2015/11/23 - 2015/11/23
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ロンドンは宝探しがよく似合う。街を歩けば新たな発見。いくらでも深掘りできる奥深さ。メジャーじゃないけど、ひっそり輝くオルタナ観光スポット。そんな街の脇役たちを、いくつか紹介したいと思います。
**情報は、2015年11月のもの。1ポンド=186.5円で計算。
==週末ロンドン シリーズ一覧==
① 定番スポット一周編
http://4travel.jp/travelogue/11088168
② プレミアリーグ トッテナム生観戦
http://4travel.jp/travelogue/11080258
③ ロンドン気づきの旅 <==
http://4travel.jp/travelogue/11088262
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[目次]
イントロ
シティ 建物探訪
格安展望台 モニュメント
郊外編へ出よう (地下鉄、カムデンロック、物価)
ミュージカル鑑賞案内 (半額チケット)
ライアンエアでLCC体験
予算
まとめ -
[イントロ]
土日を使って、一通り観光地は回った。サッカーも見た。でも、まだ何かあるはず。最終日も街歩きに精を出したいと思います。 -
[シティ 建物探訪]
ロンドンには、シティと呼ばれる金融街があります。最初、「どうせ高層ビルが並んでるだけでしょ」と期待はしてませんでした。しかし、実際に行ってみると意外と楽しめるものです。
シティは、日本で言えば、大手町や兜町のような場所。中央銀行があり証券取引所があり、大手銀行の本社ビルがある。ただ、それをどう観光しろと?
写真: 左 - イングランド銀行、右: 旧証券取引所 -
日本の方は結構オープンで、東京証券取引所(写真)は見学自由だし、予約さえすれば、日銀の地下金庫を見学できたり、外為会社の為替ルームの見学もできたりします。
しかしシティの場合、中央銀行に博物館的なものはあるものの、基本的に観光客向けのサービスはなし。ただ、歴史を感じさせる重厚な建物が並ぶだけです。 -
平日にも関わらず、オフィス街は閑散としています。私がイメージしていた、世界を相手に闘うエリート金融マンたちはどこに消えた? 各ビルの一階に入居している銀行も、パンジャブ銀行(パキスタン)とかしょぼいとこばかり。あの中国銀行でさえも、地味な構えです(写真)。
ランチ時間に見かけた日本人社員も、どこかパッとしない。世界の金融キャピタルは、思っていた以上にのんびりしています。 -
エリアの東側は開発が進んでいて、古い建物を置き換える形でどんどん高いビルが建設されています。とりあえずロイズのビルでも行ってみるか..。あれ、変だな見つからないぞ..。と思ったら、この古ぼけた化学工場のようなビルこそが、ロイズの本社ビルなのでした(1978-86)。世界の保険業界を牛耳る会社にして、この泥臭いデザイン・チョイス。ちょっとだけ高感度アップです。
参考: ロイズオブロンドン
http://allxa.web.fc2.com/a-map/uk/lloyds/lloyds01.html -
どこか香港HSBCに似たメタリックな外観。大きな特徴は、エレベーターも外部にむき出しなこと。外から見てると、アップダウン・クイズみたいですね。
このあたりは実に個性的なビルが多く、まるで香港島のように、ビルの写真を撮るだけで観光が成立するのでした。ちゃんとガイドブックに書いとけよ! -
せっかくなので、周辺のビルも紹介しておきましょう。そのすぐ目の前にある三角形のビルが、「チーズおろし器」ことLeadenhall Building(2014)。なんとももったいない土地の使い方です。
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その斜め前が「きゅうり」こと30 St Mary Axeビル(2004)。このように、古い街並みの中に、突然大きな現代風ビルが登場します。
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きゅうり手前の細い小路を進むと、なぜか「Please Give Generously(寛大に寄付して下さい)」と書かれた箱を持った義足の少女が立っていました。網目状の外壁ととアニメキャラの奇妙な組み合わせ.. まるで名駅前にあるモード学園HALのようです。
後で調べてみると、これはダミアン・ハースト氏による「チャリティ」(2002-2003)という作品でした。
参考:
http://hifructose.com/2015/07/06/londons-sculpture-in-the-city-presents-public-art-by-damien-hirst-ai-weiwei-and-more/ -
