2016/03/03 - 2016/03/12
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ナポリ→カプリ島→ナポリ→アルベロベッロへ(325km)
アルベロベッロ観光
ホテル・アストリア宿泊
<日程>
□1日目(3/3):札幌〜成田〜ミラノ
□2日目(3/4):ミラノ→ヴェネツィア
□3日目(3/5):ヴェネツィア→ピサ→フィレンツェ
□4日目(3/6):フィレンツェ→シエナ→フィレンツェ
□5日目(3/7):フィレンツェ→ナポリ→ポンペイ→アマルフィ→ナポリ
■6日目(3/8):ナポリ→カプリ島→ナポリ→アルベルベッロ
□7日目(3/9):アルベロベッロ→マテーラ→ローマ
□8日目(3/10):ローマ
□9日目(3/11):ローマ〜
□10日目(3/12):〜成田〜羽田〜札幌
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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朝食です
さあ、『青の洞窟』へ出発! -
高速船
ナポリ湾のベヴェレッロ港から高速船に揺られること50分、カプリ島マリーナ・グランデに入港。往路は単胴船体、しかもジェット高速船のために揺れが非常に大きく、昨夜に次いで2度目の船(車)酔いで、すっかり息消沈です。復路は双胴船体で造波抵抗は少なく、酔いませんでした。 -
カプリ島 マリーナ・グランデ
紺碧ブルーの地中海から突き出た白亜の島が「ナポリ湾の真珠」と称されるカプリ島の港。 -
「今日は波が高く、青の洞窟観光は無理」との判断が下され、落胆するツアー・メンバー。
それでも、9人が洞窟まで確かめに行くことを希望し、ポンポン船に乗り換えます。
その際、他社ツアーの日本人女性一人が船に乗りそこねて海に落下してしまいました。 -
残留組は島内を散策することに。
港の波は穏やかなんですがね... -
紺碧ブルーの地中海とヨットでのクルーズ、古代ローマ時代から愛されるリゾート地となっています。
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透き通るような海です。
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この小舟で洞窟に入っていくのだそうですが、今日は陸上げされていました。
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ナポリから30km南、長さ約6km、幅約3kmの小さな島に1万2000人が暮らしています。
古代ローマ皇帝たちの別荘地で、皇帝ティベリウスは島の風光に見せられ、最後の10年間を過ごした場所でもあるそうです。 -
海岸通りはレンタカーが並び、下船客を待っています。
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小さな貨物用三輪車が働いています。
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階段で1時間ほど、或いはフニコラーレ(モノレール)で高台まで登ると、繁華街があって、そこからの眺めは最高らしいのですが、ポンポン船の帰りを待ってナポリへ戻るので、その時間はありません。
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絵になるカプリ島
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光の具合で色の変わる紺碧ブルーの地中海
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連なる家々
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青い空とカラフルな家並み
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一方、乗船組は心地よい海風に吹かれて
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島の西側へ進みます。
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マリーナ・グランデから20分程、アルチェラ岬手前の断崖絶壁の直下に「青の洞窟」はあります。
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入江の乗り場から小舟に乗り換えるそうです。
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手漕ぎの小舟に4人で乗り込んで、体を低くして、頭を下げて、船底に這いつくばって、船頭がチェーンをたぐって、直ぐ左の洞窟へ入って行くのだそうですが...
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やはり波があって、今日は駄目だそう。
天候や波の荒さ、風向き、潮位などの関係で、年平均20%の確率だとか。 -
洞窟内部は、奥行き約75m、幅約20m、高さは海面から約10m、水深22mで、ネオンの光のような神秘的で幻想的な青いグラデーションが広がっているのだそうです。
水に触れると幸せになると言われています。
(写真は絵葉書から) -
ナポリへ戻って
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ランチのレストランへ。
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フレッシュサラダ
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マルゲリータ
食後、アルベロベッロへ移動します。(325km) -
ホテル・アストリア到着。
客室数59の、4星ホテルなのですが -
ドアや壁が薄いようで、隣や廊下から騒音が聞こえます。
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バスルームも簡素です。
夕食までの2時間余り、観光に出掛けました。 -
トゥルッリ地区
16世紀後半スペイン統治時代、大土地所有の荘園制度でした。石灰岩地層の痩せた大地ではオリーブくらいしか育たず、小作人は厳しい生活をしいられます。隣同士で壁を共有する長屋のようなトゥルッリの集落ができたのは、材料や手間を省くためといわれています。建築材料は大地を掘ればすぐ調達できる石灰岩。屋根はそれを積み上げただけ。税の徴集に来た時には屋根を壊して家への課税を逃れためだったそうです。1996年に世界遺産に登録されています。 -
真っ白な壁に、とんがり屋根の家並み。
間もなく夕日が沈もうとしています。 -
何ココ!
