2016/02/12 - 2016/02/19
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旅好き長さんさん
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5年前エジプトツアーを予約し、出発寸前に民主化のアラブの春が起き、ツアーが中止。
それ以降、治安の悪さとISのテロの怖さにより断念していましたが、皆さん方の旅行記を見て大丈夫かなと思い、念願かなって出かけてきました。
今回の旅程は、
2月12日(金)関空を22時40分発(カタール航空QR803便)
2月13日(土)ドーハ経由ルクソールに10時15分着
午後からカルナック神殿、ルクソール神殿見学
2月14日(日)ルクソール西岸(王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像)見学、その後クルーズ船でエドフへ向け出航
2月15日(月)ホルス神殿観光後コムオンボへ向け出航し、コムオンボ神殿観光
2月16日(火)アスワンでクルーズ船を下船し、アスワンハイダム見学後アブシンベル神殿へ移動し見学
2月17日(水)アブシンベル神殿の日の出観光後アスワンに戻り、飛行機でカイロへ移動
2月18日(木)ギザの3大ピラミッド、エジプト考古学博物館見学後カイロからドーハへ移動
2月19日(金)ドーハ発01時40分発のカタール航空QR802便で関空へ16時55分到着
エジプト観光は、国のバックアップもあり観光客の安全はかなり改善されています。
ただ国自身はまだまだ貧しい国です。
観光客が行くことによってエジプトへの支援となりますので、皆さん方もぜひとも出かけていただきたいと思います。
私も初めてエジプトに出かけましたが、5000年の歴史や国民性を含めて大好きな国の一つになりました。
今回はツアー5日目(2月16日)のクルーズ船を降りてからのアスワンからアブシンベル神殿までの観光を紹介します。
念願かなったアブシンベル神殿は感動ものでした。
また行きたい!!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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-
早いもので旅行5日目(2月16日)
この日も夜明け前に目を覚まし、船のデッキより外を眺めます。
クルーズ船は寝ている間にアスワンに到着し、停泊していました。 -
街のほうを見るとまだ夜明け前の5時なのに、観光バスに乗車している人がたくさんいます。
これはコンボを組んでアブシンベルに日帰りで向かうバスのようです。
片道約300Kmを日帰りするのは大変だと思います。 -
だんだん外も明るくなり、アスワンの街並みが見えてきます。
-
こうやって見るとアスワンは結構大きな町です。
そのため車も結構走っています。
車はトヨタ、三菱などの車が多く走っていました。 -
川岸には相変わらずクルーズ船が並列で停泊しています。
私たちの船も4隻くらいが並んで停泊していました。 -
これはファルーカかな?
川面をすべるように走っています。
まだ朝早く暑くないのでさわやかだと思います。 -
これが今朝の朝食です。
クルーズ船での食事もこれが最後になります。
クルーズ船の食事は毎日メニューが変わるので、飽きることはなかったです。
パンの種類も日々変わっていました。 -
クルーズ船を8時前にチェックアウトし、まずは団体ツアーにつきもののお土産屋さんに移動。
ここは香水瓶のお店で、香水瓶の製作の実演しているところです。
この後香水の説明を受け、ショッピング。
結局ここではお土産用のラクダ型の香水瓶を購入しました。
値段は思ったより高かったです。
ちなみにこのガラスの材料はエジプトの砂漠の砂だそうです。
だったら原料がただ同然なので、もっと安くしてくれたらいいのに・・・。 -
そのあとアスワンハイダムに向かいます。
アスワンハイダムは、エジプトの主要電力をまかなっているので重要設備の一つであるため、軍が設備の警備をしています。
