2015/12/14 - 2015/12/15
1263位(同エリア28092件中)
Kちゃんさん
香港からの帰路、キャセイ航空のビジネスクラスを利用しました。 都合により直行とせず台北の知人と夕食を一緒にするために途中下車1泊2日搭乗記です。 キャセイのビジネスクラス紹介は皆さんが多く寄せられていますし、香港空港のラウンジは最新のピアも含め紹介されていますが、それらと多く重複するのは御容赦ください。 台北のキャセイラウンジは最近リニューアルされたばかりですので、この紹介が初めてかもしれません。 搭乗記といってもいつも通りシートだとか食事が中心の内容になってしまいました。 多くを割いたラウンジの紹介ですが、新しいコンセプトのキャセイラウンジはチカラが入っていると思います。 上質です。 しかし「ダイニング」の雰囲気は「ザ・ウイング」のものが最高と思いますし、「好きなときに好きなものを人に頼まず勝手に気軽に摂れる」、という私の好みを加味すれば以前よりも大幅にセルフコーナーの内容の減った新ラウンジコンセプトは少し私にはズレてしまった感が無いわけでもありません。 勝手ですがザ・ピアの新ラウンジを見た今では、「ザ・ウイングのファーストエリアに陣取って、ダイニングで何かを頂き、ビジネスエリアに出向いて何かおつまみを勝手に確保して戻り、カクテルでも頂く。 時間があり余れば、ヌードルバーへ出向いて小腹を満たす」が一番私の波長にあっていますかね。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
香港での用を終え東京へ戻りますが、台北の知人が「今度一緒にメシでも」と言ってくれていたので、台北経由で東京へ戻ることにします。 中環からA11バスに乗り空港へ到着しました。
-
バスを降ります。 香港の空港バスは昨年くらいから新車が入り始め、今はほとんど入れ替わったみたいですね。
-
空港内へ入ります。 下が到着階、上が出発階です。
-
今回は台北で途中下車しますので東京からの往路ともキャセイ航空で発券です。 台北−成田は1日1便のみですが、香港−台北はそれこそキャセイ、中華、エバの大手3社がそれぞれに1時間毎に飛んでいるほどの各社ドル箱路線です。 いつものようにファーストカウンターでチェックイン。
-
イミグレへ向かいます。
-
これは自動イミグレレーンを抜けたところ。 この辺りは空いていました。
-
と、思うとこのように大混雑の搭乗口もありますね。 左上のデッキはキャセイラウンジの「ザ・ウイング」
-
イミグレ出口真正面のここは、お土産用の手頃な菓子を売っている店でしたが、SHANGHAI TANGに変わっていますね。 あのお店はどこへいってしまったのでしょう?
-
今回は41番ゲートからの出発です。 ゲート案内では40〜先は地下鉄乗り場へ誘導しますが、たいした距離でもなく逆に降りたり上がったりが大変ですので歩いて行きます。
-
空港内のディスプレイはすっかりとクリスマス気分です。
-
ゲートを示すサインもサンタを被って・・。 このゲートはどこ行きだか判りますか? ロ○ド○/ヒ○ス○−と読みます。
-
この屋台は「お店」ではなく、昔をイメージしたディスプレイです。
-
8月末にリニューアルしたキャセイ航空の「ザ・ピア/ファーストラウンジ」へ入りましょう。 9月に来たときも試めそうと思ったのですが、その時のゲートが21番かなんかで、ついここまで来るのがおっくうになりイミグレ近くの「ザ・ウイング」で済ませてしまいました。 写真でおわかりのようにサインの色調も「ブラウン」となりコンセプトのイメージが従来とかわっているようです。 このラウンジがリニューアル工事を始めてどのくらいたったでしょうか? 「ザ・ウイング」のファーストラウンジもリニューアルに1年くらい掛かって居ましたので、今回もそのくらいかと待ちに待っていましたが、ほぼ3年掛けてのリニューアルです。(その間に私の香港通いの頻度もだいぶ減ってしまいました) なお、今度はビジネスラウンジが工事に入ってしまいました。
-
キャセイ航空ラウンジはこれまで黒色/白色基調のインテリアでしたが、羽田新ラウンジ以降の新しくオープンするラウンジはナチュラルな木目を使うようになりました。
-
エントランスを入って廊下の左右に各エリアが分かれます。 正面がダイニングですね。
-
キャセイのバーと言えば「ロングバー」と、長い大理石のカウンターから窓越しに駐機する飛行機を眺めるのが有名ですが、新しいコンセプトではバーの雰囲気もだいぶ異なります。
