2016/02/24 - 2016/02/24
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miharashiさん
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2016年の2月下旬、2015年に続いて二度目のドロミテ・スキーに挑戦しました。今回は、コルチナ・ダンペッソを起点にして、標高2800mのラガツォイからアルメンタローラまでのロングランに挑戦したり、コルチナ、チンクエ・トッリ、マルモラーダ、チベッタなど、2015年には滑らなかったスキーエリアを滑走しました。第三部は、ラ・ヴィラからコルバーラ、アラッパを経て、マルモラーダ山頂の展望台まで上がり、その後再びチベッタを滑り、ラ・ヴィラまで戻った記録です。(表紙写真は、ドロミテ最高峰・マルモラーダ山頂展望台からの眺め)
今回のスキーの全日程は以下の通り。
2月21日 0時半羽田発(エミレーツ航空)
ドバイ経由で午後1時過ぎベニス着。
バスでコルチナ・ダンペッソへ。(コルチナ泊)
2月22日 コルチナ->ファルツァレーゴ峠->ラガツォイ->
アルメンタローラまでロングコース滑走。
タクシーでラガツォイへ(ラガツォイ泊)
2月23日 ラガツォイ->チンクエ・トッリ(スキー)->ペスクル->
チベッタ(スキー)->アッレゲからタクシーでラ・ヴィラへ
(ラ・ヴィラ泊)
2月24日 ラ・ヴィラ-からバスでコルヴァーラ(スキー)->マルモラーダ
(スキー)->チベッタ(スキー)->ペスクル-からタクシーでラ・ヴィラ (ラ・ヴィラ泊)
2月25日 ラ・ヴィラからバスでファルツァレーゴ峠->チンクエ・トッリ
(スキー) ->バスでコルチナへ(コルチナ泊)
2月26日 ファロリア&クリスタロ(スキー)->バスでトファーナエリアへ
(スキー) (コルチナ泊)
2月27日 コルチナ->(バス)->ベニス (ベニス泊)
2月28日 ベニスからドバイ経由で成田着(2/29夕方)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今年のスキー旅行の主たる目的は、マルモラーダ山頂の展望台に上ること。できれば氷河を滑ることだった。運よく快晴の日に上がることができ、素晴らしい景色を見ることができた。
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2月24日、朝から快晴。ホテル前のバス停からコルバーラ行きの8時39分のバスに乗り、コルバーラに向かった。バスは路線バスだが、後ろにスキーを入れる箱が着いていた。バスの行くてにはセラ山群の一部がきれいに見えた.
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コルバーラで下車。Piz Boeまでのテレキャビン乗り場までは少し歩く必要があった。Sassongher(サッソンガー)が目の前に聳えていた。
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テレキャビンで上りPiz Boeに到着。去年セラ・ロンダを滑った時と同じ素晴らしい風景が広がっていた。
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パノラマにして(画像をクリックしてください)。遠くの山々は、ラ・ヴィラのペンションの部屋から見えた山々だ。左端の建物がテレキャビンの駅。
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これから滑っていく方向を見る。前方にはマルモラーダの一部も見える。
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セラ・ロンダのコースは、昨年よりも混んでいて、意外に時間がかかってしまった。途中、カンポロンゴでリフトを乗り継いでから、アラッパまで下っていく。写真は、カンポロンゴからリフトであがってきたところ。ゲレンデ横にはセラ山群。
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コース案内図。ここからアラッパまでは昨年も滑ったセラ・ロンダ時計回りコースを滑り、アラッパからはセラ・ロンダと分かれてマルモラーダ方面に滑っていく。
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案内図横の立て看板の上から2番目の濃い青とえんじの看板には、グランデ・グエッラと書かれていた。グランデ・グエッラとは第一次世界大戦のことで、大戦時にオーストリア軍とイタリア軍が対峙したあたりで、戦場が点在しているところを中心に滑るものだが、最近リフトも整備され、人気が出てきているドロミテで最長のスキーツアーコースだ。私達はこのグランデ・グエッラの表示(えんじの方向)にしたがってマルモラーダに向かうことになる。
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アラッパまで滑り降りた後、一番左端のテレキャビンに乗り、中間駅で途中下車。このテレキャビンは、乗り続けるとセラ・ロンダのコースに入ってしまうので注意が必要だ。テレキャビンを降りると、マルモラーダ方面へはリフトで上がるようになっているが、リフト乗り場には長蛇の列ができていた。
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リフト乗り場の左横のゲレンデ。滑りやすそうなゲレンデだが、マルモラーダへ早く着きたいのでパス。
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リフト乗り場の右側。
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山の方を拡大。さっき乗ってきたテレキャビンの頂上駅が見える(写真の左上)。その右側の岩山の反対側にも駅が見えるが、これは昨年セラ・ロンダで乗ったゴンドラの頂上駅。ここから下るスロープは、セラ・ロンダの中で最大の急斜面だった。
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さっき降りたテレキャビンの中間駅。乗っているほとんどの人がここで下りてしまった。今日はいい天気なので、皆マルモラーダまで行くのだろう。道理でリフトが混むわけだ。ここでトイレ休憩したあと、リフトの列に並ぶことに。結局乗るまで30分かかった。
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ようやくリフトを乗り終え、これから滑っていく方角を撮影。前方遠くにはペルモの姿があった。
