2016/03/03 - 2016/03/12
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ローマ観光
ヴァチカン博物館→システィーナ礼拝堂→サンピエトロ寺院→真実の口(サンタ・マリア・コスメディン教会)→コロッセオ→トレビの泉→スペイン広場
マリオット・ローマパーク2連泊
<日程>
□1日目(3/3):札幌〜成田〜ミラノ
□2日目(3/4):ミラノ→ヴェネチア
□3日目(3/5):ヴェネチア→ピサ→フィレンツェ
□4日目(3/6):フィレンツェ→シエナ→フィレンツェ
□5日目(3/7):フィレンツェ→ナポリ→ポンペイ→アマルフィ→ナポリ
□6日目(3/8):ナポリ→カプリ島→ナポリ→アルベルベッロ
□7日目(3/9):アルベロベッロ→マテーラ→ローマ
■8日目(3/10):ローマ
■9日目(3/11):ローマ〜
■10日目(3/12):〜成田〜羽田〜札幌
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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レストランはロビーバーを兼ねたダイニングホールで、壁には印象的な大フレスコ画が目を見張ります。
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種類も多く美味しかった朝食
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カジュアルなボート型のロビーバーではカクテルや軽食も用意しています。
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ヴァチカン市国
面積は0.44k?で東京ディズニーランドとほぼ同じ広さです。ローマ法王(教皇)と聖職者や衛兵など人口800人という世界最小の独立国で、世界に約12億人といわれる信者を有するカトリックの総本山・ローマ法王の御座所です。349年ローマ帝国皇帝コンスタンティヌス1世が、ネロ帝によって処刑された聖ペテロの埋設地とされるヴァティカーノの丘にキリスト教信者のために教堂を建立。2度の火災の後1506年より120年かけて、ラファエロやミケランジェロら巨匠の手により竣工したのが、現在のサン・ピエトロ大聖堂です。1929年ローマ法王庁とイタリア政府間で「ラテラノ条約」が締結され、ヴァチカン市国が独立しました。 -
ヴァチカン博物館
出入口の上にはミケランジェロ〈左〉とラファエロ〈右〉の像があります。
ヴァチカン美術館は500年以上の歴史を有し、24の新旧様々な博物館の総称で、博物館はその内の1つ。ユリウス2世、(16世紀初頭)の古代彫刻コレクションに遡り、歴代教皇は各時代の芸術家を庇護して美術品を収集し、20世紀に至るまで博物館の拡張が続けられました。 -
ヘラクレス像(一番奥)
ピオ・クレメンティーノ美術館の円形の間にあります。金色のブロンズ像は、1864年にカンポ・デ・フィオーリ近くで発見されたものです。若かりし頃のヘラクレスで、棍棒に寄りかかり、ネメアの獅子の皮を腕に巻き、ヘスペリデスのリンゴを左手に持っています。紀元前390~370年の作品だそうです。 -
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ミケランジェロ『ピエタ像』
キリストを抱く聖母マリアの大理石像。1488~89年製作ということですので、なんとミケランジェロ23歳の時の作品です。「ピエタ」とは「慈悲」を表す言葉で、十字架から降ろされたイエスの亡骸を腕に抱く聖母マリアです。ミケランジェロは「ピエタ」を題材にした彫像を生涯に4体制作しましたが、唯一完成させたのがこの作品です。 -
クリスティーナの墓標
スウェーデンの女王クリスティーナ(1626年~1689年)の記念碑。彼女はわずか6歳の時にスウェーデンの女王に即位しましたが、女王の生活になじめず、結婚を拒否し、密かにカトリックに宗旨替えします。後年女王を自ら退位し、亡くなるまでローマで生活しました。彼女の墓は、聖堂内のクリプト(地下礼拝堂)にあります。 -
サン・ピエトロの像
キリストの最初の弟子であり、初代教皇。天国の鍵を大事そうに握りしめ、 天国を描いたクーポラを見上げているブロンズ像です。1296年~98年頃のアルノルフォ・カンビオの作とされています。彼の足は、毎日の巡礼者や来訪者に触られ、キスをされて銀色に光っています。 -
大天蓋
天井まで136mあるクーポラの、真下にある教皇の祭壇を覆うブロンズ製の大天蓋は、1624年~1636年にかけて、ウルバヌス8世の命を受けた、まだ弱冠25歳だったベルニーニ作。高さ29m、重量93tあり、世界一の大きさを誇ります。天蓋の地下に聖ペテロの墓があります。 -
大天蓋
ソロモンの神殿を思い起こさせる4本の柱は12回ねじれており、これは古い聖堂の12使徒を祀る礼拝堂に使われていた円柱を再現したものだと言われています。但し、古い円柱はブドウの葉で飾られていましたが、ベルニーニは下部を溝付きに彫り、残りの部分にはオリーヴの葉を金箔であしらっています。
司教座(後陣)
精霊の象徴、はとのステンドグラスの周りに大勢の天使たち。教皇だけが腰掛ける木製の司教座です。司教座と、ステンドグラスを取り囲むレリーフは、教皇アレキサンデル7世 (在位1655年〜1667年)時代のベルニーニの作です。
台座に装飾されたメダルやロザリオ、トカゲなどの小モチーフは、バルダッキーノの周囲に配された聖遺物に対する教皇の姿勢を示すものだそうですが... -
ロココ様式の絢爛豪華なキラキラ...
