2015/10/31 - 2015/11/08
20位(同エリア384件中)
クリスさん
2015年の秋、アブルッツォ州を中心にレンタカーで周遊した。
アクイラ県の都市スルモーナ。
人口は25,000人程、アクイラ県では第3位の中核都市である。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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コルフィーニオからは17km。来た道を戻る。旧市街区の南にあるナポリ門(Porta Napoli)の近くの駐車場に車を止める。
ナポリ門はスルモーナに8つある市門の中では、最も古い14,15世紀にかけての建造物である。 -
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この門から中央に伸びる通りがコルソ・オヴィディオ(Corso Ovidio)と呼ばれている。
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このコルソ・オヴィディオとパーチェ通りと交差する一画にあるのが、教皇ケレスティヌス5世を記念した銅像。
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最近建てられた物のようで、この場所を写した古い写真では存在しない。ケレスティヌス5世(1210〜1296年)は、この町で生まれたローマ教皇である。
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このコーナーをパーチェ通りの方に向かうと、サンタ・マリア・デッラ・トンバ教会(Chiesa di S. Maria della Tomba )に着く。ローマ神殿の跡地に1076年に建てられたが、幾度かの再建修復が行われている。
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ポータルは、ロマネスク−ゴシック様式である。
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20世紀にロマネスクへの改装修復がなされている。
あまり魅力を感じなかったので見学がおざなりになってしまったが、後で確認してみると細かい所では見落としがあったようだ。 -
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何やら屋根の上で修理でもしているのだろうか。気になったので撮ってみた。
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中世の水道橋があるのが、町の中央にあたるジュゼッペ・ガリバルディ広場(Piazza Giuseppe Garibaldi)。
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ゴシック様式の水道橋は1256年に完成。フェデリコ2世の息子マンフレディの元に建設された物である。
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このジュゼッペ・ガリバルディ広場、マジョーレ広場(Piazza Maggiore)とも呼ばれている。
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奥に見える教会は大聖堂。サン・パニフィチョ(San Panfilo)教会とも呼ばれている。
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中央にある噴水は1823年に建設されたとある。
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この写真の大きな門。元々はサン・フランチェスコ・デッラ・スカルパ教会(Chiesa di San Francesco della Scarpa)の扉口であったが、1706年に起きたマイエラ地震で倒壊しポータルだけが残ってしまった。
この地震はスルモーナ市内だけに限らず前述のコルフィーニオ、グアルディアグレーレ等の教会でも被害が出た大きな物だったという。 -
残されたこのアーチは、ロマネスク−ゴシック様式の見事な物だ。
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水道橋の先に古い噴水(fontana del vecchio)と呼ばれているルネサンス様式の噴水があるが、水道橋はこの噴水に水を送る役目をしている。
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噴水の脇にお菓子屋さんがある。
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スルモーナの銘菓は、このコンフェッティ(Confetti)。
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このお菓子、イタリア国内には良くあるお菓子だが、これほど見事に装飾された物はスルモーナが一番という事だ。
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