2016/02/13 - 2016/02/13
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Minty Pinkさん
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2日間で3つの展覧会めぐり、2日目です。
今日は上野の東京都美術館にて、ボッティチェリ展です。
宗教画好きの息子1のおすすめでございます。
4月3日(日)まで。
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10時をまわったころ、上野に到着です。連休初日で人が出ていますね。
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西洋美術館の予告看板。
3月からカラヴァッジョですね。息子1は行くと言っていたけど、私はどうするかなあ。 -
で、そのカラヴァッジョ展の準備で閉館中の西洋美。
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ボッティチェリ展は東京都美術館です。
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長蛇の列…などはありませんでした。ほ。
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10時半ちょっと前でこんな様子。
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目玉作品の《書物の聖母》がここにも。
いつものように、音声ガイドを借りて入場します。
語り:池田秀一 ナレーション:池田昌子 とな。
おやおや、シャアとメーテルではありませんか。 -
こんなのをいただけました。
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それでは、ポストカードを使って作品のご紹介。
中は4部構成ですが、第一章の「ボッティチェリの時代のフィレンツェ」で、最初にこちらが登場!
サンドロ・ボッティチェリ《ラーマ家の東邦三博士の礼拝》1475−76年頃
ウフィツィ美術館蔵
ラーマ家の注文で「東方三博士の礼拝」を描いたわけですが… -
右端が自画像、もう一人こちらに顔を向けているのが注文主のラーマさんだとか。
その他にもメディチ家の人々が多数登場という作品。 -
第2章「フィリッポ・リッピ、ボッティチェリの師」
ボッティチェリの師匠であるリッピの作品。
幼児キリストが…なんだかたくらみ顔。マリア様のお顔もなんだかなあ。
解説では「聖母の首もとにじゃれつくキリスト。自然な姿を描いている…」とあったが。
フィリッポ・リッピ《聖母子》1436年ごろ
ビチェンツァ市民銀行蔵 -
これなんかもう、衝撃的すぎて。
フィリッポ・リッピ《ピエタ》1440年頃
ヴェネツィア、チー二邸美術館
よく「マリア様、若すぎなのでは?」という疑問を持つことがあるけど、これは…。いくらなんでもこんな風に描かなくても〜。
それにしても、これは大丈夫だけど、この時代はまだ光輪の描き方が変なのがありますね。後ろ姿なのに、顔の前に光輪があるとか。 -
おもしろいなと思った作品。祭壇画の裾絵というものらしいです。3枚続きで細長い。
これは右端。
フィリッポ・リッピ《聖アウグスティヌスの幻視》1438年頃
フィレンツェ、ウフィツィ美術館蔵
聖アウグスティヌスは4〜5世紀キリスト教の神学者。聖ヒエロニムスに助言を求める手紙を出したところ、書斎に光が満ち、ヒエロニムスの声が聞こえたという。
あとでボッティチェリの同じ題材の大きい作品が出てくるけど、だいぶ違いますね。空中浮遊しているのは「顔だけ天使」?? いや、でも羽がない…。「三位一体」を表すものか。アウグスティヌスさんにビームが刺さっちゃってます。 -
真ん中がこれ。
フィリッポ・リッピ《聖母の死の告知》1438年頃
フェレンツェ、ウフィツィ美術館蔵
この世での役割を終え、3日後に天に召されることを予告しに来たのは大天使ミカエル。蝋燭を受け取るマリア。
このような形で描かれるのはめずらしいとか。 -
知らせを受けて参集する使徒たち。
それにしても覚悟を決めたマリアの表情は美しい。
なんで《ピエタ》のマリアはあんなふうに描いちゃったのかなあ? -
それではいよいよ
第三章「サンドロ・ボッティチェリ、人そして芸術家」
サンドロ・ボッティチェリ《バラ園の聖母》1468−69年
フィレンツェ、ウフィツィ美術館蔵
リッピの工房を離れた後の作品。
バラ園の中に描かれている聖母子というお題は好きですね〜。
親密な様子の聖母子を描くのは、リッピの発明だとか。 -
キリストの手は復活のザクロに触れている。右手からもこぼれるザクロの実。
美しく透ける光輪。よく見るとバラまで透けている! -
《バラ園の聖母》も美しいなあと思ったけど、これはレベルが違う!
