビュー等に使用されている。(パンフレットより抜粋)
※写真はパンフレットを撮影したもの -
【彩鸞の間】
主に国・公賓主催の公式晩餐会が催され大食堂で、最大約130名の席が設けられる。(パンフレットより抜粋)
※写真はパンフレットを撮影したもの -
【朝日の間】
国・公賓用のサロンとして使われ、ここで表敬訪問や首脳会談等が行われている。(パンフレットより抜粋)
※写真はパンフレットを撮影したもの -
【羽衣の間】
雨天の際に歓迎行事を行なったり、レセプションや会議場等として使用されており、また、晩餐会の招待客に食前酒や食後酒が供されるところでもある。(パンフレットより抜粋)
※写真はパンフレットを撮影したもの -
豪華絢爛な建物内部を見学し、建物外へ出てきました。
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もともとの迎賓館は1909年(明治42年)に建設されましたが、現在の迎賓館は1974年(昭和49年)に旧赤坂離宮を改装し完成したものです。
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現在の迎賓館は、1979年・1986年・1993年の先進国首脳会議(サミット)の会場として使用されたほか、2003年・2013年の日本・東南アジア諸国連合特別首脳会議の会場などとしても使用されています。
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建物南面側は主庭として整備されていて、中央には巨大な噴水が設置されています。
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主庭の噴水は国宝にも指定されています。
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迎賓館は日本で唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築となっています。
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続いて正面へ回ってきました。
正面外観は入館料を払わなくても自由に見学することができます。 -
日本とは思えないような美しい石造りの外観となっています。
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正門を抜けて、迎賓館を後にします。
江戸東京博物館と併せて訪れたことで、明治以降の近代国家の生い立ちや歩みについて触れることができました。
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