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イノセント12世の墓碑
貧者の世話をする慈善団体をいくつも設立すると共に、それまで教皇庁にはびこっていた縁故主義を一掃した偉人とされています。墓碑はフィリッポ・デッラ・ヴァッレ作。両脇に佇む天使像は、左が「慈愛」、右が「正義」を表わしています。
でも、自分(教皇)が上座で、天使が下座... -
飾られている絵画も彫刻も宝石ぎっしりの金王冠も、すべてが貴重なモノなのだろうが...
すべてが目もくらむほどのゴージャスさで...
贅沢を好むカトリックの総本山とは...
成金趣味・・・と言ってはなんですが... -
聖水盤
可愛らしいプット達。1722年~1725年にかけての作品。
右側は、悪戯っ子と言う顔をした、ジョヴァンニ・バッティスタ・デ・ロッシの作。
左側は、ただただ愛くるしい、フランチェスコ・モデラティの作。 -
衛兵はスイス兵
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サン・ピエトロ大聖堂は大きいので、近くからだとドームは見えません。
ふと、佐々木譲の「獅子の城塞」という本を思い起こしていました。戦国時代の終盤、信長の命を受け、新しい築城術を学び日本に持ち帰るために、天正遣欧使節とともに海を渡り、言葉や異教の壁などを乗り越え、サン・ピエトロ大聖堂の円蓋普請現場で名を上げ、ネーデルラントの地に眠る石積み職人の半生を描いた作品で、中世ヨーロッパを生き抜いた日本人がいたならば...と。 -
現在のファサードは、1607年~1614年にかけて、カルロ・マデルノにより作られたもので、幅は117.7m、高さは45.5m。中央の2本の柱はアフリカ産の大理石で、古い聖堂でも使われていたものです。この2本の柱は教会のシンボル、ピエトロとパオロを表すと考えられていたようです。
新しく教皇が選ばれると、あの2本の柱の間に位置する2階のバルコニーから、聴衆に向かって手を振るんでしたね。
屋根の上には、キリストを中心に11人の使徒と洗礼者聖ヨハネの彫像が並んでいます。 -
サン・ピエトロ広場
サン・ピエトロ大聖堂の正面に広がる約30万人を収容できる広大な広場。
ベルニーニのデザインで1667年に完成。284本のドーリア式の柱と88本の付け柱で出来た広場は楕円形に台形が2つくっついたような形をしていて、楕円形部分の一番長い部分は240mあります。回廊の上部には140人の聖人像で飾られています。
噴水
噴水は、パウルス5世時代のブラッチャーノ湖から引かれた水路アックア・パオラを利用しています。
団体行動での最中に撮った写真なので、イマイチのアングルです。 -
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サン・ピエトロの前では観光用の馬車が客待ちです。
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サンタ・マリア・コスメディン教会 「真実の口」
1世紀ころに作られた古代の神(おそらくはテヴェレ川の神)が彫られている大理石のマンホールあるいは噴水の蓋と言われています。最有力なのは、コスメディン教会のポルティコにあった下水道の蓋説です。「ウソつきがこの口の中に手を入れると噛む」という言い伝えがあるため「真実の口」と呼ばれています。
真実の口の前にお賽銭箱が置いてあります。 -
聖母マリアと、イエス・キリストの絵も飾られていました。
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お祈りをする場所のようです。
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こちらは、清楚で清々しい空気を感じることのできる教会でした。
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ところで、駐車の仕方が凄い!
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バイクもこの通り。
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縦列駐車の間に横列駐車。
全長2.5mのスマートが成せる技。 -
でも、ドアが開くのでしょうか?
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メルセデス・ベンツの「スマート」、狭い道の多いローマにはもってこいの乗り物かもしれません。
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おおっ、1950年代中期の「シトロエンDS21 パラス」じゃないですか!
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道路の真ん中に
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別に愛車を守っている訳ではなくて...
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こちらのレストランでランチ
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フライドベジタブル
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ミックスピザ
これで一人前。美味しいのですが、とても食べきれる量ではありません。 -
クリームキャラメル
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最後の晩餐 DCコミックバージョンでしょうか?
