2014/05/19 - 2014/05/19
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サンルカさん
マテーラで迎えた朝。
この町での宿泊は一夜のみとなっていますので、
宿をチェックアウトしたら早々に次の町への移動となります。
その前に恒例の朝散歩。
今朝はいつもより早く、まだ薄暗い5時すぎから行動開始です。
正面に見えるドゥオーモに行くにはかなり険しい坂道が待っています。
もちろん朝からそんな道にチャレンジする気も起きず、
自然と足は平坦な外周路に向いてしまいます。
昨日クルマでサラッと走っていった道ですね。
夜明けの渓谷を眺めたら、ウオーミングアップも完了。
帰り道は過酷な峠越えにチャレンジしてみます。
早朝から大アセかいての散歩でドゥオーモの前を通って宿に帰宅。
朝ご飯からのチェックアウトでマテーラにさようなら。
今日は再びプーリアを目指して、元気に移動の開始です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
部屋を一歩出れば薄らと朝霧煙るマテーラの風景。
時刻は朝の5時半。さあ散歩を始めましょう。 -
テラスから左方向にはこんな風景が広がってます。
-
宿の近所の建物。
何でもないボロ家もこの町では絵になって映ります。 -
ボチボチと歩いて来ればすぐに町外れ。
通りの歩道のすぐ隣は、圧倒される渓谷となってます。
高所恐怖症の方は歩道の端は歩けません。 -
東の空は雲に覆われ太陽は姿を隠していますが、
ちょっと前に日の出を迎えたようです。 -
幾重にも重なる階段を登って住宅地の方に入ってきました。
見晴しが広がるこの辺りには、所々に洞窟のホテルがあるようです。 -
ここまで登ってくるだけで息があがっています。
散歩というよりも、もはや訓練といえなくもない……。 -
ドゥオーモのあるお山の頂上に到着。
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宿の方向を眺めてみたり……。
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入り組んだ家並みを眺めてみたり……。
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さあ、ボチボチ帰るとしましょうか。
戻りはラクチン下り道です。 -
のんびりブラブラ歩いて帰ります。
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この辺りには未入居の住居がたくさん残っているようです。
道路付きが悪くて不便そうなのが人気の無い理由でしょうか? -
家賃はしばらくの年月は免除されていると聞いたことがありますが、
借りたあと住みやすく手入れをしていくのはとても大変でしょうね。 -
ようやく宿まで帰っていました。
時刻はまもなく7時。
5時半ごろにスタートしたから、1時間半も散歩してました。
ただブラブラしていただけですけど……。 -
部屋の中から見えるのはこんな景色。
窓が無いので外の明かりが入ってくるのは玄関のこのドアからだけ。 -
8時すぎに朝ご飯ルームへ。
手作り感ゼロのお決まり朝食を頂いたら、そのままチェックアウト。
他の観光客の方々が活動を開始する前に町を出て行くことにしましょう。 -
マテーラのあるバジリカータ州から再びプーリア州を目指して南下。
といっても地理的には東に進んで行きます。
45分ほどで、工場が建ち並ぶプーリア第二の都市ターラントに到着です。 -
ターラントの旧市街は長細い島になっていて、
南北それぞれに1本ずつ架かっている橋で本土と繋がれているようです。
ということで、導かれるままに橋を渡って歴史地区に入っていきます。 -
ターラントの旧市街はとても廃退していると良く言われていますので、
どれほど恐ろしい場所なのかの興味本位で見学です。
いや、本当は目的があっての立ち寄りでして、それはのちほど登場。
で、写真のここは、クルマを停めた近くにあった美容室。
イラストのようなイカすスタイリングをお望みなら、ぜひここで!! -
海沿いの外周道路から一歩足を踏み入れると、
そこはターラントの市民が暮らす生活の場。
この辺りはまだそれほど廃退感を感じることはありません。 -
さてさて町の奥部に入っていってみましょう。
さっそく正面に何やら怪しげな建物が見えてきましたよ。 -
建物の壁一面に模様が描かれている?
よく見たら描いたものではなく、崩れた壁を補修した跡だと思われます。 -
でも、さかなのハシゴはなんだ?
元々あったであろうドアを埋めた場所に描かれてます。
このハシゴの高さでは上の窓にまでも届かず……。 -
そのお隣の、今にも崩れそうで鉄骨で固められている建物には、
あきらかに怪しいマスクの人がこちらを伺うように立っています。
きっとこのトビラの奥には、悪を牛耳る秘密結社の隠れ家基地が? -
気分はオリエンタル!?
壁には神々しいお釈迦様が描かれていますが、
異教徒からの迫害を受けたのか、そのお顔は削られてしまっています。 -
町中はクルマも通れない細い路地が入り組むように連なっています。
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その壁々にはポップな芸術作品が描かれ、町に色を添えてくれています。
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こんな巨大な壁画を描くのも大変だったでしょう。
町の協力が無ければできない事だとおもいます。 -
意図して壁画を探し歩いた訳でなく、たまたま通った道だけでこの数々。
ターラントって実はポップな芸術の町だったのですね。
これを隠しておくのは勿体ないよ!! -
その後も、こんな階段を登ったり……。
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こんな路地裏を曲がったり……。
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商店のウインドウを眺めてみたり……。
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こんなトンネルを潜ってみたり……。
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こんなボロ家に興味を惹かれたり……。
これでも元は宮殿だそうですです。 -
こちらは何でしょうか?
