2015/09/15 - 2015/10/03
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marcopanさん
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ここまで北京から西へ向かって走ってきましたが、ここからは真っ直ぐ北へ向かいモンゴルの国境を目指します。
国境の町、二連浩特までは330キロほどなので三日にわけて走ることにしました。
集寧から先は70キロほど先に白音察干の街があって、そこにはいくつかホテルがありそうだけど、その先は、更に150キロほど走った先にしかホテルがある街が無さそう。
なので今日は、昨日、長距離を走った事もあり、白音察干までの短い距離を走るだけのつもりでスタートしました。
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-9/20 日-
7時半に朝食を食べに1階の食堂に。
ここもビュッフェだった。
これまでホテルの朝食はハズレが続いたけど、ここは普通に美味しかったので、野菜もしっかり取る事が出来た。 -
今日はそれほど距離も走らないので9時過ぎにスタート。
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集寧の街もそれほど大きくないので、北へ向かって走るとすぐに開けた道になる。
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少し先にあった公園。
中央にはマッチョな3兄弟らしき像が立っていた。 -
街の北に流れていた大きな川。
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集寧を振り返って撮った写真。
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この先道を間違えて2キロほど違う道を進む。
GPSがあったおかげで早く気づけたから助かった。 -
引き返して、本来走る道のG208号線に行く。
この先モンゴルの国境まではG208号を進んでいく事になる。 -
国境の二連浩特までは329km。
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集寧の街を完全に抜けるとほぼ草原地帯。
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走り始めてからだんだん追い風が強くなってきて時速30キロ以上をキープして走れる。
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11時半頃に今回の旅で最初のパンク。
チューブを交換して、ついでにチェーンに油を差す。
空気圧は普段は6.8気圧ぐらいなんだけど、この時は荷物などあって少し重いので8気圧ほど入れていた。
時間に余裕もあるしお菓子を食べて休憩。 -
12時40分に小さな街を通過する。
道沿いにホテルが何軒かあった。 -
花の終わったひまわりの畑。
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1時頃に湖の脇を通る。
写真を撮ったついでに地図を確認する。
あれ、もしかして・・・
今日宿泊予定の白音察干を過ぎていた。
さっき通った小さな街がそうだったらしく、想像していたよりも小さな街だったし、予想よりも走行距離が短い位置にあったので違うと思って通り過ぎてしまった。 -
白音察干から5キロほど過ぎているみたいだけど、このまま先に進むとなると150キロほどホテルがない可能性もあるし、もう昼も過ぎてるので無理はしない方が良さそう。
でも、せっかくの強い追い風で順調に来ていたのに戻るのももったいない気がする。
戻る方が賢明な判断たと分かっては居るんだけど、悩んだ末先に進むことにしてしまった。 -
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この後も強い追い風が続いて良いペースを維持できる。
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景色もモンゴルらしいというか、草原が広がっている。
所々牛や馬が放牧されているのが見える。 -
羊横断中。
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ガイドブックにこのあたりには名所の一つとして火山も載っていたけどあれがそうかな?
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民家もほとんど無い様な草原の道。
やっぱりさっき引き返すべきだったかな・・・ -
少し建物があったけど、ここにはホテルもお店も無い。
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2時頃。
お昼ご飯を食べてないけど、町もないしお店も無い。
チョコレートなど食べてエネルギーを補給しておく。 -
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羊がいっぱい居る。
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ちょっと先に小さな村があったけど、さすがにここにはホテルは無さそう。
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坂はあまりないし、風も追い風が続くのでペースはいい。
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景色は素晴らしいんだけど、今日の宿泊先が心配で心の底から満喫できない。
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同じような写真が続いてしまいますが、同じような景色が続いているのでご了承ください。
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休憩中。
今日はそれほど飲み物など準備しておかなかったので、前半のあたりは小さな商店くらいはあったんだけど、そのうち買えばいいかと思ってたら、後半の方は商店すら無くなってしまった。 -
ひつじ。
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朱日和まで35キロと書かれた看板。
地図で見た限りだと朱日和はホテルも無いような小さな街みたいだけど、看板が出てるぐらいだから一軒くらいはホテルがあると願う。
もし無かったら、そこからさらに50キロ程走らないといけなくなりそうだし。 -
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今回の旅は見渡す限りの草原の中の一本道を自転車で走りたくて来たんだけど、モンゴルに入る前にほぼ達成してしまった感じ。
実はもうこの時点で泣きそうなくらい感動していました。 -
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だんだん日も傾いてきた。
明るいうちにホテルにたどり着けるんだろうか? -
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5時20分頃に遠くに朱日和と思われる街が見えてきた。
背の高い建物が見える気がするけど、あれがビルだったらホテルもありそうだけど、工場のようにもみえなくもない。
日本だと前方に街が見えたらすぐにたどり着く感じだけど、広大な草原だと距離感が全然違うので、街が見えてからもなかなか近づかない印象を受ける。 -
5時40分に朱日和の街に着いた。
さっき遠くから見えた背の高い建物は街のはずれにある工場だった。
ホテルは無いのか?と不安になったけど、通り沿いの交差点に天宇賓館というホテルがあった。 -
中に入ると受付におじさんが居たので、日本人だけど今日泊まれまるか尋ねたら大丈夫だとのこと。
疲れたので早く部屋に行って休みたかったんだけど、しばらく待ってくれと言ってどこかに電話をかけている。
誰を呼ぶんだろうか?椅子を勧められてしばらく待たされる。
10分ほど待っただろうか、ホテルの前に一台のパトカーが停る。
もしかしてと思ったら、やはり二人の体格の良い警察官が降りてきてこっちに来た。
身分証を見せろと言われたのでパスポートを渡すと、一人の警察官がそれを持ってパトカーに乗って何処かへ行ってしまった。
その後もう一人の警察官にどこから来てこれから何処へ向かうのかとかいろいろ聞かれた。
少し英語も話せるんだけどあまり得意じゃないらしくて、私も中国語はほとんど出来ないのでちぐはぐな会話になる。
しばらくするとさっき出て行った警察官がパスポートを持って戻ってきた。
危険人物とは見なされなかった様で、パスポートを返してくれて警察官はそのまま帰っていった。 -
普通の観光客が来るような所ではないから、外国人を泊める時は警察に連絡することになってるんでしょうね。
一泊100元(1900円)
角にあるから窓が広いし、Wifiも快適に入る。 -
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ホテルの窓から南側の景色。
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こっちが東側。
商店や食堂や小さなホテルもいくつかある街。
奥の方に遠くからも見えていた何かの工場がある。 -
夕食と買い物に出る。
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今日もご飯ものが食べたかったんだけど、適当なお店がなくて結局刀削麺にした。
ここのは白いスープで量もたっぷりで美味しかった。
お金を払おうとして厨房に居るお店のおばさんに声をかけたら、「いいよ、いいよ」
という感じで手を振っている。
え、なんで、お金払わなくていいの?戸惑っていると隣にいたお店のおじさんも「いいからいきなさい」という感じで出口を指差している。
本当にいいのかな、お店出ちゃうからね。 -
予想外の事に面食らってお礼も言わないで出てきてしまった。
これは素直に、よそから来た客人に対するおもてなしの気持ちと捉えていいのだろうか?
思わぬ親切にじーんときました。 -
走行距離 172.65km
走行時間 6時間53分
平均時速 25.0km
積算距離 666.31km
予定外に長距離走っちゃったけど、追い風にも乗って平均時速は早かったから明るいうちにホテルが見つかったし結果オーライでした。 -
これで見ると結構標高差があるように見えるけど、170キロで400mだから感覚としてはほぼ平坦です。
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