海外女子一人旅・ヨーロッパ３週間放浪旅行③【カンタベリー・グリニッジ・ウィンザー城】ブリットレイルパスでイングランドの国鉄乗りまくりの旅

2016/01/31 - 2016/02/21

準備編に書いた通り、3週間でイギリス・ベルギー・オランダを周ってきました＼(^o^)／

イギリス・エジンバラ空港から入り、グラスゴー・湖水地方・リバプールを経由してロンドンへ。
その後ドーバー海峡を渡りベルギーのブリュッセルとブルージュを経由した後オランダ・アムステルダムでゴール

宿の情報や移動手段も詳しく載せる予定ですので、準備編（http://4travel.jp/travelogue/11094852）と合わせて海外一人旅をお考えの方は参考にしてください('ω')

詳しい旅程は以下の通りです↓
□1/31成田出発
□2/1エジンバラ到着
□2/2エジンバラ
□2/3エジンバラ→グラスゴー→湖水地方
□2/4湖水地方から日帰りリバプール
■2/5湖水地方→ロンドン
■2/6カンタベリー＆グリニッジ
■2/7ウィンザー城
□2/8ロンドン市内
□2/9ロンドン市内
□2/10ロンドン市内
□2/11コッツウォルズ
□2/12オックスフォード
□2/13ロンドン市内
□2/14ストーンヘンジ＆バース
□2/15ロンドン→ブリュッセル
□2/16ブリュッセル→ブルージュ
□2/17ブルージュ→アムステルダム
□2/18クレラーミュラー美術館＆デン・ハーグ
□2/19アムステルダム市内
□2/20アムステルダム出発
□2/21成田到着


【行】22:20成田発―04:45ドーハ経由07:30―12:15エジンバラ着
【帰】14:45アムステルダム発―23:15ドーハ経由01:15―16:55成田着

全て合わせてトータルで初任給2か月分くらいかかりました…(/・ω・)/
春から頑張って働くzo

エリア カンタベリー(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

思ったより早くやることがなくなってしまい、ロンドンへ向かいます。

乗換駅でサンドイッチとスコーンを買い込み、乗車。
スコーン、あんまり味がしない…

大都会ロンドン・ユーストン駅、到着！

ロンドンより北へ向かう鉄道はユーストン駅に到着します。
こういうメガターミナルはいくつかあり、西へ向かうパディントン、国際列車が発着するセントパンクラスキングスクロス、長距離バス（コーチ）のターミナル駅ビクトリアなど役割が分かれております。

人の量半端ないです

宿に向かうためメトロに乗り換えます。
人の歩くスピードが速い、人多い…怖い！と思ってしまったほどこの時点で既にイギリスの地方生活に順応していました（私は東京人です）。

メトロはしょっちゅう来ます。
そして急発進急停車するので、つかまっていないと高確率でよろけます。

イギリス独特のMIND THE GAP（隙間にご注意）
鉄道の係員さんは電車が発車する時連呼するのですっかり耳についてしまいました。
「mind the closing door」と言ってドアが閉まります。
他にも街を歩いているとmind the stepとか、「mindなんとか」はイギリス英語独特の表現です。

メトロの広告
カップヌードルみたいなのもある

メトロの中です。基本的に狭いです。銀座線より狭い。
後で気づいたのですが、メトロの色と手すりの色が対応しています。
この写真だと青なので、ピカデリーラインだとわかります。

私の宿は黒いnothern lineのチョークファーム駅にあります。
で、メトロは高確率でエレベーター（イギリスだとリフト）が完備されていません。ので、スーツケースきつかった…
メガターミナルだとエスカレーターやリフトで地上に出られた気がするのですが、小さめの駅だと階段使うしか選択肢がありません。

駅から徒歩２分のところにあるアップルハウス。
準備編に詳しく書きましたが日本人オンリーの民宿です。
女子専用の相部屋に泊まりました。

来る前に管理人の方に電話をかけなくてはいけないのですが、事前に教わっていた宿近くの電話ボックスはトイレ臭いし（トイレ代わりに使う人がイギリスではいるらしい）、公衆電話は壊れて通じない…。私宿に入居できない…！？

こうなったら近くのお店の現地の方に電話を貸してもらうしかないと、飛び込みで入り、訳を説明して店員さんの私用スマホを貸してもらえました…(;_;)
しかも通話料金払おうとしたら「いらないよ〜」って言ってくれるし(;_;)
本当にありがとうございました。
後日このお店でごはんを買うこと決定。

