2015/12/27 - 2015/12/28
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aquamarine_324さん
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2015-16年の年末年始休暇は、もともと6連休の予定が、急遽9連休になりました。
成田⇔オークランドの直行便が往復20万円を切る価格で残っているのを偶然発見し、それでもちょっと高いけど、次に大型連休を確実に取れるのがいつになるかはわからない、えぇい思い切って行ってしまえ!
という感じだったので、あまりにも急に思い立った旅行で準備が追いつかず、行きの飛行機にギリギリ乗り込んだ頃には既に疲労困憊、さっそく数時間熟睡して始まった旅行でしたが、やっぱり行って良かったと心から思える楽しい1週間でした。
オセアニアはオーストラリアに次いでまだ2ヶ国目ですが、これを契機に、もっといろんな国へ行ってみたいと思っています。
到着して早速歩き始めたクライストチャーチは、もともと「イギリス以外で最もイギリスらしい町」と称され、ガーデン・シティとも呼ばれるそうですが、2011年2月22日に発生した大地震の爪痕が未だに市内各地に残っています。
2011年といったらあの東日本大震災と同じ年で、訪問時点ではもうすぐ5年が立つという段階でしたが、がらんどうのまま残された建物、無残に崩れたままの大聖堂など、被害の大きさを物語るものが想像以上に多く残っていました。
そして、そこから前を向こうとする言葉が至る所にたくさん散りばめられていたのが、また印象的です。
観光ポイントは決して多いとはいえませんが、それでも私はとても好きな町でした。
■12/27 成田→…
■12/28 …→(オークランド)→クライストチャーチ
□12/29 クライストチャーチ⇔アカロア
□12/30 クライストチャーチ⇔マウント・クック
□12/31 クライストチャーチ→オークランド
□1/1 オークランド⇔ワイトモ/ロトルア
□1/2 オークランド→成田
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《オセアニア開拓宣言!夏のニュージーランドで年越し 目次》
#1 大地震から5年、前を向くガーデン・シティ @クライストチャーチ(前編)
http://4travel.jp/travelogue/11090979
#2 快晴の港町アカロアで見た「青いモノ」
http://4travel.jp/travelogue/11090980
#3 霧に包まれたマウント・クック
http://4travel.jp/travelogue/11090983
#4 小さな地図では迷ってしまうモナ・ベイル @クライストチャーチ(後編)
http://4travel.jp/travelogue/11118428
#5 スカイタワーの下で2016年のカウントダウン! @オークランド
http://4travel.jp/travelogue/11090985
#6 マオリ族は1月1日から大忙し! @ワイトモ&ロトルア
http://4travel.jp/travelogue/11090984
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ニュージーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【出発日:12/27(日)】
成田18:30(NZ90)→オークランド翌朝9:15
クリスマスの夜に突如思い立った旅行につき、航空券を押さえたのは出発前日の昼です。
さすがにこんなことは初めてです。
荷造りに手間取り、成田に着いたのは17:00頃。
チェックインカウンターに行ったら、パスポートを渡してもいないのに「○○様ですか?」と名前を呼ばれてしまいました。
搭乗まで1時間強しかない時点でチェックインしていない予約客が私以外にいなかったのかもしれません。。
次はもっと早く行きます。 -
ニュージーランド航空は初めてでしたが、機内食がイマイチながら、設備面は申し分なく超快適でした。
特にこの機内安全ビデオ、秀逸です! -
【旅行1日目:12/28(月)】
成田から約11時間、無事に到着。
オークランドで入国します。
オーストラリアと同様に検疫が厳しく、犬がいたりスーツケースを入国時に再度X線に通したりと、時間が掛かります。
国内線ターミナルへ無料シャトルバスで移動。 -
オークランド11:10(NZ525)→クライストチャーチ12:35
オークランドではターミナルを移動するので、乗り継ぎ時間2時間でも余裕はなく、すぐにクライストチャーチ行きの便に搭乗する感じでした。
