あおもり

2016/04/08 - 2016/04/10

　所用で青森に行ってきました。勤務を終えてから出発でしたので、行きはフェリー、帰りは話題の新幹線を利用しました。青森では、食あり、文化あり、温泉ありとバラエティー豊かな旅になりました。その様子をご覧ください。

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JALグループ 新幹線 JRローカル 自家用車
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

　苫小牧フェリーターミナルに来ました。苫小牧から八戸にフェリーで渡ります。はまなすがなくなった今、朝に青森県に着くには、フェリー利用しかありません。
　23時59分に苫小牧港を出港し、翌朝7時半に八戸港に入港するスケジュールは、起きれば八戸ですから便利だと思います。

　シルバーフェリーのシルバークィーンの船内です。オフシーズンのため、ガラガラの乗客かなあと思っていましたが、予想に反して結構な利用客がいました。苫小牧発の夜行が2便あるので、それ相応の需要があるのかもしれないですね。
　同行した妻は、外海ではかなり船が揺れて眠れなかったとのことですが、私はしっかり眠れました。

　八戸港からタクシーで陸奥湊駅に出ました。第二土曜は市場が休みで、残念でしたが、駅そばにたくさんの魚屋があり、活気がありました。
　これはホヤです。海のパイナップルと言われています。

　鮫も皮を剥いで売られていました。酢味噌で食べるそうです。

　陸奥湊駅前にあるみなと食堂で朝食を。私は平目の漬丼と煎餅汁のセットを頼みました。手前は長芋です。たれに浸した平目と卵黄のとろっとした感じがうまかったです。

　妻は鮪の中落ち丼をいただきました。

　八戸線・陸奥湊駅から青春18を使い、青森駅に向かいます。八戸駅から青森駅までは青い森鉄道が利用できる特例を活用します。
　陸奥湊駅のホームで桜を見ることができました。

　青森市では、青森駅前にできたワ・ラッセに行ってみます。入館料は600円ですが、JAFカードを見せたら1割引きになりました。

　青森市といえばねぶたですね。祭りの時期ではないですが、祭りの気分を味わえ、楽しくなりました。こんな施設、できたんですね。

　ねぶた祭りに青森市に来てみたいですが、宿は取れないでしょうね。

　青森駅に来たのは3年ぶり。青函連絡船がなくなった上、北海道新幹線が開通した今、渡道の乗り換え駅としての機能はすっかり失われてしまいました。新青森駅ですらスルーして北海道に渡れる時代になってしまいました。
　連絡船の十和田丸をおり、長い通路を通ってホームに行くと、上野行き寝台特急ゆうづるが待ち構えていた高校の修学旅行を懐かしく思います。
　今は飛行機時代。東京は行ったことあるが、青森はないと言う中学生が旭川方面で結構います。

　所用を終え、妻と青森駅で落ち合いました。私の所要中、妻は浅虫の水族館に行ってきたとか。
　青森駅前のおさないと言う食堂で夕食です。

　まずは弘前の地酒・玉川を燗してもらいました。甘口で、飲みやすかったです。

　私はイカのメンチ丼を。汁物をけの汁にしてもらいました。けの汁には、人参、ゴボウ等の根菜類やワラビが入っていました。北海道で言うと、雑煮のスープみたいです。

　妻は貝焼き味噌にじゃっぱ汁。貝焼きには帆立が使われていますが、ウニも入っていました。少しもらって食べましたが、磯の香りがいいですね。じゃっぱ汁は、出汁がよくきいていました。
　満腹とほろ酔いでホテルに向かいました。

　宿泊先はアルファホテル青森。青森駅から徒歩25分くらいの場所ですが、繁華街や文化会館、中央郵便局に近い場所です。
　無料の朝食サービスが良かったです。鮭、鯖の焼き魚がうまかったでまた、さすが青森。リンゴジュースがうまかったです。
　
　

　青森に来たからには、一つは温泉を開拓しないと。油川駅裏にある湯ったら温泉に目をつけ、行きました。入浴料は400円ですが、サウナに露天風呂がついています。もう少しのんびりしたかったのですが、本数が少ない津軽線。1時間程しか滞在できませんでした。それでものんびりお湯につかれました。

　新青森から、できたてほやほやの北海道新幹線で新函館北斗へ。青函連絡船で3時間50分かかった区間が、1時間何某で移動できるとは…。
　はやぶさ5号に乗りましたが、乗車率は3割程度でした。

　はやぶさ5号の車内で太宰弁当を。帆立、昆布の握り飯等の郷土料理満載の弁当でした。
　はやぶさの車内からは、防音壁で風景はあまり見えませんでした。それでも、青函トンネルに入った瞬間、帰れるんだと言う安堵の気持ちになりました。トンネルを抜けた道の駅しりうちでは、多くの見物客が写真を撮っていました。

　新函館北斗駅は、多くの見物人でごった返していました。ガラス越しに新幹線を撮る人で一杯でした。ソフトクリームでも食べようかと話していましたが、店は混んで混んでそんな雰囲気ではなかったです。

　新函館北斗駅は混雑していましたが、在来線ホームはのどかな雰囲気です。電化され、ホームが化粧直しされた以外のたたずまいは、渡島大野駅の時代と変わりません。

　はこだてライナーで函館駅に出て市電で元町に来ました。基坂からの眺めです。坂があり海があり、函館らしい風景と言えるでしょう。

　旧函館区公会堂です。ここは修学旅行の自主研修の定番コースです。

　公会堂からの眺めです。函館ドック、遠くに駒ヶ岳をのぞみます。

　函館空港からHACで札幌丘珠空港に飛びます。

　室蘭上空です。低空飛行のため、遊覧飛行をしているみたいです。

　見える湖は倶多楽湖。登別を眺めます。

　離陸から40分弱で札幌上空です。家がマッチ箱のように見えます。
　丘珠空港から札幌駅へバスで出て、JRで帰宅しました。

この旅行記へのコメント （2）

• みみききさん 2016/04/12 22:11:42

  あおもり！

  マプトさん
  
  こんばんは！お元気ですか？
  青森の旅行記拝見しました。
  
  青森には私の実家がありますが、近頃行ってないなぁと思いながら読みました。
  たまに行かなくちゃですね。
  
  ワラッセは見てみるとなかなか面白い施設ですよね。
  土日だとねぶた囃子方の演奏に合わせて、跳ねたりすることもできます。
  また制作者によってねぶたの顔付きが違うのが、いい味出してる！と思います。
  
  そして、出来たばかりの北海道新幹線乗ったんですね！
  青函連絡船で行き来していたのが信じられないくらいあっという間に渡れるんですね。
  私もいつか乗ってみたいなぁって思いました。
  
  みみきき

  マプトさん からの返信 2016/04/13 18:34:40

  RE: あおもり！

  おばんでございます。
  青森編、読んでくださってありがとうございました。みみききさんが青森にゆかりがあったとは。
  
  青森って結構風が強いという印象です。そのせいか、晴れでしたが寒く感じました。また、ワラッセ、すごく面白い所でした。テンションが上がりました。本物のねぶた、すごい熱気なんでしょうね。行ってみたいです。
  
  ちなみに、こっちは昨日の朝、雪が降りました。まだ夏タイヤに履き替えられません。