2016/02/06 - 2016/02/07
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morino296さん
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沖縄の2日目は、今回のメインイベントであるシンポジウムですが、始まる前の時間を利用して公設市場をちょっと見学しました。
3日目は、名護にある大浦湾・辺野古の海を視察に出掛けました。
グラスボートから覗き見る海の底には、美しいサンゴ礁や魚たちを見ることが出来ました。
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
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那覇市役所
6日の朝7:30頃、ホテルを出た途端、雨が降り始めました。
この日は、沖縄県立博物館に9時頃に到着したいので、1時間余り市内を散策できます。 -
那覇市役所の前の彫刻
朝倉文夫の「生誕」(制作年:1946年、寄贈年:1959年)
解説によると、
終戦直後の廃墟の中から力強く立ち上がるたくましい青年の意気を示す等身大の青年像で、当時の首都圏整備委員会企画室長が朝倉文夫氏に「廃墟より立ち上がりつつある首都那覇市の人々を激励しつつ本土との心の通いになるような彫刻を那覇市に贈っていただけないでしょうか。」とお願いしたところ、朝倉は「自分が昭和21年の敗戦の絶望の中で作った<<生誕>>という作品を贈ろう。」と承諾されたことから、この作品が那覇市役所本庁前に設置されたとのこと。 -
那覇市役所の前のガジュマル
琉球列島より南に生える常緑高木。
枝から多くの気根を出し、一部は太い支柱根になる。 -
那覇 県庁前交番と真っ赤なシーサー
この真っ赤なシーサーは胸にハートマークが付いています。
交番のシーサーかと思ったのですが、隣の「愛のシーサー公園」のもののようです。 -
那覇 愛のシーサー公園
交番の隣にある公園です。
写真が上手く撮れていませんが、
親子のシーサーのモニュメントの噴水です。
(この時間噴水は出ていませんでした)
シーサーを包む飾りは、デイゴの花がデザインされています。
夜間は、ライトアップされシーサーの乗った台座が回転するとか。愛のシーサー公園 公園・植物園
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那覇 第一牧志公設市場 7:55頃
雨の中、国際通りをあるいて第一牧志公設市場まで来ました。
まだお店が開いていないようです。
公設市場の営業は8:00〜20:00とのことでしたが、8時頃から準備が始まるようです。第一牧志公設市場 市場・商店街
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那覇 第一牧志公設市場
市場の中に入らせてもらうと、いくつかのお店が準備を始めていました。
ピカピカの魚が並ぶお店。
生け簀に入った大きな伊勢エビも動いていました。
この市場で買った魚は2階の食堂で食べることが出来るそうです。
(調理代は、3品まで一人500円だとか。)第一牧志公設市場 市場・商店街
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那覇 第一牧志公設市場
お肉屋さんも準備中でしたが、少しお話を伺うと、
「8時頃から準備を始め、9時頃から営業開始」だそうです。
沖縄では、豚肉が多いのでしょうね。
豚の顔は真空パックされていました。
(前回見た時は、パックなしに積み重ねてあったのを強烈に覚えているのですが)
下の「中身」は豚の内臓のようです。
下処理されて小間切れの状態で売られているのですね。第一牧志公設市場 市場・商店街
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那覇 第一牧志公設市場
上の写真は「スクガラス」。
これも沖縄らしい食べ物ですね。
(瓶のラベルを見ると魚屋ではなく精肉店というのが不思議ですが)
この瓶にどれだけの数が入っているのか分かりませんが、一匹ずつ手で並べるそうです。
下は、調味料や果汁の瓶詰のようです。第一牧志公設市場 市場・商店街
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那覇 第一牧志公設市場
(上)沖縄そばの専門店
(下)島らっきょうや漬物などが並びます。第一牧志公設市場 市場・商店街
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那覇 第一牧志公設市場
こちらはお菓子屋さん(饅頭屋さん)
あまりゆっくりもしていられないので15分ほどで打ち切り。第一牧志公設市場 市場・商店街
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よしもと沖縄花月
公設市場から国際通りに出るとビックリ!