この写真はクライストチャーチの到着ロビーです。 -
クライストチャーチは国際線もありますが小さな空港で、ちょっと歩けばすぐ外に出ます。
一番奥の自動ドアから出ると、29番のバスが止まっていました。
市内まで8NZ$です。 -
バスの車窓からの風景で、だいたいどこを走っているかわかったので、終点まで行かず、ホステルの近くのバス停で降りました。
南半球の12月は夏のはずですが、雲が多いとはいえ、イメージに反してちょっと寒いです。 -
ホステルはDorset House Backpackersに3泊で123NZ$(約1万円)
2段ベッドがないため快適に過ごせます。
水回りも(もちろん共同ですが)清潔でしたよ^^
Booking.comの評価が高いのも頷けます -
ここからどうするかの計画はあまり立てていませんでしたが、とりあえず市街地を回ります。
まずはホステルから一番近い停留所まで歩いてトラムに乗ります -
やってきました
-
予想外に混んでいましたが、1席だけ空いてました。
ホステルに1NZ$引きのクーポンがあったので提示し、19NZ$となりました。
結構高いですが、一回買ってしまえばその日は何回乗っても追加料金は発生しません。 -
車窓から見るニュー・リージェント・ストリート
このすぐ真横をトラムが走るのは壮観です -
なんとなく、カテドラル・スクエアで降りました。
チェスが置いてあります。
これだけ見たらヨーロッパにいるようです -
しかし、目の前には無残な姿をさらす旧大聖堂が…
2011年の地震で崩壊してしまいました。
もう5年経ちましたが、まだこんな状態です。 -
カテドラル・スクエアにて
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広場を取り囲む建物も閉鎖され、柵が取り付けられて近づけないようになっています。
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再びトラムに乗って移動。
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追憶の橋
第1次大戦時に兵士たちが見送られた橋だそうです。
ここも地震の影響で柵が取り囲んでおり、実際に歩いて渡ることができません。 -
Re:Start(リ・スタート)
もともとショッピング街だったようですが、地震で倒壊して閉鎖されたのち、復興のシンボルとして営業を再開しました。 -
マヌカ・ハニーのお土産がたくさん
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寿司の店もあります
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コンテナが積み上げられた構造になっているのが特徴です。
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この色のトラム、おしゃれで好みです!
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徒歩圏内の仮設大聖堂へ行ってみることにしました。
ホントにこの道であってるの?と不安になりましたが、右奥に見えている白っぽい建物が目的地でした。
更地になっている場所は、おそらく地震で建物が倒壊してしまい、未だに全く使われず残っているということでしょう。 -
仮設大聖堂
当然ながら新しいので非常にキレイですが、皮肉にも違和感があります。 -
Transitional Cathedralとあります。
transitionalは「過渡期の」とかいう意味です。 -
クリスマスは過ぎましたが、ツリーが片付けられずに残っていました。
-
教会内部
700人ぐらい入れるそうです。
ここを使わなくていいように、あの崩れた大聖堂が元の姿に早く戻ることを祈っています。 -
カテドラル・ジャンクションまで歩いてきました。
ここでトラムが少し停車します。 -
外から見るとこんな感じで、屋根付きのモールになっています。
両側にレストランやカフェ、旅行代理店や両替所などが立ち並んでいます。 -
さっき車窓から見たニュー・リージェント・ストリートへ
建物の色合いが独特で、これまたヨーロッパにいるような錯覚を覚えます。
もっと天気が良くてポカポカした日にテラスでお茶でもしたらゆっくりくつろげそうです。 -
トラムがやってきたので乗ります。
1回乗っても10回乗っても19NZ$なので、乗らないと損です。 -
今度は比較的空いてました。
客層は必ずしも観光客と限ったわけではなさそうで、市民の足にもなっているような感じです。 -
