富士山展望登山の旅（丹沢縦走＆愛鷹山）

2015/12/19 - 2015/12/20

2015年最後の国内旅行＆登山。土日の天気が良さそうだったので、富士山の眺めが良い神奈川の丹沢（焼山〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜鍋割山）を縦走し、翌日は静岡の愛鷹山（黒岳〜越前岳）に登ってきました。

＜1日目の行程＞
高尾5:43−相模湖5:52（JR）
相模湖駅6:00→6:19三ヶ木6:55→7:12焼山登山口（神奈川中央交通バス）
焼山登山口バス停7:16−8:25焼山8:30−10:44蛭ヶ岳11:01−12:04丹沢山12:11−12:49塔ノ岳13:03−13:48鍋割山13:57−15:50大倉（徒歩）
大倉16:10→16:23渋沢駅（神奈川中央交通バス）

＜2日目の行程＞
三島7:33−7:39沼津7:44−8:20御殿場（JR）
御殿場駅8:30→愛鷹山登山口8:59（富士急バス）
愛鷹山登山口バス停8:59−9:49黒岳9:51−11:07越前岳−11:59十里木12:12−14:45富士東高校バス停（徒歩）
富士東高校14:58→JR富士駅15:30（富士急静岡バス）

エリア 丹沢・大山(神奈川)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

鉄道系の高速バスが満席だったため、初めて聞く「グレースライナー」というバス会社（旧・高速ツアーバス）を利用してみました。バスターミナルはないので、駅前の集合場所からスタッフの誘導で少し離れたバス停へ。金曜夜のため運賃は安くありませんでした。

新宿行きの夜行バスでJR中央線の高尾駅へ。車内にトイレはなく、休憩は結構頻繁にありました。
中央道ではなく東名と圏央道を経由して、予定より30分ほど早い4:15頃には到着。
乗車予定の列車まで約1時間半もありましたが、周辺に時間を潰せそうな場所は見当たらず、一応暖房が付いていた（それでも寒い）ホームの待合室で過ごしました。

高尾駅 (東京都) 駅

中央線の相模湖駅でバスに乗り換え。
この駅の内外に寒さを凌げそうな場所は見当たらなかったので、一本早い列車で来なかったのは正解でした。

相模湖駅 駅

「三ヶ木」（読みは「みかげ」）のバスターミナルでバスを乗り換え。
寒い待合スペースで30分以上待ちました。

津久井神奈交バス 乗り物

神社前の「焼山登山口」バス停で下車

しばらく林道のような道を歩き、ここから登山道へ。
焼山までは結構急な登りが続きました。

焼山山頂（1059.6m）には鉄塔型の展望台

焼山 自然・景勝地

展望台から東京方面の景色。
大きな湖は「宮ヶ瀬湖」と思われます。

東京都心の高層ビル群やスカイツリーも見えました。

雪の積もった木道

「姫次」で富士山が見えました！

姫次 自然・景勝地

姫次から先は雪景色。
幸い滑りやすい状態ではなく、アイゼン等は不要でした。

蛭ヶ岳山頂まではひたすら長い階段が続きました。

丹沢最高峰「蛭ヶ岳」山頂（1672.7m）

蛭ケ岳 自然・景勝地

富士山と南アルプスの眺望が素晴らしい。

富士山頂付近をズーム。
登山道がはっきり見えました。

富士山の右側には南アルプス。
どの山なのかは分かりません、、、

更に右側にも南アルプス

南側には相模湾や伊豆大島も見えました。

これから向かう丹沢山方面の景色

蛭ヶ岳山荘

山荘付近から東京方面の景色

宮ヶ瀬湖

東京都心のビル群とスカイツリー

稜線を歩いて丹沢山へ。
蛭ヶ岳から塔ノ岳までは大半がぬかるんだ泥道でした。雪よりも滑りやすい上、ズボンの裾が泥だらけに、、、

振り返って蛭ヶ岳と富士山

丹沢山山頂（1567.1m）

丹沢山 自然・景勝地

山頂から富士山

丹沢山山頂の「みやま山荘」

丹沢山塊主要ルート案内図

塔ノ岳に向かう途中の展望台。
左端は大山でしょうか。

塔ノ岳山頂（1491m）。
大勢の人で賑わっていました。

塔ノ岳 自然・景勝地

山頂から富士山

富士山をズーム

山頂から蛭ヶ岳

鍋割山へ

途中で蛭ヶ岳が見えました。

鍋割山山頂（1272m）から富士山

鍋割山 自然・景勝地

山頂の鍋割山荘。
「鍋焼きうどん」が名物だそうです。

山頂から相模湾方面

鍋割山からの下りは結構な急坂

急坂が終わると、残りは長い林道歩き。

林道を１時間以上歩いてようやく大倉バス停に到着。
本日の歩行距離は約28kmでした。

大倉からバスで小田急・渋沢駅へ。
駅前から丹沢の山々が見えました。

渋沢駅 駅

今年6月の富士登山の際にも利用した「三島グリーンホテル」で宿泊（楽天の割引で1500円）。部屋もバスルームも狭いですが寝るだけなので十分です。

三島グリーンホテル 宿・ホテル

翌朝、ホテル5階の外階段から富士山が見えました。

↓同じ場所からの６月の写真
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=39312263

JR御殿場線の車窓から富士山

これから登る愛鷹山（左）と富士山
雲がかかっているのが気懸り。

御殿場駅でバスに乗り換え。

御殿場駅 駅

バスの車窓から富士山

「愛鷹山登山口」バス停で下車。
ここで下車したのは私一人でした。

しばらく林道を歩き、山神社から登山道へ。

愛鷹登山道案内図

しばらく鬱蒼とした樹林帯を登り、明るい場所に出てしばらく歩くと、愛鷹山荘がありました。

富士見峠。最高峰の越前岳は左ですが、右に進んで黒岳に寄り道。

途中の黒岳展望台から富士山

展望台からしばらく歩くと黒岳山頂（1086.5m）

黒岳山頂から富士山

宝永火口が正面にくっきり見えました。
今年６月に御殿場ルートで下山途中に宝永山にも立ち寄ったので感慨深いです。

山頂付近を更にズーム。
登山道のジグザグや剣ヶ峰も見えました。

富士見峠に戻り、越前岳へ。
越前岳までは登り一辺倒でした。

霜柱がびっしり付いた道

富士見台ですが、ガスに覆われて真っ白で何も見えませんでした。
ここから撮影された富士山は、戦前の50銭紙幣の図案に採用されていたそうですが、、、

越前岳の山頂（1504m）に着きましたが、ガスに覆われて何も見えない上、風が強くかなり寒かったので、早々に退散。

樹林帯を抜けると馬ノ背見晴台。
越前岳のみならず、富士山までも雲に隠れてしまっていました。

更に下って十里木高原展望台。
富士山が見えていれば最高の景色だと思われますが、、、

最後は長い階段

十里木の登山口。

十里木高原 自然・景勝地

駐車場前に「十里木高原」バス停がありましたが、富士駅行きのバスは、土日祝日の17:11のみ。
10分ほど歩いたところにある十里木バス停に向かいかけましたが、次のバスまで1時間半ほど待ち時間があり、寒さをしのげる場所もなさそうなので、思い切って富士市街まで歩くことにしました。

一般道と林道をひたすら歩き、ようやく集落に出ました。
茶畑の向こうに見えるのは愛鷹山でしょうか。

トラ型の案山子でしょうか。

新東名と富士市街と駿河湾が見えました。

「富士東高校」バス停から富士急静岡バスでJR富士駅へ