2015/09/21 - 2015/09/21
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Mirabellaさん
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パルマからレトロな木製列車に乗って行くつもりだったソジェールの町だが、行程の都合でバルデモッサからバスで向かうことにした。バルデモッサからデイア、ソジェールへの山道を走るバスルートは景色が素晴らしいのでお勧め、海が見えるデイア付近が特に好きだった。
ソジェールの町で見たかったのがモデルニズモ建築の美術館カン・プルネラ。シーズン中なら月曜日でもオープンしてるから、バルデモッサのカルトゥハ修道院とセットで見学してしまおうと決めたのだ。
今回ゆっくり散策する時間がなかったが、ソジェールはカン・プルネラ以外にも、ちらほらとモデルニズモ建築に出会うことができる町だと思う。
とにかく観光客が多かったソジェール、17:30にパルマに戻るバスは乗車できない人が出るほどに激混みだったので、シーズン中に旅する人は注意して欲しい。
- 旅行の満足度
- 4.0
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時刻表では14時バルデモッサ発、14:40ソジェール着予定のL210番のバスだったが、少し遅れていたからソジェール到着は15時だった。
それなりの交通量がある細い山道を走るんだから、少しの遅れは仕方がない。
パルマへは17:30のバスに乗って帰ろうと時刻表をチェック、2時間30分しかないからセントロへと急いだ。 -
ソジェールのバスターミナルは町の中心部から離れているから、徒歩15〜20分程度みておいた方が良い。
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バスターミナルから少し歩くと見つけたモデルニズモ様式の鉄の門。
あまりに唐突だったのと、気持ちがカンプルネラを目指していたから、さらっと一枚写真を撮っただけだったけど、せっかくなら文字が消えかけてる「進入禁止」が入らないようにすればよかった。
何の建物なのか少し調べてみたが分からない。 -
再び歩き続けると、店は閉まっていたけれどショーウィンドーのレンガの細工に目が止まった。
マジョルカ島のお土産グッズにはヤモリの絵が多用されているが、こちらでもヤモリは「家守り」のようだ。 -
こちらは門の文字からして、カトリック関係の建物。
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しばらく人通りの少ない静かな住宅街を歩いていたが、突然にぎやかな広場が見えてきた。
おまけに、ちょうどレトロなトランビアがやってきた。 -
私も乗りたいと思っていた、パルマとソジェールを結ぶ木製の路面電車は観光客に大人気。
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広場に面して立つサン・バルトロメ教会。
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その横には、
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モデルニズモ建築のソジェール銀行が並んでる。
サンバルトロメ教会のファチャーダと、この銀行の設計は、カン・プルネラを手掛けたジョアン ルビオ イ ベジュベールによるものだと帰国後に知った。 -
教会の中に入ってみた。
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お顔の部分が装飾の黒い玉で隠れてしまっている。
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バスターミナルから広場まで、所々にあったカン・プルネラへの案内板を頼りにしていたが、ソジェール銀行の前で見失ってしまった。
しばらくウロウロしたが分からず、とりあえず銀行の前の通りを進んだが間違っていた。 -
でも、こうして無駄に歩くことも初めての町を旅する楽しみの一つだし、旅行前に全てを知っておくことは必要ないはず。
な〜んて、単に地図をちゃんと見てないだけ。(笑) -
牛の呼び鈴が面白い。その下にいるのはクマかな。
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このあたりまで歩くとトラモンタの山がよく見えたが、さすがにこの先に美術館はないだろうと、別の道に入って広場へと引き返すことにした。
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ソジェールもバルデモッサ同様に、品の良い落ち着いた町。
窓の木枠は緑色に統一されていていた。 -
探していたモデルニズモ建築を見つけた。
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確かに、カン・プルネラとある。
Canはカタラン語、スペイン語だとCasa、つまり ”家”。
カン・プルネラ(プルネラの家)はフランスでの果樹栽培に成功し財を得たジョアン・プルネラの邸宅として1909〜1911年に建てられたもので、フランスのアールヌーボーの影響を強く受けたモデルニズモ建築。 -
設計者はガウディの弟子であるジョアン ルビオ イ ベジュベールと言われている。
パルマのカテドラルの修復工事のためにガウディと共にバルセロナからマジョルカ島入りしたジョアン ルビオがマジョルカ滞在中に残したモデルニズモ建築の一つ。 -
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バルコニーの鉄柵のデザインがとってもロマンティック。
