2016/01/24 - 2016/01/26
230位(同エリア1998件中)
しんちゃんさん
- しんちゃんさんTOP
- 旅行記155冊
- クチコミ84件
- Q&A回答1件
- 250,391アクセス
- フォロワー35人
和歌山の旅2日目は、有馬、道後と並ぶ日本三古湯の一つ白浜温泉へ行きました。
今から1300年以上も前、飛鳥、奈良時代から「牟婁の温湯」「紀の温湯」の名で知られ、斉明、天智、文武天皇をはじめ多くの宮人たちが来泉されたと伝わる。「日本書記」にも牟婁(むろ)の温湯が登場しているという…まことに古い由緒があるお湯です。
******
お世話になる宿は「浜千鳥の湯 海舟」で、混浴露天風呂の浜千鳥の湯がある宿。
湯に浸かりながら海景が同じ目線で楽しめて至福のひとときを過ごせました。
白浜町の名勝三段壁の観光をしてから湯宿海舟に入りました。
********では、ご覧いただければ嬉しく思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
11:37 紀伊勝浦駅から電車に乗り1時間50分、 白浜駅に到着しました。
2014年12月に双子の赤ちゃんパンダが誕生で話題の、アドベンチャーワールドがある
パンダの町・白浜です。
さっそくパンダがお出迎え。 -
ホームを降りおおかたの人はアドベンチャーワールド方面行きバス乗り場へ向っています。
近いうちに3歳〜11歳の孫たちにパンダを見せてあげたいと思っているので折角なら下見を…と考えなくもなかったのですが、我々には三段壁や千畳敷見学が合っているかと(^.^)
。。今回は下見はしないで、旅行の際は4トラのアドベンチャーワールド旅行記を拝見参考にさせていただく事に。。皆様宜しくお願いします§^。^§ -
11:43 町内を循環する明光バス「三段壁」行きに乗ります。
バス車内は観光客ばかり6人で空いています。 -
白浜駅から23分、終点の三段壁に到着です。バス代は470円。
-
バスを降り2分、三段壁の近くにあるキダチアロエの花畑です。
円すい状の朱色の花が下の方から順番に咲き、長さもあるので遠くからでも目立ちます。
11〜12月頃から咲き始め、2月終わり頃までの長い間楽しめるようです。 -
良く整備された散歩道を進みます。
-
絶壁の際の散歩道からの雄大な眺め。
-
散歩道の先端に展望台があります。
風が冷たく寒いのですが…もう少しの頑張りー。 -
バスを降りてから15分、三段壁展望台に到着しました。
1組の観光客しかいません。ちょっと拍子抜け。
午後からは曇り空になり風も強くなってきたせいでしょうか? -
大海原にむかって屏風のように断崖が広がっているのがよく見え、迫力あります。
高さ50m〜60mもの断崖絶壁が約2kmに渡って切り立つ三段壁。 -
千畳敷の南海岸にそそり立つ三段壁。
地元福井の東尋坊を思わせる光景です。
東尋坊の方が規模が大きい。。なんて比較してはいけませんね<m(__)m> -
-
三段壁展望台前には、三段壁洞窟入口と書いた大きな案内板あります。
いつまでも屋外に居てると寒いので、早速建物の中に入ります。 -
三段壁洞窟正面玄関です。
屋根を見るとお寺の本堂をイメージしたような建物です。 -
では、三段壁洞窟を見学します。
入場料は1300円ですが、100円のJAF割引を利用します。
年中無休で8〜5時まで入場できます。 -
エレベーター乗り口です。
断崖上から地中36mをエレベーターで降ります。 -
一気にエレベーターで降りればそこは洞窟の入り口。
-
-
源氏と平家が激しい争いを繰り広げたころ、熊野水軍は熊野別当湛増に率いられて参戦し、源氏の大勝利に貢献した。
湛増はもともとは平家方であったが、我が子弁慶の要請もあり源氏方に加勢。
熊野水軍2千余名、船2百で源氏勝利へと導いた・・・
と、記されています。 -
また三段壁洞窟由来の説明文には・・・勇猛果敢で知られ壇ノ浦の戦いで源平の争いに終止符を打つ要因となった湛増が率いた熊野水軍。
三段壁洞窟は平安時代源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説の
洞窟です。 -
では、自然に出来た海蝕洞窟の中へ進みます。
-
赤茶色の洞窟内には1周約200mの通路があります。
洞窟探訪歩道は間接照明になっているので薄暗い場所もあり、そろそろと進みます。 -
岩肌に10の石像が見えるという「十像岩」です。
-
-
-
洞窟内歩道
-
洞窟内に温泉が湧出しています。
-
湧泉洞
-
湧泉洞の奥には、水の神様、神社仏閣の守護神といわれる牟婁大弁財天が祭られています。
青銅で出来た日本最大級のものと記しています。 -
この牟婁大弁才天は、大黒天、毘沙門天に十六童子を従えどのような願いも叶えると言われています。
それでは・・・ローソクを二本燈させていただき・・・ここは願い事も大ぉきく(=_=)参拝。
結果はいかに。。。 -
-
千社札もあります。
千社札は神社や仏閣に参拝を行なった記念として貼る物です。 -
熊野水軍の船を説明しています。
-
-
熊野水軍番所小屋を再現しています。
-
-
-
洞窟の天井には、1600万年前に波や潮流によって海底の泥や砂が動かされ、
地層の表面に蓮痕が出来ています。
この波の模様を見ると、自然の壮大さを実感します。 -