-
ファーストラウンジでダイニングが有ることもありセルフコーナーは面積も品揃えもだいぶ減らしてきていますね。 フードの並べ方も変わりました。
-
ダイニングコーナーへ入ってみます。
-
ダイニングコーナーも「ザ・ウイング」のダイニングとはだいぶ異なりアットホームを感じます。
-
アラカルトのメニューです。 といっても、「ザ・ウイング」や以前の「ザ・ピア」のダイニングと異なりセルフブッフェコーナーは有りませんので、内容も中華、洋式を中心に豊富ですがすべてこの中から選んでお願いすることになります。 他、同様にペニンシュラホテルが提供することは変わりません。
-
海老のサラダを頂きます。 少し中華風のドレッシング、ビーフンが入っています。 結構ボリュームがありました。
-
そして、香港といえばワンタン麺ですね。
-
こちらは、トイレ、バスルームなどの入り口。 私は日中のラウンジでバスルームを使うことは有りませんので中身は他の方のレポートを参照ください。
-
トイレの洗面台です。 大理石の色調も替わり明るくなりました。
-
もう少し時間がありますのでソファーでゆっくりします。 ワゴンにはワインやおつまみが。 こういうおつまみ用ボールもデザインが一新されています。
-
丁度入ってきたBAの380をバックにジントニックで。
-
今回の搭乗ゲートは41番、ピアのほぼ付け根に位置します。
-
搭乗予定の777−300です。 香港空港はこういう写真が撮りやすいですね。
-
搭乗開始時間が近づきました
-
ビジネスクラスは最新のシートが入っている機材でした。 と言っても予約の時点である程度選んでいるのですが。 香港−台北間は頻繁に飛んでいるのですが機材の善し悪しの差が大きく、昔ながらの「普通シートビジネス」こそだいぶ減りましたが、いわゆる「新リージョナルビジネス」「旧タイプのヘリボーン(脚が通路を向くタイプ)」とこの「新ヘリボーン」の3種がどう入るか微妙です。 なお、香港−台北便の一部は台北を経由して成田(この後のレポート)、福岡、中部、インチョン、などへ飛んでおり、この便が良いシートかというと逆で単純に香港−台北を往復する便の方が良いシートにあたる率が良いように思います。
-
窓側席。
-
通路側席です。 前回の私の旅行記に記したアメリカン航空の座席に似ていますがキャセイのこれはすべて前向きな自然(?)な座り方ですねで、1機面積あたりの座席数は良く計算していませんが、私の経験した中では今でも一番のシートレイアウトと思っています。
-
オットマン/脚載せ、あたりの造りもアメリカンのものよりゆったりしているような・・
-
ウェルカムドリンクは「キャセイデライト」で。 なぜか日本発便ではコレが無いですね。
-
おしぼりが配られましたが持っていられないほどの熱さで・・
-
プッシュバックの後、滑走路へ向かいます。 横からは同じく出発しようとするJAL機が。 羽田行きの26便でしょう。
-
滑走路南端からは珠海/マカオへの架橋工事の様子が見えます。 だいぶ進んでいますね。
-
飛び上がってしまえばどんよりと曇っていた香港の天気から一転して青空の中の飛行(あたりまえですが)となります。
-
香港−台北はスケジュール上で1時間半弱、実飛行時間で1時間ほどの短い路線ですがビジネスクラスでは慌ただしいながらもしっかりとした食事がでます。
-
最初にパンフルーツなどの乗ったトレイと飲み物が配られ、
-
メイン料理はカートで運んで来ますので、実際に見て決められます。 カートを使ったサービスを「低品質」と勝手に決め込んでわざわざ面倒くさい配膳をしている日系航空会社がありますが、これは逆だと思いますし前菜からメインまで一緒くたに持ってくるサービスほど「手抜き」「低品質」と感じるのは私だけでしょうか?
-
メインは3種類の選択から「海老の香港カレー風味」というのを選びました。 なんのことはなく「エビチリ」でした。
-
1時間の飛行では映画の一本も見られませんので、ゴルフゲームに興じます。
-
このゴルフゲームはJALやアメリカン航空の機材にもあるものですが、JALの場合はコントローラーがスマホ風のタッチ式のもので微妙なタイミングで押すのが極めて難しいのですが、キャセイのこれは昔ながらの4つのボタンを使いますので何時もより高スコアだったとか・・
-
空が夕陽で赤らんできました。 下は新竹の街並み。
-
間もなく到着です。
-
マップ情報の画面ですが、地図で示す滑走路とはずれて進入してきていますね。 このままいったらどうなるのでしょう?
