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前日は、我が母校兵庫県立長田高校の甲子園初出場の応援に千葉から駆け付け、夜は神戸での同級生との応援後飲み会を経て、京都に宿泊。<br /><br />新幹線に乗り一年振りに関西まで行くので、甲子園応援の翌日は京都観光を計画していたのだが、世界遺産「古都京都の文化財」に登録されている17社寺は3年前に全て訪れているので、今回のテーマは「庭園」とした。ある人のコメントで京都の10大庭園として挙げられていたのは、天龍寺・龍安寺・仁和寺・苔寺・桂離宮・修学院離宮・建仁寺・東福寺本坊庭園・大徳寺・円通寺(順不同)となっていたので、それほど深く検証せずに、これを参考にすることにした。最初の4つは世界遺産なので既に訪問済み、次の3つは5月に行く予定(桂離宮・修学院離宮を予約済み)。円通寺は京都駅から少し遠い。結果、今回は東福寺・大徳寺に加えて東福寺近くの泉涌寺を見物することにした。加えて、前日の飲み会で「御所の近衛邸跡のしだれ桜が見頃」との話題が出ていたので、大徳寺からの帰途立ち寄ることに。<br /><br />東福寺は、5年前の紅葉の時期に訪れたが、まるで初詣の時のような人混みに圧倒されて、ゆっくり見物出来なかった憶えがある。今回は朝一番に訪れるので、9時の拝観時刻よりも早めに着いて本坊の周辺もゆっくり見て回ることとした。<br /><br />

甲子園応援翌日の京都(1)−東福寺本坊庭園−

18いいね!

2016/03/25 - 2016/03/25

1166位(同エリア3742件中)

2

37

ダイスケit

ダイスケitさん

前日は、我が母校兵庫県立長田高校の甲子園初出場の応援に千葉から駆け付け、夜は神戸での同級生との応援後飲み会を経て、京都に宿泊。

新幹線に乗り一年振りに関西まで行くので、甲子園応援の翌日は京都観光を計画していたのだが、世界遺産「古都京都の文化財」に登録されている17社寺は3年前に全て訪れているので、今回のテーマは「庭園」とした。ある人のコメントで京都の10大庭園として挙げられていたのは、天龍寺・龍安寺・仁和寺・苔寺・桂離宮・修学院離宮・建仁寺・東福寺本坊庭園・大徳寺・円通寺(順不同)となっていたので、それほど深く検証せずに、これを参考にすることにした。最初の4つは世界遺産なので既に訪問済み、次の3つは5月に行く予定(桂離宮・修学院離宮を予約済み)。円通寺は京都駅から少し遠い。結果、今回は東福寺・大徳寺に加えて東福寺近くの泉涌寺を見物することにした。加えて、前日の飲み会で「御所の近衛邸跡のしだれ桜が見頃」との話題が出ていたので、大徳寺からの帰途立ち寄ることに。

東福寺は、5年前の紅葉の時期に訪れたが、まるで初詣の時のような人混みに圧倒されて、ゆっくり見物出来なかった憶えがある。今回は朝一番に訪れるので、9時の拝観時刻よりも早めに着いて本坊の周辺もゆっくり見て回ることとした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • JR東福寺駅から東福寺への案内標示板を見ながらぶらぶら歩いて10分ほどで、臥雲橋のたもとまでたどり着く。この趣のある木造の橋は、まだ東福寺の境内の外になる。