宮殿かな? -
ターラントのドゥオーモです。
せっかくなので中に入ってみる事にします。 -
町全体が現在は寂れているとはいえ、
装飾からはかつての栄華を誇っていた時代を感じさせてくれます。 -
奥にには有名な礼拝室があります。
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細かな細工が施され、これまた美しいこと。
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こっちから眺めても美しい……。
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こっちに目を移してもキレイ……。
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後ろを向いても豪華なこと……。
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壁の長椅子でさえもこの厳かさ……。
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床にはラッパ吹きのモザイクが……。プップ〜
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これからここで結婚式が執り行われる模様です。
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ドゥオーモを横から見たところ。
内部の豪華さに比べると、外見はちょっとちゃちいです。 -
ベランダを支え続けている人。
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もはや完全なる廃墟。
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力強い生活の場ではあるが、
どこかに寂れた感が拭いきれないところを感じてしまう。 -
フラフラしていたら、ショッピングゾーンにやったきたようです。
買いはしないけど、どれも美味しそう。 -
町の端まで歩いてきました。
広場の先には海が広がってます。 -
“ウニやってます”の看板
時刻はまだ10時半なので、ご飯の時間にはまだまだ早すぎ。
海沿いをブラブラしながらクルマまで戻ることにしましょう。 -
大きな漁港でもあるターラント。
岸壁にはたくさんの漁船が停泊しています。 -
大きな漁船だけでなく、こんな小さな小舟も。
みなさん朝の漁を終えたばかりといったところです。 -
漁から帰ってきてひと休みの皆さん。
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こちらは網の整理と修理を行っています。
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船上で今日の後片づけと明日の準備。
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採れたばかりのムール貝。
ターラントはムール貝の産地としても超有名。 -
こちらでは大量のムール貝を前にして、一心不乱にむき身作業中。
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ここでもムール貝!!
一個一個がとても大きい。 -
ムール貝から一転!!
こちらは果物の露店販売。 -
クルマを停めた付近まで帰ってきました。
旧市街探索はこれにて終了で、次はターラント新市街に向かいます。 -
来たときとは違う奥側の橋を渡って新市街に。
旧市街の端っこにはこんなお城が建っていました。
橋を渡った先の新市街は打って変わって街が整然と作られています。
その中心となる大通りを真っすぐ進んでくると正面に!! -
ターラントに立ち寄った真の目的はココ。
大聖堂のコンカテドラーレ・グラン・マードレ・ディ・ディオです。
でもこちらは建物を裏側から見ているところ。
聖堂の正面側の大通りにはクルマを停めることができず、
駐車が可能な裏手の道から歩いて向かっています。
周囲に巨大な団地群が建ち並ぶこの一帯は、ターラントのニュータウン。 -
六角形を多用した幾何学的なデザインのこの教会は、
イタリアモダンデザインの父と称されるジオ・ポンティによる設計。
ここまでやってきたのに、残念ながらトビラが閉まっていて入れません。 -
歩いてくる途中、教会脇に事務所的な入り口があったので、
とりあえずそこに行ってみることにします。 -
窓の格子までもがかっこよくデザインされています。
細かな網の部分は、建設当時は無かった後付けのようです。
ガラスを割られないための予防策だと思われますが、
やっぱりそれなりに治安が悪いのでしょうか。 -
事務所的な入り口からは何人もの信者的な方が出入りをしています。
我々も後に続いて入っていってみることにしましょう。
ロビー的な空間の壁沿いには、こんな懺悔部屋が並んでいました。 -
さらに奥に進んだ先には、こぢんまりとした礼拝堂。
皆さんがお祈りを捧げています。
もしかしたら、この時間は本来の教会本堂は開放しておらず、
お祈りはここでお願いしますってことでしょうか。
位置としては本堂の地下部分となっているようです。 -
中に入れないけれど、その分外から堪能していきます。
当時のターラント大司教グリエルモ・モトレーゼが依頼したこの建物は、
’67年に建設が開始され、3年後の’70年に完成。 -
高さ40メートルの本堂は、船の帆がデザインのベースとなっています。
その建物の前方に広がる大きなプールは、もちろん海を表現しています。 -
右から左から正面からと、あちこちから写真に収めておきましょう。
-
壁の中には鐘も納まっていて、鐘楼の役目も兼ね備えられている。
-
それはそうと、ターラントでお昼を食べていこうと考えていたのですが、
予定してお店は今日の月曜日が定休日。
事前にそれは分かっていたのですが、諦めきれずに前を通っても……。
やっぱりお休み。
周囲で他の店を探しましたが、良さげな店を見つけることができず。
時刻もまだ正午の30分前ということで、まだどこも開いてないし。
ここで開店まで1時間も2時間も待ってもいられないので、
次の町に期待をしつつ、ターラントからは移動しましょう。
ムール貝よさようなら。また合う日まで……
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