沖縄にも吉本興業が進出しているのですね。沖縄おもろおばけ屋敷 名所・史跡
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沖縄県立博物館・美術館 8:30頃
今回のメインイベントであるシンポジウムの会場は県立博物館の講堂です。
10時〜17時までとちょっと長丁場ですが。沖縄県立博物館 美術館 美術館・博物館
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沖縄県立博物館・美術館
玄関前のシーサー。
随分古いものなのでしょうか、ユーモラスな顔をしています。沖縄県立博物館 美術館 美術館・博物館
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沖縄県立博物館・美術館
建物の中から。沖縄県立博物館 美術館 美術館・博物館
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沖縄県立博物館・美術館
館内の様子。
(シンポジウムの様子は省略させてもらいます。)沖縄県立博物館 美術館 美術館・博物館
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沖縄県立博物館・美術館 建物の裏側にあるアート作品
昼休みに外へ出てみると、雨も上がり青空が見えていました。
作品名;太陽と月のロマンス
作者 :ゴヤ・フリオ・エドワルド 2007年沖縄県立博物館 美術館 美術館・博物館
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沖縄県立博物館・美術館 建物の裏側にあるアート作品
作品名:CONCRETE AND STEEL(素材そのものが作品名のようです)
作者 :能勢孝二郎 2007年沖縄県立博物館 美術館 美術館・博物館
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県立博物館の隣にある新都心公園にて
沖縄の鳥は人懐こいのでしょうか?
近づいても逃げません。
下の鳥は、前日、首里城公園で見掛けたのと同じようです。
シンポジウムは無事終了し、近くのホテル(ザ・ナハテラス)に移動して懇親会となりました。
これで2日目のは終了。 -
ここから3日目(2月7日)になります。
今回お世話になったダイワロイネットホテル沖縄県庁前
8時頃にチェックアウト。
レンタカーに分乗して、大浦湾・辺野古の視察に向かいます。ダイワロイネットホテル沖縄県庁前 宿・ホテル
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宜野座 9:25頃
西原JCTから沖縄自動車道を走り宜野座で降りて一般道へ。
宜野座は、阪神タイガースのキャンプ地です。
この日も、キャンプの見学に来る人の車で混んでいました。 -
わんさか大浦パーク
ここで、この日の視察を案内してくれるYさん、Aさんと待ち合わせです。わんさか大浦パーク 祭り・イベント
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わんさか大浦パーク
ここには、農産物の直販所やお土産の販売、食堂があります。
また、シャワーや更衣室がありダイビングする人が利用できます。わんさか大浦パーク 祭り・イベント
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名護市東海岸 久志地区の案内図
わんさか大浦パーク 祭り・イベント
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わんさか大浦パーク前のジュゴン
この大浦湾にジュゴンが生息しているのです。わんさか大浦パーク 祭り・イベント
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わんさか大浦パーク前のジュゴン
わんさか大浦パーク 祭り・イベント
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わんさか大浦パークの前の海岸線
干潮のようで海岸線を散策で来ます。わんさか大浦パーク 祭り・イベント
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わんさか大浦パーク
建物の屋根には沢山のシーサーが飾られています。わんさか大浦パーク 祭り・イベント
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わんさか大浦パーク
棚に並ぶ農産物。
青いパパイヤ(左上)は珍しいですね。
こちらではサラダなどで食べるようです。
島バナナ(左下)も珍しいので、後で買おうと思っていたのですが売り切れていました。
1週間ほど置いて黄色くなってから食べるそうです。わんさか大浦パーク 祭り・イベント
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汀間(ていま)漁港
わんさか大浦パークで待ち合せた後、ここまで車で移動。 -
汀間漁港に入って来るグラスボート 11:00頃
この日の視察でお世話になるグラスボートが入港してきました。 -
大浦湾エリアマップ
今回、グラスボートで視察した大まかなルート
(大浦湾生き物マッププロジェクトが作成した資料から引用) -
