2013/02/09 - 2013/02/11
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Dwind_999さん
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13世紀から16世紀にかけてモン族のバゴー王朝の首都として下ビルマの中心となり繁栄したというバゴー(昔はペグーと呼ばれていた)。
ヤンゴン中央駅からローカルな列車に揺られて(揺られ過ぎ!)3時間弱、ヤンゴンの北東約70kmに位置する古都・バゴーにやってきました。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ヤンゴンで3泊したあと、ヤンゴン中央駅から鉄道でバゴーへ向かいます。
ヤンゴン中央駅 駅
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駅の窓口でバゴー行きの切符を買いましたが、ここでも環状線の時と同じように外国人はパスポートを提示して、ご丁寧にカーボンを引いていろいろと記入した切符をくれました。
私が乗る「ORDINARY CLASS(2等車)」は、外国人料金で1ドル。
ちなみにエアコンのある1等車は5ドル。 -
写真中央の白いシャツを着てこざっぱりしたどこかのガイド(駅の職員かもしれないが、欧米人の旅行客を案内していた)が親切に、私が乗る2等車両を教えてくれたので助かりました。
欧米人旅行者はもちろん1等車に乗り込んでいきました。 -
地元民ご用達の2等列車。
椅子は木製。 -
私の横に座ったイスラム系の親子3人組。
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列車内にはいろいろな売り子がやってきます。
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バゴーへ向かう列車は、所によっては、脱線するのではないかと思われるくらいのものすごく激しい上下の揺れで、お尻が浮き上がるくらい。思わず苦笑いしてしまいました。
ハンパなくゆがんだレールの上を走るミャンマーの鉄道、たまに脱線することもあるらしい。
ローカルなミャンマーの日常を見せてくれる車窓の風景も面白い。
<ヤンゴンからバゴーへ>
https://www.youtube.com/watch?v=JZlfnqeTQ7c -
列車内で拡声器を使って行商する人もいましたが、あんがい商売になるんでしょうね。
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ヤンゴンから3時間弱で無事バゴー駅に到着。
バゴー駅 駅
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閑散として静かなバゴー駅構内。
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バゴー駅から歩いて宿を探す前に、途中で目にした店に入ってまずは生ビール(600K=66円)といきます。
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ビールを飲んだ後、町中で利便性が良さそうな1泊10000K(1100円)のエンペラーモーテルにチェックイン。
荷を解いて、バゴーの町を歩いてみました。
宿の前のメイン通りはけっこう交通量もあり、道路わきの赤土などがまじって、全体に埃っぽい。 -
宿の目の前にあるハダヤカフェでスターコーラとお菓子を2つ(800K)いただいて一休み。
このローカルなカフェは、テーブルの上にいくつかのスナック菓子類やパンや豚まんなどが置いてあり、食べたらその分を店を出るときに支払うというシステム。
フリーWiFiも使えてちょっとした休憩に便利な店で、バゴー滞在中は何度も利用しました。 -
一休みしたあと再びバゴーの町を歩いていき、バスターミナルの方へと向かいます。
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バゴーの幹線道路を走る年季の入り過ぎた超満員のバス。
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町のところどころに3輪車の乗合いバイクタクシーのたまり場があるようで、後日私も後ろに立ち乗りしました。
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2日後に乗るバゴーからヤンゴンまでのバスチケットを買うために、歩いてバスターミナルまでやってきました。
チケット販売する店が何軒もあるので迷いましたが、この店に入って11時発のヤンゴン行き切符を2000K(\220)で購入。
この男が「このバスはヤンゴン中心地のスーレー・パヤーまで行く」と言うので買ったのですが・・・・・。 -
バスターミナルから宿の方へ戻ります。
夕日に照らされるピンクの袈裟をまとった尼僧たち。 -
たくさんの荷物を載せて押していく自転車の男。
これだけ積めば押していくしかないですね。 -
棒切れの束を器用に乗せた自転車。
これも運ぶのは大変だろう。 -
右端の6階建ての建物がエンペラーモーテル。
4階の部屋に入りましたが、音ばかり元気なウィンドーFANはあまり冷えなかったです。 -
バゴー川にかかる橋の手前付近。
町のメインストリートであるこの道路は、マンダレーまで通じる幹線道で「ヤンゴン・マンダレー・ハイウェイ」という名前がついています。 -
少し勾配のあるバゴー川をまたぐ橋。
サイカーに複数の人に乗られてはオジサンも大変だ。 -
バゴー川を渡り終えた所。
西日に照らされる17時過ぎのバゴーの町。 -
物も人もゴチャまぜに満載したトラックが走っていきます。
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道路わきの露店で何か焼いていたのでちょっと寄ってみました。
