2015/09/15 - 2015/10/03
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marcopanさん
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この日はちょっとした難所になります。
張家口から西へ向かい、いよいよ内蒙古へ入るのですが、烏蘭察布市の集寧まで180キロほどのあいだ大きな街が無いので一気に走ります。
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-9/19土-
今日は距離が長いので6時過ぎに起きる。
朝食は、昨日スーパーで買ったお菓子とインスタントコーヒーで済まして、7時半にスタート。 -
標高が800m近くあることもあって、朝はかなり寒い。
前日のテレビの天気予報では10度〜23度となっていた。
ジャンパーを着ていても空気が冷たい。 -
街を南北に流れる清水河に架かる橋を渡る。
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川沿いを南にゆる〜い坂を下りながら走る。
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街の外れまで来て、
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ここからまた昨日走ってきたG110号に合流して西を目指す。
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道は広くて走りやすい。
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また例の煙突。
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午前中は追い風に乗って順調に距離を稼ぐ。
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トウモロコシの畑が多い。
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10時に着いた橋。
(東洋河大橋 長度338m)と書かれている。 -
大きい川なんだけど干からびていた。
景色も良いので橋の上でお菓子など食べて休憩する。
朝は寒かったけど、この時間になると走ってると暑くなってきたので半袖になる。 -
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橋から少し走った先の懐安の街の脇を通る。
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移動遊園地だと思うけど人が集まっていた。
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交通量も少なくて空気も綺麗で自転車で走るには良い所。
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丘の上に古い砦のようなものが見えた。
なんだろう?万里の長城ってもうこの辺にはないよね? -
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この辺からは上り坂が多くなる。
昨日までは登って下ってを繰り返すのが多かったけど、今日は登って少し平坦があって、また登ってという感じで標高を上げていく。 -
また砦というか城壁っぽいものが出てきた。
やっぱり長城の一部なんだろうか? -
だんだん登りがきつくなる感じ。
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また砦っぽいものが畑の中にある。
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長い直線の登りがあって、
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登りきったところの景色の開けたところで休憩する。
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ここの山の上にも砦が。
あまり事前に下調べしてなかったから解らなかったので帰国後に調べてみました。
この日スタートした張家口の地は、古くは北方民族と漢民族の境界としての要衝で、万里の長城の主要な門もあって、そこから東西にも城壁が築かれていたようです。
今日何度か見たものは、おそらく長城の名残の砦などだったと思います。
そしてここは地理的に考えて交易や軍事の上で重要な峠だったと思われるので、あの山の上のものは監視塔の様なものではないかと。 -
ここからしばらくは山間の道をいく。
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山間を縫うように通る道。
ほぼ平坦だけどゆるく登ってる。 -
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最後に少しきつめの上りがあって、
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登りきる直前に「内蒙界」と書かれた看板があったので、ここから内蒙古自治区に入ったと思われます。
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ここからはしばらくは下り坂。
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一気に景色もモンゴルっぽい雰囲気になった。
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一般道なんだけど、突然料金所があってあせった。
自転車はタダで通れます。 -
お店なども全然ない道がしばらく続く。
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1時半に興和の街に入った。
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それほど大きくない街。
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2時近くなってしまったけど興和の街を出る手前でお昼ご飯にする。
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刀削麺10元(190円)
ゆで卵とか豆腐とが具が多く入ってた。
ちょっとしょっぱい。 -
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丘に牛が沢山放牧されていたけど、ここは観光農場みたい。
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畑よりも草原が多くなる。
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草原が多いけどまだ畑もところどころ見かける。
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たいして車も通らないのに片側4車線もあるやけに広い道路。
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5時前ぐらいに前方に今日の宿泊予定の集寧の街が見えてきた。
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ここでもやたらとアパートが作られている。
中国も住宅バブルがはじけて地方都市では住宅が売れ残って大変だとニュースで聞いたけど、確かに作りすぎではないかと感じた。 -
北京を出てから3日に渡って走ってきたG110号から離れて集寧の街へ向かう。
看板をよく見ると漢字の上にくにゃくにゃとした変な文字が書かれている。
内モンゴルの文字だけど、モンゴルで使われている字とはまた違う。 -
北へ向かって走り街の中心を目指す。
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中心あたりで金浩建国飯店というホテルがあったけど高そうなのでパス。
その少し先に小さな安そうなホテルがあったので、そっちに行ったんだけど外国人はダメだから金浩建国飯店に行けと言われてしまった。
仕方ないのでそっちに行くとやっぱり高くて、一番安い部屋でも318元(6000円)だった。
他にもあるかもしれないので一旦断る。 -
少し先にあった地天泰賓館というホテル。
ここも高そうかなーと思ったけど、値段を聞いたら一泊138元(2600円)だった。
ここまでで一番安いしここにした。 -
朝食も付いてWifiも良く入る。
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7時頃に夕食を食べに出る。
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ご飯ものが食べたい気分だったけど、適当なところが見つからなかったので、麺屋に入る。
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メニューが見当たらなかったので、お店のおばちゃんに何か食べたいとジェスチャーで伝えると、
「チャオメン?」
と聞かれた。
何かわからなかったけど頷く。 -
出てきたチャオ麺。
8元(152円) -
あれ、麺がソバみたいな色しているなと思って一口食べてみたら、間違いない、この口に広がる香りはソバの香り。
中国でソバのイメージがなかったから意外だったけど、スープも他の中国の麺類とは違って心なしか和風だしの様な感じもするような味で美味しかった。 -
ホテルに戻って部屋に置いてあったガイドブックを見てたら、さっき食べたチャオ麺が紹介されていた。
Buckwheatと書かれてるのでやはり蕎麦だった。
そういえばチャオ麺って簡体字で書かれてたからピンと来なかったけど、日本の漢字に直すと(蕎麺)となるので、そのまま蕎麦でしたね。
調べてみたら、ソバの原産地は中国南部でそこから日本も含め各地に広がっていったらしいです。
日本では弥生時代から栽培されていたみたいだから、もともと大和言葉で「ソバ」と読んでいて、あとから中国から入った「蕎」の漢字に音を当てたんでしょうか。
ガイドには北方面食三絶之一とか書かれていて、蘭州拉麺、山西刀削麺、と共に北部の三大麺の一つみたいです。
昨日は拉麺食べたし、今日は刀削麺と蕎麺を食べたから三大麺制覇です。 -
走行距離 181.82km
走行時間 8時間22分
平均時速 21.7km
積算距離 493.66km -
この日は距離も長かったけど、思ったよりも標高も登っていた。
集寧の街は標高1400mくらいです。
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