大浦湾 グラスボートで最初の目的地チリビシに向かいます。
気温も上がり、波も穏やかで、絶好の条件です。大浦湾 自然・景勝地
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チリビシのアオサンゴ群集の解説
陸から約400m沖合にあるアオサンゴ群衆は、長さ50m、幅30m、高さ12mと非常に規模の大きなものですが、2007年9月までその存在も知られずに眠っていたそうです。
IUCN(国際自然保護連合)のレッドデータリストに絶滅危惧種?類として掲載されるほど危機的な状況にある、世界的にも貴重な生物です。
アオサンゴ群衆の上には、他の種類のサンゴが生息するほか、ウツボやシャコガイやウニ類、イソギンチャクやクマノミ、ベラ科の魚などが多く棲み、豊かな生態系を作り上げているそうです。 -
大浦湾 チリビシのサンゴ礁
グラスボートから見る海底なので、本物の色合いとは違うのでしょうが、それでも感動ものです。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 チリビシのサンゴ礁
Yさん、Aさんの案内で、職場の仲間二人も海に入りました。
その間、ボートはエンジンを切って漂います。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 チリビシのサンゴ礁
サンゴ礁の上を漂うグラスボートから。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 チリビシのサンゴ礁
ガラス越しでなければ、もっと綺麗に見えるのでしょうね。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 チリビシのサンゴ礁
ちょっと大きな魚が見えました。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 チリビシのサンゴ礁
大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾
グラスボートの下に現れたAさん。
流石、何度もこの海で調査をされているだけあって余裕のダイビングです。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 チリビシのサンゴ礁
大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 チリビシのサンゴ礁
小さな魚が写っているのが分かるでしょうか。
サンゴ礁を棲み家にしているのでしょうね。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 チリビシのサンゴ礁
同じような写真ばかりで恐縮です。
初めてダイビングを経験した職場の二人も、興奮気味で戻ってきました。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 チリビシから移動します。
大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 辺野古の制限区域を示すフロートが見えてきました。
大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 辺野古の制限区域を示すフロートと海上保安庁の警備艇
制限区域に近づく船があると警備艇が緊急接近してきます。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾に浮かぶ長島
この島は国の管理下になっているため一般人の上陸は出来ないそうです。
長島の左端は、人の顔に見えます。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾に浮かぶブイと長島
大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 我々のボートを追いかける警備艇
制限水域に近づくと離れるように警告してきます。
我々が乗っているボートの船長さんは、地元の漁師(ウミンチュ)さんです。
古くから大浦の海とともに暮らしてきた人たちは、今でも、潜り漁や刺し網漁を生活の糧として働いているのですが、このサンゴ礁や藻場を破壊したらどういうことになるのか、彼らが一番知っているのです。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 制限水域を離れ、椀の奥の方に移動
写真が良くありませんが、白い縞模様の入ったカクレクマノミです。
船長さんの説明では、サンゴ礁はあちこちにあるが、クマノミが生息するサンゴは限られているそうです。
(実際には、サンゴ礁のイソギンチャクに生息しているようです。)大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 カクレクマノミ
ここ大浦湾には、日本で見られるクマノミ6種すべてが棲んでいるそうです。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 クマノミを観察するために潜った4人
初めての二人も、なかなか上手く潜っていました。
仲間のIさんの感想は「病みつきになりそう!」とのこと。大浦湾 自然・景勝地
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大浦湾 辺野古の制限水域を示すフロートを見ながら引き上げます。