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反対側のアラッパ方面には、アルタ・バディアの山々。
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ここから緩やかなスロープを滑走開始。
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結構長いスロープを滑り降りたあと、リフトでマルモラーダ手前の尾根線まで上がる。このリフトは最初は長い横移動で、写真はそのリフトの上から撮影。
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リフトの下のスロープは、マルモラーダから戻るときに滑るスロープだ。
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中級者用で、結構急な斜面だった。
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リフトを降りると尾根を越えたので、マルモラーダの北斜面が見えてきた。ここで記念撮影。
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スロープの上にレストランがあった。こちらからは行けないところに立っている。マルモラーダの斜面が良く見えるようだ。写真の左上には、マルモラーダの山頂に上がるロープウェイの駅が小さく写っている。
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さらに滑っていくと、マルモラーダ北斜面が目の前に広がっていた。
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下から尾根まで上がってくるリフトも見える。マルモラーダからアラッパに戻るには、このリフトで上がることになる。
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マルモラーダの山頂から氷河を滑り降りるコースも見える。下の方はジグザグを切るようなスロープなので、意外に狭いかも。この先は、マルモラーダからの滑走コースと合流し、長い緩やかなスロープが下のマルガチアペラまで延々と続く。このスロープは、西側のカナツェイからフェダイア峠を越えてくる道路沿いを滑るスロープだ。2013年の夏には、この道路をレンタカーで走ってきたのだった。
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この写真は、2013年の夏にフェダイア峠の手前のダム湖越しに撮ったマルモラーダの北斜面。夏でも氷河があることがわかる。マルモラーダ山頂からの滑走コースが、氷河滑走コースといわれる由縁だ。
*この写真の旅行記は、 http://4travel.jp/travelogue/10811335 をご覧ください。 -
下ってきた緩やかな斜面を振り返る。
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同上。
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左側がマルモラーダの斜面で、今は動いていないリフトも見える。
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以前は、このリフトでマルモラーダまで上がることもできたが、今は、一番下のマルガチアペラまで滑っていかないと、マルモラーダに上がることができなくなってしまった。
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さらに緩やかなスロープが続く。
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下る途中にあったレストラン。いつ滑り終わりがあるのだろうと思うほどロングランが続き、ようやくマルガチアペラのマルモラーダに上がるゴンドラ乗り場に着いた。
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ゴンドラ乗り場は晴天のためこのような混みよう。30分も待たされてようやく乗れた。(写真は降りてきたときに撮影したもの。待つ人の数も上がるときよりも増えていた)
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ゴンドラに乗りこむ前。
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最初の駅。ここで別のゴンドラに乗り換えて頂上へ向かう。
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計三つのゴンドラを乗り継いでやっとマルモラーダ山頂駅に到着。スキーを置いて、真っ先に展望テラスに上がる。
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マルモラーダの頂上(3343m)が目の前だ。
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頂上の右横遠くに、サッソルンゴの姿があった。
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写真下には、これからマルモラーダから滑り降りようとするスキーヤーが写っている。しかもおどろきだったのが、滑り出しから外れて、頂上までスキーをはいて上っている人達がいることだった。すごいの一言。
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上記写真の右側、サッソルンゴの右にはセラ山群。
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さらに右側。粉砂糖をまぶしたようなセラ山群の山塊が大きい。
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もうひとつ右側。
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全部をパノラマに。今日は本当に良く晴れている。昨年のセラ・ロンダを滑った時と同じだ。
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ロープウェイの出口から、続々とスキーヤーがゲレンデに出てきた。今日はゲレンデがかなり混雑しているかも。
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ゲレンデを越えて、さらに上の方に歩いていく人もいるが、どこから滑るつもりなのか?
