京都を歩く(236) 春爛漫，桜満開の京都へ

2016/04/02 - 2016/04/02

実際は満開までもう少しといったところでした。
ただ，満開宣言が出たということで，タイトルに「満開」と付けました。
実はこれには伏線があるのです…

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

早朝に訪れたのは，東寺の近くにある六孫王神社です。
JRの線路沿いにあり，新幹線がすぐそばを通り抜けていきます。

桜の名所として挙げられる理由としては，狭い境内に桜が密集するからではないでしょうか。

睦弥稲荷神社の鳥居と。

眩しい朝日とともに。

続いて東寺へ。
行き慣れた方はご存知でしょうけど、不二桜と五重塔を一緒に写真に納めようとすると、昼間は逆光になります。

そんなわけで、早朝あるいは夕方ぐらいが狙い目なのです。
が、あいにくの曇り空で映えません。
天気予報では晴れ予報だったのに。

御影堂(大師堂)周辺は桜が多いです。
早咲きの河津桜もここにあります。
河津桜は葉桜になっていましたが，あとを引き継ぐようにソメイヨシノが満開となっていました。

朝のお勤めが終わり，静けさを取り戻した大師堂。

大師堂の脇に面白そうな光景を発見。

この濃いピンク色は陽光かな？
地面をピンク色に染め上げていました。

東寺では天気はイマイチでしたけど，面白いものが見られて満足でした。

東寺から北に移動しましょう。
神泉苑へ。
空も晴れ上がり，水面の反射も鮮やかに。

池に住んでいるアヒルがこんなところまで散歩しに来ていました。
何度か訪れていて，初めての経験です。

ここまで歩いて疲れたのか，座り込んでそのまま動かず。

そうそう，アヒルではなく桜を撮りに来たのだった。

満開ではなかったけど，十分見頃だったと思います。

神泉苑を来たに抜けたところにある児童公園。
意外なところに枝垂れ桜が1本咲き誇っていました。

二条城。
8時45分の入場時は50人ぐらいの行列ができていました。

みんなが二の丸御殿に気をとられているうちに，私はドンドン奥へと進んでいきます。
桜の園はサトザクラがメインなので，この時期咲いていたのは数本のみ。

ヤマザクラ×オオシマザクラらしい。

場内西側の紅枝垂れ桜はちらほら咲きといったところか。

西北土蔵前のヤマザクラ。

青空に映える桜。

清流園の枝垂れ桜。

香雲亭前の桜は仙台屋(センダイヤ)という名前です。
高知市内の仙台屋の庭にあった桜に由来するらしく，仙台とは関係なさそう。
ソメイヨシノから数日遅れて満開となるそうです。

紅枝垂れ桜へと続く道のわきに，にょきにょきと北山杉。

ヤマザクラのトンネル。
春爛漫とはこういうこと。

北大手門の南にあるこのソメイヨシノ。
京都の桜の標本木で，この桜の咲き具合により，開花宣言や満開宣言が出されます。

二人の職員の方が訪れており，咲き具合をチェックされていました。
午前は満開一歩手前だということで，満開宣言は午後に出そうという話をされていました。
そういうやりとりがあって，この日の午後に満開宣言が出されたのです。
(これがタイトルに「満開」を用いた伏線です)