さらに進み、チーズおろしの裏側へ。こちらもエレベーターが丸見えで、ちょっとテトリス入ってます。
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私はスマホの現地SIMを購入しなかったため、Google Mapが使えません。そのため、イングランド銀行方面に戻る途中、道を間違えてしまいました。すると、オシャレなマーケットに遭遇。これは、ハリーポッターにも出てきた「レドンホール・マーケット」(14世紀)。やはり、自分で道に迷いながら旅行するのは、楽しいものです。
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[格安展望台 モニュメント]
シティからセントポール大聖堂に移動。その時見つけたのが、この大きな変な柱。おっ、いいもの見つけた。上に人がいるし、頼み込んで自分も登らせてもらおう。そう思って柱の下まで行ってみると、これはれっきとした観光スポット「大火記念塔」なのでした。地下鉄のモニュメント駅とは、この「モニュメント」(1677)のことだったのです。
参考: http://www.themonument.info/ -
入口で4ポンド(750円、現金のみ)を払い、鞄を置いて上まで螺旋階段を登ります。これまで、ロンドン・アイやタワーブリッジ、シャードなど、展望ポイントは予算や時間の関係で断念してきました。今日は、ただたか750円なので、値段を気にする必要はありません。それに、私は自分の足で登るのが大好きです。
写真、底に見えているのが、私のリュック。 -
延々と階段を登り、遠足の園児を追い抜き、ゴールはあと少し。
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到着すると、上にはさわやかな景色が広がっていました。
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まずオススメは、すぐ北側に見えているシティの眺め。先ほど見た個性的なビル群が、すべて一枚の写真に収まります。ちなみに、一番手前のしゃもじのような巨大ビルが、「無線機」こと「20 Fenchurch Street」(2014)。
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すぐ近くのビルの屋上では、緑化作業が行われていました。このような距離感は、
ほどよい高さの展望台でしか味わえません。 -
テムズ川方面には、タワーブジッジ(写真)やシャードなどが見えます。この場所は、そよ風が気持ちいい! 自分で登ったせいもあり、30分も景色を楽しんでしまいました。この格安展望台、なぜか歩き方には紹介されていません。偶然見つけた自分を褒めてあげたいです。
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塔を出る時、登頂証明書をもらいました。
「あなたは、確かに311段の階段を登りました」。
何だか知らないけど、とても雰囲気のある手書き風デッサンです。ロンドン初心者に、「この建物見つけて来い!」と宝探しさせるのも面白そうです。 -
[郊外へ出よう]
==地下鉄の話==
続いて、時間もあるので、すこし郊外に出掛けてみます。郊外といっても、地下鉄のゾーン1から少し出るくらいですが..。ところで、ゾーン1から出てしまうと、一日の上限金額(6.4ポンド=1200円)が変わってしまいます。ホームページによると、ゾーン1+2は金額変わらず6.4ポンド。ゾーン1+2+3になると、少し増えて7.5ポンド(1400円)。自分の乗車履歴をウェブでチェックしたところ、この通りでした。 -
写真は、チューブ型車輌の車内。端っこのクッションの上、座れるって知ってました?(写真) 私も試してみましたが、あまり座りごこちのいいものではありませんでした。
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==カムデン・マーケット==
私が地下鉄で向かったのは、ゾーン2のカムデン・タウン駅。ロンドンに来る前、知人から「カムデン・マーケット」がオススメと聞いていました。ここは、ちょっとパンクで風変わりな原宿風ショッピングゾーン。週末には大変混雑するとの話ですが、月曜の今日もすごい人混みでした。ここはもう、立派なデフォルト観光地ですね。 -
駅から派手な外観のショップを横目に見ながら、橋を越え本丸カムデンロックへ。
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カムデンロックは、小さなショップが密集したバザール風ショッピングゾーン。ロンドンの他のハイソなショッピングストリートと違い、若者文化とサブカル感を全面に押し出しています。
