東南アジアを陸路で巡る。３９日目　アユタヤ

2014/04/28 - 2014/04/28

中国、ベトナム、カンボジア、タイ、マレーシア、シンガポールを鉄道、バスの陸路旅行記。

エリア アユタヤ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5

本日は７時の列車でアユタヤへと向かう。

鉄道での日帰り旅となる。

ファランポー駅構内は相変わらずの混雑ではあるが、
チケット売り場はすいていて、スムーズにチケットを購入できた。

約８０ｋｍ先のアユタヤまでが７０バーツ。２００円とか２５０円とかか、、、

バンコク内のシティライン、地下鉄の２，３駅と変わらないほど激安。


エアコンなしの列車は乗車率も低く、クロスシートを独占。

３０分程は順調に進んでいたのだが、
ある駅前で緊急停止してから、１時間３０分ほど停車したままだった。


乗客の反応からして、日常茶飯事の出来事のようで、
みんな横になったり、ぼーっとしたまま焦るようなことではないようだ。

先日チェンマイから乗った夜行列車で感じたことをふと思い出す。

エアコンなしの食堂車の窓は全開で、生暖かい風にあたりながら飲むビールがうまかった。
遠く熱帯雨林のかなたに雷鳴が、、
突然のスコールに吹き込む風は一気に冷たくなった。

いつからだろうから、日本の電車の窓は閉じられてしまった。




スコールに慌てつつあちこちで窓を閉める音がした。
便利さの代わりに何を失ったのかなど、すこし物思いにふけた。

ただ、そんなやわな感傷は直ぐにぶっとんでしまった。

３５度はあろう電車の中、窓全開でも扇風機は熱風をかき混ぜるだけ、

あっという間に汗びっしょりになり、

少しでも風の抜ける場所へと逃げ出した。

１１時すぎ、ほぼ４時間んもかかってアユタヤ駅に到着。

駅前の渡し船で川を渡る。

アユタヤの移動は自転車がよいとのことで、レンタサイクルを借りる。

３０バーツ。

ここまでで、かなりの疲労困憊。