-
しかし、機外カメラは滑走路を向いた機体を示しているのでたぶん大丈夫でしょう。 こういう機外カメラはJAL機からは外されてしまいましたので残念です。 キャセイのは機体下中央部についているようで、ギアの出し入れが見られます。
-
夕暮れの台北桃園空港へ到着しスポットへ入ります。 お隣は同じくキャセイ機。
-
桃園空港は到着後通路にも立派な免税品店があり売り子さん達の威勢の良い呼び込みが迎えてくれます。 知人などへ手土産もこうして手に入れられるので便利と言えば便利ですが。
-
台北桃園空港の第一ターミナルです。 長らく改修工事が続いていましたがようやく完成したみたいです。 改修と言っても土台は40年前の開港時のものですから細かいところを見れば古さを感じざるを得ず、最新のデザインで改修した部分とはアンバランスなものです。
-
台湾国籍者/在住者には自動レーンも設けられました。
-
古さを感じる部分としてはこの荷物が出てくるターンテーブル。 壁は綺麗に化粧直しされましたがターンテーブルは昔のままです。
-
知人会いに行くため、タクシーでホテルへ向かいます。 バス乗り場はこの一つ下の階へ移動しました。
-
「搭乗記」という題とは少し離れますが宿泊したホテルの様子です。
-
ほとんどの部屋はセミスイート構造です。
-
洗面所、去年あたりからトイレにウォシュレットがつきました。
-
建物は古くこじんまりしているのですが数年前に改修し内装は新しくなっています。 コンセプトは南欧(?) インテリアの雰囲気はそれらしく造ってあります。 こじんまりしたホテルですので定員は多くありません。 そのせいかいわゆる団体客の受け入れは積極的でないようです(私にはそのほうが嬉しいのですが)。 一頃は欧米人が中心でしたが最近は日本の旅行社へも売り出しているようで除々に日本人も増えています。 それでも友人同士や親子連れが中心で、添乗員が旗を持って入ってくるような団体はまだ見ません。 大陸客もほとんど見ませんね。
-
朝食はこのクラスとしては立派だと思います。 シリアル類。
-
ベーコンやソーセ−ジなど。
-
パンが豊富です。
-
エッグステーションもちゃんと。
-
朝食とは別に宿泊者用にロビーラウンジではコーヒーのサービスも。
-
なんと言っても飛行機好きにたまらないのは、ホテルの場所が松山空港のアプローチ至近であるために部屋からこんな風景の見られること。 生憎の曇天ですが、遠東航空機。
-
こちらはユニエア−機。
-
天気が良ければこんな写真も撮れます。 以前に撮った円山ホテルをバックに着陸する復興航空機です。 これらは比較的小型機ですが、時間と天気が良ければチャイナ/EVAの330とかANAの787なども大迫力ですよ。
-
翌朝、タクシーで再び台北桃園空港ターミナル1へ。 こちら風に言えば「ティーイー」でタクシーの運転手さんには通じます(ターミナル2は「ティーアー」)。 ちなみにキャセイ航空は國泰航空ですね。
-
第一ターミナルはこれだけの航空会社が使っています。 チャイナの場合は行き先でターミナルが違いますので注意が必要ですね。
-
キャセイカウンターでチェックイン。
-
台北は桃園空港も松山空港もそうですが構内にコンビニが入っています。
-
高級なものはありませんが、パイナップルケーキなどバラマキ用のお土産なら他に店の出ている「土産物店」の半額くらいで買えますので
覗いてみましょう。 -
イミグレ手前の土産物店など。
-
台湾で土産物店といえば「新東陽」。
-
イミグレへ向かいます。 改修前のターミナル1ではイミグレ→セキュリティーチェック、でしたが改修後はセキュリティーチェック→イミグレになりました。
-
イミグレ通過後の通路です。
-
キャセイ航空のラウンジへ向かいます。 香港のラウンジのところでも書きましたがキャセイ航空はラウンジの刷新を進めていて、この台北桃園空港ラウンジは東京羽田空港、フィリピンマニラ空港、香港空港ザ・ピア、に続く新コンセプトでのリニューアル。 11月にオープンしたばかりです。
-
場所は以前と同じ、というよりも広くなっていますので入り口は変わりました。 たぶん倍近くに広くなっています。
-