なんて可愛い街並みなんでしょうか! -
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ここローラモ公園からの眺めは素敵です。
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一歩、町に足を踏み入れると...
この風景に、「うおぉ〜」「ここ!ここ!」「これ!これ!これ!」
思わず小躍りし、尻尾を振ってしまいそーになります。
日本人ギャル(声高め)「やばい、ちょーかわいー、マジすごーい」
日本人オトコ(声低め)「やべぇ。まじすげぇ。半端ない」
英語(It's easy)「WAO!」 -
いたる所に、にゃんこが佇んでいます。
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とんがり屋根は石灰岩の石を薄く切って積み重ね、一番頂上には、「ピナクル」と呼ばれる小尖塔で、屋根のてっぺんを塞いでいるのだそうです。
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外壁は白色を保つためと隙間風が入らないように、毎年、石灰で塗っているそうです。
明かりが灯るようになりました。 -
こちらのお宅は古くて味が出ています。
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トゥルッリの屋根には石灰によって表像文字が描かれています。
これにも様々な意味があり、宗教を区別したり、似たような家との区別をしたりと、目印に使われていたそうです。 -
いろんな模様があるんですね。
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人気の撮影スポットのようです。
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壁は二重構造になっていて、厚みが80cm~2mにもなり、冬は暖かく、夏は涼しく、屋根には雨水導入口があり、雨水は地下の井戸に蓄えられる仕組みになっています。扉や廊下はなく、部屋はカーテンなどで仕切られているそうです。
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トルッロとはイタリア語で「部屋一つ、屋根一つ」という意味。
アルベロベッロでは集合して存在することから単数形であるトゥルッロより複数形のトゥルッリと呼ばれる事が多いのだそうです。 -
歴史的価値が見直されて世界遺産に登録されると、このトゥルッリの価値がたちまち上昇。
今では1つのトゥルッロが1億円以上になるのだとか...トゥルッリはトゥルッロの複数形ですから、「屋根一つ、部屋一つ」、と言う事は...部屋が増えるごとに1億円(◎o◎) ○┼C バタッ -
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それにしても何処から見ても、かわい過ぎでしょ!
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屋根の石の色はもともとは白。それが酸化して次第に黒くなっていくそうです。
白いほど新しい屋根という訳で、こちらは比較的新しく造り替えたのかと。 -
おもちゃのような家
まさに童話・お伽噺の世界。
今にも小人が出てきそうです。 -
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サンタントニオ教会
モンティ地区のゆるやかな坂を登りきった左手にあります。 -
プーリア・ロマネスク様式の教会で、1962年に建てられたそうです。
街の守護聖人、聖コズマと聖ダミアーノが祀られています。 -
教会ではミサが行われていました。
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お土産屋さん
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イルミネーションは、かえって野暮かと...
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メルヘンの世界がどこまでも。
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この方、日本のTVに出演したことがあって、アルベロベッロは日本の白川郷と姉妹都市。
で、その白川郷にも行ったとかで、写真を見せて頂きました。 -
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「陽子の店」
オーナーの陽子さんが「どうぞ、見ていって下さい」と、お店の中に入れて下さいました。
イタリア人のご主人と世界遺産のトゥルッリで生活しています。
何度か日本のテレビに出演しているのだそうで -
↑だそうです。
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屋根の内部も白い石灰が塗られていて、真っ白です。
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屋上テラスにも上がらせて頂きました。
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とんがり屋根が目の前に。
2に矢印がついてるみたいな模様はゼウスの表象。
IHSはイエスを表す聖体。 -
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真っ暗な夜空に真っ白なトゥルッリが映えて幻想的です。
どんなに見ていても飽きないくらい、綺麗な街並みでした。 -
夕食はホテルレストランで。
野菜のスープ -
白身魚のソテーポテト添え
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デザート
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