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肉と野菜を衣で包んだ、何かよくわからないものでしたが、なんとか食べられました。
700K(\77)。 -
バゴー川にかかる橋を過ぎて左横(北側)から入るとわりと大きなバゴーの市場があり、1日中賑わいを見せています。
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18時少し前、バゴー川に架かる橋の手前付近。
もうすぐ日没です。 -
18時半頃の夕暮れ時。
バゴー川に架かるもう一つの小さな橋を渡ります。 -
小さな橋を渡って少し歩いた所で見つけたバゴー川沿いの道にある「199」という店。
ミャンマービールの看板を見逃しませんでした。 -
外の空き地に無造作に置かれたテーブルで、ミャンマービールの生ビール(600K:\66)をいただきました。
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店の手伝いをしている子供たちが注文取りしたりビールを運んできたりします。
どういう事情なのか、子供たちが働く姿をよく目にするミャンマー。
客慣れした様子でフレンドリーに話しかけてくる子供たち。
言葉が通じないコミュニケーション不足のごまかしにタブレットを見せたりします。
しばしの間、私のタブレットでレースゲームなどを楽しむ店の子供たち。 -
バゴー2日目の朝、エンペラーモーテルのバルコニーから見る風景。
イスラムのモスクがすぐ近くにあり、朝の5時半頃から拡声器で礼拝を呼びかけるアザーンの声が部屋の中まで流れ込んできました。 -
ハダヤカフェで、ティーとまんじゅう(豚まんのようなもの)で軽く朝食。
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ちょうど近くのテーブルに、最初ミャンマー人かと思った、ここに長逗留しているロンジーを履いた日本の若者がいて、彼としばしのあいだ雑談を楽しみました。
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朝の9時前、賑わいを見せるバゴーの市場の中へ入っていきました。
<バゴーの市場>
https://www.youtube.com/watch?v=-8ohjoMoZ68 -
アジアの他の市場と同じように、雑然とした中にも活気にあふれるバゴーの市場。
タナカ模様だけが他とは違いますが。 -
さらに奥へと進んで、川べりに店が連なる一帯へ足を踏み入れると、さっきとはまた違ったある種独特の匂いを放つ市場が出現。
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市場を抜けてさらにバゴー川沿いを歩いて、チャカッワイン僧院へと向かいます。
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ミャンマーでもかなりの大きさを誇るチャカッワイン僧院。
バゴー川の方から来たのでこちらは裏口になるみたいですが、適当に入り口付近に靴を置いてはだしで入りました。
革靴が盗まれやしないかと気にはなりましたが、僧院で悪さする人はいないだろう、とミャンマーの人の善良さに期待することにして。チャカッワイン僧院 寺院・教会
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まっすぐ延びる僧院の長い回廊。
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修行僧たちが一斉に食事をする光景が有名なチャカッワイン僧院。
午前10時、厨房では食事の支度が進められていました。 -
修行僧たちが朝の身支度に励んでいます。
水を浴びたり髪をそったりと、毎日のお手入れも欠かせません。 -
我が家のようにくつろぐ、回廊に居座る犬たち。
ここで飼われているのだろうか。 -
さあそろそろ、チャカッワイン僧院名物の一斉食事の時間です。
ご飯がたくさん入った巨大なアルミ鍋もスタンバイOK。 -
11時頃になるといよいよ昼食の時間。
一般の人たちの見学を受け入れるこの僧院は、私のような人間も訪れるバゴーの観光名所になっているようです。
<バゴーのチャカッワイン僧院>
https://www.youtube.com/watch?v=hgySrFUSflI -
在家の人々に功徳を積む機会を与える、僧院内における食事を兼ねた托鉢セレモニー。
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修行僧たちの列が続き、大きな鍋からご飯を入れてもらいます。
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毎日毎日、多くの人たちの目にさらされながらの食事も落着けないだろうな。
この僧院には千人のお坊さんがいるそうですが、この食事風景では若い人たちが多い印象を受けました。 -
チャカッワイン僧院からホコリ舞う喧騒のメイン通りに戻ってきました。
これでもかと物や人を満載した、サバイバルな乗合い自動車。
よく落ちないもんだな。 -
またレストラン「199」にやってきて、スーパーで買ったつまみのピーナツ持込で生ビールをいただきます。
いつもながら、昼間から飲むビールはたまりません。
お気楽な旅三昧、能天気な幸せもんです。 -
タナカを顔や腕に塗りたくった「199」の店の子どもたち。
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宿の近くから200K(\22)でバイクタクシーに乗り、町の西にあるスリーピング仏陀(寝仏)を見に行きます。
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まずは、新しく作られたという「ミャッターリャウン寝仏」。
ミヤッ タ リャウン寝仏 建造物
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で?んと横になられたお釈迦様の、全長約60mの寝仏。