ここは潮吹き岩といい、この岩盤の下に大きな空洞があり空洞に海水が入ることにより上に開いた穴から海水が吹き上がります。
日本海の荒波はしばしば目にしますが、洞窟内に勢いよ海水が吹き上がるさまは、一段と迫力あります。海水がかかりそうになり慌てて逃げる逃げる(@_@。 -
かれこれ1時間が経ち洞窟内を一周出来ましたので、エレベーターで36m上に戻ります。
-
三段壁洞窟がある建物の前の屋外にある足湯です。
見晴らしの良い所に造られています。 -
2時になったので、そろそろ宿へ向う事にします。
-
三段壁から歩いて15分、今宵お世話になる海舟の看板が見えてきました。
-
看板から続く長いアプローチ。
歩いて行くにつれ期待が膨らみます★ -
敷地内にある海舟のばら園です。
広い薔薇園を通り抜けて千畳敷へ行くことが出来ます。 -
玄関前にある駐車場には5台の車。
月曜日なので宿泊客はそんなに多くはないのでしよう。。。と早合点。
ゆっくり寛げそう♪一段と楽しみが膨らみました。(ところが、それは・・・(-"-)) -
通路脇の松の盆栽や桃や梅やレモンの木など色々な植木を観賞しながら建物内へ。
-
少し早いチェックインでしたが待つことも無く、丁寧な説明を受け、梅ジュースをいただいた後部屋へ。
-
-
畳敷きの廊下です。
-
部屋に入り・・しばし、景色を眺め。。。
-
お風呂に入れるのが3時〜になっていて、まだ30分もあります。
部屋にコーヒーミルが用意されているので豆を挽いて淹れます。
電気のコーヒーマシーンが用意されている宿が多い近頃、ミルの方が香りが良いので嬉しい。まったりした時間が流れる〜。 -
3時になりお風呂へ。
-
混浴の露天風呂があるので、ここで湯あみ着を借りて入ります。
-
ここは湯上がり処です。
アイスキャンディーと冷水のサービスで嬉しい。翌朝はヤクルトのサービスでした。 -
宿には3つの貸切露天風呂があり、この木札が掛かっていれば自由入浴できます。
午後3時5分ですが、もうすでに梅香の湯は利用されています。
では早速、岩戸の湯に入るとしましょう♪ -
大浴場の横にあるガラス戸を開け、下駄に履き替えて露天風呂に行きます。
-
全ての露天風呂はこの階段を下って移動します。
年配者や足腰の悪い方には利用しにくい露天風呂です。 -
では、貸切露天風呂岩戸の湯に入ります。
-
寒い!一度温まってから来るべきでした。
海原からの強風がまともに身体にあたり、寒くてさむくて〜〜。服を脱ぐのに抵抗がある。一瞬なのに!
写真だけ撮り貸切露天風呂に入る事も無く・・・慌てて屋内の風呂に入りに戻りました。
内風呂はこの時は3人だけで、塩分が高めのお湯は体の芯までしっかり温まり、
時間を忘れゆっくり温泉を楽しみました。 -
5時30分 楽しみにしていた夕食。
2階の食事処で。席は向かい合うのではなく隣り合わせです。
小声で話せ迷惑かけず静かに食事(笑)
照明も少し落としてあり落ち着いた雰囲気の中で頂きます。
食事時間は8時からと二分制になっていて、10組ぐらいでした。 -
メニューは、熊野牛と和会席か舟盛り会席の2種類から選びます。
熊野牛と和会席を選びました。
前菜の白子豆腐にいくらと菜の花
鮪生ハムオイル漬け みかんジュレ
秋刀魚小袖寿司 レーズン松風など、口に運ぶまで目でも楽しめるお料理です。 -
蓮根万頭の上には、からすみ燻製がのっています。
-
造りは、鮪 鯛 才巻海老 太刀魚 いか
-
かんぱちのサラダ仕立て
-
すき焼き鍋は温泉玉子で頂きました。
地産の熊野牛は旨みがあり美味しくいただきました。 -
アワビ磯焼き他
アワビの磯焼きは、アワビの器にスライスしたアワビとメレンゲのようなふわっとしたソースをかけオーブンで焼いたものでした。
アワビに関してはステーキや塩焼きなど素材を味わう調理の方が好みでした。 -
平貝の酢の物
さらし鯨の酢味噌
この後、じゃこご飯とお吸い物が出ました。2人共磯焼きやご飯を残してしまいました。
「熊野牛と会席」を選択して熊野牛の期待が大きすぎ、熊野牛の料理がもう何品かあればよかったのにー・・・と隣から小声が聞こえます。 -
金柑ようかん
豆乳ヨーグルトプリンは残さずにいただきました。 -
夕食を終えしばらくしてからお風呂に行きました。
風呂場の脱衣所から聞こえる中国語。中に入って見ると浴室の中の戸が開けっ放しになっていて、着替えをしている人と浴室内の人達が大声で話をされています。
脱衣所だけでも10人ぐらい。浴室内は何人居られたか解りませんが賑やかな声が洗い場から。団体で日本に来て気心が知れた仲間で楽しく温泉を楽しまれているのでしょう。
時間をずらして入浴することにしました。
そして3時間後の11時頃、お風呂へ。
夜鳴きそばを食べ終えた中国の人達がお風呂に入る時だったのかもしれませんが、またもや同じ状態。
夜鳴きそばも無くなっているし、混んで・賑やか・で風呂にも入りにくいので、諦めて寝る事にしました。
早朝に今夜入れなかった分もたっぷりと入る事にして。。
海舟は、海外の人達にも人気の宿だったのでしょう。
***続きは千畳敷・円月島(3日目)和歌山2泊3日の温泉旅となります。
最後まで、ご覧いただいて有難うございます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
70