2015/12/17 - 2015/12/17
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cloud9さん
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今日はローマ観光9日目です。
少し遠出してタルクィニアのアネクロポリに行ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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タルクィニアへはテレミニ駅からトレニタリアで1時間20分程度です。まずはメトロでテレミニ駅に向かいます。共通券のBIRG が12ユーロですが、トレニタリアの自販機で単品の価格を確認すると、片道6.9ユーロで往復でも安くならず6.9x2です。ならばBIRGの方が安かったのですが、ピサ行きの列車が発車10分前ぐらいでBIRGを買いに行く余裕がなく、そのままカードで購入。電光掲示板でホームを確認すると25番です。レオナルドエキスプレスが24番でしたから、その後方にあるため、列車10両分ぐらい離れていて相当遠い。走ってやっと間に合いました。
列車は最初ゆっくり走って、ローマ近郊はほぼ各駅停車ですが、ローマを離れると結構飛ばして進みます。タルクィニアには11時30分ごろ到着しました。 -
駅と街は離れていてバスで移動が必要です。駅前に止まっているバスで街に向かいますが、1ユーロでした。ガイドブックの情報は古いようです。
バス停がちょうどインフォメーションの前に止まるので、すぐに分かります。バス停から50メートルぐらいのところにあります国立考古学博物館。国立タルクィニア博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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1階のチケット購入までにすでに遺跡がゴロゴロしています。ここのチケット売り場でネクロポリとの共通券を買って、先にネクロポリに行く予定でしたが、受付の女性がチケットを切る際に、国立考古学博物館分をもぎってしまい、仕方なく先に国立考古学博物館を回ることに。
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1階は石碑とか石棺等がそろっています。
有翼獣と蛇の文様 -
カラフルな石棺
石棺はたぶん100個ぐらい展示されていました。 -
大体が石棺の蓋に人物が描かれていますが、石棺の横の文様は、人と馬が一番多かったです。
それ以外には天使やドラゴン、農耕の様子や、戦いの様子などがありました。 -
ギリシャっぽい文様の壺のコーナー
結構きれいな状態が多かったです。 -
これが一番わらえた
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ガラス器もあります。3世紀ごろ
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燭台か
3つ足が笑えますが、いっぱい展示ありました。 -
スフィンクスか
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独特のデザインと絵付け
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なんでしょ。エジプトっぽいのかギリシャっぽいのか、おたふくなのか。
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ぺルガモン博物館やアーブギーネ博物館に似た作品があります。大きさは小さ目で15センチくらいですが。
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水差しでしょうか。
注ぐときに後ろの2本が有効とは思えませんが、デザイン的には均整がとれていていい。 -
骨壺だと思いますが、取っ手が人がブリッジしている。
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燭台か。ろうそく9本ともせる。
あと使い道思い当たりません。 -
親子の鹿。しっぽは水鳥っぽいが。
車輪の意味が不明
子供のおもちゃか。 -
入り口と注ぎ口が別の壺か。取っての形がブリッジした人を両側から人が支えている。
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目的不明。同じデザインがいっぱいあり。
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石棺に骨壺が入っているパタン。マトリョーシカか。
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やってきました。
女王の祭殿のファサードに飾られていたぺガサスの彫刻 -
こんな感じ
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イチオシ
紀元前6世紀ごろだそうです。
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後姿も
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3階に来ました。いくつかの地下墓がが再現されています。
BC5世紀のお墓
ギリシャの画家の作だそうです。 -
両サイドはこんな感じです。
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BC6世紀の墓
こちらもやはりギリシャの画家の作品 -
両サイドにはチャリオットレースやジャンプやダンスする様子が描かれています。
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一通り回ったので、受付にネクロポリ行きの無料バスの時間を聞くと、現在バスの運行はなく、歩いて行ってくださいということです。歩いて15分くらいです。街のパンフレット地図に道順を書いてもらいました。
考古学博物館前の道を北に進みます。
この通りに銀行がありATMがあったのでユーロ引き出しておきます。手持ちが50ユーロ切ったので。 -
教会前の広場に噴水があります。
後ろは市庁舎 -
広場の北側の奥の道を東に進みます。
途中サン・フランチェスコ教会があります。 -
そのまま進むと城壁があります。
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結構立派な城壁です。
街を一周囲っているようです。 -
15分ではつかないが、20分ぐらいかかって到着
チケットを提示して入場。売店でばあさんに音声ガイドを進められて、購入。4ユーロ。日本語はないので英語選択。しかしながらお墓の半分ぐらいしか対応していません。 -
それから売店横にトイレがあります。全部個室です。日本の公衆トイレなみにきれい。
ネクロポリは一見草原のようなところに、地下へ入る建物がぽつぽつあるだけです。まあすべて地下にありますがら、地上にはこれと言って何もないです。 -
地下へは階段を20段ぐらい下って、見終わったら上る必要があります。最初は何ともないですが、これが地味に太ももに来ます。全部回るころには太ももパンパンに。
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一番近いところからまわってみます。
TOMBA DEI GIOCOLIERI
510 B.C.
赤いライオンと緑のヒョウ
内部は湿度が保たれている関係で、窓ガラスに水滴がついていることが多く、写真がぼやけたり、いい構図が取れにくかったりします。 -
TOMBO DEI CARONTI
150-125 B.C.
