南アフリカ＆ナミビアの旅　4

2016/02/09 - 2016/02/10

2016年2月5日〜13日

南アフリカ＆ナミビアを巡る旅。2012年の紅白でMisiaがEverythingを熱唱していて、その光景に圧倒された憧れのナミブ砂漠と、南アフリカ・ケープタウンを訪れる旅です。福井に引っ越して初めての海外旅行であり、なおかつ人生初めてのブラックアフリカへの旅。福井から海外にどうやって行くのとよく聞かれるのですが、今回は小松から羽田に飛んで、そこから国際線に乗りました。帰りは羽田から横浜の実家に寄る感じです。家庭の事情で一時期は旅行どころではなかったのですが、丁度タイミング的に行けそうだったので行く事に決めました。

　02/05　小松空港〜羽田空港〜
　02/06　〜シンガポール〜ヨハネスブルグ〜ケープタウン泊
　02/07　ケープ半島周遊　ケープタウン泊
　02/08　ケープタウン〜ウィントフック泊
★02/09　ウィントフック〜セスリム泊
★02/10　ナミブ砂漠観光　セスリム泊
　02/11　セスリム〜ウィントフック泊
　02/12　ウィントフック〜ヨハネスブルグ〜
　02/13　〜シンガポール〜羽田空港

エリア ナミブ砂漠周辺(ナミビア)

２月９日（火）
　この宿は、庭にテントを張って宿泊する人もいるみたい。朝食をとって、ツアー会社の人がピックアップに来てくれた。きちんと申し込みがされているかどうか不安だったけど、無事されていたようである。

　「Wild Dog Safaris」というツアー会社。一応ネットでの評判は良かった。車に乗り込む。

　一時間ほど走ると、大きめのショッピングセンターに到着。食材をみんなで買い込む。

　昼食は道路沿いのキャンプサイトのようなところで、先ほど買い込んだ食材を自炊してサンドウィッチを作る。メンバーは現地ガイドとそのアシスタント、アメリカ、カナダ、ポルトガル、チリ、フィンランド、韓国など、色々な国から集まっていて、年齢層も20代から60代までと幅広い。

　車は荒涼としたサバンナ地帯を走る。

町と町の間は本当に人が住んでいる気配が全くと言っていいほどない。一応電線はあるようである。

　Solitaireというドライブスルーみたいな小さな町で小休憩。

サボテンや錆びついた車が並んでいる。

　しばらく走ると、横転してフロントガラスが割れて潰れた車を発見。事故落としたばかりなのかなと恐る恐る車の中をのぞくも、人影がない。事故を起こしてからだいぶたったのであろう。とりあえず事故を起こした方が無事であることを願う。こんな人気のない場所で事故を起こすとと考えると恐ろしい。

（サバンナを疾走中）

　野生のシマウマの群れを発見。

スプリングボックの群れも発見。たまに野生動物も見かける。ちょっと感激。

　更に走ると異音が。なんとまあ車の左前輪がパンク。一時間ほど足止め。ガイドの二人でスペアタイヤと交換して修理完了。結構頻繁に起こるらしい。まあウィントフック近郊の道路は舗装されていたものの、少し走ると舗装もされていないので、仕方ないといえば仕方ないが。本当にしゅっちゅうらしく、ガイドさんも手馴れていた。

（修理完了）

（この鳥さん何だろう？）

　ようやくセスリムのキャンプサイトに到着。

二人一組でテント張り。何となく自然の流れで、27歳の韓国男性とペアになった。一人で世界一周中らしい。テント張りって、中学生の時の猪苗代キャンプ以来、久々で楽しかったけど、テントの張り方がわからなくて悪戦苦闘。

　夕暮れを観ようと近くの砂丘に向かう。途中で野生のオリックスを発見。

　とにかく砂丘は歩きにくくて上るのが大変。

砂漠に行くなら若くて足腰が丈夫なうちに、とつくづく感じた。

（砂丘にて）

（風紋が美しい）

私とほぼ同世代の男女四人組と、昨日宿で一緒だった女子大生二人組と会う。六人で砂漠ツアー中だそう。砂漠で無邪気にはしゃぎまくっている女子大生二人組に癒される。

サンセットがとても美しかった。

（日本人六人組）

（足跡）

（砂丘の夕暮れ時）

（砂丘の夕暮れ時）

（砂丘の夕暮れ時）

（キャンプファイヤー中　星空が美しかった）

２月１０日（水）
　夜明け前にDune45に向けて出発。さすがに少し肌寒い。

デューン45 砂漠・荒野

　我々のグループが一番乗りだったらしく、まだ誰の足跡もついていない砂丘を登るのもなんか気持ちいい。結局足跡がついても、夜のうちに風で吹き飛んでしまうらしい。そして風紋だけが残る砂丘。

