春日大社 節分万燈籠

2016/02/03 - 2016/02/03

2016/2/3　節分の日、春日大社では
節分万燈籠（せつぶんまんとうろう）で、およそ三千基の全燈籠が灯もりました

春日大社に奉納された灯籠は、数が多いだけではなく、歴史的にも、とても貴重なものだそうです。
国内に現存する室町時代以前の燈籠の六割以上が、ここ春日大社にあるそうです。

2月の節分、8月14日・15日の年３回、すべての燈籠に浄火をともす春日万燈籠が行われています。


この日は、江戸時代まで神職の詰所であった重要文化財「藤波之屋｣（ふじなみのや）の内部が特別に公開され、参詣者が「万燈籠」の幽玄な雰囲気を体験出来るように釣燈籠に灯がともされていました。

細長い建物、藤浪之屋の中は、多くの美しい灯籠が吊るされていて、その間を歩けるようになっています！

外からの光もしっかりと遮断されていて、優しく、柔らかな灯りで包まれました。

? 石灯籠に関して、 ?

「一晩のうちに燈籠を間違えずに、全部数え切ったら長者になれる」

「“春日大明神”と記された燈籠を一晩で３基見つけたら、大金持ちになれる｣

? といった伝説もあります。。。?

?数ある燈籠のなかには、桂昌院、嶋左近、直江兼続らが奉納した燈籠や、
基壇に｢鹿｣が刻まれた燈籠もありますので、参拝の際には探してみてくださいね ?

春日大社では数々の神事が行われています。

そのなかでも万燈籠は静かで幻想的な雰囲気。

一度は、訪れてみたくなりますね！

２月の節分万燈籠のときには社務所では、「立春大吉」と書かれた札のついたアカネコヤナギの小枝のお守りも売られています ?


節分の夜・春日大社の他の明かりが消え、境内3,000基の燈籠に、浄火が献じられ、厄除けと、新春の平穏無事を祈願いたしました。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

春日大社　楼門

春日大社 寺・神社・教会

平安末期より今日に至るまで、その大半は春日の神を崇敬する人々から、家内安全、商売繁盛、武運長久、先祖の冥福向上等の願いをこめて寄進されたものです。

春日大社 寺・神社・教会

燈籠は石燈籠が約2,000基、釣燈籠が約1,000基の合計約3,000基あります。

春日大社 寺・神社・教会

ほのかな灯火が透かし彫りの｢神鹿｣の図柄を美しく浮かび上がらせています。

春日大社 寺・神社・教会

燈籠は石燈籠が約2,000基、釣燈籠が約1,000基の合計約3,000基あります。

春日大社 寺・神社・教会

春日大社の社紋

｢さがり藤｣の透かし彫りが幽玄でキレイです。

春日大社 寺・神社・教会

暗い部屋の中で灯されるいくつもの燈籠は、とても幽玄な雰囲気。

春日大社 寺・神社・教会

献燈紙という薄紙が貼られているので、小さな障子の向こうから淡い光がもれてくるような趣です。

春日大社 寺・神社・教会

暗い部屋の中で灯されるいくつもの燈籠は、とても幽玄な雰囲気。

春日大社 寺・神社・教会

節分のほか、8月14日、15日に行われますので、夏の中元万燈籠もお楽しみに！

春日大社 寺・神社・教会

藤浪之屋の美しい灯籠

春日大社 寺・神社・教会

春日の神のお使い｢神鹿｣の透かし彫り

春日大社 寺・神社・教会

ほのかに揺れる灯明

春日大社 寺・神社・教会

釣り燈籠の明かりが回廊の春日塗の朱を幽玄に照らし出します。

春日大社 寺・神社・教会