二条城から東へ移動して，岡崎エリアへ。
再び雲が広がり、冴えない景色。

天気さえ良ければ…
こんなに咲いているのにもったいない。

橋の西側は見ごろ，東側は5〜7分咲きといったところ。

人気の高い十石舟めぐり。
今年からweb予約できるようになったとか。

京都市美術館にて。
ここは休憩するのにもってこいの場所です。

ルノワール展，絶賛開催中です。

スーツ姿の親子連れを多くみかけました。
近くで某私立大学の入学式があったそうです。

よさこい祭も行われており，いつもよりも大賑わいでした。

平安神宮。
左近の桜に人だかり。

見事に満開。

南東角のソメイヨシノ。
桜をバックに花嫁さんが記念撮影。

南へと歩いていきます。
粟田神社に寄り道。

開放感のある境内です。
本殿横で桜が目立たぬよう咲いていました。

見晴らしのよい場所からは，先ほどまでいた平安神宮の大鳥居が見えていました。

さらに南へ進み，青蓮院門跡。
クスノキの巨木の奥に，桜がポツンと。

四脚門前の早咲き桜は散り急ぐ。

知恩院。
三門周辺は満開でした。
背後では大型観光バスが次々やって来て、カオス状態。

円山公園。
相変わらず凄い人出でした。
桜の木の下でシートを広げて宴会をするので、紅葉時期よりもたちが悪い。

祇園枝垂れ桜。
復活を願って，毎年記録に残していこうかな。

風に花びらが舞います。

円山公園を南に抜けると，祇園閣が目に入ります。

祇園閣は大雲院というお寺の境内にあります。
山門の向こうには見頃の桜もありますが，これ以上は近づけない…

高台寺公園。
撮影会と化していました。

いるわいるわ，着物姿の女性。
珍しくなくなりましたね。

意外なことに人の少なかった石塀小道。

観光客で賑わうねねの道。

八坂の塔。
曇り空が恨めしい。

清水寺に到着。
紅葉の時期よりも人出はましか。

茶碗坂方面の入口。
この写真に写っている人たちはほとんど外国人なのです。

人が多いので，つい上を見上げてしまいます。

ソメイヨシノと紅枝垂れ桜が合体？
何故か密接するように二本の桜が植えられています。

ここでようやく太陽の光が届いたので，舞台へと上りました。
広い境内だからかもしれませんが，桜が多いようには見えません。

地主神社

清水寺を南へと下り，清閑寺方面へと抜けていきます。
1号線を西へと歩くと，一本松不動尊へと続く桜のトンネルがあります。

地下道を通って渋谷通へ。
山王神社で見つけた桜。

東大路通にある妙法院門跡まで来ました。
桜に導かれるように中へ。

ポツン，ポツンと桜が植えてあります。
人もおらず，なかない良い雰囲気です。

唐門と桜。

智積院，新日吉神宮，豊国廟，豊国神社…周囲に桜が見られそうなところはいくつか思い浮かびましたが，結局選んだのは京都国立博物館。

噴水前には「考える人」。

春なんだから，考え込まないで桜でも見ようよ。

東の庭にて。
墳墓表飾石造遺物…というらしい。
石人や石羊などが展示されていました。

京都国立博物館の公式キャラクター，虎形 琳ノ丞(こがた りんのじょう)，通称トラりん。
モチーフは尾形光琳の「竹虎図」です。
建物をバックにキメてくれました。

最後の写真は七条大橋から。

この旅行記へのコメント （2）

• エンジュさん 2016/04/05 08:06:38

  「そめいよしの」も綺麗ですね！

  おはようございます。
  　
  以前、行った場所がたくさんあったので、うれしいです。　
  
  神泉苑のアヒルさんがかわいいですね。
  
  いろいろと用事が重なり、今回は行けそうにないので、ぺこにゃんさんの旅行記で、京都に行ったつもりになります。
  
  心残りは、出町ふたばの桜餅が食べれなかった事です。
  
  桜色の京都の旅行記、ありがとうございます。
  
  　　　　

  ぺこにゃんさん からの返信 2016/04/05 20:37:34

  RE: 「そめいよしの」も綺麗ですね！

  こんばんは。
  
  今年は桜を見にいっているものの，天気が冴えないために訪れるのを諦めた場所が多かったのが私の心残りでしょうか。
  
  出町ふたばの豆餅は食べたことはありますが，桜餅は食べたことがないですね。
  次に京都へ行ったときに買ってみようかな。
  
  
  
  > おはようございます。
  > 　
  > 以前、行った場所がたくさんあったので、うれしいです。　
  >
  > 神泉苑のアヒルさんがかわいいですね。
  >
  > いろいろと用事が重なり、今回は行けそうにないので、ぺこにゃんさんの旅行記で、京都に行ったつもりになります。
  >
  > 心残りは、出町ふたばの桜餅が食べれなかった事です。
  >
  > 桜色の京都の旅行記、ありがとうございます。
  >
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