デューン45 砂漠・荒野

(Dune45)

デューン45 砂漠・荒野

(Dune45)

デューン45 砂漠・荒野

　そして背後に誰もいない砂丘で撮った写真は、まるで合成写真のよう。(笑)

デューン45 砂漠・荒野

(合成写真　笑)

デューン45 砂漠・荒野

　やがて太陽が昇る。

デューン45 砂漠・荒野

朝日に照らされて赤く染まる砂丘の美しさにただただ言葉を失う。

デューン45 砂漠・荒野

本当に地球のほぼ裏側まで行けてよかったと思う。

デューン45 砂漠・荒野

言葉にならない大感動。

デューン45 砂漠・荒野

世界で最も美しい砂漠、

デューン45 砂漠・荒野

と言われるだけある。

デューン45 砂漠・荒野

　昨日の日本人六人組にも会う。女子大生、上智大のパーカー着ていたから、多分上智大だと思う。確かに上智大生は昔から海外でよく会うかも。でもたぶん海外で一番会う大学はうちの母校。(笑)

デューン45 砂漠・荒野

　砂丘を降りて、朝食。

そして、今度は車のドアが外れる。車が故障だらけでもう笑うしかない。事故にならないだけまし。

　ソスフレイを散策。急に雲が出てきて、少し肌寒くなってくる。やはり砂漠は気温の変化が大きい。霧もかかってくる。

　ナミブ砂漠の植物は霧を吸って生きているらしい。

小さな砂丘を上ったり下りたり。とにかく足元が悪いので、上るときはダッシュになる。

(小砂丘)

時々粘土質の大地がある。雨季には水たまりのようになるらしい。

自然の偉大さを感じる。

　やがて雲が去って、青空が広がり始める。砂丘は日の角度によって色が変わり、赤く染まった砂丘と青空のコントラストが美しい。遠くの砂丘はピンク色に染まる。

2012年の紅白でMisiaが「Everything」を熱唱した憧れの砂丘をこの目で見れて、すごくハッピーな気分でテンションが上がる。

　ひたすら砂丘を上る。

そして、猛ダッシュで一気に全速力で下る、それが面白い。砂地なので転んでもいたくないし。

　谷底の白い大地に朽ち果てたような木々が並ぶ。生きているのか枯れているのかよくわからない。

（記念に一枚）

同じツアーの人たちと記念撮影。

（砂丘と枯れ果てた木々）

　途中世界遺産の記念碑によって、キャンプサイトに戻る。

　昼間はしばらく休憩して、夕方には近くのセスリムキャニオンに向けて出発。

谷底を探検。

ごろごろした岩をよじ登ったり下りたり、RPGの主人公になった気分で楽しい。

（セスリムキャニオン）

時折くぼみに水が溜まっている。そういうの見ると、ドラクエよりもゼルダの伝説を思い出す。(笑)

（谷底から見上げてみる）

（夕暮れ時のセスリムキャニオン）

　渓谷を上ると、対岸にはバブーンの家族が。

木によじ登って集まっている、家族会議でもしているのかなぁ。

やがて日が暮れる。

この旅行記へのコメント （6）

• 猫大好きさん 2017/08/05 14:47:45

  夢に見たナミブ砂漠に行けそうです！

  来年３月に
  西遊旅行のツアーでナミブ砂漠のゲート前でテント泊のツアーを申し込みましたよ〜
  何とか具体的になってきました！
  テント泊って未だ未経験なので不安もありますが
  安いのが魅力なので我慢するしか。。
  しかもKLMオランダ航空でオランダ周りでナミビアに入ります
  今からワクワクです
  ナミブ砂漠の次にはMiyatanさんも行かれた
  ガラパゴスへアオアシカツオドリを見に行きたいので
  また、いろいろ教えてくださいね〜
  