Re:Startまで戻ってきました
-
ソーセージを焼く香ばしい匂いに惹かれて、ランチはホットドッグに決定。
Re:Startにはテイクアウト式の屋台がたくさん出ていて、特にボリューム満点のケバブスタンドは行列ができていました。
日本人も、そんなに多くはありませんが、ちらほら見かけました -
一番シンプルなものにしましたが、7.5NZ$で満腹です。
このへんはやはりニュージーランドで、オーストラリアと同様、ボリュームは凄いものがあります。
夜も営業してくれてると使い勝手がよいのですが…
17時には完全にクローズしてしまいます。 -
個人的に好きな緑のトラムが止まっていたので、飛び乗りました。
-
カンタベリー博物館
既に17時を回っていてクローズ間際なので、この日は中へは入らず。 -
カンタベリー博物館の前の通りをまっすぐ南下すると、パンティング乗り場の入口があります。
-
パンティング乗り場の入口
歩き方を見ると18:00迄となっており、時間的にギリギリかな〜と思いましたが
幸い、15分後に最後のボートが出るという説明を受けました。
やっぱりギリギリだったのですが、乗れて良かったです。 -
この日最後ということもあってか満席で、私は一番後ろの仮設の席に案内されました。
おかげで他の方より高いところから全体を眺めることができ、写真も撮りやすかったです。 -
パンティング中の風景
-
パンティング中の風景
-
心が落ち着く色合い。
ゆーっくり30分ぐらいこんな調子で進むだけですが、参加して良かったと思います。
ちなみに、ブランケットを貸し出してくれたおかげで、肌寒さはそれほど感じずに済みました。 -
ハグレー公園を散策しました。
-
カンタベリー博物館横の入口付近にある噴水。
-
アジサイがたくさん咲いていたのが印象的でした。
日本でアジサイといえば6月、北半球と南半球でそっくり6ヶ月違うとすれば12月。
確かにドンピシャでした。 -
色鮮やかに咲き誇るアジサイ
-
クライストチャーチ植物園の中央にある
バラの広場にて -
黄色いバラもありました。
-
ところどころにこんな案内板が出ています。
ガーデン・シティという名前が付くだけあって、よく整備されていました。 -
色とりどりで、歩いていて飽きません
-
まだ陽が暮れる気配がないので、もうちょっとアテもなく歩いてみることにしました。
カンタベリー博物館の前からまっすぐ東へ向かって伸びるHereford St.を散策します。
トラムが通る広い道ですが、震災の被害を受けた建物が数多く、そのまま残っています。
この看板には、大きく目立つ字で
Restoring memories,
Creating Futures
と書かれています。 -
見づらいですが、建物の上に装飾された文字は
Everything is going to be alright.
夜になるとライトアップされて浮き出るのだと思われます。
日本語にすると「すべてはうまくいっている」という感じでしょうか? -
The future is bright
ここまで歩いてきて、やっと、この街が震災で受けた被害の大きさが実感を伴ってわかってきたような気がしました。
前向きな言葉を並べて、復興へのモチベーションを鼓舞しようという意図を感じます。 -
まだトラムが動いていたので、ホステル最寄りの停留所まで乗りました。
18:00近くなると乗客もまばらで、家族連れと私しか乗っておらず、
ドライバーが小さい子にトラムの操縦方法を教えてあげていました。
微笑ましい光景でした -
ホステルはハグレー公園とほぼ真向かいに建っているので、もうちょっと散歩。
-
やはり広いですね〜
こういう開けた場所を見ると、アメリカとかオーストラリアと同じ感覚を覚えます。 -
ホステルの入口。
18:00?を過ぎてから到着すると、チェックインが面倒です。 -
21時を過ぎてもこんな調子で明るいです。
だから全く寝られないし、寝る気にもならない。。
おまけに同室のドイツ人女性と旅行話に花が咲き、他愛もない会話をしているうちに日付が変わっていたと思います。
この時点で、無茶な日程だけどやっぱり来てよかった、と思ったのでした。
旅先で出会う人との会話は、何物にも変えがたい貴重なものです。
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#2 快晴の港町アカロアで見た「青いモノ」 へ続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11090980
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