ボッティチェリ最盛期の作品。
サンドロ・ボッティチェリ《聖母子(書物の聖母)》1482−83年
ミラノ、ボルディ・ベッツォーリ美術館蔵
お金持ちの発注品らしく、金箔、ラピスラズリをふんだんに使っており、鮮やかなこと。マリア印の左肩のステラ・マリスもたっぷりと豪華絢爛。
二人の視線は合っていない。マリアは我が子の手元の釘と茨の冠に目を落とす。
奧の果物もつやつやと鮮やかですね。
イチジクは「神の子の救済」、さくらんぼは「キリストの血」、プラムは「聖母の甘美さ」を表すとのことです。 -
サンドロ・ボッティチェリ《書斎の聖アウグスティヌス》1490−94頃
フィレンツェ、ウフィツィ美術館蔵
リッピの裾絵と同じ題材です。だいぶ雰囲気が違っていてアウグスティヌスさんが威厳があるので、同じシーンとは思わなんだ。 -
これには「おおっ!」とびっくり。
この形に切り抜かれて、立っているのです。
サンドロ・ボッティチェリ《磔刑のキリスト》1496−98年頃
プラート大聖堂付属美術館(サン・ドメニコ壁画美術館に寄託)
メディチ家が失墜し、サヴォナローラが権力を握っていたころですね。ボッティチェリの作風からも豪華絢爛さが失われていく。 -
サンドロ・ボッティチェリ《オリーブ園の祈り》1495−1500年頃
多くの人が描いている題材ですね。
遠近法は無視されています。 -
ペテロ、ヤコブ、ヨハネ。
……寝ちゃってます…。 -
サンドロ・ボッティチェリ《ホロフェルネスの頭部を持つユディト》1500−1510年頃
カラバッジョも描いているお題ですね。あれは「そのもの」だけど。
《書物の聖母》のころに比べると、だいぶ作風も変わっていますよね…。 -
第4章「フィリッピーノ・リッピ、ボッティチェリの弟子からライバルへ」
ボッティチェリの師、フィリッポ・リッピの息子、フィリッピーノ。
ボッティチェリの工房から独立したばかりの作品。
フィリッピーノ・リッピ《幼児キリストを礼拝する聖母》1478年頃
ボッティチェリ作ですよ、と言われたら信じそうだけど、次第に独自の作風が確立されてくる。 -
フィリッピーノ・リッピ《聖母子と聖ステファヌス、洗礼者聖ヨハネ》(「引見の間」のための祭壇画)1503年
プラート私立美術館
聖ステファノさんは石打の刑で殉教したということで、「石ころ」がアトリビュートなのですね。…それにしても頭に載せておく?? -
会場を出たのは1時20分。3時間弱の滞在。最後に好きな絵をもう一度見に戻ったりもしたので。
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お昼ご飯はどうしようかなあ。休日ということもあり、スタバは予想通りの長蛇の列。
あれ?あのピンクの花は…? -
これです!
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これは…桜のようですよ。かなり早咲きの。
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こんなプレートが付いていました。
調べてみると、河津桜よりもさらに早咲きの種類のようです。 -
濃いピンクが目を引きますね。
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スタバの前のイベントスペース。
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アイランドフェア?
島根・沖縄・北海道の物産展…?
沖縄はアイランドだけどさ、かと思ったら。 -
ゆるキャラたちを動員して、子どもにも親しみやすくしていますが。
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主題はこちらですね。
なるほど、それでアイランド。 -
北の4つのアイランドについても。
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遊んでもらいつつ、領土問題にも目を向けてもらおうという企画でしょうか。
真ん中にいるのは北海道のエリカちゃん。
これで、2日間で3つの展覧会巡りは終わりです。
久しぶりにたっぷり絵画巡りができてよかった。でもやっぱり所蔵美術館に行って見たいな〜と思うのでありました。
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