店のカウンター前に貼ってあったポスター。 -
サンタンジェロ橋とサンタンジェロ城(車窓から)
135年にハドリアヌス帝が自分の廟として建造。その後、ローマ歴代皇帝の墓となりました。中世以降は、要塞や法王の住まい、牢獄など様々に使われましたが、現在、国立博物館となっています。 -
コンスタンティヌス凱旋門
コロッセオの傍らに建つ凱旋門。312年に元老院がコンスタンティヌス帝の勝利記念に造らせたものです。 -
コンスタンティヌス凱旋門の横にコロッセオがあります。
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コロッセオ
ヴェスパシアヌス帝が72年に着手し、ティトゥス帝時代の80年に完成。コロッセオと呼ばれるようになったのは8世紀頃で、ネロ帝の巨大な像(コロッスス)があったことが由来。収容規模は5万人以上、5トン/個のトラバーチンを30万個使用、地上3階建てで、高さ48.5mの巨大円形競技場。各階で飾り柱は、1階はドーリア、2階はイオニア、3階はコリント様式を採用。地下には猛獣の檻があって、捕虜や奴隷の中から選ばれた剣闘士と猛獣との冷酷な対決もおこなわれ、アリーナは取り外し可能な板の上に砂を敷いて、試合後に血に染まった砂を入れ替えたそうです。847年の地震で南側が崩壊、その後は石切り場として切り崩され、彫像や大理石は、建築資材として持ち去られてしまいました。 -
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「真実の口」レプリカ
トイレタイムとショッピングで入ったローマ三越の地下に鎮座。 -
ダンボー君が金歯に見えます。
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トレヴィの泉
紀元前19年頃、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの腹心アグリッパは、ローマ郊外から20kmに亘るヴィルゴ水道の終着点としてこの泉を造りました。以来、この水道は市民の喉を潤しましたが、ローマに侵攻してきた蛮族により破壊され、その後、教皇クレメンス12世の命により、建築家ニコラ・サルヴィが設計し、1762年に現在の姿となりました。トレヴィは三叉路(トレビオ)という意味で、泉から3本の道が延びています。 -
ローマ最大のバロック時代の人工の泉で、泉の後方にある凱旋門を模したポーリ宮殿の壁面を飾る噴水。壁と一体化したデザインで、中央に水を司る海神ネプチューン(ポセイドン)が貝殻の形をした凱旋車に乗った、力強い彫刻に飾られています。
水盤の横幅は49m、奥行は30mにもなります。 -
後ろ向きに泉にコインを1枚投げ入れるとローマ再訪が叶うと言われていますが、2枚なら大切な人とずっと一緒に暮らせ、3枚なら恋人や配偶者と決別できるという言い伝えがあります。最後の願いは、キリスト教が離婚を禁止していた時代の名残だそうです。
投げ込まれたコインは年間1億5000万円ほどにもなるそうで、慈善団体に寄付されるそうです。 -
スペイン広場
広場の南側にスペイン大使館があったためにこの愛称が付けらました。
映画「ローマの休日」で有名なスペイン階段、階段上のフランス教会、教会前に立つ18世紀のオベリスク、広場の前から延びるショッピング・ストリートなど、バラエティ豊かなスポットです。 -
スペイン階段
バロック時代の特徴的意匠の波打つデザインが取り入れられ、最上段まで135段あります。階段上にはトリニタ・デイ・モンティ教会が建っています。ゴシック様式のこの教会は16世紀末に落成しました。当時は丘の上のこの教会と下のスペイン広場は崖で区切られ、往来はとても不便だったそうです。そこでフランス外交官の寄付により、ここに大使館があったスペインとフランスの両国間の平和を願って1725年に大階段が建設されました。 -
ヴァルカッチャ(沈みかけた船)の噴水
デヴェレ川でワインの運搬に使われていた老いぼれ船(ヴァルカッチャ)をかたどったものといわれ、ベルニーニの父ピエトロ作。 -
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2時間のフリータイム。高級ブランドショップを見て回った後、スペイン広場の左手にある薬局の角を左に折れ50mほど行くと、右手にスーパーを見つけました。
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小さな店ですが、ワインも充実していました。
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ツアー最後の夕食とあって、カンツォーネを聴きながら夕食だそうです。
ツアー会社からワイン&ミネラルウォーターが提供されました。 -
名前を失念(柔らかい「南部せんべい」みたいなパン)
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カルボナーラ
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サルティンボッカ
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カンツォーネは、ただ騒がしいだけで...
ジリオラ・チンクエッティは今いずこ...( ¨)遠い目 -
シャロットデザート
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帰国日の朝食
長時間のフライトに備え、エネルギー補給します。 -
ローマ・フィウミチーノ空港
免税店のバックもカラフルです。 -
牛や海老やカニなどの形をしたパスタがありました。
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アリタリア784便で一路成田へ
久しぶりの日本食です。
狭い座席での同じ姿勢に耐え切れず、8時間余りを最後尾で添乗員さんらと立ち話をしたり体操をして過ごしました。 -
軽食
ローマ〜成田→羽田〜札幌(千歳)と乗り継ぐ移動です。 -
「ストッパ」には助けられました。必需品かと。
他に、SDカードやバッテリーの予備や、充電器が無くて、撮影出来ずに困っていた方もいらっしゃいましたので、参考まで。
「ガイドという仕事は天職で、この仕事に出会えて良かった」と嬉しそうに話す添乗員さん、豊富な知識と経験に裏打ちされたガイドぶりに感心しました。
今回、大活躍だった添乗員さま、ツアーメンバーの皆さま始め、お世話になった皆さま、ありがとうございましたm(_ _)m
おかげさまで、とても楽しい旅行でした。
機会がありましたら、また旅先でお会いしましょう。
(^^♪(^^)
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