3連休で西安(3)　西安散策＆雪の北京経由で帰国編

2015/11/22 - 2015/11/23

11月の3連休で中国の西安（かつての都・長安）に行ってきました。

2日目は、昼過ぎに兵馬俑から西安に戻り、西安の街を散策。日本への帰路は、北京の雪によりフライトの遅延や欠航のおそれがあったため、無事に帰国できるかヒヤヒヤさせられました。

＜旅程＞（フライトは全て遅延）
【1日目(11/21)】
　中部9:00→北京11:20（CA＝中国国際航空）
　北京14:15→西安16:35（CA）
　西安泊
【2日目(11/22)】
　西安泊
【3日目(11/23)】
　西安11:10→北京13:10（CA）
　北京17:00→中部21:00（CA）

エリア 西安(中国)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

13時半頃、兵馬俑から西安駅前に戻りました。

西安駅 駅

駅前には城壁

城壁に公衆トイレがありました。
中国は公衆トイレ（無料）があちこちにあるのは便利です。ただ、「公厠」の表示のみなので、日本人以外の外国人には分かりにくそうです。

城壁内

少し南に歩いて地下鉄「五路口」駅へ。

自動券売機でチケットを購入（駅数に応じた運賃で南門までは2元≒40円）。
自動券売機はコインのみ使用できましたが窓口でも購入できます。

地下鉄のチケット

自動改札を通ってホームへ

ホームドアが付いていました。

北大街駅で1号線から2号線に乗り換えて永寧門駅で下車。地上に出ると、永寧門（南門）が見えました。

永寧門（南門）

永寧門 (南門) 建造物

永寧門の南側（城壁外）のビル群

地下道を通ったりして道路を渡り、横から永寧門（南門）

城壁の周囲の濠

明代に築かれた城壁

城壁内に入りました。

明代城壁 史跡・遺跡

南門の近くの湘子廟

廟内の仏像

お洒落なカフェやバーが並ぶ「徳福巷」

頭の位置がユニークな店頭の像

城壁内側から永寧門（南門）

書院門と唐華塔

書院門 建造物

書院門の骨董品市場

多くの筆の露店が出ていました。

画廊でしょうか。

見る角度によって変わる画がありました。

上の写真の画の周恩来が毛沢東に、習近平が鄧小平に変わっています。

碑林博物館

西安碑林博物館 博物館・美術館・ギャラリー

路上に陳列された書

露天で麻雀に興じる人々

路上に陳列された画

文昌門から城壁外に出たところの橋の上に床屋さん

バス停で大雁塔に行くバスを探しました。
漢字表記のみなので日本人以外の外国人には利用しにくそうです。

しばらく待って23路のバスに乗車。
運賃は1元（≒20円）で乗車時に運転手横の運賃箱に投入する方式でしたが、うまく入らず手間取っていたら運転手に怒鳴られました、、、紙幣を折り畳んで投入口に押し込めばいいみたいです。

「大雁塔」バス停でバスを降りると、大雁塔が遠くに見えました。

昼食を食べていなかったので、通り沿いの店で「炒米飯」を頂きました（13元≒260円）。

大雁塔の北側は地下鉄工事中。
いずれこの付近に駅ができるようです。

大雁塔北広場の噴水と大雁塔

周囲の商業施設も寺院のような様式の建物

大雁塔の周辺には銅像がたくさん設置されていました。

相撲？

楽器を演奏する像

高さ64mの大雁塔。玄奘（三蔵法師）がインドから持ち帰った経典や仏像を保存するために建立されたそうです。
寺院前に僧侶のような一団がいました。

大雁塔 建造物

銅像と陽気な中国人

金ピカの建物

舞う女性？の像

大雁塔地下宮の入口

大雁塔。有料で塔の上に登れますが、天気が悪く景色が期待できないのでやめておきました。

大雁塔の西側の公園には、面白い像がたくさん設置されていました。

バイクに乗る家族でしょうか。

何かを運ぶ母子の像

食事をする人々の像

散髪中の像

公園の西側の雁塔西路

南門へと続く長安南路でバスに乗ろうかと思いましたが、なかなか来なかったので見送りました。少し北に歩くと、大渋滞でバスが全く進まない状態となっていたので、乗らなくて良かったです。

