中年バックパッカー、エアアジアで行く初めてのインドネシアで世界遺産巡りの旅(*^^)v　Vol.３　ソロ市内のスクー寺院とチュト寺院へ

2015/12/01 - 2015/12/06

話は遡ること8か月前の3月の事・・
LCCのエアアジアで年4回行われているバーゲンセールが丁度3月にあり、当日は頑張って遅くまで起き、お陰でばっちり予約することができました。
折角なので有給休暇をとって、初めてインドネシアに行くことにしました。
目的は世界遺産のプランバナンとボロブドゥールです!(^^)!


11月30日　羽田発　　機内泊
12月1日　KL→ｼﾞｮｸﾞｼﾞｬ　ジョグジャ泊
12月2日　ジョグジャ市内観光　午後プランバナンへ　ジョグジャ泊
12月3日　ソロ観光　　ジョグジャ泊
12月4日　ボロブドゥールへ移動　　マノハラホテル泊
12月5日　ボロブドゥールからジョグジャさらにKLへ　機内泊
12月6日　札幌着　さらに成田へ

エリア ソロ (スラカルタ)(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 鉄道 タクシー

本日は近郊のソロという街へ日帰り小旅行
ソロまでは、ジヨグジャから列車で行くのが一般的のようです。
前日時刻を確認したら、ジヨグジャを7:35に出る列車が良さそうです
という事で少し早起きして駅へ向かいました。

レシートみたいな切符です。
ソロまで片道8000IDR(約70円)
安っ！

ジヨグジャの駅
いつか長距離列車にも乗ってみたいな(^-^)

時間通りに入線しました

世界の車窓から・・
今日はソロへ向かうローカル列車の風景です。
長閑な田園風景が広がります

実はあの番組、信州では放送していないのです(。>д<)

途中工事の影響で、少し遅れてます。

定刻より約30分ほど遅れて、ソロに着きました。

ソロ バラパン駅 駅

今回の目的は、郊外に位置するスクー寺院とチュト寺院へ行くこと。
安く行くには、2kmほど離れたバスターミナルから最寄りの街へ行き、そこからオジェに乗るようなのですが、ここは時間の節約と効率を兼ねて、リッチにタクシーをチャーターする事にしました。

駅に着くや否や声を掛けてくるドライバーと交渉し、両寺院を回って駅まで320,000IDR(約2,900円)で手を打ちました。

ソロ バラパン駅 駅

結果論ですが、途中で猛烈なスコールに見舞われたので、タクシーで正解でした(^-^)v
スクー寺院に近づくと雨も止み、ぐんぐん標高を上げていきます。

爽やかな風が入ってきます!(^^)!

☆スクー寺院☆

ソロの町から約１時間でスクー寺院に到着しました。
入場料10,000IDR（約90円）を支払いましたが・・
人っ子一人いません(；一_一)

スクー寺院 寺院・教会

☆スクー寺院☆

スクー寺院遺跡（Candi Sukuh）は、中部ジャワの古都ソロの東にそびえ立つラウ山（標高3270m）のふもと、標高1,186mの地点に位置するヒンドゥー寺院です。建造時期は、インドネシア各地でイスラム王国が興隆し始めていた15世紀、インドネシア最後のヒンドゥー王国、マジャパヒット朝の末期1473年とされています。この建造年は、同寺院の第一正門に描かれた怪物の彫刻2体にジャワのクロノグラムを適用してはじき出された数値で、怪物が人間を食べているレリーフ、ジャワ語で「gapura buta aban wong（門の怪物が人を喰う）」、同じく、怪物が蛇のしっぽを齧っているレリーフ「gapura buta anahut buntut（門の怪物が蛇の尾を齧る）」に含まれる各単語にそれぞれが持つ数字的な意味を当てはめていくと、門=9、怪物=5、食べる=3、人・尾=1、逆にしてサカ暦の1359年、即ち西暦1437年がスクー寺院の建造時期ではないかと解釈されています。

スクー寺院 寺院・教会

☆スクー寺院☆

境内はさほど大きくありませんので、ざっくり見渡せます。
本殿は残念ながら修復作業中です

スクー寺院 寺院・教会

☆スクー寺院☆

レリーフも並べられています

スクー寺院 寺院・教会

☆スクー寺院☆

スクー寺院 寺院・教会

☆スクー寺院☆

スクー寺院はボロブドゥール遺跡やプランバナン寺院など中部ジャワの他の仏教寺院やヒンドゥー寺院とは趣が異なった独特の外観を持ち合わせており、時に、メキシコのマヤ遺跡やペルーのインカ遺跡、エジプトのピラミッドと比較されたりもします。スクー寺院の一般的なヒンドゥー寺院とは異なった建築様式は、当時、イスラム勢力に押されインドネシアでジャワ・ヒンドゥー文化が衰退していく中、先史時代の巨石文化を復古させることでヒンドゥー文化の再興を狙ったのではないかという説もあり、三段のテラス構造を持つ同寺院の建築様式はインドネシア前ヒンドゥー期にも見られるもので、同様、最も神聖な場所を一番高く、一番奥に配置するスタイルも前ヒンドゥー期のものです。