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次に、ミャッターリャウン寝仏の近くにある「シュエターリャウン寝仏」へやってきました。
入り口を守る獅子の像。 -
靴を脱いで手に持ったまま中に入ると、その向こうに寝仏の一部が見えその巨大さがうかがえます。
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全長55mのこの巨大な像は、994年に当時のモン族の王様によって建立されたそうで、その後王朝滅亡とともに約900年もの間、樹木に覆われて人々から忘れ去られていたといいます。
シュエターリャウン寝仏 寺院・教会
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アジアには忘却の彼方へと消え去り、、数百年後に発見されたりする巨大建造物がいくつかありますが、盛者必衰の理(ことわり)ありと言えども途方もない歳月の中に埋没してしまい、その忘れ去られ方の見事さには何だか不思議な気がしてしまいます。
きれいに修復されて入滅前の穏やかな表情を見せる、寝姿のお釈迦様。 -
「シュエターリャウン寝仏」から戻ってきて、再びバゴー川の橋の上からバイクタクシーを拾い、今度は町の東にある「シュエモード・パヤー」へ見学に行きます。
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10分弱で「シュエモードー・パヤー」に到着。
シュエモードー パヤー (バゴー) 寺院・教会
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高さ114mの仏塔を持つ「シュエモードー・パヤー」。
1200年以上前に仏陀の遺髪2本を納めるために高さ23mの塔を建てたのが始まりで、その後何度も改築されたり、地震で崩落したりして、現在の仏塔は1954年に再建されたものだそうです。 -
過去の地震で崩落した塔の先端部分が展示されています。
ミャンマー三大パゴダの一つで、一番の高さを誇る仏塔はなかなか迫力があります。 -
「シュエモードー・パヤー」からバイクタクシーに乗りましたが、行き先の「エンペラーモーテル」の言葉が何度言っても運転手に通じない。
乗り合わせていたこのおばちゃんが理解して運転手に伝えてくれたので助かりました。
運賃はやはり200K(\22)。 -
日が暮れて、例の「199」にやって来て生ビールをいただきました。
今日はあんがいお客さんが多い。 -
今日3度目の「ハダヤカフェ」。
安いのでちょっと小腹がすいた時に重宝する店です。
夜食にスターコーラと菓子パン2つ。全部で750K(\83)。 -
エンペラーモーテルの上から見た朝8時頃のメイン通り。
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ヤンゴンへ戻る前に、「ハダヤカフェ」で最後の朝食。
勝手に並べられた中から豚まん1つ取ります。
それにティーを注文。 -
2泊したバゴーからヤンゴンへ戻るため、バイクタクシーに乗ってバスターミナルへ向かいます。
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バスターミナルを10時半に出発したバスは、すぐ走った所で停まってまた何人かの人を載せ、乗客も増えてきました。
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バスが停まると、下に物売りたちがやってきてバスの窓越しに商売したり、中にはバスの中に乗り込んでくる物売りもいます。
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韓国のお下がりのバス。
右側通行のミャンマー、日本車よりは韓国車の方がマッチするのは当然。
性能がいい日本車ですが、ミャンマーで走らせるには右側にドアをつけるなどの改造が必要になってくるので面倒でしょう。 -
音楽を流しながら走るバスは、途中で何度か停まりその都度何人かの客が乗り降りします。
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物売りたちもバスが停まると、ここぞとばかりに寄ってきます。
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バゴーから乗ったバスは、ヤンゴン空港から少し北東にあるアウンミンガラー・バスターミナルが終点でした。バゴーから約2時間。
街の中心まで行くと言っていたバスチケット売りの男に一杯食わされました。
何人かの人に聞いてみたところ、ここからヤンゴン中心街に行く公共バスはないようなので、仕方なくタクシーを拾う羽目に。
スーレーパヤーまで5000K(バゴーからのバスは2000Kなのに)で乗ったタクシー、ビールを飲みたくなったので途中で進路変更。
ところが2度ほど歩いて行ったことがある「Maw shwe Li shan Restaurant」の店を見つけるのに手こずってしまい、バスターミナルから50分ほどもかかってしまったので、お詫びがてらにタクシーの運転手を誘って生ビールを飲むことになりました。
2杯ずつ飲みましたが、運転大丈夫?と聞くと、ノープロブレムとタクシーの男は言います。 -
生ビールを飲んだ後、バスでヤンゴン中央駅近くまで行き、バガンへの夜行バス乗車までの時間つぶしに「トーキョー・ドーナツ」へ入りました。
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ヤンゴン中央駅前の「ボーヂョーアウンサンスタジアム」前にバス会社のオフィスがずらりと並んでいて、その中の1つ「JJ EXPRESS」でバガン行きの夜行バスチケットを事前購入していました。
17時過ぎにこのオフィス前からピックアップのソンテオに乗ってアウンミンガラー・バスターミナルへ向かいます。夕方の街はかなりの渋滞。
このあと、夜行バスに乗ってバガンへ移動。
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