リビングやキッチン、バスルームは共同です。
wifi完備ですし、食器類もあります。

食事類、バスタオルやトイレットペーパーは持参です。

洗濯機もキッチンにあります。
ちょうど入った時は壊れていたのですが、なんとか１発でエンジニアさんが直してくれました…よかった…

１泊２０ポンド前後で泊めてくれますし、何より日本人専用なのでセキュリティも安全度高いです。

いい方ばかりでとても楽しかった！定員はマックス５名。長期滞在の方と旅行者が半々くらいでした。

アパートの１室を借りているので、他には現地の方が入居されています。
アパートの廊下は動物のポスターが貼ってあってかわいいのです。

ルームメイトの方に教えてもらったのですが、明日以降の土日月で地下鉄ストライキがあるとのこと…
早速か…
駅に行くとこんな風にメトロ一覧の運行状況が見られます。
ストライキも一部の路線の一部の区間だけだったり、ほかの路線で辿りつけるようになっています。

good serviceじゃなくてnormal serviceだろう…と日本の感覚だと思ってしまう笑

【６日目】
まだブリットレイルパスが使えるので、ロンドンに入るものの先に近郊へ出かけます
キングスクロス駅から東に向かい、カンタベリーへ！

これに乗りますよ〜〜
車内で朝ごはんを食べます。フルーツおいしい。

ロンドンから１時間強。カンタベリーに着きました。

駅から歩くと…カンタベリー大聖堂！
ここはイギリス国教会の総本山である聖地。

昔イギリスはカトリックを信仰していましたが、ある時わけあって独自の信仰を発展させていくことになります。

それがイギリス国教です。なんかプロテスタントっぽい感じ。

ここに来るまでエジンバラとグラスゴーで大聖堂を見た私…
また大聖堂で食傷気味になるかな…と思っていたのですが、ここの規模桁違いです。
大聖堂で起こった事件性、建築そのものの美しさetc…さすが総本山といったところ！

メサイア席。
とっても落ち着きます。

大聖堂の一番北側から南側を撮った写真。

メサイア席入り口から中を覗く

鳥の背中に聖書が置いてあります。

毎時短い礼拝がなされるのでその時を狙ってみてください。
主の祈りがお祈りされるのですが、これ、中学の時英語（ラテン語に近い）で叩き込まれました。
まだ覚えて唱えられたことに感動。
同じ言語でお祈りできてうれしいです(#^.^#)

中世から変わっていないような街並み

インフォメーションセンターは中に小さい美術館（無料）やカフェもあるので、とても便利です。

ここで初クリームティーをいただきます！
スコーンはともかく、スコーンにつけるクロテッドクリームがおいしい！！
カロリーはバターのそれを軽くしのぐくらいやばいらしいですが…

カンタベリー大聖堂がお花の中に…☆

さて、カンタベリーを後にし、ロンドンへ向かう途中にあるグリニッジへ移動します。

なんとなく向かってたらメトロのノースグリニッジという駅で降りていました。
ここからグリニッジ天文台へは歩いていけません。
バスが出ているのか調べようと思いましたが、よくわからないので正規のルートで鉄道乗り継いでグリニッジへ。

グリニッジ天文台が近いのは、国鉄のグリニッジ駅になります。
メトロでは行けません


ところで、メトロに乗っていたら親子連れの方に何かの行先を聞かれました
こういうことが結構ロンドンではあるそうです。
それくらいアジア人が一人でふらふらしていても違和感ないのが国際都市ロンドンです。純粋なイギリス人はロンドンではマイノリティなのだそうです。

いろいろ遠回りをしてしまいましたが、グリニッジ到着です。
ロンドン市内からだと最速で１５分くらいでついてしまう近郊です。
駅から天文台のある公園まで徒歩１５分ほど

で、この公園がすごい憩いの場になっている。
ワンちゃん遊ばせてたり、自転車やランニングの人も。
イギリス人は公園大好きだそうで、ロンドン市内にも大きな代々木公園レベルの公園がいくつもあります。

