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断崖絶壁の城と聞くと、海食岸や標高の高い山城を連想してしまうが、ここの絶壁は河川の絶壁である。荒川の流れが如何に急峻であったかが想像される。<br /><br />荒川と深沢川と言う2本の河川に挟まれた舌状台地の上に鉢形城は存在した。麓の寄居は古くから交通の要衝で、武田氏が開いたとされる秩父往還道の1本が通る。<br /><br />築城は山内上杉家臣、長尾景春。現在の広大な城郭となるのは、後に北条氏が入封してからとのこと。<br /><br />さて、河川絶壁上の城郭はあまり訪れたことがなく新鮮だった。岐阜城や犬山状も河川の傍の山城と言えるが、これほど大きな曲輪が絶壁の上に存在することが新鮮に感じた要因だろう。<br /><br />また、土塁上には柵が復元されており戦国の雰囲気が当たり一面に漂っている。<br /><br />散策する際には、ぜひとも歴史館の復元模型をじっくりと見て立体的にイメージしてから歩きたい。<br /><br /><br /><br />

【鉢形城】荒川の断崖絶壁に聳える中世の城郭跡 日本百名城(18番)

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2016/01/30 - 2016/01/30

178位(同エリア365件中)

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ローカルトラベラー

ローカルトラベラーさん

断崖絶壁の城と聞くと、海食岸や標高の高い山城を連想してしまうが、ここの絶壁は河川の絶壁である。荒川の流れが如何に急峻であったかが想像される。

荒川と深沢川と言う2本の河川に挟まれた舌状台地の上に鉢形城は存在した。麓の寄居は古くから交通の要衝で、武田氏が開いたとされる秩父往還道の1本が通る。

築城は山内上杉家臣、長尾景春。現在の広大な城郭となるのは、後に北条氏が入封してからとのこと。

さて、河川絶壁上の城郭はあまり訪れたことがなく新鮮だった。岐阜城や犬山状も河川の傍の山城と言えるが、これほど大きな曲輪が絶壁の上に存在することが新鮮に感じた要因だろう。

また、土塁上には柵が復元されており戦国の雰囲気が当たり一面に漂っている。

散策する際には、ぜひとも歴史館の復元模型をじっくりと見て立体的にイメージしてから歩きたい。



旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満

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