2016/03/25 - 2016/03/25
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ダイスケitさん
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京都駅で小・中・高・大学で同窓だった奈良在住の友人と待ち合わせて、お昼ご飯を一緒に食べた後、午後は大徳寺・御所に行く予定になっていることを伝えると、「特別の予定もないので、久し振りに行ってみるか」となり、一緒に見物することになった。
京都駅から地下鉄で北大路駅まで行き、そこからバスで大徳寺まで。学生時代を京都で過ごしたので、市電が走っていたこの辺りは良く通った記憶がある。当時はそれほど熱心に勉強していた訳でもないのに、お寺も神社も庭園も桜も全く興味がなく、ほとんど行っていない。何をしていたのだろう。大学生時代に行った神社仏閣は、金閣寺・銀閣寺・清水寺・二条城ぐらいだ。今頃になって甲子園応援のついでとはいえ、わざわざ新幹線に乗って訪れたくなるのだから不思議なものだ。
今回の大徳寺は、庭園の有名な龍源院・瑞峯院・大仙院の3つの塔頭を見物した。2つ目までは、枯山水の庭園を眺め、写真を撮り、楽しむことが出来たが、最後の大仙院は撮影禁止となっていた。室内装飾や絵・仏像などは撮影禁止のところが多いが、拝観料を取っての庭園の撮影禁止というのはあまり聞いたことがない。世界遺産の龍安寺石庭も撮影はOKだ。入口の係員に理由を聞いてみたら、「最近のデジカメの技術は素晴らしく、皆さんいい写真を撮る。それをブログ等で不特定多数の人に公開して、ひどい場合にはネットショップに売りに出しているケースもある。そういうことを防ぐために最近禁止としました。入口でカメラ・スマホ・携帯電話を預けていただくか、カバンの中に仕舞い込んでください」とのこと。開いた口が塞がらない。
誰かのブログを見て、「有名な庭園だが、写真で見たから行く必要はない」と考えるか、「素晴らしい庭園なので、写真だけではなく一度は実物を見に行ってみたい」と考えるか、どちらの人が多いだろうか。ここの関係者に聞いてみたかった。開いた口は黙って閉じて、それでも二度とここまで来ることはないだろうと、拝観料を払って入場した(まさか、入口付近で売っている絵はがきや写真集を沢山売りたいから、ということはないだろう)。
こういう経緯があったためか、見物した庭園は、午前中の東福寺・泉涌寺、先程の龍源院・瑞峯院とは違ってモヤモヤ感が残り楽しめなかった。大徳寺の3庭園では唯一ここの本堂のみが国宝であり、院全体の文化財としての価値は高いのであろうが、そうは見えなかった。案外、撮影禁止の理由はこの辺りにあるかもしれないと思うのは、穿ち過ぎだろうか。
皆さん、どう思いますか?
表紙の写真は、龍源院の庭園の一枝坦(いっしだん)。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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バス通りから大徳寺の境内に入る前に、入口にある見取り図を見て大体の見当をつける。一番手前に龍源院、横に瑞峯院、奥に大仙院がある。
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この道の両側に塔頭が並んでいる。
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まず手始めに、龍源院に入る。
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門を潜って、本堂(方丈)の方へ。
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入ってすぐに見える「滹沱底(こだてい)」。中国の滹沱河から名付けられた白砂の庭で、阿吽(あうん)の石と名付けられた2つの平らな石は、聚楽第の遺構と言われている。
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奥行きのない横長の庭園だ。
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入口の方を振り返る。
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奥の苔むした石が聚楽第の遺構(?)。
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方丈の廊下に面しての庭園「一枝坦(いっしだん)」。
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苔の島の中に立つのが亀島、奥左に見えるのは蓬莱山、右の小さな2つの石が鶴島とのこと。
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方丈の中には、桃山〜江戸時代の作といわれる龍の襖絵がある。
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方丈の軒下には、「龍源院」の額。
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蓬莱山は、古代中国で東の海上(海中)にある仙人が住むといわれていた仙境のひとつだ。
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一人で見物に来ていた人に頼んで撮ってもらった、友人とのツーショット写真。古くからの友人だが、二人で写っている写真は初めてだ。モザイク入りで、すみません(笑)。
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北側の庭園に向かう時に横を通った開祖堂。
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北側の庭園は、「龍吟庭(りょうぎんてい)」。
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白砂の替りの杉苔は洋々たる大海を、奥に立つ石は須弥山を表している。
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春もまだ浅いので、杉苔が青くなっていないのが残念だ。
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方丈をほぼ一周して戻ってくると、方丈と庫裡の間にも小さな壺庭がある。
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「東滴壺(とうてきこ)」と呼ばれる、昭和の時代に作庭されたもの。
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反対側から見る東滴壺。
それほど大きくはないが変化に富む4種類の枯山水の庭に満足して、次は瑞峯院へ。 -
龍源院のすぐ横に瑞峯院はある。ここは、キリシタン大名の大友宗麟が自らの菩提寺として創建している。
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本堂(方丈)前には変わった形の木がある。
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ここは、方丈を中心として南・西・北に庭園があるが、いずれも昭和36年に開祖の400年遠忌に作庭された新しいものだ。
これは、南側の「独坐庭(どくざてい)」で蓬莱山式庭園だ。 -
奥の蓬莱山から延びる半島と小島に打ち寄せる大海の荒波を、砂紋で表している。
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庭の横には、独坐庭の説明書きがある。
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砂紋で荒波の様子が良く表現されている。
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半島から小島までは距離がある。
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茶室の前は、入り海となり静かな風景を表している。
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この茶室前の茶庭の横を通って、北側の庭に出る。
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北側の庭は、「閑眠庭(かんみんてい)」と呼ばれ、キリシタン大名の大友宗麟の思いを汲んだ枯山水の庭となっている。
右奥の方から見ると縦4個の石と横3個の石で十字架に見えるとのことだが、これは良く判らなかった(笑)。 -
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最後に見たのが、東の壺庭。
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このキリシタン灯篭から閑眠庭の石を見ると(写真左奥の方向)、十字架が浮かびあがるらしいが、現地では確認出来ず。
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ここも趣の異なるいくつかの庭を見学して、方丈を後にする。これは、方丈から出てすぐの景色。
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最後に向かったのが大仙院。ここ大徳寺の中では、本堂が国宝ということもあって別格のようだ。
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訪れる観光客は、外人も多い。
この後、拝観料を払って見学したが、庭園を含む本堂内撮影禁止の件は、冒頭に述べた通りで、写真はない。残念だった。 -
本堂横には、お釈迦様に関係のあるという木が3本並んでいた。左から、菩提樹・山法師・沙羅双樹。
菩提樹・沙羅双樹は判るが、山法師はなぜ?
最後は、余り気分が良くなかったが、この後はしだれ桜を見に御所へ。
(続く)
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