大英博物館同様、広すぎて回りきれない。こんなロンドンらしくない場所は、他にないでしょう。 -
全般的に衣類・装飾品の店が多く、ゴス系とか、アニメTシャツ屋とかもありました。ややアキバ系のテイストあり。冷やかすだけでも面白く、時間を潰すのに最適です。
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カムデンロックの中には、各国の料理を集めたテイクアウト店が沢山あります。タイや中華、メキシコ、ネパール、日本料理など。相場は箱型で5ポンド(930円)、定食型で6ポンド(1120円)。安くはないですが、こういうフードコート的なものがロンドン中心部にもあると助かります。
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==郊外の物価==
先の知人は、「ゾーン1よりゾーン2、ゾーン3と外に向かう度に、どんどん物価が安くなる」と言っていました。最初、その意味がわかりませんでしが、自分で体験してみて、初めて実感できます。例えば、私がサッカー観戦に訪れたゾーン3の駅周辺では、コーラ500mlは普通に定価の1ポンド(186円)。中心部では1.7ポンド(320円)と、コーラごときに130円も差があるのです。スプライト2Lなら1.85ポンド(340円)と程よい価格に。これなら十分生活できます。 -
以前、「ロンドンではマックが1000円以上する」と何度か耳にしました。でも、これは間違い。ビッグマックセットで4.49ポンド(840円)。バーガーキングのWhopperが6.19ポンド(1150円)もするので、勘違いしたのだと思います。レスター広場にあるバーガーキングは、目立つのでどうしても入ってしまいます。
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でも、ちょっと待てよ。ファーストフードなんて統一価格のはずだから、都心も郊外もないのでは..。これも少し違います。郊外に行けば、よりマイナーなハンバーガーチェーンが幅を利かしているので、やはり相場に価格差があるのです。
例えば、このDIXY CHICKENというチェーン。マックチキン的なセットで、3.99ポンド(750円)。初めて4ポンドを切ってきました。さらに店独自の商品か、バーガー/ポテト/唐揚げ3個のセットで、わずか2ポンド(370円)。これに、向かいのスーパーでコーラ(1ポンド)買ってきたら、3ポンド・バーガーセットの完成です。他にも、7インチピザ(3トッピング)が1.5ポンド(280円)とか、価格破壊は密かに進行中です。 -
試しに2ポンドのバーガーセットを購入し、バスを待ってる間食べてみると..パサパサであんまり美味しくありませんでした。とても先進国のクオリティではありませんね。味オンチの一般英国人にとっては、これがベースライン。もしかすると、バーガーキングを高級バーガーとでも思っているかもしれません。
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[ミュージカル鑑賞案内]
ここまで、ケチを絵に書いたようなロンドン観光ですが、私だって使うときは使う。具体的には、サッカーとミュージカル。それぞれ1万円ほど使いました。これでも頑張って安いチケットを探した結果です。
ロンドンは、ニューヨーク・ブロードウェイと並ぶミュージカルの都。地下鉄に貼られた広告の三分の一は演劇の広告です。現在、上演されている演劇は、
- 劇団四季で見れるもの (ライオンキング、キャッツ、マンマミーア、オペラ座の怪人、ウィキッド)
- 時々、日本で見られるもの (レ・ミゼラブル、ミス・サイゴン、STOMP)
- イギリスらしいもの (サニー・アフタヌーン)
など、約20作品
日本で見たものを本場で見るもよし、まだ見ていない作品を見るもよし。ただ、英語という壁があるため実際に劇場に足を運ぶ人は少なめです。日本の劇場だって敷居高いしね。 -
チケットの入手は比較的簡単。サッカーと違い、ほぼ毎日上演されるため、前もって劇場のサイトから購入するだけです。多くの販売サイトでは席が指定できて、早く買えば買うほど、良席を選べる確率が上がります。
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ただ、値段が高いこともあり、どうしても二の足を踏んでしまいます。私のように選り好みのない人は、当日に出回る格安チケットを狙うのがいいでしょう。レスター広場周辺の複数の場所で売られていて、そのひとつは、写真のTKTS。
TKTSは、劇場公式のディスカウント窓口。なのですが、値段も品揃えも、他店と大差ないように見えます。TKTSのいいところは、その日のチケットと値段を外のモニターに表示していること。どの程度リアルタイムなのかはわかりません。 -