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サッソルンゴを拡大して。
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昨年滑ったセラロンダのコースにも、Sas Beceというサッソルンゴのビューポイントがあったが、そこよりも1000m近く高いところから見ていることになる。
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上のパノラマ写真のさらに右側。
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さらに右側。こちらはコルチナ方面にあたり、トファーナやソラピスなどが見えているはずだが、遠すぎてどの山なのかよくわからない。手前の支柱にカラスが止っている。
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パノラマで(画像をクリックしてください)。
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テラスから南側の眺め。逆光だ。
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左端に写っている山はチベッタだった。
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その右側。
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さらに右側。
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パノラマで(画像をクリックしてください)。左端のチベッタを除いて知らない山ばかりだが、かなり険しい岩峰群のつらなりだ。
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再びマルモラーダ山頂。肩の所まで人が来ていた。
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頂上とサッソルンゴのパノラマ(画像をクリックしてください)。
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最後に記念撮影。今日はこれからチベッタを経て、バスが間に合えばチンクエ・トッリ経由でラ・ヴィラに戻りたいと思っていたので、大事をとって氷河を滑るのをやめた。
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帰りのゴンドラの中から氷河を滑り降りるコースを撮影。狭いところを大勢の人が滑り降りていて、やはりかなりの混雑状態だ。もう少し広々したところを滑るのかと思っていた。パスして正解だったかも。
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中間駅から東の方角を撮影。前方には、左にペルモ、右にはチベッタ。
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駅と駐車場が見えてきた。一番下の駅について、アッレゲまで行くスキーバスの時刻をみると、約1時間後だった。チベッタを通ると時間切れになる危険があるので、チンクエ・トッリへの登り口のFedareまでタクシーで移動するため、昨日乗ったタクシーのドライバーに電話したが、今日はビジーなのでNOという返事。居合わせた夫婦二人連れ(カナダ人の老夫婦でガルディナ谷へ帰らなければならないとのこと)も同じ方面に行くので、電話でタクシーを手配してもらうも、結局捕まらずに断念。結局、1時間後の1時55分発のバスでアッレゲまでスキーバスで移動することに。
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アッレゲに着いた後も、タクシーを探すが、結局捕まらず、そのままテレキャビンでチベッタのスキー場に上がり、反対側のPesculまで降りることに。一緒のご夫婦は、躊躇する私たちより先にさっさと滑り降りて行った。今日は昨日より天気がいいので、ペルモがクリアに見えている。時間がなくてゆっくり滑れないのが残念だ。最初からチンクエ・トッリに行くことを考えなければよかったかも。欲を出したのがいけなかった。この快晴の下のチンクエ・トッリを見てみたかったのだが。
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滑り降りる前方の景色。
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私たちも意を決して、Pesculまで急いで滑り降りることにした。
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下まで滑って下りれたが、昨日上がってきた最初のリフトの上駅からは、そのリフトで下ることができた。滑り降りるより、リフトのほうが早いかもしれないと思ったからだ。
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もうすぐPesculだ。Pesculのバス停に行くと、一緒だったご夫婦の姿は見えなかった。Fedareまでのバスの時間を見ると、3時15分のバスはもう出た後で、最終の4時15分発が残っているだけだった。そばにツアー用のバスが止まっていたので、そのドライバーに聞くと、これからFedareまで行くという。最終バスで行くとFedareからのリフトは終わっているが、いまからならまだ間に合うという。そのうちツアー客がやってきて、今日はアベラウ小屋に泊まる予定だという。Fedareからリフトに乗れたとしても、私たちはチンクエ・トッリを越えてラ・ヴィラまで行かなければならないと話すと、脇から、ラ・ヴィラまで80ユーロでいいよとタクシーの運転手が声をかけてくれた。まさに救いの神で、昨日に続いて、またもやタクシーでラ・ヴィラに向かうことに。タクシーに乗る前にもご夫婦を捜したが、見当たらなかったので、二人だけでタクシーに乗車。おそらく、3時15分のバスに間に合ってFedareまで行けたのだろう。
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タクシーはかなりのスピードで走っていった。車の中からはペルモがきれいに見えていた。
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昨日上手く撮れなかった教会もまた撮ることができた。
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ペルモがしばらく見え続けたので、疾走するタクシーの中から何度も撮影。これは、そのうち手前の街と一緒にクリアに撮れた一枚。
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これはペルモが最もクリアに写っていた写真。
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教会とのツーショットも撮影できた。このあと、昨日タクシーで走った道を再び通って、アラッパからコルバーラへと走っていった。
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再びコルバーラに戻ってきた。天気がいいので、昨日よりはクリアな写真になった。右側の山(サッソンガー)に夕日があたっていた。
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4時半ごろペンションに戻ってきた.部屋から外を見ると、アルタバディアの山に夕日にあたってきれいだった。
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上記右の山を拡大して。素晴らしい山並みだ。一日晴れたことを感謝。
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今日のハーフベンションの夕食。サラダバーでサラダをたっぷり食べてから出された前菜1。
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前菜2。ポテトスープ。
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メインは二人とも魚のソテー。
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デザートに私が選んだパンナコッタ。一口食べてから撮影。
今日は一日快晴で、完璧なマルモラーダやぺルモを見ることができた。後半が接続がうまくゆかず、またタクシーを使わざるを得なかったが、目標をほぼ達成できたのでよかった。当初、グランド・グエッラをほぼ一周するコースを考えたが、今日の混み様では到底無理な行程だろう。一周するならば、タクシーを使ってでも、アラッパを朝一番に出発する必要があったといえる。明日はコルチナにもどるが、その途中でチンクエ・トッリに再度挑戦する予定だ。(第四部へ続く)
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