東北レッサーパンダおっかけ＆温泉旅行＜福島・二本松編＞（５）東北サファリパークのサル・フラミンゴ・アシカのアトラクション＆サファリパークいろいろ

2016/03/19 - 2016/03/19

東北サファリパークは、レッサーパンダが目当てでしたので、当初、アトラクションは見なくてもいいと思っていました。
アトラクションに出演する動物は、サルとアシカとフラミンゴ。正直、たくさん動物園めぐりをしてきた今の私にとって、ことさら珍しいアトラクションとも思えなかったのです。
でもそれは、人間の言葉が通じず、それぞれの習性がある動物たちを訓練する大変さを軽く考えすぎした。
アトラクションの内容に盛り込まれたギャグは、やや滑っていましたけどね（苦笑）。

実はアトラクションに足を運んだのは、サルのアトラクションが始まる10時半前、けっこうな小雨が降り続け、屋根のないレッサーパンダ展示場の前にいづらくなったせいもありました。
サルのアトラクションの次にはフラミンゴ、アシカが続き、全部で１時間半もかかるというので、はじめは躊躇していました。
でも、本日は、路線バスで帰るのをあきらめ、二本松駅までタクシーを利用し、閉園時間まで東北サファリパークにいることに決めていたので、時間はたっぷりありました。

本日、午前中はあいにくの雨だったので、アトラクションの見学客は私を含めて10人程度しかいませんでした。
半分は大人なので、動物に芸を仕込む難しさが実感できないと、寒いギャグに苦笑いせざるをえないところがありました。
むしろあまりギャグを入れない方がしていいんじゃないかと思ったのですが、子供が多ければ、もっとウケたんだろうと思います。
わざと失敗するところも、どこからどこまでが筋書き通りなのかな、と思ったりしてしまいましたが、動物に注目すると、ほんとうによくトレーナーさんの言いつけを聞き、しっかり芸を覚えたものだと感心しました。
他の動物園で見たことがあるような芸であっても、一人一人のトレーナーが個々の動物とまずは信頼関係を築き、それから一つ一つ辛抱強く覚えさせることは、よくあることと片付けられるものではなく、並大抵ではないはずですから。

それに、最近は動物園めぐりで時間がないときにはスルーしていたフラミンゴですが、フラミンゴ・ショーはとても美しかったです。
フラミンゴは仲間同士で集団でいる習性があるので、100羽近くのフラミンゴが２つや３つのグループに分かれること自体が、はじめはなんとも思わず見ていましたが、実はトレーニングの成果でした。
池を一斉に渡るときのフラミンゴは本当に美しかったです@

＜東北レッサーパンダおっかけ＆温泉旅行・福島＆秋田（１）福島県二本松市・東北サファリパーク編の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）前泊の岳温泉の温泉旅館ライフ：二本松駅とあただらの宿 扇やと福島みやげ物色
□（２）前泊の岳温泉散策とグルメ：空の庭自然レストランの安達太良カレーとあただらの宿 扇やの朝食
□（３）東北サファリパークのレッサーパンダ編：多摩動物公園からお婿に行ったライライと東北美パンダたち
□（４）東北サファリパークの檻の中の動物やアグレッシブな放し飼いエリアの草食動物たち
■（５）東北サファリパークのサル・フラミンゴ・アシカのアトラクション＆サファリパークいろいろ

東北サファリパーク公式サイト
http://www.tohoku-safaripark.co.jp/

＜タイムメモ（福島・東北サファリパーク編・詳細）＞
【2016年３月18日（金）】
15:00　東京駅始発やまびこ143号仙台行きに乗車（自由席）
16:18　郡山駅到着
16:45　郡山駅発JR東北本線福島行きに乗換え
17:07　二本松駅到着
17:27　二本松駅入口停留所から原瀬経由岳温泉行きバスに乗車（500円）
17:55　終点の岳温泉停留所に到着
18:00頃　あただらの宿 扇やにチェクイン

【2016年３月19日（土）】
06:00　起床
06:10-06:30　朝風呂
07:30-07:55　旅館の朝食
08:15　チェックアウト
08:35　旅館の送迎で東北サファリパーク到着
（開園は通常期の08:00）
08:40-09:45　レッサーパンダ
09:45-10:00　ホワイトパークのその他の動物
10:00-10:20　雨が強くなってきたので売店で休憩
10:30-10:50　サル劇場アトラクション
11:00-11:15　フラミンゴショー
11:20-11:40　アシカショー
11:50-12:20　レッサーパンダ（＋飼育員さんとおしゃべり）
12:25-13:00　ソースかつ丼ランチ休憩
13:15-14:25　レッサーパンダ
（13:15頃　ロンロン登場〜１時間程度の展示）
14:30-15:05　代行車で放し飼いエリアへ
15:10-15:30　休憩
15:40-15:55　ふれあい広場
16:00-16:10　恐竜館
16:15-16:35　爬虫類館（別料金500円）
16:40-16:50　レッサーパンダ
16:55　東北サファリパークを出る
（閉園は通常期の17:00）
16:55　タクシーで二本松駅へ
17:10　二本松駅に到着へ（3,480円）
17:37　二本松駅発JR東北本線に乗車
18:02　福島駅着
18:18　やまびこ147号仙台行きに乗車
（予約してあった19:10発をみどりの窓口で変更）
18:42　仙台駅着
18:54　仙台発こまち29号に乗車
（予約してあった19:54発を変更）（夕食は駅弁）
21:06　秋田駅着