天文台は公園の丘の上。急な上り坂を登ります。

丘の上からー！
ロンドンにあるセントポール大聖堂が見えるように、近郊の高いビルはその部分をよけて建てられているそうです。
むむむ…見えるかなー？？？

右側の白いドームの建物がある辺りが、私が間違えて降りたノースグリニッジ駅近辺です。

グリニッジ天文台へ。
時計がいっぱいあります…！
音声ガイドはフリーです（日本語は無し）。

で、ここが子午線です。
建物内部から緑色のレーザービームが外に向かって出ています。

建物の外がこちら！
東半球と西半球がここで跨げます

跨ぎました。
右足が東半球、左足が西半球です(''ω'')

みんな下向いてるから面白い。

世界の時間の基準、グリニッジでした
なかなか面白かったです。
子午線またげるのここだけですしね。

ロンドン市内に戻ってきました。
ライトアップされたタワーブリッジ！

【７日目】
今日の行き先はウィンザー城です！
パディントン駅からウィンザー駅へ

ブリットレイルパスのおまけの１日だったので、駅員さんにいろいろ聞いたところ、このまま乗って大丈夫だそう。
そしてこの人がめちゃめちゃ日本に詳しくて（NHK WORLDをいつも見ているらしい）、藤あや子とか、西荻とか、チキンカツドンとか…
とにかく日本が好きなことはよくわかりました笑

乗換駅のプラットフォーム番号とかまで教えてくれたし、とってもありがとう！

ウィンザー城は今でも王室の別荘としてよく使われております。
現在のイギリスはウィンザー王朝というので、どれほどこの地と結びつきが強いかもよくわかりますね。

入り口付近にはビクトリア女王が

場内に入ります
持ち物X線検査もしっかりされます。

そして日本語のフリー音声ガイドが！
これが盛りだくさんの内容で、全部聞いてると結構時間かかります。
ウィンザー城でほとんど一日使えるくらい。

イギリス国旗が立っているので、週末ですが女王様はご不在です！

で、こういう灯りに王冠くっついてるのがとてもかわいい！

この日は日曜日だったので、この教会（セントジョージチャペル）部分は外観からのみの見学となります…くう

ウィンザー城は基本内部は写真撮影不可です。
ステートアパートメントという部分がウィンザー城観光の肝なのですが（女王様がいらっしゃると、この中には入れない）、豪華絢爛なお部屋や装飾、食器類の数々…！
1990年代の火災で一部全焼した部屋もあるものの、見事に修復されておりました。

ウィンザー城の中から手紙を出すこともできます！

兵隊さん、冬仕様です。

こうした配置は交代制で、数か月後には戦地に赴いていることもあるそうです。
イギリスのマスコット的存在だけど、「兵士」だものなあ…

お城近くのレストランでイギリス名物フィッシュアンドチップス♪
カフェラテがめっちゃ大きいです…
おそらくコックさんがスペインの方だったためか、言われていたよりもおいしかったですよ
この分厚いさくさくな衣、どうやって作るんでしょうね
量は多いのでちょっと残しましたけど…

普通グリーンピースが添えられているものがほとんどで、ちょっとモダンなレストランになるとサラダになるそうです(^^)

さて、ウィンザー城の近くには、イートン校という超エリート中高一貫男子校があります。歴代首相を19名も輩出しているとか…
中に入ってみたかったのですが、

ここまでが限界でした！

平日だと運がいいと学生さんに会えるかもしれませんね♪

パディントン駅戻ってきましたー

メトロに乗ろうと思ったら、この様です。
そうだ、ストライキで一部運行停止していたんだった…

他の路線に乗るため国鉄パディントン駅でうろうろしていたら、
行きに出会った日本大好き係員さんがまだいた！
パディントン駅って結構広いんですよ？偶然でまた会ったので、いろいろしゃべってました。

そしたら…「バッキーバッキー」って言うんですよ
「？？？」となっていたら「ミュージシャン」「シンガー」と色々ヒントが出てくる…

(＠_＠;)


「ベッキーの不倫騒動をこの人知っている…！！！」
数日前より日本で賑わったこのニュースをなぜイギリスの国鉄職員さんが知っているのだ…！

NHKワールドで仕入れたそうです。
そんなこともやってるんだNHKワールド…
で、このネタはまた明日びっくりさせられるのですが


宿に戻る途中ベーカーストリートを通りました。
シャーロックホームズです！
コナン君また見たくなってきた

明日以降はロンドン市内を回ります！