2014/11/29 - 2014/11/29
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アルデバランさん
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音楽都市ライプチッヒはバッハの街であり、メンデルスゾーン、シューマン、ワーグナーの街でもありますが、忘れてならないのはグスタフ・マーラーがその音楽人生を本格的にスタートした街でもあります。
40年来の好きな曲、交響曲第一番「巨人」はこの地で作曲されました。
当時ドイツは遅ればせながら重化学工業の技術革新により、19世紀後半ヨーロッパの主要工業国にのし上がりました。
そして、ここライプチッヒは商都として空前の繁栄を遂げ、ユダヤ系商業者たちが多く入居した旧市街西側の一角は、現在でもドイツ最大のグリュンダーツァイト建築の街並みが残る、19世紀末風情豊かな地区です。
あの、マーラーもここに住んで歌劇場で指揮しました。
ということで、最終日のミッションは以下の6点です。
①グリュンダーツァイト建築地区のマーラー住居を訪ねる
②バッハが最初に埋葬された旧ヨハニス教会跡地を訪ねる
③旧市庁舎でバッハがサインした雇用契約書とテーブルを見る
④トマス教会の塔に登って市内を一望
⑤トマス教会でのカンタータ演奏会
⑥フランクフルトに鉄道移動、翌朝帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
-
3泊したセイ チーズ ライプチッヒ ホテル&ホステルの中庭です。
最終日です
チェックアウトして荷物を預けます -
西に向かうとすぐに環状線、リングの広い通りに出ます
-
向かったのはその外側
グリュンダーツァイトの街並みが残っている地区です
グスタフ・アドルフ通りの両側を1軒1軒慎重に見てゆきます -
碑があったのでここかな?
と思いましたが違いました… -
どうやらあの建物のようです。
-
ありました!
か、感激 -
由緒ある建物が今でも個人住宅で使用されているなんて…
路上駐車中の車に、
「カメラを置かせて下さいな」 -
グスタフ・マーラーはここに住んでおり
あの交響曲第1番「巨人」を作曲しました。 -
ついでなんで
ドイツ最大のグリュンダーツァイト時代の街並みが残る地区を散策します。
ヴァルト通り -
東独時代老朽化が進み空室が目立ったのですが再生されたようです
-
洒落た家が続きます
-
いいのでしょうか
各家のベランダの出っ張りは明らかに張出し過ぎで、道まではみ出してます -
更に歩くと森と川にぶつかったので左にゆくと…
大きな競技場でしょうか -
若者二人がスッポンポンで握手してました
-
中に入ったらポスターで判りました
サッカー場でした
隣接するグリュンダーツァイトの街並み
そして彼方にはシティー・ビルも写ってます -
グリュンダーツァイトの建物
-
それにしても静か過ぎ…
-
少々寒々しいですが、並行して公園と並木道が真っ直ぐに。
絵になります -
アリーナもありました
-
カメラを手にして、どう見ても怪しいのですぐに退散
-
路面電車の駅もあります
-
こちらは、同じ集合住宅でも先ほどのグリュンダーツァイトの住宅とは違った趣の建物
きっと中の設備も最新鋭の設備でしょうね
どちらがいいのか意見は分かれますが -
トマス教会が見えてきました
公園を突っ切って戻ります -
すると何やら木枠に囲まれた物が…
-
おー!
これこそは…
一昨日、昨日とあれだけ探して分からなかったメンデルスゾーンが寄進した
旧バッハ像じゃん -
保護のため?
窓があるけど見えん… -
トマス教会に戻って。
これが現役のバッハ像
最初、右手は指揮棒の予定だったけど、良かったねえ丸めた楽譜に変えて。
当時指揮棒はまだありません -
トマス教会を東北側から眺めながら…
後で、あの塔の上にも上ります -
旧市庁舎前を通って…
-
マルクト広場に面したアーペル館
ザクセン選帝侯の定宿で、窓の外でバッハはコレギウム・ムジクムを率いて演奏したそうです。 -
今度はクリスマスマーケットを抜けて、昨日と同じアウグストゥス広場を目指します
-
その広場に面して
26歳のマーラーが指揮者をしていたライプチッヒ歌劇場です -
参考に年間スケジュールのパンフだけもらいます
-
一応、写真も撮って…
-
歌劇場の正面階段上からアウグストゥス広場のクリスマスマーケット
その向こうにゲヴァントハウスが歌劇場と向き合います -
で、右側は昨日行ったライプチッヒ大学と付属エジプト博物館が入った時計塔のクロッホ・ビル
-
クリスマスマーケットも覗いてみました
30年前に凄く欲しかったティピー -
薪で焚火や炊事したかった。
でも火は地面で燃さなきゃ
無理か… -
この人がいなければ始まりません
-
さて本題にもどります
城壁があったんでしょうか
グリム門跡地は大きな交差点になってました -
その交差点を直進すると目的地
今はなき、ヨハニス教会跡地に到着
ここはバッハが亡くなった時、最初に埋葬された墓地教会です
でも、何処に埋葬されたか忘れられちゃったけどね -
なんかありました
けどバッハとは関係ありませんでした -
位置的にはこんな感じで、グリム門を挟んでアウグストゥス広場の反対側です。
その昔、墓地は城壁外にあったんだ -
おっ、なんか発掘してました。
このヨハニス教会は第二次世界大戦の空襲で破壊されてしまいました -
教会跡地の奥、墓地はグラッシ博物館です
バッハはどのあたりに埋葬されていたんでしょう
周りを見てもなんの目印もありません -
こんな感じでグラッシ博物館が建ってます
奥にも墓地があるようです
行ってみます -
案内もあって観光コースにもなってますがバッハのバの字もありません
-
博物館裏手には墓地が広がってました。
バッハは教会南口の近くに埋葬されていたということですのでこの辺りではないはず… -
「誰それのお墓はここ」という案内板がありました
えーと… -
あった!