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記〜レッサーパンダ大好き〜　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 二本松(福島)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

駐車場スペースがあるため、やたらだだっ広く見えたホワイトパーク

この日、午前中はとても霧深かったので、この有様！

レッサーパンダがいるのはここです。
隣はエビスサーキットで、車のドリフトの音がきゅるきゅると１日中すごかったです。
でも、レッサーパンダはそういう音は慣れているのか、気にする様子はありませんでした。

顔出しと、人間の檻@

ホワイトパークの奥にクマの展示コーナーや東北サル劇場がある

霧に霞む恐竜館とクマ展示コーナー

アトラクション各種が行われる会場

大きなサルの像が目印です。

アトラクション開園時刻表

全部で約60分。
はじめは特に見学するつもりはなかったものの、10時頃から小雨が降り続け、屋根の下に避難したくなったので、見学することにしました。
ただ、ペンギンのお散歩は２回目のアシカのアトラクションの終わりにしか行われなかったので、見られず残念。

まずは右手のサル劇場入口から入る

パンフレットには、アトラクションは別料金で大人1,000円とありましたが、特に追加料金はとられませんでした。
サル劇場の座席の様子

まだオフシーズンで本日は雨がちだったため、観客は私と２ファミリーで10人ほどでした。

東北サル劇場の舞台の様子

最初の出演者はフサオマキザルのひまわりちゃん

フサオマキザルはとても賢くて、介護も務められるそうです。

最初の出演者はフサオマキザルのひまわりちゃん

フサオマキザルはとても賢くて、介護も務められるそうです。

フサオマキザルの名の由来のしっぽを披露

おしっこをいつしてしまうか分からないので、おむつをしていました。
きゃー、レディのおむつを観客に見せちゃうなんて（笑）。

ヘの字の口で可愛くポーズ

名前のひまわりの胸飾りが可愛くて、似合っています。

両手を合わせて、挨拶

ひまわりちゃんはこれからいろんなゴミの分別を披露する

手にした新聞紙は紙くずだから……

あれれ、ペットボトル入れに入れちゃダメだよ

ペットボトルを捨てるときは、ちゃんとキャップを外せる

今度はペットボトル入れに捨ててOK！

そしてフタはちゃんと脇のカゴに入れたひまわりちゃんでした。

おもちゃを間違えたところに片付けて注意されたひまわりちゃん、ちょっとかんしゃくを起こす（苦笑）

気をとり直して、ジュースのカップを、フタと分けて捨てようね

プラスチックのフタ、もえないゴミだよ〜

上手にできたご褒美を、絵本の中から選ぶ

ひまわりちゃんはブドウを所望

アトラクションのあとでもらえるそうです。

最後におそうじをしてから退場するはずが……

お姉さんの顔を掃除してしまいました。

次の出演者は立って歩くニホンザルのリョータくん

ニホンザルが二本足で歩く

私を含め、見学者はみんな、これがどんなにすごいことかピンと来ず、しばらくただぽけっと見ていました。

疲れたのでちょいと一休み

リョータくんはもういいお年なのです。

ふつうの野生のサルの歩き方は、と言われて、逆立ちを披露

バランス感覚バツグンなので、竹馬も上手

竹馬の頭が馬になっています。
そう言われても、苦笑いするしかない、ちょっと寒いだじゃれ（？）、ジョーク（？）でした。

転んで見せたのは、きっと演出

お兄さんに竹馬ごとつかまれて、ぶらーん

玉乗りも上手

逆立ちしながらでもやれちゃう@

次に小さい玉をとってきてと言われて……

お兄さんの股間をがしっ（笑）。

階段を逆立ちで上がって

逆立ちのまま、ひょいと飛び越える

どこまで飛べるか、チャレンジするために階段を動かした後

実際に動かしたのはお兄さんで、リョータくんは寄りかかっていただけでした@

ジャーンプ！

逆立ちのまま挨拶

チャンバラもやる

悪党を斬る！

と、剣を振るった相手は、真っ昼間からすっぱだかのキューピーちゃん人形でした。

次にフラミンゴ・ショーの会場へ

いろんな動物園で動物アトラクションが行われますが、フラミンゴ・ショーをやるところはめったにないと思います。

ワルツの音楽と共にフラミンゴたちが優雅に登場

赤いのはチリー・フラミンゴ、白っぽいのはヨーロッパ・フラミンゴです。

100羽以上のフラミンゴの行進は壮観