スクー寺院 寺院・教会

☆スクー寺院☆

寺院からの眺め

スクー寺院 寺院・教会

☆スクー寺院☆
スクー寺院と言えばこの石像(^-^)

なかなか立派なのをお持ちで(汗)

スクー寺院 寺院・教会

☆スクー寺院☆

亀は、下界世界、即ちマハメル山（ジャワ最高峰のスメル山のこと、ヒンドゥー教ではマンダラ山を指す）のふもと（又は支え）と象徴され、ヒンドゥー文明では、世界の礎でありヴィシュヌ神の化身とも言われています。

スクー寺院 寺院・教会

☆スクー寺院☆

亀さんと男根君はこんな感じで並んでいます
結構意味深(ー_ー)!!

☆スクー寺院☆

このレリーフも意味深（○_○）！！
さすが誰が呼んだか「エロエロ寺院」期待を裏切りません！

☆スクー寺院☆

全景です
ゆっくり見ても大体２０分くらいでしょうか・・

続いてチュト寺院を目指します
タクシーの運ちゃんは爆睡していました(+_+)

スクー寺院からさらに標高を上げていくと、周りにはお茶畑が広がってきました。

どんどんバイクを追い抜いていきます。
どのバイクもカップルが２ケツしていました・・　みんなチュト寺院へツーリングかな？

いい眺めですね♪

★チュト寺院★

スクー寺院から２０分ほどでチュト寺院へ到着
先ほどのスクー寺院と違って大勢の観光客で賑わっていました(*^。^*)

チュト寺院 寺院・教会

★チュト寺院★

ま・まさかの五郎丸ポーズ？？

★チュト寺院★

チュト寺院遺跡（Candi Cetho）は、中部ジャワの古都ソロの東にそびえ立つラウ山（標高3270m）の麓、標高1,496mの地点に位置するヒンドゥー寺院です。
チュト寺院の建造時期はスクー寺院と同じ、15世紀後半と言われています。これについては、寺院内の石門にサカ暦1397年（西暦1475年）建造を示すジャワ文字が残されいたこと、また、石畳の彫刻に描かれた動物たちにジャワのクロノグラムを適用するとサカ暦1373年（西暦1451年）と読めることなどから、15世紀後半にかけて段階的な建築が行われたのではないかと考えられています。

チュト寺院 寺院・教会

★チュト寺院★

チュト寺院 寺院・教会

★チュト寺院★

リンガ（男性器）とヨニ（女性器）のようです。
そして奥には又もや亀さん(*^。^*)

チュト寺院 寺院・教会

★チュト寺院★

本殿を見上げます

チュト寺院 寺院・教会

★チュト寺院★

石段の上からみたレリーフ全景

チュト寺院 寺院・教会

チュト寺院 寺院・教会

★チュト寺院★

★チュト寺院★

そして巨大リンガが祀られていました(*^。^*)
そしてカップル達はこれに、何をお祈りしているのだろう？

チュト寺院 寺院・教会

★チュト寺院★

本殿に着きました。
確かにピラミッド風の建築ですね

★チュト寺院★

本殿から割れ門を振り返ります

★チュト寺院★

途中の町で昼食休憩
ミーアヤム10000IDR(約90円)

街の中心でタクシーを降りました。
駅までのんびり歩いていると、ありましたよ♪市場が！

レギ市場 市場

中は市場独特の色々な匂いが立ち込めてます。

レギ市場 市場

レギ市場 市場

ケン◯ッキーフライドチキンのソロ店のようです。
随分コンパクトですね(^_^)
どうやらテイクアウト専門のようです。

レギ市場 市場

16:40発の列車でジヨグジャへ戻ります。

ソロ バラパン駅 駅

いつもの旅ですと、ローカルな食堂に好んで行くのですが、インドネシアではビールの為ツーリストレストランで済ませてました。
マリオボロ通りでは夜になると屋台が並び、多くの人で賑わってます。
小生も本日は呼び込みのあったこちらの屋台で夕食にします。

まっ屋台ですので、衛生面では保証しかねますけどね♪

英語の表記があるので、指差しで注文
勿論ビールは置いていません(T_T)

街で良く見かけるアヤムゴレンにしました。
「アヤム」=鶏肉 「ゴレン」=揚げる
ようはフライドチキンですね。

ここで一緒に出されたボールに入った水が分からず、飲もうとしたら、周りの人に思いっきり止められました。
どうやら手づかみで食べるため、フィンガーボールみたいに指を洗うようです。

みんなに笑われました
恥ずかしい〜(。>д<)

3泊したジヨグジャとも今晩でお別れ 明日はいよいよポロブドゥールへ向かいます。
いつまでも賑やかですね♪

マリオボロ通り 市場