サッカー日本代表応援＆観光　その2　--電圧には気をつけよう--

2015/11/11 - 2015/11/15

2015年11月12日に行われたサッカーシンガポール代表ｖｓ日本代表の試合を観戦しに、シンガポールへ旅行した時の記録です。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.5

写真：MRT券売機

2015年11月12日5:30AM　予定通りチャンギ空港到着。入国後まずは両替。そしてホテルへ向かうべくMRT（地下鉄）乗り場へ。ここで最初のハプニング。

MRTのスタンfダードチケットは、最初に券売機で目的地までの料金にデポジット分0.1ドルを足した額で購入し、そのカードで自動改札を通る。次回からそのカードに都度必要な金額をチャージして使用、3回目に使用した時デポジット分0.1ドルが差し引かれ、さらに6回目に0.1ドル分割引される。エコを考えたシステムで、1枚のカードを3回使い回せば元が取れ6回使うとお得、というもの。（7回目は新たにカードを購入）
そしてこの券売機は5ドル以下のお札しか使えない（6ドル以上の料金の場合は10ドル札が使えるが、旅行者が6ドルを超える移動をすることはまず無い）。なのに両替したお金がなんと全て10ドル札以上だったのだ。何か購入してお金を崩そうにも、時間は早朝。近くに開いている店も見当たらない。まぁ、すぐに有人改札を見つけ10ドル札を小銭に替えてもらい無事に電車に乗ることが出来たのだが……。

他の国へ旅行するときは、お店で大きなお札を出すと嫌がられる経験が多かったので、なるべく電車賃などでお札を崩していたが、シンガポールの場合は逆に考えたほうが良さそうだ。

それにしてもシンガポールはもちろん、最近行った国（ソウル・台北）の地下鉄は、ホームもコンコースも広くて綺麗だ。そして何よりとても分かりやすい。私のようにロクに英語も出来ない人間でも、移動に困ることはほぼ無い。それに比べ東京の地下鉄と言ったら……。あれは迷路だ。

●早朝のMRT　ホーム

●早朝のMRT　車内

写真：ホテル　ロイヤル＠クイーンズ

07：00前にホテルへ到着。天気は良好。心配していたヘイズもすっかり大丈夫みたいで良かった。
チェックインは14：00なので、荷物を預かってもらいチェックインの時間まで観光、チェックインしたらスタジアムに向かうまでホテルで休むつもりだった。が、部屋が空いていたのか、こんな時間なのにチェックインさせてもらえた。ラッキー。

ブラスバザー駅へ徒歩2分、ブギス駅へ徒歩5分。立地の良さとレビューを読んだ感じで決めたホテルだが、たまたまなのか、すごくいい部屋に当たったと思う。申し分なく広くて綺麗。冷蔵庫もドライヤーもセーフティボックスもあるし、お風呂もバスタブ付き（これらってリーズナブル系のホテルには意外と無かったりする）。
欲を言えばスリッパが欲しかった。

さっそくスマホを充電しようと思ったところで2つ目のハプニング。
シンガポールのコンセントはBF型。この変換プラグは安く手に入るので買っておいた。日本のA型を2つ挿せるタイプ。しかし充電したい機器は、スマホ2台、iPad、携帯充電器、レンタルしたWiFi、と5台ある。WiFiには最初から変換プラグが付いていたので問題はなかったが、残り４台を充電するにはどうしてもタップが必要になる。

シンガポールの電圧は230V。スマホやiPadの充電プラグは全世界対応（〜240V）だから問題ないとして、タップはどうなのだろう？　ネットで調べると「問題なく使えた」という説と「ブレーカーが落ちた」という話があった。うーん、どっちかわからないけど、これだけのために変圧器を買うのもなぁ……。大丈夫って人のほうが多いし、普通の3つ口コンセントを持っていくか……と思ったのが間違い。部屋のコンセントに変換プラグを差し、そこへタップを差し込んだ瞬間

バシッ!!!!!!!

すごい音と火花と共に部屋の電気が全部消えた。

しかもブレーカーがどこにあるのか分からない。仕方なくフロントへ電話。私は英語がしゃべれないので、ツレに状況を説明してもらったのだか「ブレーカー」という単語が通じないらしい。すったもんだの末、ホテルの人が脚立を持って直しに来てくれた。ブレーカーは天井裏にあった。

こんな早い時間にチェックインさせてあげて、（多分）いい部屋をあてがってあげて、いきなりこれかよ。。。

って思われたかな……。
ホテルの人には2ドルのチップを渡して帰ってもらった。

みなさんも電圧には気をつけてください。旅行中思ったけど、日本で安物の変換プラグを2〜3買っておいて、現地でタップを買えば（安く売ってると思う）、事足りたかも。

●ロイヤル＠クイーンズ

●ロイヤル＠クイーンズ

写真：フードコート　Food Republic

セブンイレブンでタイガービールを購入。冷蔵庫にストック。シャワーを浴びて少し横になる。

13:00そろそろ観光に出発。でもその前に昼飯。ブラスバサー駅出口の上にFood Republicというチェーンのフードコートがあることを調べておいた。ここでまずシンガポール記念スべき1食目。今回食事は出来る限りホーカーズかフードコートで済ます予定。いや、「済ます」ではなく「是非」。アジアの屋台は大好きだ。