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大浦湾 汀間漁港に帰港 13時頃
グラスボートの皆さん、お世話になりました。
この後、車でわんさか大浦パークに戻りました。 -
わんさか大浦パークの食堂で昼食 13:30頃
沖縄そばミックス(そうき、三枚肉のミックス)わんさか大浦パーク 祭り・イベント
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この美しい海をジュゴンの保護区に
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久志郵便局の近くにある丘の上に登ります
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丘の上から眺める辺野古の海
この素晴らしい海がどうなってしまうのでしょうか? -
丘の上から眺める辺野古の海
パノラマ撮影で。 -
辺野古の座り込みテント
海上基地建設阻止を掲げ、
闘争開始から8年(2639日)の命を守る会の闘いと座り込み(4311日)が続いています。 -
名護・ヘリ基地反対協議会の資料
大浦湾には、ジュゴンの生息場所があり、貴重なサンゴ礁が広がっていますが、辺野古の海に基地が作られると生態系に対する影響が懸念されています。
普天間基地を辺野古に移設する計画に対し、国と沖縄県が長年にわたり争っています。
大浦湾には多くの種類のサンゴの生息が確認され、砂地にはジュゴンの好物ウミヒルモなどの海草類が藻場を作り、ユビエダハマサンゴの大群生はクマノミなどのサンゴ礁生物のオアシスとなっているなど、サンゴ類やサンゴ礁生態系を構成する生物の多様性が高く、自然保護上きわめて重要な海域であり、沖縄県が「自然環境の厳選な保護を図る海域」、環境省が「日本の重要湿地500」に指定している。 -
辺野古の座り込みテントのある海岸
(左手にはキャンプ・シュワブがあります。)
15:30頃、辺野古を出発、那覇空港へ向かいます。
お世話になったAさんとここでお別れです。
どうも有難うございました。 -
那覇港に停泊中の大型客船 16:35頃(車の中から)
外国人観光客が大挙して沖縄に来ているとテレビで知りましたが、まさにこの大型客船がそうだったのでしょうね。
沖縄に外国人観光客が多い謎が解けました。
この後、ガソリンスタンドに寄って、空港近くでレンタカーを返し、送迎バスで空港に送ってもらいました。那覇港クルーズターミナル 名所・史跡
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那覇空港 ロビーのステンドグラス画
(上)作品名:真南風のまつり
原画 :高島彦志
(下)作品名:New World
原画 :大城友康
17時過ぎ、無事、那覇空港に到着。
出発まで1時間半ほどあり、ゆっくりと出来ました。那覇空港 空港
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那覇空港
18:40発 JAL918便 羽田には20:50到着予定
機種はボーイング767-300で満席でした。
帰りのフライト時間は2時間10分ほどと往きよりも30分も早いのですね。那覇空港 空港
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那覇空港の出発ロビーからの眺め 17:45頃
2泊3日の沖縄、雨のち晴れの天気でしたが、予定通りに運び無事ミッション終了。
お世話になった皆様、有難うございました。
ご一緒した皆さん、お疲れさまでした。
また、機会があれば沖縄でのシンポジウムを開催したいですね。
(おしまい)那覇空港 空港
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この旅行記へのコメント (2)
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- のりアロハさん 2016/02/15 15:28:10
- お天気によって印象が違いますよね
- morinoさん、こんにちは。
私も10日から昨日まで沖縄に行ってました。
せっかく沖縄に行ったのに仕事での3日間だと、あまりゆっくりとは出来なかったのでは?
沖縄は30年ぶりですか〜、当時の印象とはだいぶ違っていたのではないでしょうか。
家内も30数年ぶりに行って、首里城がかなり変わったので驚いていました。
初日は雨でしたが、途中から晴れて青い海も眺められ良かったですね。
のりアロハ
- morino296さん からの返信 2016/02/15 21:03:22
- RE: お天気によって印象が違いますよね
- のりアロハさん
こんばんは。
のりアロハさんも沖縄へ行かれていましたか。
お天気はどうでしたか?
2月の沖縄は結構雨が多いですね。
プロ野球のキャンプも雨にたたられることが多いようですが。
実は、30年前も出張で沖縄へ出掛けましたので、
ゆっくり観光はしていませんでしたが、守礼門だけが記憶に残っていました。
奥様も仰っているように、首里城は随分と手を入れて復元されていたのですね。
沖縄、やはり青空が似合いますね。
3度めは、完全に観光で行ってみたいです。
のりアロハさんの旅行記も楽しみにしています。
morino296
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