まずは、そのモニターをチェック。画面の右端に併記された定価と比べると、概ね2-3程の割引があります。中には6割引のものも。逆にマンマミーアは割引用の枠がないようで、定価販売です。仮に空席が多くても、上演直前にたたき売りされることはありません。同じ料金の席でも見やすさが全然違うので、なるべく早い時間に店に並び、より良い席(前方、中央)を確保するのがいいでしょう。
窓口では、演劇の名前と希望の席を伝え、料金と席に問題なければ、その価格を支払います。その場で座席番号を言われても、いい席かどうかわからないですよね。幸い、窓口のスタッフはわかっているので、どのあたり(中央、後方)か確認してから購入すると安心です。
写真: 案内モニター。左から、演劇名、開演時間、TKTSの値段、劇場の値段。
オンラインでも同様のものを見ることが出来ます。
http://www.tkts.co.uk/whats-on-sale/ -
こちらは、レスター広場北側にある別のディスカウント店。このお店の場合、外で積極的にチラシを配ったりしています。店の名前はHalf Priceですが、TKTS同様、半額で売られるのはごく一部です。
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実際の価格は、店内の窓口まで行かないとわかりません。写真は、窓口に貼られた参考の価格表。あらかじめ各ミュージカルの割引率は決まっているようです。座席クラスの品揃えがTKTSと微妙に違うのは、たまたまなのか。それとも、つついている座席データベースが異なるからか。恐らく前者だと思います。
ここは、ネットで購入して店頭で受け取りも可能です。ただ、なぜか定価より割高なものばかり。意味不明ですね。
参考: http://www.lsbo.co.uk/ -
割引店でチケットを買ったら、劇場の場所を確認。TKTSの案内看板か無料の情報小冊子を見るかなどして、劇場までの距離を確かめます。場所は、レスター広場(地図ピンク)を中心に、だいたい徒歩圏内です。
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私が到着日に選んだのは、ミス・サイゴン。単にまだ見たことがないのと、割引率が高かったからです。
TKTSで、
1/2階後方席が37.5->28ポンド(5220円)で2.5割引
1/2階中段席が69.5->39.5ポンド(7360円)で4.5割引
Half Priceで
1/2階中段席が45->25ポンド(4660円)で4.5割引
プレミアム席(1/2階前方席。125ポンド、23300円)や一番安い席(20ポンド、3700円)は売っていません。結局、25ポンド+2ポンド(手数料)で、Half Priceから購入しました。 -
中は大きく、こんな感じ。1階27列、2階27列もあります。私は2階9列目でかなり角度がありましたが、意外とよく見えました。ただ、ステージまで遠くて登場人物の表情まではわかりません。
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ミュージカルなので、日本で劇団四季あたりで見るのと、そう変わりません。オーケストラあり、途中休憩あり。劇場の雰囲気も似ています。もちろん、言語は英語。幸い、ミスサイゴンはストーリーがわかりやすく、セットも大掛かりなのでオススメです。アジア人も多数出演。
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一日おいて最終日の月曜夜。まだ物足りないので、もうひとつミュージカルを見ることにしました。多くのミュージカルは、月-土の上演で水土が昼夜のダブルヘッダー。数は減りますが、日曜に上演するものもあります。うまくプランニングすれば、週末に3本ミュージカルを梯子することも可能です。
私が二本目に選んだのは、ミュージカルではなくエンターテイメントに分類される「STOMP」というショー。52.5->27.5(5130円)で、手数料3ポンド込み。約半額という値段が主な理由ですが、これを選んで正解でした。STOMPは、身近な道具を打楽器のように使ったショーで、英語がわからなくても問題ありません。 -
また、このショーは小劇場で行われるため、観客とステージの距離が非常に近い。座席は1階15列、2階10列くらい。大劇場で言えば、すべてがプレミアム席です。私は、8列目中央というほぼベストの席でした。
8人のパフォーマーは、マイクなどを一切使わず、指と道具を使って生音を奏でていきます。使う道具は、マッチ、モップ、新聞紙、パイプ、ゴム浮袋、買い物カートなど、お金をかけていないものばかり。パンフレットに「STOMP SPEAKS ALL LANGUAGES! (STOMPはすべての言語に対応しています)」と書かれている通り、音やリズムは万国共通です。 -