1894年10月22日に教会建物脇で発掘されたとあります -
そして墓地の説明案内もありました。
バッハの埋葬場所は没後その音楽と共に忘れ去られてしまいました。
150年後の1894年に遺骨が発見され、ヨハニス教会に安置されましたが、
教会が空襲にあい破壊されてしまったので1949年に縁のトマス教会に移されました。 -
その埋葬されていた場所の表示はありませんでした
教会の南口というのでたぶんこの辺りでしょうか… -
グリム門側から見るとこんな感じで2等辺三角形をしてます。
芝生の部分が教会跡地、建物がグラッシ博物館、その裏手に墓地が広がります。
ちなみに右側の通りの路地に鴎外は下宿してました。
ドイツ留学は1885年なので、まだバッハは目と鼻の先の地下で発掘されるのを待ってました… -
ライプチッヒ大学の中をショートカットして戻ります
-
トマス教会では本番前のリハーサル中
まだまだ時間はたっぷりあるので
次、行ってみましょう -
2時のタワーツアーまでも時間が少しあります
ということで向かったのは… -
旧市庁舎の2階の歴史博物館
-
昨日買ったライプチッヒカードで入場できます
-
歴代の市長の肖像画
この中で地毛の人は誰でしょう? -
博物館と言っても大広間は、ピアノコンサートもできそうですね
-
一番のお目当ては
この何の変哲もない丸テーブルです -
テーブルにはトマスカントールの雇用契約書の複製?
でも不思議なことに日付が1723年4月19日です。
ここへの赴任には逸話が残ってます。
前任のヨハン・クーナウが亡くなった時、後任はライプチッヒ大学の卒業生で当時絶頂の作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマンに白羽の矢がたったのですが、勤め先のハンブルクはサラリーアップで彼を引き留めました。
その他にも数人が候補に上がっては消え、最終的にやむなくバッハに話が回ってきたということです。
契約書にサインする時、市の参事会員達の誰が想像したのでしょうか…
田舎町ケーテンの宮廷楽団長が数百年たった今でもライプチッヒの街に貢献するだけでなく不朽の名作を残すことを。 -
さらにその奥の部屋には…
ハウスマンが描いたあの有名な肖像画 -
日付が1723年5月5日となってるので
これこそがバッハがサインしたライプチッヒ市との雇用契約書でしょう。
十数か条の条件があったと言うことですが3点ほど記載されてます -
窓から外を見ると…
凄い人 -
ライプチッヒ市街のジオラマもありました。
城壁ではなく濠に囲まれていたんですね。
角には、今は新市庁舎となっている大きな建物
宮殿でしょうか -
先程のグリム門の外側
三角地帯のヨハニス教会もありました -
時間が来たのでタワーツアーに参加してトマス教会の塔に登ります
2ユーロ -
参加者は5人程度
中間点でいろいろ説明があります -
鐘があるところに到達
-
上には小部屋がありました
-
ストーブもあって煮炊きもできます
-
洗濯も?
-
部屋から出ると…
-
凄い眺望です。
朝行ったサッカー場も小さく見えます -
トマス教会の中庭
付属するトマスショップとトマス学校
左下には15時からの演奏会に来た人たちがもう並んでます -
東側方面
旧市庁舎とクリスマスマーケット -
遥か彼方にポツンと建造物が
ここからあれだけ見えるのは相当な大きさです。
一緒に登った人に聞いたら
戦争の記念碑だそうです -
2時45分
下に降りたら15時からの演奏会の為に既に2、30人が並んでました -
カンタータ演奏会は結構な人で埋まりました。
日本人もちらほら
聞いたら市内でフォーラムがあったそうで、その流れだそうです。 -
教会の椅子は祭壇に向いており、
演奏は背後のオルガン、聖歌隊席で演奏… -
本日のプログラムです
-
最後に話のタネに近くのラーメン屋さんで味噌ラーメンを、と思いました。
出てきたのは…
おぞましい味でした。 -
「終わりよければすべてよし」
と言いますが
なんとか挽回したい… -
思い出深きアイゼナッハにも停車…
-
20時45分、フランクフルト駅に着きました
-
寝るだけなので宿は駅から歩いてすぐ
-
寝るだけなのでドミトリで充分
そのうち帰ってきた同室人は中国人かと思って話しかけたら日本人でした
京都大学の院生でオーケストラに所属しており、話が弾んでしまい
寝るだけでなくなってしまいました… -
翌朝、暗いうちにチェックアウトして空港に。
チェックイン時、席が空いていれば無料でプレミアム・エコノミーにアップグレードできるので聞いたら、来る時同様満席とのこと。
厚かましく、ダメ元でキャンセル待ちをお願いししました。 -
9時です、朝食しにラウンジに行きます
-
ルフトハンザのラウンジ
広いのに、ガラガラでした -
朝なので数は多くないですが…
-
シャワーも浴びます
-
時間になったのでボーディングゲートに行って
「プレミアムエコノミー、やっぱダメだよね」と遠慮がちに聞くと
「取れてますよ」と
ラッキー!