偽扉が正面と右側に描かれています。
扉の両側に悪魔が立っていると説明されていますが、正面は羽が描かれているので天使のような気がします。ただ、典型的な矢印の角があるので悪魔と言われればそうかも。右側の絵は羽はなく、緑の肌がぶつぶつで髪の毛もよれよれで悪魔っぽいが。 -
TOMBO 5636
B.C. 3世紀
正面には羽の生えた悪魔が線描で描かれているだけ。右側には扉とその前の悪魔。それから指さす人たちとこの墓の主が描かれています。 -
TOMBA DEI GORGONEION
400 B.C.
唐草っぽい文様の下に2人に人物が話しています。周りに草木が描かれたシンプルな絵。 -
TOMBA DEI CARDARELLI
510-500 B.C.
三角部分のネコ科の猛獣が鹿っぽい動物を狩りしている。その下では2人の奏者が笛を吹いている。左右には踊ったり、お酒を飲んだり宴会しているようす。天井の丸い模様は蓮だそうです。 -
TOMBO MARIO MORETTI
500-490 B.C.
三角部分に2匹のライオンが頭を垂れている。もしくはファイティングポーズか。
左右にはダンスする人たち。 -
TOMBA DELLA FUSTIGAZIONE
490 B.C.
三角部分はライオンが鹿を襲っている絵。下には琴をもってダンスする人たち。 -
TOMBA BARTOCCINI
530-520 B.C.
天井や壁は千鳥模様になっています。 -
TOMBA DEILEOPARDI
470 B.C.
三角部分に2匹のヒョウ。かなり写実的です。
正面に寝そべって宴会する人たち。右には音楽を演奏する人たち。左には給仕する人たち。この時代にこんなお墓を作った人達なのでセレブな光景です。 -
TOMBA DEI BACCANTI
510-500 B.C.
三角部分にライオンが鹿を狩りしている様子。
その下には楽器やワインをもってダンスしている様子。種まきしているようにも見えなくない。 -
TOMBA CLAUDIO BETTINI
B.C 5世紀
正面に輪郭がはっきりしたギリシャ絵画風の人物が描かれています。
天井に蓮模様。 -
TOMBA DEI FIORELLINI
475-450 B.C.
三角部分にニワトリが2羽。キジに見えなくもない。
左右にはダンスする人たち。 -
TOMBA DEL GUERRIERO
430-400 B.C.
三角部分に二匹のヒョウ。
ベッドで横たわり宴会する人たちと、フルート奏者や給仕する人たち。 -
TOMBA MAURO CRISTOFANI
4世紀 B.C.
唐草風の文様とその下にダンサーが描かれているようですが、かすれて見えません。 -
TOMBA DELLE LEONESSE
520 B.C.
天井には千鳥のパタン。三角部分に向かい合ったメスライオン。
真ん中には骨壺がありその左右にはダンス人達。
左右は横たわった人物が。その下には魚の絵が。 -
TOMBA DEL FIORE LOTO
520 B.C.
三角部分の右にライオン、左にヒョウ。真ん中はちょっと
天井には花柄模様
シンプルな構成です。 -
TOMBA MASSIMO PALLOTTINO
B.C. 5世紀
天井部分にストライプ
正面と両サイドには、植物とハープ奏者とダンサー達。
衣裳はギリシャ風のマントを着ている。 -
最後はちょっと離れたところにあります。
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坂の中腹に横穴を掘ってあります。
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TOMBA PILCELLA
天井部分はストライプ
正面にさらに祠があり屋根が描かれている。この内部の天井もストライプです。
左にハープ奏者。右は宴会する人たち。顔立ちはギリシャ風で、衣裳も豪華。 -
一通り回って14:45になりました。流石に疲れたので帰ることに。市内に戻りバス停に行くとちょうどバスが来ました。で駅に15:25ごろに到着。しかしながら15時台はローマに戻る列車がなく16:30ごろまで来ません。駅や周辺に売店や店はありませんので時間潰すのに苦労しました。来た列車に乗ってほぼ定刻の17:50頃にテルミニ駅に到着しました。結局行きも帰りも検札には来なかった。
明日はメトロのチケットで行ける古代ローマの港町オスティア・アンティカに行ってきます。
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