中国旧満州 4都市弾丸建築巡り（Vol.3）

2014/03/30 - 2014/03/31

長春からハルビンへ移動。ハルビンは中国でのロシア風建築のメッカ、長春とは対照的に日本の影響は少ない。名建築を見て回りましたが、もう少し時間が欲しかった。

14/3/28　
HIJ 7:55−NRT 9:25 NH3236
NRT 10:10−DLC 10:25 NH903
14/3/29　
大連−瀋陽
瀋陽−長春
14/3/30☆　
長春−ハルビン
14/3/31☆　
HRB 8:30−PEK 10:25 CA1640
PEK 13:45−ICN 16:40 CA125
ICN 18:30−HIJ 20:00 OZ162

エリア 哈爾濱(中国)

長春からハルビンに向かう列車の車窓。ずっとこんな風景が続く。
車内は4人掛け向かい合わせのシートで、私以外の3人の中国人は初めは初対面モードだったが、その後ハルビンまで2時間、ひとときもお喋りが絶えず。
反日感情最悪期で、日本人と悟られないよう、ずっと大人しくしていた。。
長春からの遅れを引きずって、45分遅れでハルビンに到着。ハルビンでの時間がなくなるのが痛い。

ハルビン駅に着いたらもう15時すぎ。
早速タクシーで今晩のホテル、中央大街の馬迭爾賓館（モデルンホテル）へ。楽天からの予約で１泊368元。

1906年建築のクラシックホテル。中央大街に面し、立地も抜群。

中央大街を散歩。かつてロシア語でキタイスカヤと呼ばれた通り。

中国とは思えない建物が並ぶ。

ハルビンのシンボル、聖ソフィア大聖堂へ。

入場料20元。教会としては使われておらず、内部は資料館になっている。

時間があればゆっくりしたかったが、タクシーでかつてのユダヤ教会へ。
現在はかつてハルビンで生活していたユダヤ人の業績を伝える博物館になっている。
戦前、中国にユダヤ人社会が存在したのは知らなかった。

内部の天井。

展示室。

松花江はまだ凍っていた。

川沿いにロシア風キオスクが並ぶ。

元ユダヤ病院の建物。現在は眼科医院となっている。

ハルピン駅をはさんで反対側の方向へ。ケンタッキーフライドチキンの入る建物。19世紀末にヨーロッパで流行したアールヌーボー様式の建物とのこと。

近くの市街地のロータリー。

秋林（チューリン）公司。ハルビンでは有名な食品会社がやっている百貨店。大列巴という人の頭くらいの巨大なパンが有名。

東大直街、いくつかの教会が並んで建っている。

ウクライナ教会。

ウクライナ教会隣のプロテスタント教会。

向かいのカトリック教会。

中央大街に戻って、夜の街を散歩。珍しいU字型に入り込んだ建物。

ライトアップされた建物が美しい。

馬迭爾賓館名物のアイスキャンデー売り場。寒くなってきたが、売り場にはまだ行列ができていた。
美味しかったので、一気に3本お買い上げ♪

ホテルのロビー。

ロビーにホテルの歴史が展示されていた。

翌朝、空港へのバス乗り場が分からず、タクシーで大平空港へ。市街地からはかなり離れているが、40分くらいで到着。高速料金20元込みで120元。

ハルビンからフライト3本乗り継いで、広島へ帰る。まずは北京へ。

8:00発、予定通り離陸。

翌日から４月なのに、湖はまだ氷結している。

北京まで2時間のフライト。

ほぼ定刻に首都空港着。乗り継ぎに3時間少々時間があるので、街に出ることに。

ABC（エアポートトレイン）と地下鉄を乗り継ぎ、市街地へ。かつて出張でよく来たエリアを少しだけ散策。

とんぼ返りで首都空港に戻って、ソウル経由で広島へ。写真は仁川空港。