    JR東福寺駅から東福寺への案内標示板を見ながらぶらぶら歩いて10分ほどで、臥雲橋のたもとまでたどり着く。この趣のある木造の橋は、まだ東福寺の境内の外になる。

  • 紅葉の時期には、この橋からの色付いたもみじの向こうの通天橋の景観が素晴らしいが、この季節にはまだ青いもみじすらない。

    紅葉の時期には、この橋からの色付いたもみじの向こうの通天橋の景観が素晴らしいが、この季節にはまだ青いもみじすらない。

  • しばらく進むと日下門があり、そこから東福寺へ入ることが出来、門の向こうに本堂、右手に禅堂が出現する。

    しばらく進むと日下門があり、そこから東福寺へ入ることが出来、門の向こうに本堂、右手に禅堂が出現する。

  • 右側の禅堂の前に並ぶ松も姿が良い。

    右側の禅堂の前に並ぶ松も姿が良い。

  • 左側の経蔵。

    左側の経蔵。

  • 紅葉の時期の主役となる通天橋。拝観は有料だが、まだ9時前なので扉は閉じたままだ。この日は、ここはパス。

    紅葉の時期の主役となる通天橋。拝観は有料だが、まだ9時前なので扉は閉じたままだ。この日は、ここはパス。

  • 方丈拝観の入口がある庫裡。ここもまだ入場出来ない。

    方丈拝観の入口がある庫裡。ここもまだ入場出来ない。

  • 9時の拝観開始まで少し時間があるので、本堂の周辺を回ってみる。

    9時の拝観開始まで少し時間があるので、本堂の周辺を回ってみる。

  • 庫裡の斜めからの姿。

    庫裡の斜めからの姿。

  • 待つうちに9時になり、本坊庭園拝観を開始。一番乗りだ。入口には、八相の庭の写真パネルが掲げられていた。<br /><br />この方丈には、東西南北に四庭が配置され、これらの庭に配された8つの要素を釈迦の生涯の8つの重要な出来事になぞらえて「八相の庭」と命名されているとのこと。

    待つうちに9時になり、本坊庭園拝観を開始。一番乗りだ。入口には、八相の庭の写真パネルが掲げられていた。

    この方丈には、東西南北に四庭が配置され、これらの庭に配された8つの要素を釈迦の生涯の8つの重要な出来事になぞらえて「八相の庭」と命名されているとのこと。

  • 方丈に入ってすぐ右手にある東庭。円柱の石で北斗七星を構成している。後方の生垣は、天の川を表したものであるとか。

    方丈に入ってすぐ右手にある東庭。円柱の石で北斗七星を構成している。後方の生垣は、天の川を表したものであるとか。

  • 方丈廊下の左側にある南庭は、広さ210坪の枯山水庭園で、中国古来の蓬莱神仙思想に基づく四仙島と八海を巨石と砂紋で表しており、奥には五山になぞらえた築山を置いている。

    方丈廊下の左側にある南庭は、広さ210坪の枯山水庭園で、中国古来の蓬莱神仙思想に基づく四仙島と八海を巨石と砂紋で表しており、奥には五山になぞらえた築山を置いている。