仲間同士集まる修正のあるフラミンゴが二手に分かれられるのは訓練のためまもの

一斉に池を渡るところは見ごたえあり！

また池の周りを行進

水に反射して美しさが増す

二手に分かれ

一斉に池を渡るクライマックス

静止画像は、私の記憶は呼び覚まされますが、ショーの魅力を十分とらえきれず、あしからず@

最後のアシカショーの会場へ移動

寒かったので、見学者全員に座布団や毛布を貸してくれました。

本日の出演者は男前のトクくん

男前なアシカはバラが似合う@

笑うアシカ

これがニュースになったのは東北サファリっ子が最初のようです。

かつらをかぶって、なにやら演歌でサビの部分を歌う

昔流行った有名な曲らしいですが、私には分かりませんでした。
子供たちも知らないようです。

なので、今度は子供たちにも分かる有名なカエルの歌で

ちゃんと音楽とタイミングをあわせて、ぐわっ、ぐわっ、ぐわっ！

ポージング@

ねこ耳で決めた顔@

恥ずかしい〜ってポーズ@

得意技をまじめに披露

一回転して尾びれでボールを蹴る大技！

男前にはお友達が多い

このときのペンギンたちは、ただ出てきただけで、お散歩をしなかったのは残念。

３Ｄテレビというジョーク

昔のブラウン管のテレビですが、私もこのジョークはいまいち分かりませんでした。
そして今の液晶テレビしか知らない子供たちは、これを見て電子レンジと思うようです（笑）。

浮き輪を使った演技？

もちろん、ほんとは、こうやってバランス感覚を披露するため

ボールを２つも、これはすごいっ！

と思ったら、さりげなくしかけをバラすトレーナーもお姉さん

最後は大まじめで、ひれ１本で逆立ちポーズで鼻ボール！

まだヒナ（亜成獣）のケープペンギンが、おさわり待機

甘えん坊でトレーナーさんの指を甘噛みしているところです。
フリッパーと呼ばれる翼は力強く泳げるよう、とても固かったです。
でも他は全体的にふわふわでした。

アシカショーの会場

展示中のアシカやペンギンの見学は、今回は割愛しました。
ただし、本州ではじめて大浴槽と円柱浴槽をつなぎあわせて展示を採用したのは、ここ東北サファリパークだそうです。

アトラクション約60分のあとは、霧が晴れて

彼方からうっすら晴れてきたホワイトパークの様子

サファリショップに寄る

レッサーパンダの飼育員さんが13時15分頃、ロンロンを出す頃に、レッサーたちにリンゴをふるまうと言ってくれたので、その間に少しランチ休憩をとることにしました。

ショップの様子

ポストカードセットを買いました。

ゾウさんのうんちはペーパーになる

レストランの様子

しばらくして隣のサーキットで走っていたメンバーが10人くらい、どどっとやって来たので、レストランはもう少し賑やかになりました。

食券を買って注文する

ボリュームたっぷりのソースかつ丼（1,080円）

本日の夕食は、秋田への移動の新幹線の中で駅弁の予定なので、ランチはたっぷり食べちゃうことにしました。

レストランには屋外テーブル席もある

もっとも本日は寒かったので、屋外テーブルを利用する人はいませんでした。

ふれあい広場の外の掲示板には……

ここにも大きくライライの写真あり@

レッサーパンダ・エリアにあったニュースの写真とは違うバージョンのライライ写真でした！

ふれあい広場の売店にあったレッサーパンダの写真

ファンの型が撮ったシールちゃんの写真、めちゃくちゃ可愛い！

2004年生まれのシールちゃんは、2012年に西海国立公園に移動したようです。

こんなところにもレッサーパンダの写真あり！

可愛いなぁ、誰かなぁ

つられて和式に入っちゃいそうになるヨ

オフシーズンはお休みらしいサファリバス

あれで放し飼いエリアを回るとは思えないので、送迎バスでしょうか。

ドラマチックな空が広がる高原の景色・その１

あただら高原でしょうか。
反対方向かな。

高原に神々しい光が射す

このくらいの時間帯、冬の格好では熱いくらいになりました。

ドラマチックな空が広がる高原の景色・その２

東北サファリパークで買ったおみやげ

ポストカードセット540円。
12種類14枚入っていました。
なぜかキリンとレッサーパンダは２枚ずつ。
レッサーパンダの写真は、ママにチュウする赤ちゃんが実に可愛いです。
ママの得穂は横顔からするとシーリィウちゃののようですが、たぶんもっと前の世代の子でしょう。
それから実物は上手く撮れなかったシロシマウマの写真もありました。

福島・二本松＆東北サファリパーク編おわり。
秋田＆大森山動物園編へと続く。