2016/03/30 - 2016/03/30
156位(同エリア93件中)
滝山氏照さん
都営三田線西馬込から徒歩約10分に在する湯殿神社(ゆどのじんじゃ、東京都大田区南馬込)を南端とする一帯は戦国時代に小田原北条氏が関東を支配していた頃、家臣の梶原助五郎の知行地でこの神域あたりに馬込城が配されていたと伝えられています。
馬込は近代になって耕作地を増やすため台地を削り谷を浅くする工事が進められ現在では崖地もなだらかな斜面に変貌していますが、昔の馬込の地はもっと谷は深く、台地は高かったといわれておりしかも谷と高台が複雑に絡み合っていました。
とりわけ湯殿神社西側の低地には、中馬込方向から内川が流れ、川の流域には湿地帯が広がり馬込城の天然要害のであったと思われます。
大田区ホームページには馬込城跡であったことを次のように説明しています。
「戦国時代の後北条氏の家臣である梶原助五郎(三河守)の所領で、東は北野神社(南馬込二丁目)、西は湯殿神社(南馬込五丁目)、南は坂下(中央一丁目、中央四丁目)、北は大田区図書館(中馬込二丁目)までに及ぶ中世城郭でした。城の構えは周囲の急な崖で、周辺の谷に沼を配し、敵の進攻に備えていました。特に西側の部分はかつて根小屋と呼ばれ、このあたりが城主の館跡と考えられています。」
- 旅行の満足度
- 3.0
- 交通手段
- JRローカル
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