日帰り沖縄＆おまけの関西

2016/02/27 - 2016/02/28

特典航空券を使って日帰りで沖縄に行ってきました。
沖縄は2003年5月以来13年ぶり2回目。ユナイテッド航空の特典航空券は沖縄往復だと16,000マイル必要なところ、沖縄経由の片道なら5,000マイルだったので、陸路で帰りやすい神戸行きを片道で手配しました。
あいにく天気が悪かったので、海が綺麗なスポットは外して戦跡などを巡ってきました。

＜旅程＞
中部8:25→那覇10:50（ANA）
那覇19:40→神戸21:25（ソラシドエア）

エリア 那覇(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ ソラシド エア
• 旅行の手配内容: 個別手配

久しぶりの中部国際空港国内線。
ユナイテッド航空の特典だとオンラインチェックインや自動機でのチェックインができないようで、窓口でチェックイン手続き。
8時前後にフライトが集中しているためかセキュリティチェックが大混雑で、通過に30分近くかかりました。

中部国際空港セントレア 空港

8:25発のANA那覇行き

これまで国内線は3-3や2-2の座席ばかりでしたが、今回は珍しく2-3-2でした。
UAの特典だと座席指定できないのが難点。

定刻どおり那覇空港に到着。空港内にミニ水族館がありました。

那覇空港 空港

ゆいレールの那覇空港駅へ。
1日乗車券（700円）を購入。

那覇空港駅 駅

巨人仕様にラッピングされた車両。那覇でキャンプ中だからでしょうか。

ゆいレール 乗り物

奥武山公園駅で下車。駅の北側には球場がありました。
「奥武山」は「おうのやま」と読むそうです。
ここに限らず沖縄は難読地名が多いので検索する際に大変。

奥武山公園駅 駅

沖縄らしい家屋。屋根が白いのは何らか意味があるのでしょうか。
沖縄は年中暑いイメージでしたがこの日は涼しかったです。

多くの家が門にシーサーを備えていました。

まずは「海軍壕公園」を訪れました。駅から所要約25分。

海軍壕公園 公園・植物園

太平洋戦争の末期に海軍の司令部壕が置かれ、激戦地となった場所だそうです。

展望台から南側の景色

北側の景色。那覇市街や首里城が見渡せるそうですが、曇っていたので景色が霞んでいました。

資料館を見学後、地下の「旧海軍司令部壕」へ。
階段は105段だそうです。

旧海軍司令部壕 名所・史跡

信号室

幕僚が手榴弾で自決した際の破片の跡が残る「幕僚室」

「下士官室」。鮨詰め状態の兵士たちが立ったまま睡眠や休息を取っていたそうです。

司令官室

「宇栄原団地前」からバスで次の目的地に向かうつもりでしたが、待ち時間が長かったので、沖縄らしいものを食べられる場所を探しながら歩いていたら、奥武山公園駅に着いてしまいました。沿道に適当な飲食店が見当たらなかったので、予定変更してゆいレールで国際通りに行ってみることに。