羽田、香港ザ・ピアと同じく木目を生かしたインテリアデザインです。 以前はビジネスクラスエリアの奥にファーストクラスエリアが独立していました。 そしてビジネスクラスエリアは常に混雑して相席が当たり前でソバをすすっているイメージでしたが、今回のリニューアルでビジネス/ファーストの区別は無くなりましたが絶対的に広くなったので総じてゆったり感じられます。
-
バーコーナーが新設されました。
-
ダイニングこそ有りませんがヌードルバーは拡張され立派になりました。
-
これは単なるヌードルバーというよりもダイニング風なテーブルの造りですね。
-
セルフコーナーも立派になっています。
-
セルフコーナーのサラダ類。
-
ロールサンドやフルーツなど。 以前に比べて陳列方法も工夫され綺麗になりましたが、総じてセルフを減らそうという方向は羽田や香港ザ・ピアと共通のものと感じます。
-
日本の新聞もあるのは香港も同じ。 以前はスポーツ紙もあったのですが。
-
トイレ/洗面台も同じコンセプト。 バスルームは有りません。
-
PCコーナー。 なお室内でWi−Fiが非常にサクサクつながるのは香港と同様です。
-
ヌードルバーのメニューです。 台湾らしく牛肉麺もあるのは従来通りですがサンドイッチなどは増えています。
-
台湾ビールとまたまたワンタン麺を頂きます。
-
搭乗口へ向かいます。 両側は免税品店でいっぱい。
-
B6ゲートからの搭乗です。 ボーディングパスの搭乗時間表示5分前に着いたのですが、早く乗せたがるキャセイですので、既に搭乗は始まっており、ビジネス客はもうほとんど機内へ入っていました。
-
今日のゲートの位置からは機体全体を写せません。
-
機材はいわゆる「新リージョナル仕様」。 成田−台北−香港間の451便/450便はほとんどこれが廻ってきます。
-
フルフラットリクライニングもせず一見旧式のシートに見えますが、リクライニングなどの動きは電動です。
-
この成田−台北−香港の450便/451便は香港−台北間こそ8割〜満席の搭乗率ですが、成田から香港まで(香港から成田まで)通しで乗る乗客は少なく、また成田−台北間のみ乗る乗客も少ないので、この間は比較的空いている路線です(ビジネスクラスチケットもお安いです)。この日もガラガラでした。 こうなるとこのリージョナル仕様でも充分にラクチンで、むしろヘリボーンシート機の両側を壁に囲まれた雰囲気よりもよほど開放的です。
-
ゲートを離れ滑走路に向かいます。 台湾の国旗(?)はLEDによるディスプレイです。
-
食事のサービスが始まります。 この450便/451便を台北経由の通しで乗る場合にはほぼフルサービスの食事が2回味わえることになります。
-
前菜はスモークサーモン。 盛りつけも綺麗ですね。
-
例によって、メインはカートで運ばれてきます。
-
ビーフを頂きました。
-
食後のフルーツ、チーズなどもカートでサービス。 欲しいものを欲しいだけ選べるこのシステムは良いですね。
-
フルーツを盛り合わせてもらいました。 こうやって写真を撮ると何時も同じようなのですが。
-
窓の下には薩摩半島です。
-
アイスクリームとコーヒーもカートで廻ってきます。
-
ハーゲンダッツも数種類からフレーバーを選べます。
-
冬の時期は偏西風の影響で台北−成田間は3時間掛かりませんので、食事が終われば間もなく着陸ですね。 と思っていたら「着陸混雑」だとかで洋上で3回廻ってワンです。 せっかく早く離陸して、せっかく偏西風に乗って来たのに・・、ですね。
-
成田到着です。 一番先ッチョの86番へ着いてしまいました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- ローラン・ペリエさん 2015/12/26 10:54:46
- CX大好きです
- 年に1度、キャセイの全てのラウンジを堪能するためだけに香港に行きます。
PierのFラウンジ参考になりました。
キャセイディライトはレシピが門外不出な為、海外でのラウンジやケータリング会社で作ることが出来ないから香港発か、香港で作って折り返しで搭載できそうな便しか積まないのですよ。
羽田のCXラウンジは日本限定カクテルを始めましたのでそちらも試してみたいです。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Kちゃんさんの関連旅行記
台北(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
107