  この夏休みは何処にいかれるのでしょう？
  旅行記楽しみにしています♪

  Miyatanさん からの返信 2017/08/07 00:49:57

  RE: 夢に見たナミブ砂漠に行けそうです！

  >猫大好きさん
  こんばんは。いつもご訪問＆ご投票ありがとうございます。
  
  ナミブ砂漠ツアー、よかったですね。テントもワクワクして楽しかったです。南半球の3月ならまだ寒くもないと思います。
  
  オランダ周りなんですね。KLMはいまだに乗った事がないです。
  
  少し先ですが、ぜひぜひ楽しんできてください。旅行記楽しみにしています。
  
  ガラパゴスは、私は時間の都合で行けなかったのですが、クルーズをお勧めします。
  
  夏は、ヨーロッパの小国のリヒテンシュタインとサンマリノに行きます。まあ実質スイス＆北イタリアの旅ですが。11日発の18日帰国予定です。楽しんできます。
  
  
  Miyatan

• 猫大好きさん 2016/03/13 07:38:23

  ナミブ砂漠〜！

  あれ〜？若い内って言われたらもう無理ダワ
  足腰まったく自信ないし。。。
  
  キャンプ場から夜明けに砂漠に入って一番乗りはうらやましいです
  ロッジからだとゲート開門時間待っていると
  陽が昇ってしまうのでしょうね
  
  行きたい！無理？
  葛藤しています
  
  美しい砂漠 写真たちで楽しませていただきましたいただきました♪
  ありがとうございました
  
  猫大好き@ホーチミン

  Miyatanさん からの返信 2016/03/13 21:47:52

  RE: ナミブ砂漠〜！

  >猫大好きさん、
  
  こんばんは。書き込みありがとうございます。
  
  現在、ホーチミンですか？　どんな感じでしょうか？
  私も大学生時代にホーチミンに行った事あります。もう10年以上前ですが。
  
  とにかく、砂丘上るのに体力使います。年齢云々よりも、足腰に自信がないときついかもしれません。勿論手すりとか遊歩道なんてないですから。
  
  かなり遠いですが、機会があれば是非是非お勧めします。
  
  Miyatan
  
  
  

• らびたんさん 2016/03/11 08:41:35

  待ってました\(^o^)／

  Miyatanさん、こんにちは( ´ ▽ ` )ﾉ
  ナミブ砂漠編を心待ちにしていましたよー！
  
  赤い砂漠ほんと素敵ですね☆
  冒険心溢れる様子がよくわかりましたが、年とってからはきつそうですね。
  若い女子大生がうらやましいw
  
  MISIAの紅白は私も見ていました。
  強烈な印象でしたよね。
  
  ウィントフックからセスリム、故障などたくさんあったようですが、
  どのくらい時間かかりましたか？
  最短6日あれば行けるのかなと弾丸を画策してみたり。
  
  それではまたお邪魔いたします♪
  
  
  らびたん
  

  Miyatanさん からの返信 2016/03/12 23:46:20

  RE: 待ってました\(^o^)／

  >らびたんさん、
  
  こんばんは。
  
  そう言って頂けるととても嬉しいです。
  
  真っ赤に染まる砂漠、綺麗でした。空の色や雲や陽ざしによって七変化に色が変わり、おそらく一度として同じ光景はないんじゃないのかなあ、という感じでした。そして非常に足元が悪いので、足腰が丈夫なうちでないといけないです。冒険みたいで楽しいですよ。そして苦労して登り切った砂丘をもうダッシュで下るのも楽しいです。
  
  女子大生のうちの一人は、平成6年3月生まれの21歳でした。（会った当時は）　美人で聡明な感じでしたよ。私もそんな時代があったなあ、と思ってしまいますね。
  
  Misiaの紅白でのナミブ砂漠、かなり強烈でした。あの光景のインパクトのおかげで三年ちょっとごしですがナミブ砂漠に行く事が出来ました。
  
  ウィントフックからセスリムは、最短で６時間くらいでしょうか。途中までは舗装されていて見晴らしのいい快適な道でしたが、途中から舗装されていません。弾丸、５日あれば超強行軍で行けるかもしれません。超弾丸でも行ってみる価値は十分にありと思います。
  
  またよろしくお願いします。
  
  Miyatan