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見学するのを楽しみに、ゆっくり重い扉を開けようとしたら、なんと閉まっていた。
「ええっ、まさかもう閉館したの?」 -
一瞬泣きたい気分になったが、もう数歩先に本来の入口があった。
通常はサンバルトロメ教会がある広場からこの通りに入るだろうから、このガラス扉が先に目に入るんだけど、私が逆方向から歩いてきたのが悪かった。
あの木製扉を無理に開けようとした私は、不審者になるところだった。 -
入館料を支払い中に入ると、そこはもうモデルニズモの世界。
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天井から床までデザインにこだわっていて、例えば床のタイル模様は部屋ごとに異なってる。
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ダイニングのランプはとてもゴージャス。
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天井の装飾をじっくり見ると、鳥が羽根を広げていたり、木に実がなっていたり、収穫物が豊富で自然の恵みへの感謝が現れている。
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こういう美味しそうな魚介を、お腹いっぱい食べたいよ。
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窓ガラスには昆虫類
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そしてエレガントな螺旋階段
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階段の手すり部と一体化してるランプが素敵だけど、
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こちらの部屋のランプの装飾が凝っていて、蝶の羽根に守られてる。
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カサ・バトリョの屋上にも似たような煙突があるけれど、これはカサ・ミラの屋上のデッサンでしょうね。
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この部屋にはプレイエルのピアノ。ショパンの曲を奏でていたのかも。
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一周して再びダイニング。
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美味しそうだったレストラン。
でもランチするのには微妙な時間だし、17:30のバスに乗りたいから、ゆっくり食べてもいられない。 -
良い香りが漂ってたスパイス・雑貨・キッチン用品etc.の店。
確か店名はGeorgeだったと思うけど、検索するとジョルジュ・サンドのジョルジュばかりが引っかかって確認できなかった。 -
ピニャコラーダやカイピリーニャ味のキャンディーが珍しいなと、お酒好きな友人へのお土産に購入してみた。
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この商店街があるのは、ルナ(月)通り。
ここが広場からの入口。 -
写真右手に教会と銀行があって、そっち側を進んでしまったけれど、カン・プルネラがあるルナ通りは左手。
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サンバルトロメ教会をもう一度見上げてたら、なんだか周囲が騒々しくなってきた。
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あ〜、またしても列車が広場を走り抜けて行く。
それにしても、ギュウギュウ詰めだな。 -
私が頭に描いていたのは、パルマからのんびり路面電車でソジェールへ、ってイメージだったのに、こんなに激混みだなんて正直幻滅だった。
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どうでも良いけど、列車の左側のおじさんと、道端の女性が見つめ合ってる不思議。カップルなのに一緒に乗らなかったのか、ただの偶然?
いや、偶然には思えない。 -
パルマにはバスで帰るつもりでいたけど、トランビアって手もありだなと思いソジェール鉄道の駅にやってきた。
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駅1階の右側には無料のピカソ美術館があり、主に陶芸品が展示されいて、正面左側の入口を入ると、ミロ美術館になっている。
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ミロ美術館には入らなかったが、こちらも自由に見学できそうな雰囲気。
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で、肝心のチケット売り場は2階のようだけど、何か貼り紙がしてある。
近づいて読んでみたら、なんと18:30と19時の列車のチケットは完売だって。
まさか、列車が満席になるとか思いもしなかった。
おそるべし。 -
じゃあ、やっぱりバスで帰ろう。
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また目の前を列車が走っていった。
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乗客が少ないからパルマ方面じゃなく、きっとソジェール港に向かう列車だろう。