そのため途中に何か所もの検問所がありました。 -
ここがアスワンハイダムです。
といってもダムには見えず大きな堤防のようです。 -
こちらが下流のナイル川です。
-
そしてこちらがダム湖です。
湖というよりも海のようです。
このダムのせいで気候も変わったそうです。 -
このダム湖にはカラブシャ神殿もあります。
この神殿に行くための船もあるそうです。
ちなみにこの神殿もアブシンデル神殿と同様に、ダムに沈む前にドイツによりこの場所に移転されたそうです。 -
その後この砂漠の砂を採取し、一路アブシンベルを目指します。
ちなみにここで採取した砂をアスワンで買ったラクダ型の香水瓶に入れようと思います。 -
アブシンベルにはこのような砂漠の中の道を走っていきます。
エジプトでは、ここでもそうですが観光客の安全確保のため、必ずバスには銃を持った警官が2名乗車しています。
普通はバスを何台も連ねるコンボイで向かうそうですが、私たちのバスは単独で走っていました。
特にアスワンからアブシンベルまでは治安があまり良くないせいか途中ノンストップで向かいます。
だから3時間30分間トイレ休憩なしで走ります。
ちなみに私たちのバスはトイレ付きだったので助かりました。 -
その途中にこのような蜃気楼も見られます。
周りは一面の砂漠です。 -
アブシンベルに近づくにつれこのような街も増えてきました。
国が砂漠の都市化をはかっているようです。
ただ水や電気、ガスのインフラを整備しても砂漠の中で暮らすのも大変だと思います。 -
これは先ほどの都市化や緑化のための人口の水路です。
-
この地方の家の屋根はこの写真のように丸くなっています。
この屋根により、家の中が結構涼しくなるそうです。
ヌビア人の知恵のようです。 -
アスワンからアブシンベルまでは途中ドライブインがありませんが、アブシンベル近くになるとこのようなガソリンスタンドも見られます。
-
その途中、このような検問所が何か所も見られました。
ここはエジプトの最南端で隣の国のスーダンにも近いので警戒が厳重です。 -
アブシンベルに近づくと砂漠の中にこのような山がみられるようになります。
このようなミニ富士山のような山が多くみられます。 -
ここも検問所で、突破できないよう道路にドラム缶が並べられています。
ちょっと緊張します。
ただこの3時間30分のドライブですが、ほぼ満席状態だったため結構しんどかったです。
やはりツアー客38名は多すぎです。 -
アブシンベルに入ってくると砂漠の中にナセル湖が見えてきます。
-
そしてここが本日の昼食場所のレストランです。
この辺りにはレストランが少ないせいか、他のツアー客もここにきていました。 -
ここのレストランは宿泊施設もあるようで、このような客室もありました。
こじんまりした民宿風の部屋ですが素敵です。 -
レストランはこの地方独特の天井が丸くなった建物です。
実はこの日の外気温は36℃ありましたが、この中はエアコンなしでも涼しかったです。
エジプトは気温が高くても日陰に入ると結構涼しいです。
このような建物もこの地域の気候に合ったものなのだと思います。 -
この日の昼食メニューはヌビア料理。
このゴマダレにつけてパンやおかずをつけていただきます。
今回はサカラビールもステラビールも同じ値段だったので、コクのあるサカラビールをいただきます。
ちなみに値段はエジプト旅行で最も安かった35ポンドです。 -
ライスにとなりのスープをかけていただきます。
結構おいしかったです。
食べかけですみません。 -
そしていよいよアブシンベル神殿に向かいます。
これが入場券です。 -
入場ゲートに入りこの看板。
世界遺産です。
神殿には左右どちらからも行けますが、近道の右回りで行きます。
ちなみに神殿はこの丘の裏側にあります。 -
この道を抜けると神殿です。
それにしても暑い。
気温は2月なのに36度です。 -
やっと神殿のラメセス2世の像が見えてきます。
テンションが上がってきます。
