2015/12/09 - 2015/12/10
147位(同エリア195件中)
休日温泉さん
ダンナとふたり旅。東京駅から夜行バスで仙台へ。朝の6時に着いて仙台朝市で朝食。2時間ほど漫喫で休憩してから市営バスで青葉城へ。市内を見下ろす城跡や伊達政宗の銅像を見物してバスで駅へ戻って駅構内で牛タン定食のお昼。電車で福島駅に行き、宿の送迎車で花月ハイランドホテルへ。硫黄泉の温泉を満喫して、翌朝福島駅へ送ってもらい、名物円盤餃子を食べる。福島から磐越西線の磐梯熱海温泉で降りて立寄り湯。ここの共同湯「元湯」は地元の人に大人気。帰りは郡山で乗り換えて白河駅で下車。白河ラーメンをいただいてから東北本線を南下。最後に宇都宮で降りて駅前で餃子を食べて帰路に着きました。
- 旅行の満足度
- 4.0
-
東京駅に降りてまずは夜行バスの駐車場へ。23時15分発仙台行き。もうぎりぎりです。東京駅八重洲口に出て右手方向へ歩いていきます。ブルーのイルミネーションがきれいです。丸の内鍛冶橋駐車場は徒歩8分ぐらいかかります。仕事がなかなか終わらなかったので食事できず。途中のローソンでおにぎり購入。ダンナは駅の矢場とんでかつサンドをゲット。
-
バス駐車場手前にはラーメン屋台が。知っていればここで食べたのに。。
-
丸の内鍛冶橋駐車場。いろいろなバス会社バスが集結してなかなか壮観です。左奥の建物は東京国際フォーラム。屋根のある待合場所はないけどトイレはある。行き先と時間ごとの放送があり、バスの後ろ側にいる係員にチェックされる。大きな荷物だけ預けて車内へ。事前にバス内で必要なものを分けておきます。たとえば携帯の充電器とか。座席にコンセントがあって充電できます。
-
3列シートでトイレ付き。だけどトイレは右側にあり、左の窓際席の人は真中の席の人をまたがないと右側に行けない。つまり左側の人は隣が連れでもない限りトイレには行けない。まあほとんど走行中にトイレに行く人はいないからいいのかな。
-
座席に着いたらさっさと食事。15分ぐらいで真っ暗闇になってしまうので。ダンナのかつサンドは800円もしたわりにはちっちゃい。23時半には消灯です。スマホも見られません。
-
佐野SAで休憩。まだ0時半。出発してすぐ熟睡したのでここでは降りず。ダンナは寝られない人なので降りてウロウロしてた。30分ぐらいの休憩。
-
次に停まったのが安達太良SA。着いたのは3時5分。45分ぐらいの休憩。ここでは降りてトイレや売店へ。この日は全然寒くなかった。でもバスの中は暖房ききすぎ。座席が熱い。ダンナは半そでのTシャツ姿になっていた。外が気持ちいい。
-
仙台着は定刻の10分前の5時50分。東口旧代ゼミ前で降ります。駅前のマックや半田屋は24時間営業ですが、今回は朝市が開くまで周辺をウロウロして時間を潰すことに。
-
西口の駅から5分ほどのところに仙台朝市があります。でも7時からなのでまだ開いてません。そのうえ水曜日は卸市場が休みなので、いつもより遅いらしい。
-
店が開くまで近くを散歩。ここは飲み屋街。小さなお店が並んでいる。
-
7時ジャストぐらいに朝市のお店へ。果物などが売ってる店の奥に食堂「しょう家」がある。メニューを見ると、丼ものがほとんど500円。まぐろ、いか、タコなどが乗った朝市丼やまぐろ丼も500円。ふたりとも頼んだのは山かけ丼。自販機で食券を買います。
-
まぐろの切り身はちっちゃいけど、ご飯もとろろも全体的においしかった。味噌汁はわかめなんだけど、刻んだ大葉がちょっと入っていてアクセントが利いている。へえー、今度やってみよう。かぼちゃの煮物ひとかけらもおいしかった。
-
ダンナは車中でほとんど寝られなかったのでネットカフェで休むことに。クリスロードというアーケードにあるポパイという店。
-
リクライニングが一番安いそうだけど、フラットになれるベッドの部屋をひとりずつ(カップル用のブースもある)。コンセントもあり充電もでき、扉もあって外からはあまり見えない。けっこう居心地いい。ドリンクはふつうだったけど、コーヒーのミルクが切れていて補充できない状態だった。ちょっと苦すぎる。そしてここにはシャワーがあるのでフロントで鍵を借りて体を洗う。でもお湯の出がいまいちなので寒い。髪を洗うのはやめにした。
-
仙台駅へ出る。すごい快晴だ。せっかくなので青葉城(仙台城跡)に行ってみることにする。るーぷる仙台という観光地を巡るバスに乗る。260円とちょっと高め。620円の1日乗車券でいろんなところに降りればお得なんだろうけどそんな時間はない。
-
外側だけじゃなく車内もクラシック。平日は20分ごとに発車。観光スポットを一筆書きで巡る。
-
けっこう山を登ったところにあるバス停「仙台城跡」で下車。
-
バスを降りて少し階段を上るとすぐに視界が開け、城跡が現われます。広々とした公園になっていて足元の敷石は城内の間取がわかるようになっています。
-
上の写真、角にある部屋は首実検の間。昔の間取図にちゃんと残っている。
-
有名な伊達政宗の銅像。今も仙台の街を見下ろしている。
-
この日はホントに雲ひとつない青空でした。隅々まで見渡せ、はるか向こうには太平洋も望めます。