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お昼ごはんは簡単にトルティージャしか食べてなかったから、お腹が空いてきた。喉もカラカラだし、どこかカフェに入ろうと見つけた店がココ。
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この店は両側から入れるようになっていて、反対側の通りは路面電車が走ってる。
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さっきルナ通りでお土産を買ったショップも、このカフェの店員さんも、おそらくドイツの方だった。どちらもフレンドリーで、とても感じの良い対応だった。
マジョルカ島では、かなり英語が通じそうだった。 -
見た感じスイーツ系が多かったけれど、
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マジョルカらしく、コカを注文した。
サクサクした生地の上に野菜たっぷり、ピザのようなもの。
ただ、見た通りのボリュームなんで、夜になってもお腹が空かなかった。
この店を出た後、バスターミナルに向かったが、ここからが大変だった。 -
夕方17:30のバスに合わせてパルマに帰る人達がどんどん集まってくるが、なかなかバスがやってこない。ようやく来たと思っても、止まらずに走り去ってしまったり、パルマ行きじゃないのか乗車拒否されたり。
誰もが訳が分からず、どんどん増えていく観光客達が、バスがくる度にドアに向かって、あっちに行ったり、こっちに行ったりと、みんな待ちくたびれてイライラし始めていた。
大声を上げるような人はいなかったが、ようやく到着したパルマ行きのバスに乗り込むのは、早くから待ってた人が優先されるはずもなく、押し合いの力勝負だった。
もちろん私は負けずにバスに乗り込んだけれど、何度か話しかけてくれてたドイツ人女性が、バス乗り場に取り残された人達の中に混ざっていた。
私より早くからバスを待ってたのに、本当に気の毒だった。
夕方のソジェールはパルマに戻る人達で混雑するから、シーズン中は注意しておいた方が良い。パルマに到着した際に運転手に聞いたら18:30のバスなら確実に乗れるけど、例えば明日も17:30のバスは今日と同じ状態になる可能性がある。
なんとか他の人に負けないように頑張って先に乗るしかない、と話してくれた。
そんなこんなで気分的に疲れきってパルマに到着したけれど、無事に戻ることができてほっと一安心だった。
この後は、パルマの街歩き。まだまだ歩き続ける。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2015/11/29 18:44:05
- サン・バルトロメ教会
- こんばんは、みらべえちゃん
街中が美術館のようだね。
サン・バルトロメ教会の外観もだけれど、
内部も本当にゴシックそのもの!!
文化の違いって凄いなぁ〜〜って改めて感じたよ。
それにしても、順番待ちをしない文化なんだよね〜
ヨーロッパも意外と。。。
そう感じること最近よくあるわ。
アジア系の人が地べたに座ってたらなんか汚く見えちゃうけれど、
欧米の人だとおしゃれに見えちゃう不思議。。。
これって日本人の欧米への憧れなのかな??
それと同じく、欧米の人が並ばずに力づくで乗りこんでも文化で片づけられるのも日本人の欧米への憧れなのかな??
やっぱり先進国なら並んで欲しいな〜〜
無事に帰りつけて良かったね。
みらべえちゃん、たくましいわ〜〜笑
たらよろ
- Mirabellaさん からの返信 2015/11/30 00:01:13
- RE: サン・バルトロメ教会
- たらよろちゃん、こんばんは〜。
> 街中が美術館のようだね。
> サン・バルトロメ教会の外観もだけれど、
> 内部も本当にゴシックそのもの!!
> 文化の違いって凄いなぁ〜〜って改めて感じたよ。
>
マジョルカ島の首都パルマの写真は、まだほとんどUPしてないけど、モデルニズモ建築が多くって、ふとバルセロナの町を歩いてるような気分になるの。そして、ソジェールは観光客は多いけれど都会じゃないから、のんびり感が良かった。それと、どこか品があるね。この町の聖バルトロメ教会の建築は格好良いよね。あんまり有名じゃないかも知れないけど、存在感が凄いと思った。
> それにしても、順番待ちをしない文化なんだよね〜
> ヨーロッパも意外と。。。
> そう感じること最近よくあるわ。
>
ドイツの人達あたりは、きっちり並ぶのかと思ってたけど、そうじゃなかったわ。ずっとベンチに座って待ってた人達が、バスが到着するやドヤドヤと集まってくるんだな。
ただ、翌日のバスはちゃんと並ぶ人達だったから、一概には言えないけれどね。
> アジア系の人が地べたに座ってたらなんか汚く見えちゃうけれど、
> 欧米の人だとおしゃれに見えちゃう不思議。。。
> これって日本人の欧米への憧れなのかな??
> それと同じく、欧米の人が並ばずに力づくで乗りこんでも文化で片づけられるのも日本人の欧米への憧れなのかな??
>
まあ、それはどうなんだろね?私にはそんなに違って見えないから、そこは個人的偏見というか感情が混ざってるんじゃないかな?
うちの職場って、アジア系の外国の人も沢山働いているんだけど、けっこう皆さん礼儀正しいし、日本に合わせてくれてると思うよ。
一つ思うのは、もしかすると世界の中で日本人が特別というか異色なのかも知れないってこと。
> やっぱり先進国なら並んで欲しいな〜〜
>
それはそうだよね。やっぱり最初から待ってた人が、最初に乗るべきだから。
> 無事に帰りつけて良かったね。
> みらべえちゃん、たくましいわ〜〜笑
>
私は必ずバスに乗り込む自信あったのよ。(笑)時間も無駄にしたくないし。でも、やっぱり気分的に疲れるよね。
みらべい
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