ショーを通して、だれも言葉を発しない。それでも表情と動きから、何が起こっているかよくわかります。笑いあり、スゴ技あり。最前列の子供も楽しんでいる。後ろのオバサンは、笑いをこらえるのに精一杯。こんな小劇場ショーが、大がかりなオーケストラ付きの劇場より、はるかに印象に残ってしまうだから驚きです。やはり、人の表情が良く見えるからでしょうか。
このように、ロンドンの演劇/ショーは種類が多く、思っているほど敷居も高くありません。どうせ夜は暇なんだから、ひとつくらい覗いてみてはいかがでしょうか。 -
こんな感じで、最終日も自分なりに楽しみました。ロンドン観光とは、幕の内弁当のようなもの。バラエティに富んだ選択肢の中から、自分好みのものをチョイスしていきます。まだまだ隠れたネタはあるはず。私のつまみ食いの旅は、次回再訪する時までとっておきます。
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[ライアンエアーでLCC体験]
3日間の週末ロンドンを終え、翌朝滞在先のスウェーデンに戻ります。私がロンドン旅行を思い立ったのも、単にチケットが安かったから。直前だったので往復7400円ほどしましたが、帰りの便だけなら89KR(1250円)ですからね。すべてコミでこの値段です。LCCの巨人、ライアンエアはロンドンとダブリンを拠点としていることもあり、ヨーロッパでライアンエアーが就航している国は、ロンドンやアイルランドに格安で行けることを意味します。 -
例えばロンドン発の場合、アテネが25ポンド(4700円)、マラケシュ(モロッコ)が22ポンド(4100円)、ローマやバルセロナが20ポンド(3700円)、ストックホルムが10ポンド(1860円)、オスロが5ポンド(980円)など。これがベースプライス。特別混んでなければ、空港バスと変わらない値段です。
参考: ライアンエアー
http://www.ryanair.com/ -
個人的には、ライアンエアーに乗ること自体が、ひとつのアトラクションだと考えています。チケットは自分で印刷、割高な預け入れ荷物を持たないように、すべてを手荷物にパッキング。実際、乗客のキャリーバック率は高く、私も荷物をリュック1つにしました。
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LCCの価値観が最もわかりやすく体験できるのが、ロンドンのLCC専用空港であるスタンステッド空港。これは、ほとんどがライアンエアー便で、何から何まで合理的です。例えば、
- 空港内のコンビニがセルフレジ
- チェックインは、係員が印刷済みチケットを確認するだけ
- 改札でも通るように、無人のゲートを通ってセキュリティゾーンへ
- セキュリティチェック(写真)は、数人同時にベルトコンベアへ。
こんなアマゾンの配送センターみたいな空港見たことない。 -
セキュリティ・チェック後、ショッピングモールのような場所でフライト待ち。中央のベンチで、自分の便のゲートが確定するのを待ちます。そう、チェックインした時点では、まだどのゲートか決まっていないのです。時々モニターをチェックして、確定したら急いでそのゲートまで移動。全く気を抜けません。
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機内は至って普通。あえて言えば、リクライニングできないことと、雑誌ポケットがないこと。そのため、避難案内は椅子の裏にプリントされています。
アジアの雄エアアジアさえも追いつけない徹底した合理主義と激安プライス。ヨーロッパをLCCで旅行する際は、ぜひライアンエアーをお試し下さい。 -
[費用]
最後に、このロンドンケチケチ旅行にいくらかかったのか、計算してみたいと思います(食費除く)。
交通費:
スウェーデン-ロンドン往復 528クローネ(7450円)
スウェーデン空港バス往復 185クローネ(2600円)
ロンドン空港バス 8 + 8 = 往復16ポンド(2980円)
地下鉄/バス3日間 6.4 + 7.5 + 6.4 = 20.3ポンド(3780円)
小計: 16810円
ホテル:
ユースホステル 24 + 11 + 15 = 3泊50ポンド(9300円)
観光:
モニュメント 4ポンド(750円)
サッカー観戦 53ポンド (9880円)
ミュージカル観覧 ミス・サイゴン 27ポンド(5030円)
ミュージカル観覧 ストンプ 27.5ポンド (5130円)
小計: 20790円
3日間合計 - 46900円。エンターテイメントに2万円つぎ込んでいるので、まずまずです。 -
[まとめ]
ロンドンは週末が良く似合う。いや、平日もよく似合う。3日間といわず、一週間くらいのんびりしてみてください。
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