歩道橋の上から渋滞した道路。
道端や歩道橋の上に、隣に老人や病人？を寝かせて物乞いをしている人がいました、、、

こんなロボット（？）が２体ほど街を歩いていました。

「メイソウ」という店を何軒か見かけましたが、中国企業のようです。日本企業だと誤解させる商法でしょうか。

大通り沿いの市場

ライトアップされたビル

かなりローカルな雰囲気の飲食店街

野菜や果物の露店も

薄暗い路地を進んだところ、ゴミの集積場のような真っ暗で怪しげな場所に出てしまいました。

小雁塔は既に閉まっていました。

小雁塔 建造物

通りがかりの店で夕食

「蘭州干拌面」を頂きました（15元≒300円）。

ライトアップされた城壁と濠

南門付近の城壁の夜景が綺麗でした（右端が南門）。

ライトアップされた永寧門（南門）

永寧門 (南門) 建造物

永寧門の南側の夜景

別の角度から永寧門（南門）

南大街を歩いて、前夜に続いて再び「鐘楼」

鐘楼 建造物

鐘楼前の広場にドラえもんもどき

飲食店の店頭の像。形相がすごい、、、

鼓楼

鼓楼 建造物

パンダの着ぐるみ？

前夜に続いて回民街を散策

回民街 散歩・街歩き

「桂花糕」をあちこちで見かけました。
どんな味なのか気になりましたが、先ほどの夕食で満腹になってしまい、残念ながら食べられず。

これもよく見かけました。
クルミでしょうか。

串焼きの羊肉

何かの生地を木槌で叩く光景も所々で見かけました。

習近平とオバマ

生地を引っ張って伸ばしている光景も所々で

どうやら飴を作っているようです。

先日マルタでも見かけた魚が泳ぐ水槽に足を入れる店がありました。

昨夜とは違う道を歩いたりして、21:40頃に宿に戻りました。

翌朝は、少し街を散策したかったのですが、生憎の雨天だったので、日の出とともに宿をチェックアウトし、空港バスの乗り場へ。
雨にもかかわらず露店が出ていました。

途中で通りがかった「革命公園」

西安駅前の空港バス乗り場に2台のバスが停まっていましたが、1台は既に満席でもう1台に誘導されました。運賃は25元（≒50円）で乗車時に車内で支払い。
7:58頃に出発しました。

バス乗り場です。満席で乗れなかった人もいたようでした。

城壁から西安北駅にかけてのエリアで渋滞が続きました。
西安北駅付近から先の空港専用道路は空いていたので、西安北駅発のバスに乗れば渋滞に巻き込まれる可能性が低そうに思います。

発電所でしょうか。

1時間半近くかかって9:22頃に空港に到着。
国際線乗継用のチェックインカウンターが一つしかなく、大量の荷物を預ける乗客の手続に手間取っていたので、チェックインに30分くらいかかってしまいました。優先カウンターは「スカイプライオリティ」（スカイチームの上級資格）としか書いてありませんでしたが、どうやらスタアラゴールドでも使えたみたいです（ラウンジの利用券をそちらのカウンターから取り寄せていたので）。

北京空港が悪天候のため北京→日本のフライトが遅延又は欠航の可能性があるとのことで西安→北京の搭乗券しか発券されず、上海で1泊を強いられた昨年の悪夢が頭をよぎり戦々恐々、、、

西安咸陽国際空港 (XIY) 空港

セキュリティチェックを通過し、案内されたKing Loungeへ。

余裕を持って空港に向かったはずでしが、渋滞やチェックインカウンターの混雑でギリギリとなってしまい、15分程度しか滞在できませんでした。

オーダー制のラーメンを頂きましたが、途中で搭乗時刻となってしまったので完食できず。

11:10発の北京行きは、定刻に搭乗しましたが、なかなか動き始めず、ずっと機内待機。12:14頃にようやく出発しました。

一応、機内食が出ました。

約50分遅れで14:00頃に雪景色の北京に到着。
既に雪は止んで少し日差しもありましたが、空港にも結構積もっていました。

ちなみに、西安→北京は約1時間後の後続便もあり、予約時に確かプラス1000〜2000円程度でそちらも選択できましたが、乗継時間に余裕があり一番安い今回のフライトを選択していました。結果的に、後続便は1時間半近く遅延したようなので、危ないところでした。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

T3のDからCにバスで移動し、国際線乗継カウンターへ。
ゲートは未定でしたが搭乗券が発券され、17:00発のフライトの搭乗時刻は16:30だったので少しホッとしました。
モニターには大幅に遅延している早い時間のフライトがいくつも表示されていました。

T3のCからEに列車で移動し、出国審査とセキュリティチェックを経て中国国際航空のビジネスラウンジへ。到着から約1時間を要しました。
雪で大幅遅延のフライトが相次いでいるためかラウンジ内は大混雑で、しばらく徘徊してようやく空いた席を確保できました。
wifiはパスワードを発行する機械が何故かエラーとなってしまい使えませんでした。

ラウンジで食事後に寛いでいると、席を探していたロサンゼルス帰りのトラベラー森武史さんと思いがけずお会いし、タイミング良く私の相席が空いたのでしばし歓談。

少し後のフライトで羽田に向かわれる森さんとお別れして搭乗ゲートに行くと、予定通りに搭乗開始していたので一安心。
またもしばらく動き始めませんでしたが、17:33頃に出発し、17:50頃に離陸しました。

機内食はCA北京発の定番メニュー(？)でイマイチなお味。
定刻より遅れて21:24頃に中部空港に到着しました。