●まずはやっぱりチキンライス。うん、おいし。

●カヤトースト　温泉卵は付いてない。

写真：リバークルーズ

日本でシンガポールについて色々調べていたところ、悲しい事実が発覚。ちょうど我々が渡航している期間、あのマーライオンは修繕中で子マーライオン共々、お目にかかることは出来ないらしい。世界三大ガッカリのマーライオンに会えなくてガッカリも出来なくてガッカリ。本当は最初にまずマーライオンを見て、それからシンガポール観光をしようと思っていたのに。

で、仕方なく最初の観光はリバークルーズに。MRTでクラークキーに移動。受付で料金を払いシンガポール航空のボーディングパスを提示する。シンガポール航空利用者特典で割引があるのだ。

が。

ディスカウントはやってない。

の一言でかわされてしまう。何を言っているのか、よくわからないし、まぁ、ここは仕方ない。通常料金を支払い船を待つ。
物価の高いシンガポール。この割引特典は結構美味しい。他にも沢山割引特典があるので、これから行く人でシンガポール航空を利用するなら、ぜひチェックを。

http://www.singaporeair.com/microsite/global/BPP/sg-deals.html

●船の中　吹抜ける風が心地よい

船はのんびり河口へと進み見えてきたのは……。

あれ？　マーライオン？　あ、まだ囲われているのは下のほうだけで、その姿は見えるんだ。水は吹いてないけど。

写真は船からしか見れないアングルのマーライオン

●船よりベイサンズ

●船よりシンガポール・フライヤー

●船よりラッフルズ卿の後ろ姿（上陸地点）

●チャイナタウンに移動してホーカーズでおやつ？

●水餃子

●フィッシュボールヌードル（スープ）　ちょっと薄味

●マーライオン公園へ　子マーライオンも上から覗けた

●サンズを食べるマーライオン

●そしていよいよスタジアム駅へ

写真：シンガポールナショナルスタジアム

公共の場でシンガポール以外の国旗を表示してはいけない、という法律があるとかで、この日サッカーを観戦にくるサポーターにはずいぶん注意が喚起されていた（スタジアム内なら可）。国旗掲揚はともかく、表示もダメなのか？　だとしたらユニフォーム着て会場まで電車で移動しちゃいけないのか？
35×30×20cm以上の荷物も持ち込み禁止。抜き打ちでパスポートチェックあり。

やっぱり色々うるさい国だ。仕方ないので観戦用にだけ小さめのバッグも日本から持ってきた。暑いのにユニフォームの上にパーカーを着て移動した。フェイスペインティングも会場でやることにした。＜こう見えて気が小さいもので。。。

でもスタジアム駅についてみれば……。みんなユニフォーム姿でウロウロしてるし、どう見ても規定のサイズ以上のバッグを背負ってる人も結構いる。パスポートチェックのパの字も気配がない。なんだかなぁ。
その場でフェイスペインティングを施して（ダイソーでフェイスペインティング用の絵の具を購入してきた）記念撮影。

●9番ゲードから入場。

●スタジアムの開放口側を中から

●反対側

写真：日本選手のアップ

私達の席はカテゴリー1の115ブロックU列。かなりいい席。直接購入したので1人48ドル（4000円くらい）。これが日本なら万単位までいっちゃう席じゃないか？　でもシンガポール側はCAT1〜CAT4まで席によって値段がわかれているのに、日本側は全部CAT1として端の方の席まで48ドルで売られてる。足元見られてるなぁ。

●日本側　ほぼ満席

●シンガポール側　席が赤と白のペイントだから、遠目にみると埋まってそうだけど、実は一部を除いて結構スカスカ。つうか青い服着た人もちらほら。アウェーの試合なのにスタジアム内は圧倒的に日本人のほうが多い。

●選手入場

●ここだけはシンガポールサポーターが盛り上がっている

●キックオフ

●ビール　これで10ドル（900円くらい）高っ！　コップにシンガポールスポーツハブのロゴ

●試合終了

●選手がサポーターに挨拶　点数は物足りなかったけど、勝って何より！　6月に埼スタで寂しい思いをしただけに、ここまで来て良かったよ。うん。

●スタジアムを後にして、シンガポールフライヤーに乗りに行くも、ちょっと時間が間に合わず、すでにクローズ。しかたなくマーライオンパークまで夜のお散歩。

●ここってF1のサーキット？

●ベイサンズ

●夜のマーライオン

●勝利の祝杯をあげようとクラークキーへ

写真：夜のクラークキー

そして次なるハプニングは……。
クラークキーで晩飯を食べながら飲むつもりだったのだけど、行ってみるとどうもオジサンが来るところじゃない街らしいことに気がつく。あちこちでバンドがガンガン演奏していて小洒落た飲み物を飲ませる小洒落た店ばかりって言うか、なんつうか、ほら、歌舞伎町とかの居酒屋みたいなのを想像していたもんだから。^^;

朝入ったフードコートは確か24時間営業だったはず。あそこで晩飯食べて部屋でビール飲んで寝よう。疲れたし。

すごすごと引き返す道すがら、逆バンジージャンプを目撃する。
ありえない！　あんなもん、私が乗ったら間違いなく心臓麻痺起こして、飛び上がったっきり天まで昇ってしまうぞ。

ほぼ終電でブラスバザー駅へ戻る。フードコートへ。。。あれ？　やってない……。24時間じゃなかったのかよ！　ショック！　コンビニも終わっている。　ツレに謝ってビールだけで今晩は就寝。最後はトホホだったなぁ。。。