アブシンベルには朝早くのコンボで来る日帰り観光客が多く、この時間帯はここに宿泊する観光客だけなので、人も少なくゆっくりと観光できます。 -
正面から見ると迫力があります。
この像はラメセス2世の左から30代、40代…そしてもっとも右側が60歳の時の顔だそうです。
そういう風に見ると一番右側の顔は老けたような感じがします。
ただ昔のエジプト人の寿命は30歳くらいと言われていたそうで、60歳台まで生きていたとはびっくりです。
ちなみのこの像の高さは20mもあります。 -
そしてこちらは大神殿の横にあるアブシンベル小神殿です。
言葉の通り、規模は大神殿より少し小さいです。 -
こちらの小神殿は、ラメセス2世が王妃ネフェルトアリのために建造したもので、正面にラメセス2世の立体像4体とネフェルトアリの像が2体あります。
-
こちらはアブシンデル大神殿の50歳と60歳のラムセス2世像です。
膝の下にはネフェルトアリの像があります。
この神殿の中に入れますが、残念ながら写真撮影は禁止になっています。
中には他の神殿と同様に列柱室や至聖所などがあり、きれいなレリーフがたくさん残されています。
中は照明はありますが暗いのでライトを持っていくといいです。 -
アブシンデル神殿の目から眺めたナセル湖です。
アブシンベル神殿はこのフェンスの下側にあったものをダム湖に沈むためユネスコが今のところに1968年に移設したものです。
移設は、大小二つの神殿をブロック化し、元の位置より60m上に移したそうです。 -
神殿の遊歩道には、ブーゲンビリアの花が咲いてきれいです。
もう夕方ですが、陽が当たる場所は30℃以上あり結構暑いです。 -
ブーゲンビリアの花です。
紅白でとてもきれいです。 -
今晩の宿泊は、セティ・アブシンベルホテル。
ここはリゾートホテルで客室はコテージ風になっています。
突当りのドアを開けるとバルコニーになっています。 -
部屋の広さは思ったより広く、トランクを二つあけても問題ありませんでした。
-
先ほどのドアを開け、バルコニーからの眺めです。
向こう側にはナセル湖が見渡せます。 -
こちらが洗面所です。いたって普通です。
-
こちらが横のバスタブです。
お湯も問題なくでました。 -
夕飯まで時間があるのでホテル内を探検します。
左の建物が客室で、このようなコテージが広いホテル内に何棟もあります。 -
こちらが私が宿泊した客室の入口です。
ブーゲンビリアに囲まれ、いい雰囲気です。
リゾートホテル観、満載です。 -
ちょうど夕陽の頃だったのでそれに見入ってしまいました。
とてもきれいな夕陽です。
今回のエジプト旅行は天気に恵まれ、きれいな朝陽や夕陽を見ることができました。 -
こちらがホテルのフロントがある建物です。
ここのホテルは敷地が広いので、客室を含めてすべて平屋建てになっています。 -
ホテルのそばには港もあります
-
そしてリゾートホテルですのでプールもあります。
日が暮れてくると肌寒くなるので、誰も泳いでいません。 -
ホテルの外周路で、散策にはもってこいです。
-
こうやって見るとリゾート感満載です。
できれば何日間か宿泊し、ゆったりとした時間を過ごしたい気になります。 -
今晩のディナーです。
ビールの値段を聞くと30ポンド。
安いと思い頼んだところ、330mlの缶ビールでした。
ガッカリです。
料理はビュッフェスタイルでしたが、どれもあまりおいしくなかったです。
このホテルは客室数も結構あるのですが、この日の宿泊者は私たちの団体と中国人の小グループだけでした。
やはりテロや政治的な問題で観光客が激減しているのかもしれません。 -
口直しに部屋でウィスキーをいただきます。
このウィスキーは関空で買ったもので、ドーハの手荷物検査をすり抜けて持ってきたものです。
結局エジプト滞在の5日間で全部飲み切りました。
久し振りに飲むオールドパーも美味しい。
明日は、今回の旅行で最も楽しみにしているアブシンベル神殿の朝陽鑑賞。
天気が良いことを祈りつつ、酒の勢いで寝てしまいました。
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