県庁前駅でゆいレールを下車して「国際通り」へ。
ここは以前にも訪れたことがありますが、あまり記憶がありません。

国際通り 名所・史跡

国際通りの土産物屋

ALL500円と書いてあった店で昼食としました。

ジャンゴジャンゴ グルメ・レストラン

タコライス（500円）

店内のカウンター上のシーサー

アーケードの「市場本通り」

市場本通り 市場・商店街

牧志駅で再びゆいレールに乗車し、古島駅で下車してバス停へ。

古島駅 駅

90番のバスで「嘉数」バス停へ（270円）。
バス停のQRコードでサイトにアクセスすると接近情報が分かるのは便利でした。

何の花でしょうか。

樹木と一体化した塀が凄い。

バス停から徒歩6分ほどで「嘉数高台公園」に到着

嘉数高台公園 公園・植物園

付近の戦跡の案内図

日米両軍の銃弾の跡が残る「弾痕の塀」

日本軍が構築した「陣地壕」

高台の上の展望台

展望台から北側に普天間基地が見えました。

この日は戦闘機は飛んでいないようで、ひっそりとしていました。

高台の上の庭園

京都出身の戦死者の慰霊碑「京都の塔」

嘉数高台公園 公園・植物園

日本軍の陣地「トーチカ」

南国らしい樹木

公園の近くの住宅街に、日本兵が避難していた洞窟「ミーガー」。
公園の案内図を見て訪れてみましたが、現地には何の案内もありませんでした。

沖縄的な建物

石垣の塀

シーサー

「嘉数」バス停近くの幹線道路沿いに、住民が避難していた洞窟「テラガマ」。
ここも現地には案内がありませんでした。

これは応援？それとも皮肉？

おそらく「嘉数病院壕」。
ここも案内がありませんでした。

南国的な植物

「嘉数」からバスで古島駅前に戻りました（270円）。
バスは前乗り前降りで、後ろの扉は柵で封鎖されていました。

古島駅前の自動車事故の現場

古島駅 駅

ゆいレール

終点の首里駅で下車しました。

首里駅 駅

ラーメン屋のシーサー

歩いて首里城へ。
駅から少し距離がありました。

首里城 名所・史跡

「久慶門」

首里城 名所・史跡

「アカギの大木」

世界遺産の「園比屋武御嶽石門」（そのひゃんうたきいしもん）

首里城 名所・史跡

「守礼門」

首里城 名所・史跡

琉球装束の女性

首里城の城郭内に入る第一の正門「歓会門」。
沖縄戦で焼失し、1974年に復元されたそうです。

首里城 名所・史跡

「瑞泉門」

首里城 名所・史跡

「漏刻門」。
「漏刻」とは中国語で水時計という意味だそうです。

首里城 名所・史跡

漏刻門付近からの景色

琉球王国時代の日時計「日影台」と供屋

首里城 名所・史跡

供屋内の「万国津梁の鐘」

首里城 名所・史跡

首里城の「奉神門」。
以前に訪れたので今回は城内には入りませんでした。

首里城 名所・史跡

奉神門前で琉球舞踊を見物

琉球舞踊

最後に演者が全員集合

「京の内展望台」から首里城。
この頃から雨が降り始めてしまいました。

「西のアザナ展望台」から那覇方面の景色

首里城 名所・史跡

琉球王国の装束の案内人

戦禍を免れた石畳の道が残る「金城町石畳道」

首里金城町石畳道 名所・史跡

笑顔のシーサー

石畳道を少し外れて樹齢300年の赤木を見に行ってみました。

首里金城町の大アカギ 自然・景勝地

再び金城町石畳道

シーサー

下から見上げた石畳道

金城村屋

高さ20mの大木「カジュマル」

石畳の坂道を下り切りましたが、首里駅に戻るには坂を登り返して20分ちょっと歩かなければならず、国際通りまで歩いても大差なさそうだったので、国際通りまで歩くことにしました。

牧志駅前の巨大シーサー

牧志駅 駅

アーケードの「平和通り商店街」

平和通り 名所・史跡

海外の市場のようでした。

「サーターアンダギー」を１つ購入（60円）。

美栄橋駅からゆいレールで那覇空港に戻り、「空港食堂」で夕食。

空港食堂 グルメ・レストラン

空港食堂の店内

「ゴーヤーチャンプルー」（600円）を頂きました。

ANAラウンジは飲み物とつまみのみ。

ANAラウンジ 那覇空港 空港ラウンジ

神戸行きの「ソラシドエア」に初搭乗

初めての神戸空港に到着し、ポートライナーで三宮駅へ。

神戸空港 (マリンエア) 空港

三宮駅近くの「神戸クアハウス」のカプセルに宿泊（4000円）。
天然温泉とのことでした。

神戸クアハウス 宿・ホテル

翌朝は阪急で宝塚駅へ。

宝塚駅 駅

旅行記を作成していませんが、2月上旬に六甲全山縦走をしたので（須磨浦公園〜宝塚、約42km、所要約10時間半）、今回はその続き的な登山ルートを歩いてみることにしました。

馬の背 (須磨アルプス) 自然・景勝地

「中山最高峰」（478m）からの景色

山伏のような格好の僧侶がいた「満願寺」

満願寺 寺・神社・教会

兵庫県と大阪府の境界の猪名川と立派な橋。

ルート上で通り抜けた「五月山動物園」は入園無料でした。

五月山動物園 動物園・水族館

「五月山緑地霊園」から大阪方面の景色。この日は春霞が酷くぼんやりとしていました。

登山道沿いにはいくつものゴルフ場

箕面大滝

箕面大滝 自然・景勝地

川沿いの趣のある風景

先日ロサンゼルスでも見かけた二宮金次郎像

由緒ありそうな建物が並ぶ箕面の街並み

トレッキングを終え、箕面駅に隣接する店でお好み焼きを頂きました（800円）。

箕面駅 駅

帰りの車窓から見えた伊吹山は2月にもかかわらず雪が殆どなさそうでした。