-
中央に見せるのは仙台大観音。あまり知られてないけど全長100mの巨大な観音様。
-
仙台駅に戻って駅構内の牛たん通りにある「喜助」に。ちょうどお昼。4軒の牛たん屋が並んでいてどこも10人前後の行列。喜助は2回目。牛たん定食はだいたい1500円前後で、牛タンと漬物、南蛮漬けとテールスープ、麦飯。お昼はとろろが無料で付く。おいしいです。
-
仙台から東北本線で福島へ。白石川沿いをずっと走る。一目千本桜の白石川堤。延々と続く桜堤。春にはさぞかし、と思わせる。わりと間近に見える蔵王連峰も少し雪をかぶって美しい。
-
白石川には白鳥が飛来する。ちらっとだけ見えたけど、けっこうな数いる。
-
3時ちょっと前に福島駅着。駅前でホテルの送迎車に乗り込む。マイクロバスは9人乗り。駅からは30分ほど。
-
バスの中では「じゃらん温泉ランキング秘湯部門」で高湯温泉が1位になったことが話題に。乗客はほとんどお年寄りばかりだけど、みんな温泉通みたいだ。いろんな温泉地よく知ってる。
-
途中、運転手さんが「おっと」と言ってスピードを緩める。猿が道路にいる。それも何匹も。車が来ても少しも驚かず悠然と移動。ガードレールの下までどいてからこっちを睨んでる。だいたい出る場所は決まってるようだ。
-
高湯といえばこちらの玉子湯さん。日帰りで行ったことはある。館内にはいくつものお風呂があるが、やはり湯小屋玉子湯の源泉はすごい。ゆで卵の匂いが充満してる。
-
花月ハイランドホテル到着。ここはなんといっても眺めが最高。ちょうど福島の町が日暮れてすごく美しい。
-
夜景もきれい。失礼ながら福島は思ったより都会で、街の灯りがいつまでも消えなかった。温泉は硫黄臭の濃い熱めの酸性湯。大浴場と露天風呂が分かれてある。お湯は素晴らしい。ただどちらの風呂も展望はなし。露天風呂からこの景色が見られたらよかったのに。
-
夕食はまあ普通。きのこがいたるところに出てきました。でもお腹空いてたので完食しました。
-
食事の最初に固形燃料に火をつけて炊くひとり分の釜飯。鶏のダシがきいててこれはとてもおいしかった。デザートは福島のりんご。これも美味。
-
朝焼けと山並みが幻想的。
-
お湯は少し白濁している。いわゆる硫黄泉でいい匂いがする。完全に源泉掛け流し。温泉は申し分ない。
-
朝ごはんはいまいち。右の膳はほとんど売店の土産物。温泉玉子はおいしかったけど。
-
10時半に送迎のバスに乗って駅へ。帰りは私たちだけ。行きに乗った人たちはみんな連泊だそうだ。ホテルの人が手を振って見送ってくれる。
-
駅に着いて、福島駅にある円盤餃子の店で早めの昼食。ここは飯坂温泉にある有名店の支店。どんな餃子なのか楽しみ。
-
入ったときはまだ空いていたのに、12時近くなるとどんどん人が入ってきてほぼ満席に。よかった、早めに入って。円盤餃子は1皿22個1200円です。でもランチでそんなに食べられないので昼メニューの餃子少なめセット880円に。餃子8個、スープ、麻婆豆腐、温泉玉子(ここでも!)のセット。餃子はカリカリで味が濃くておいしい。わかめスープもおいしかった。
-
福島駅を出て東北本線で郡山へ。それから磐越西線に乗る。ホームへ下りるエスカレーターの壁にはあかべえが。このあたりはあかべえだらけ。会津のキャラクターあかべえは元があかべこなのでいろいろ似たものがあってまぎらわしいけど、本物はやっぱりかわいい。
-
磐越西線で磐梯熱海駅へ。
-
熱海駅といってもここは福島。ここの領主だった伊東祐長の出身地の伊豆の熱海から名づけられた。
-
今から約800年ほど前、南北朝時代建武の頃、京に不治の病に苦しむ萩姫という美しい姫がいました。ある日、不動明王より「都より東北方、五百本目の川岸にある霊泉に浸かれば、病は全快する」とのお告げがありました。
お告げを受けた萩姫は東北へ向けて旅立ち、道中の困難を乗越え、五百番目の川のある磐梯熱海温泉へたどりつき、湧き出るお湯で病も完治しました。(商工会HPより)
店先などに掲げられている絵と文章をたどって行くとその伝説の物語が読める。 -
で、目的はこの温泉。磐梯熱海温泉元湯。大人気の地元の共同浴場。タイル張りの大きな浴槽に31度の源泉を掛け流している。ほとんど水です。だけどじっとしてるとだんだん慣れてくる。アトピーなどに効くようで、遠くから通ってる人もいます。隣の小さめの浴槽には違う源泉の熱湯。そっちと交互に入っていると体があったかくなる。ちょっと入るのにコツが必要ですが、わからなかったら人に聞けば大丈夫。ここは常に地元の人でいっぱいです。
-
東北本線に戻って白河駅で下車。すごく美しい駅舎。大正9年に建てられたもの。
-
駅周辺にはイルミネーションが。
-
白河ラーメンを食べに徒歩6分ぐらいの鈴木食堂へ。ふるふるの麺に懐かしすぎる香りのスープ。おいしかった!
-
最後は宇都宮で餃子です。
-
駅前の健太餃子にしました。9時ちょっと前で店内はすごい人。この店奥に広い。会社帰りや早目の忘年会などで賑わってました。
-
餃子マンのグラスで乾杯です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
50