2015/11/20 - 2015/11/20
50位(同エリア316件中)
かっちんさん
岐阜県の南東に位置し、豊かな自然と土岐川の水源に恵まれた多治見は、古くから美濃焼の文化が栄える町です。
小高い虎渓山(こけいざん)に佇む禅寺の永保寺(えいほうじ)は、国宝の観音堂、開山堂があり、国の名勝に指定された庭園が紅葉の見頃になっています。
今日は、モミジが色づく虎渓山永保寺の庭園、日本で唯一ワインを醸造する修道院、かつて美濃焼の陶磁器問屋が軒を並べていたオリベストリートなど、街歩きをします。
そして、ツユの香りがいい「ころうどん」、日本一アツイまちを盛り上げる「うながっぱ」に出会います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
多治見の「うながっぱ」がお出迎え
「うながっぱ」は多治見市のゆるキャラで、皿を割られたかっぱ様の話が起源になっています。
好んでうなぎを食べたかっぱ様が「うながっぱ」になったとも、うなぎとかっぱ様のハーフとも言われています。
2007年8月16日に、多治見で国内最高気温の40.9℃を記録したことから、「日本一アツイまち」を盛り上げるために「うながっぱ」は生まれました。 -
イチオシ
ころうどんの信濃屋
老夫婦が最上のうどんを作っています。店を開くのは水木金曜の昼時のみ。それも数に制限があります。
13時少し前に、多治見駅前の観光案内所に「信濃屋さんの ころうどんはまだあるかな?」と相談。
すると、すぐさま信濃屋さんに電話し、「今からお客さんが2人行くから置いといてね」と伝えてくれました。
案内所のテキパキした対応はお見事!
信濃屋さんは駅から5分位のところにあります。 -
こじんまりしたお店
メニューは、ころうどん(冷たいうどん)、ころかけ(温かいうどん)、支那そばの3品。
早速、ころうどんを注文します。
もともとうどん屋をやっていた先代は空襲で焼け野原となった名古屋から多治見に避難し、この長屋の一角に店を構えました。
いつしか名古屋に戻ろうとしたのですが、その夢は果たせなかったとのこと。
今は2代目のご主人がころうどんの味を引き継いでいます。 -
ころうどん
太い麺なのに柔らかく茹で上げられ、噛み応えはちょうどよく、シンプルな具(ネギ、生姜、白ごま)に たまりとカツブシのツユを合わせれば、まさに絶品です。
ツユの香りが良いことから香露(こうろ→ころ)うどんと呼ばれるようになり、信濃屋が発祥の地です。
地元のリピーターが訪れるのも納得がいきます。
せっかくなので、支那そばも食べてみると、きしめんのような平たい麺のラーメンでした。 -
山小屋みたいな家
虎渓山(こけいざん)へ向かう途中で見つけた「日の出ネオン工芸」の建物です。 -
サザンカの中に佇む石仏
中央本線の踏切を渡り、虎渓山の麓に来ます。
ここから坂道を上がると頂上に虎渓公園があり、参道に入って山を下ります。 -
虎渓山永保寺(えいほうじ)
モミジが色づいています。
虎渓山を越えた先には、素晴らしい庭園と寺があるのです。 -
イチオシ
国の名勝「永保寺庭園」
池の向こうに国宝観音堂が見えます。 -
太鼓橋の無際橋(むさいばし)
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土岐川の急流
永保寺は山を下りた渓谷にあります。 -
渓谷沿いのモミジ
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庭園のモミジ
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風情のある永保寺の塀
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晩秋を染める永保寺
虎渓山は700年の歴史があり、若い雲水たちの修業の場です。 -
永保寺のイチョウ
樹齢約700年といわれている大イチョウです。 -
六角堂
梵音岩上の六角堂は千体地蔵がまつられています。
滝の水は湧水を集めたものです。 -
落ち着きのある国宝 開山堂
足利尊氏が建立したといわれ、室町時代初期の代表的な建築です。 -
多治見修道院
虎渓公園に戻り、修道院へ向かいます。 -
ログハウス
修道院の裏門に到着します。
ログハウスは修道院研修センターになっています。 -
多治見修道院
昭和5年にカトリック神言修道会によって設立されました。 -
ぶどう畑のある修道院
修道院の地下室で醸造する「修道院ワイン」が作られています。 -
土岐川で遊ぶカワウ
永保寺で見た土岐川が虎渓山のまわりを流れ、平地に出てきました。
記念橋を渡り、本町へ向かっています。 -
本町オリベストリート
明治初期から昭和初期にかけて建てられた商家や蔵が残る本町です。
美濃焼の文化に培われた多治見市の歴史を色濃く残しているエリアで、美濃焼のひとつである「織部」から「オリベストリート」と名付けられています。
では、この通りを歩きます。 -
うつわの店「やままつ」
美濃焼の陶磁器を売っている店です。 -
蔵が残る通り
かつて陶磁器問屋街だったところです。 -
真っ赤なクロガネモチの実
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イチオシ
骨董屋の天地堂
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店頭にはサービス品
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黒光りする蔵
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夕陽に輝くイチョウ
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通りの片隅にある祠
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個人宅のお庭の紅葉
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蔵をイメージさせる本町交番
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柿の木を突っ切る飛行機雲
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イチオシ
ちょっと可愛い「うながっぱ」
たじみ創造館にいる大きな「うながっぱ」。
かっぱの顔にうなぎの胴体と尻尾があわさった「うながっぱ」です。 -
蔵屋敷の和食屋「蔵」
五平、田楽、麦とろなどが食べられます。 -
ナマコ壁の横道
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大きなケヤキの紅葉
市役所の前にあるケヤキです。 -
昭和を感じるタイル張りの洋品店「みの周」
アーチ型の窓枠が素敵です。 -
地元の喫茶店
ここから銀座商店街に入ります。 -
多治見あられと銘茶の「映松堂」
あられを菓子ケースに入れ、ばら売りしています。 -
人通りが少ない銀座商店街
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イチオシ
夕暮れを灯す多治見橋の街灯
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仲のいい高校生
再び土岐川を渡ります。 -
橋のたもとにある鰻塚の石碑
鰻塚の前に明治30年創業のうなぎ屋「魚関」があります。 -
赤く染まる飛行機雲
夕陽で雲が赤くなっています。
ここから多治見駅に通じる「ながせ商店街」を歩きます。 -
玉木酒店
2階の外に面している珍しい神棚を見つけました。 -
おりべかっぱ広場
この広場で毎週火・金曜に「かっぱ市」が開催されます。
勉強家のかっぱのお父さん、子沢山のお母さんがこちらを見ています。 -
あっかんべー
かっちんもあっかんべーして、多治見の街とお別れします。
明日はすでに旅行記で紹介した中央西線愛岐トンネルの見学です。
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