  • 方丈廊下と枯山水庭園。左にある表門は小型ながら、明治期唐門の代表作である。

    方丈廊下と枯山水庭園。左にある表門は小型ながら、明治期唐門の代表作である。

  • 砂は渦巻いている。荒れている海の表現だろうか。

    砂は渦巻いている。荒れている海の表現だろうか。

  • 広い方丈の奥まで進み、庭園を振り返ってみる。

    広い方丈の奥まで進み、庭園を振り返ってみる。

  • 中央に唐門、右側に五山を表す築山が見えている。

    中央に唐門、右側に五山を表す築山が見えている。

  • この築山は草や芝生ではなく、苔で出来ている。

    この築山は草や芝生ではなく、苔で出来ている。

  • 南庭に続く西庭は、さつきの刈込みと砂地で方形に区切られ、大きな市松模様となっている。

    南庭に続く西庭は、さつきの刈込みと砂地で方形に区切られ、大きな市松模様となっている。

  • 5月頃にはさつきが咲くはずだが、この時期はまだ葉も青くなっていない。右奥に見えるのは、通天橋。

    5月頃にはさつきが咲くはずだが、この時期はまだ葉も青くなっていない。右奥に見えるのは、通天橋。

  • 西庭から北庭への廊下からは、通天橋が良く見えている。手前の木はもみじなので、紅葉の時期はここからの眺めも見事なものだろう。

    西庭から北庭への廊下からは、通天橋が良く見えている。手前の木はもみじなので、紅葉の時期はここからの眺めも見事なものだろう。

  • 北庭は、苔と敷石との小さな市松模様となっているが、先程の西庭よりも細かな模様となっている。

    北庭は、苔と敷石との小さな市松模様となっているが、先程の西庭よりも細かな模様となっている。

  • まだ春も浅いので、奥の方の苔の色は完全な緑色ではない。

    まだ春も浅いので、奥の方の苔の色は完全な緑色ではない。

  • 廊下を進んで、振り帰った光景。

    廊下を進んで、振り帰った光景。

  • 市松模様が欠けている様も、面白い。

    市松模様が欠けている様も、面白い。

  • この苔の厚みは驚くべきものだ。

    この苔の厚みは驚くべきものだ。

  • 東庭→南庭→西庭→北庭と見物して、最後に見つけたちょっとした方丈・書院の片隅のオブジェ。これには解説がない(笑)。

    東庭→南庭→西庭→北庭と見物して、最後に見つけたちょっとした方丈・書院の片隅のオブジェ。これには解説がない(笑)。

  • 方丈の廊下を挟んで、右側に南庭、左に東庭。入って来た時とは逆方向から見ている。<br /><br />写真を撮りながら、ざっと1時間弱の拝観だったが、朝一番の入場だったため人も少なく(見掛けたのは10人程度だっただろうか)、ゆっくりと見物出来た。やはり、早起きは三文の得だ

    方丈の廊下を挟んで、右側に南庭、左に東庭。入って来た時とは逆方向から見ている。

    写真を撮りながら、ざっと1時間弱の拝観だったが、朝一番の入場だったため人も少なく(見掛けたのは10人程度だっただろうか)、ゆっくりと見物出来た。やはり、早起きは三文の得だ

  • 方丈から外に出て通天橋入口を見ると、拝観のための人がいる。

    方丈から外に出て通天橋入口を見ると、拝観のための人がいる。

  • 国宝の三門の方に行ってみる。

    国宝の三門の方に行ってみる。

  • 反対側まで回って、三門の向こうに見る本堂。

    反対側まで回って、三門の向こうに見る本堂。

  • 帰りも、臥雲橋を通る。生活感に溢れていて面白い。<br /><br />この後は、泉涌寺へ徒歩移動。<br /><br />(続く)

    帰りも、臥雲橋を通る。生活感に溢れていて面白い。

    この後は、泉涌寺へ徒歩移動。

    (続く)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ダイスケitさん 2016/04/05 20:47:31
    マンマさん:コメント、ありがとうございます!
    探し当てて訪問していただけたとは嬉しいサプライズで、「びっくりポン!」です。引っ越しの挨拶なしで申し訳ありませんでした(笑)。半年振りぐらいでしょうか。それにしても、YAHOOは人寄せの役割終了と、デイズに続いて旅日記も廃止してけしからん!

    この4トラベルでは、以前の「記事を写真で説明する」から、「写真の説明を記事にする」にパターンが変わり多少戸惑っていますが、掲載可能写真枚数も増えたし、今後も続けて行く予定です。旅行・世界遺産・写真の三位一体の趣味には変化がありませんので(笑)。

    マンマさんも、3月に毎年恒例の京都へ行ってきたんですね。梅見?私も久し振りにブログを訪れてみますが、昨年秋頃には確か春にイタリア旅行に行くことが話題になっていたような記憶が・・・。

    今年は、4月下旬にバリ島、5月下旬にまた京都、7月にスイスに行く予定です(遊ぶことばかり考えています)。もちろん、ここの旅日記にアップしていきますので、時々は立ち寄ってみてください。
  • マンマ♪さん 2016/04/04 23:08:11
    京都旅行
    ダイスケさん、お久しぶりです !!

    やっとこちらにたどり着きました。よかった。

    相変わらず旅していますね♪ 京都行ったんですね。
    私も3月半ばに行ってきましたよ。
    でも、東福寺は行ってませんが、石庭、苔の市松模様、おしゃれですね。

    私も随分前にこちらの会員になっていましたが、最近何もしていませんでした。

    また、寄らせていただきます。

    私のBlogも気まぐれで、ぼちぼちやってます。また、よろしく♪

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