ダイヤモンドの威力発揮
ということで、『終わりよければすべてよし』
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ムロろ~んさん 2016/01/19 20:29:12
- 教会の塔に登る!
- アルデバランさん
こんばんは、ムロろ〜んです。
本年もよろしくお願いします(^人^)。
ライプチヒに行かれた旅行記を拝見しました。
トマス教会の階段が狭くてビックリしました。
どのくらいの方が参加できるんだろうと思いつつ、結構な高さまで登ったのではないかと思いました。
市内の風景がはっきり見えるのですね。
他の方の旅行記を拝見しても教会を訪ねて、塔を登るのって基本なんだなって思ったんです。
街の中心的なシンボルなんだなと思ったのです。
そうそう、プレエコが取れて何よりでしたね(^_-)-☆。
やはり快適度が違いましたか!
ムロろ〜ん(-人-)
- アルデバランさん からの返信 2016/01/19 22:21:27
- RE: 教会の塔に登る!
- ムロろ〜ん様 こんにちわ
塔の上、いいですよ
イギリスで大聖堂のタワーツアーに参加して舞台裏が見れたこと、そして街を俯瞰できたので、その後機会があれば都度登ってます。
彼の地でも日本でも…
ムロろ〜んさんが行かれた松江城なんて5回も上ってます(^^;
北京の鼓楼や鐘楼も3回上がってます
高いところはどちらかと言うと苦手ですが…
階段を何百段も登るのって結構きつくて。
ソールズベリー大聖堂の時、「わしゃ、限界じゃ、ここで待ってる」とリタイアしたオッちゃんもいました
実は12月に妻とまたドイツ行ったのですが、ミュンヘンとローテンブルクでも上がりました。
ローテンブルクの市庁舎の塔は凄かったです。
東大寺の柱くぐりのような狭さで、でかいムロさんは通れるか、疑問なくらいです
今回も、帰りは妻ともどもプレミアムエコノミーに無料でアップしてもらえました。
テレビのデカさが違う(^^;
ANAさまさまです…
(ANAやめてJALに変えたのに)
アルデバラン
-
- Weiwojingさん 2016/01/19 18:07:24
- 「ヨハン・セバスティアン・バッハの足跡を訪ねて」がやっと完成しましたね。
- アルデバランさん、お久し振りです。
「ヨハン・セバスティアン・バッハの足跡を訪ねて」がやっと完成しましたね。私もバッハは大好きな作曲家で、しばしばコンサートに出かけることもあります。しかし、CDで聴くことの方が多いです。
アルテバランさんは実際に現地に赴かれて、バッハ関連のところはほとんど回られたのだと思いますが、関係の場所でまだ行かれてない所はありますか。私もいずれはこうした場所を訪れてみたいと考えています。同時に、彼の演奏会も聴いてみたいです。
大いに参考になりました。「終わりよければ、全てよし」ですね。
tamegai
- アルデバランさん からの返信 2016/01/19 21:44:18
- RE: 「ヨハン・セバスティアン・バッハの足跡を訪ねて」がやっと完成しましたね。
- Tamegai様 こんにちわ
バッハの足跡を巡る旅は昔から念願だったのですが、若い時分は全て東独エリアだったので、今回感無量でした。
あらかた廻ったのですが、唯一15歳から17歳まで学生時代を過ごした「リューネブルク」だけは、北ドイツで離れており断念しました。
謂れのある場所もなく、しかも学生時代のことはよく判明していないようで良しとしました。
それよりも同じ北ドイツの「リューベック」はブクスフーデを訪ねて4カ月も留まった街で、かつて「ハンザの女王」と言われていただけに魅力ありましたが
「バウハウス」を選択してしまいました。貴重な建物を見れて、正解だったと思ってます。
よく、コンサート行かれるようですね。
以前、サントリーホールの報告を拝見した覚えあります。
そのサントリーで明日、N響の定期演奏会です。
ラフマニノフの2番のピアノ協奏曲です。
アルデバラン
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