クリスマスにイージージェット大欠航。救ってくれたTAPポルトガル航空搭乗記

2013/12/20 - 2014/01/02

クリスマスにロンドンを暴風雨が直撃。ロンドンガトウィック空港が完全機能マヒに陥り、イージージェットが大欠航。
怒号が飛び交うカウンター。ネットもつながらない空港。
クリスマス休暇がパーになり、落胆する人々。
そんな私を救ってくれたTAPポルトガル航空でいくポルトガルの旅行記です。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0

• 航空会社: TAPポルトガル航空 イージージェット
• 旅行の手配内容: 個別手配

カタール航空のドーハ乗り継ぎで、ロンドンへ

昔のターミナルです。
真夜中のドーハに世界中からのフライトが集まり、その後１時間でターミナルは人で埋め尽くされることになります。

乗り継ぎのフライトでロンドンヒースローに向かいます。

当時は全部沖止めでした。

このあと、満席になりました。

ロンドンにつきました。

地下鉄で市内に向かい、駅からタクシーでホテルへ。
その後爆睡。

やはり中東経由は時間がかかり、体力的につらいです・・・。

ロンドンは３泊
大英博物館に行ったり

ライオンキングを見たり

劇場の内部です。
子供連れのお客さんが多かったです。

夜の街をぶらついたり

パイを食べてみたり

おしゃれなパブに行ってみたり

中華街に行ってみたり

ロンドン最後の日（になる予定だった）はセントバンクラスの駅を見て

隣のキングスクロスの駅にある

新しくできたドームの見えるカフェで

朝ご飯を食べてみました。

ホテルに少し早く戻ると、前日の暴風雨による倒木でガトウィック行きの電車が運休しているとニュースでやっていました。
イージージェットのサイトを見ても飛行機は定時運行とのこと。

フロントに相談しタクシーで空港に行くことに。
安いLCCのチケットを取ったのに、タクシー代が15000円も（泣）

空港に着いて判明。イージージェットの発着するターミナルが前日の暴風雨により荷物搬送システムが水没して使用不可能とのこと。

また前日は飛行機が着陸できなかったため、機材が全く足りていないとのこと。
そのため本日のフライトはほぼ欠航。

イージージェットのスタッフが判決のように、フライトの有無を拡声器を使って読み上げます。私の乗る予定だったリスボン行きも当然欠航。
次の空いているフライトに振り替えますとの説明だが、クリスマス休暇のため、1週間程度は席など空いているはずもない。
しかも、雨の影響で、空港はネットが使えない状態であったため、フライトの予約は家に帰ってネットから予約しろとのこと。
しかも電車が止まっているために、空港からの脱出手段もない・・・・。


おまけに前日到着できなかった到着便が続々到着。出発でなかった客と合わせて空港は大パニック。怒号が飛び交う地獄絵図

そんなわけで、宿もない自分は、ホテル予約センターの前に2時間並び、ロンドンの宿を2泊予約・・・・クリスマスのロンドンの宿は高いよ・・・。
そしてタクシーに6時間並び、やっと地獄から生還。（しかも同一方向のお客と相乗りできたので、それくらいで空港を脱出できました。クリスマスだからタクシーもほとんど営業していなかったのです）

真夜中にホテルに着き、やっとネットがつながる環境に。
サイトを見ても当然イージージェットの残席などなく、リスボンに立ち寄るのはあきらめ、成田へのフライトに乗るマドリッド行きのフライトもチェック。どの会社も空席なし。
で最後に覗いたTAPポルトガル航空のサイトで2日後のリスボン行きのチケットがまだ入手可能なことを発見。しかも当初確保していたイージージェットより割安。
携帯電話の小さな画面で必死に英語でチケット予約！
予約完了、バンザーイ

翌朝起きるとTAPポルトガル航空よりメールが。
カードの確認ができないので、予約は確保してあるので、最寄りのTAPカウンターに連絡してほしいと。クリスマスのロンドンは販売店など当然お休み。
仕方ないので、リスボンの本社のコールセンターに国際電話。
英語のできる親切な女性が対応してくれて、無事清算完了。

ひどい目にあってきた中で、親切に対応してくれたのがあまりにうれしく、電話の最後に思わず「MERRY CHRISTMAS TO YOU」などと言ってしまいました。（恥）

そういうわけで、クリスマスに2日間ロンドン滞在が発生してしまいました。
どこもやっていないので、ビッグベンを眺めたりウェストミンスター寺院の

ミサに潜り込んだりして時間をつぶします

クリスマスは飲食店もやっていないので、中華街へ。どの店もご飯にありつけない旅行者で満席。クリスマスの特別チャージがすごくて、写真の食事で7000円取られました。恐るべしポンド高とクリスマスチャージ。

まあいろんなことがありましたが、ロンドン観光終了です。
今日はすごく早めに空港に向かいます。

電車がちゃんと動いているヒースローからの出発です。

電気もちゃんとついています。

早くチェックインもできたので、エアサイドのレストランでのんびり

パスタとワインで飛行機を待ちます。

あーよかった。
リスボン行きのTAPポルトガル航空ちゃんと来ています。

私を助けてくれた優しいTAPさんです。

ターミナルは拡張されていて新しいエリアです。

機材はエアバスの320です。
ポルトガルへ行けます！

LCCと違い機内サービスもちゃんとあります。
ワインも注文したら、ちゃんとフルボトルからサービスしてくれました。
しかもさすがコルクの国ポルトガル。
機内でCAさんがきゅきゅナイフで切れ目を入れてポン！と抜栓。
CAさんもみなさんきれいで、TAP好きになっちゃいました。

お疲れさま

ありがとう。TAPポルトガル航空

リスボン空港は新しくてきれいでした。

荷物も無事届きポルトガル旅行スタートです。

ホテルへはタクシーで。
いろいろありましたが、何とかポルトガルにやってきました。
やはり、繁忙期のLCCは何かあると大変ですね。ものすごく高くついた勉強になりました。

そして助けてくれたTAPポルトガル航空、あらためてありがとう！