2015/09/24 - 2015/09/28
5508位(同エリア13128件中)
八福神さん
旅行の期間は、2015年9月21日から28日まで。ヨーロッパアルプスを旅行したのは、24日から27日までです。
ジュネーブから列車でシャモニーモンブラン、ツェルマット、グリンデルワルト、ジュネーブを回ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月24日(水)は、午前中に飛行機でニースからチューリッヒを経由してジュネーブ、午後から鉄道でジュネーブからシャモニーモンブランへ。
ニースの空港へのバスで、乗る場所が分からず迷いました。路線バスが空港まで行くので、スーツケースを持って路線バスに乗ろうとすると、バスの運転手に「この路線バスではなく、別のバス停から出る空港バスに乗りなさい」と乗車を止められました。空港バスに乗ってみると、料金が6ユーロと高く、空港に行く観光客でかなり混雑していたので空港バスに乗ったことに若干後悔したのですが、空港バスは路線バスと違って、空港の中のターミナルまで入って行ってくれます。路線バスを降りてから空港に入るのは大変そうだったので、空港バスの料金が高いのに納得しました。バスはターミナル2から先に停車し、ターミナル1に行きます。ターミナル2で多くの人が降車して結構焦りました。ターミナル1に行く人はご注意ください。
ニースからジュネーブまでは日本でネットで予約していたスイス航空で移動です。ニースからチューリッヒまでは大きな機体だったのですが、チューリッヒからジュネーブまでが国内線のためでしょうか、RJ100なる小さく古い機体でスーツケースを手荷物にできませんでした。飛行中に2回荷物入れの扉が開いたり、格納場所から出てきた酸素吸入器が空中をブラブラしたりしていて、フライトアテンダントが乗客に「大丈夫、安心して」と説明していたのが印象的でした。
ジュネーブからはスイスパスを使って鉄道旅行です。2015年9月からスイスパスのシステムが変わって使用前にヴァリデーションをしなくてはいけなくなったらしく、日本で旅行会社から送ってもらったスイスパスがヴァリデーション欄に日付が印刷されているだけだったので、「これでヴァリデーションできているのか?」と若干心配でした。そこで、駅で歩いていた駅員さんにヴァリデーションできているか確認したところ、問題ないとのことで、安心して鉄道に乗車できました。
ジュネーブからマルティニまでは、レマン湖のそばを鉄道が走ります。レマン湖とその遠くに見える山がとても美しく印象的です。
マルティニからシャモニーモンブランまでは鉄道とバスで移動しました。マルティニでの乗換には4分しかなく若干焦りました。でも、問題なく乗り換えでき、一安心です。鉄道はシャモニーモンブランまで通じているのですが、途中から補修中でバスで代行輸送していました。シャモニー・モンブランに近づくにつれて迫力のあるモンブランが迫ってきて感動的でした。
鉄道の中では通学の小学生から中学生くらいのスイスの子どもたちがたくさん乗車していました。日本の子どもたちと違ってワイワイガヤガヤ楽しそうに通学していました。学校で鉄道の中では静かにするように言われていないのでしょうし、鉄道の中では大人も子どもがワイワイしていても当たり前のようで、特に迷惑そうに思っている人もいないようでした。友人と一緒に通学できるのが楽しくて仕方がないようで、幸せそうでした。
この日からガイドブックを『地球の歩き方・スイス』にスイッチしました。『地球の歩き方・スイス』は、フランス領にあるシャモニー・モンブランについても取り上げてくれているので、重宝しました。そのほかにも、『地球の歩き方・スイス』は、ハイキングコースなど現地情報が盛りだくさんで地球の歩き方シリーズの中でもトップクラスに内容が優れているように思います。それは、日本人がスイスを愛してやまないことをうかがわせるものといってよいでしょう。モンブラン 山・渓谷
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シャモニーモンブランの中心部からモンブランがきれいに見えます。
旅行期間中は、晴天に恵まれました。秋は天気がよい日が多いそうです。
ニースからの長い移動を終え、この日はシャモニー・モンブランで1泊です。モンブラン 山・渓谷
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25日(金)は、エギーユ・デュ・ミディ展望台に行く予定です。エギーユ・デュ・ミディへのロープウェイが午前8時頃から運転を開始するので、午前7時30分過ぎにホテルを出発しました。展望台から雪の中を登山する人もいて、ロープウェイのチケット売り場は列ができていました。窓口が複数あるので、モンブランマルチパスを買うまでにそれほど時間はかかりませんでした。
エギーユ デュ ミディ アクティビティ・乗り物体験
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エギーユ デュ ミディ アクティビティ・乗り物体験
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『地球の歩き方・スイス』には、モンタンヴェールへの登山列車は、9月14日から27日まで運休していると記載されていたので、この登山列車には乗れないだろうと思っていました。でも、ありがたいことに、何やらイベントがあったらしくそれに合わせて登山列車も営業していて、登山列車に乗ることができました。
外国に行くと必ず中国人に自国人に間違われるのですが、今回は、モンタンヴェールの登山鉄道の切符売り場で間違われました。中国人観光客に「買票(mai piao)」と言われたので、「I have a ticket」と答えると、日本人かよ、と変な顔をされたのでした。モンタンヴェールの登山鉄道 体験・アクティビティ
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モンタンヴェールの駅で音楽隊が演奏していました。
モンタンヴェール 山・渓谷
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メール・ドゥ・グラス氷河の入り口です。
モンタンヴェール 山・渓谷
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メール・ドゥ・グラス氷河の内部です。
モンタンヴェール 山・渓谷
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シャモニー・モンブランの小さな広場に植わっていた植物がきれいです。町に点在する緑で気持ちが落ち着きます。
モンブラン 山・渓谷
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シャモニー・モンブランの駅です。
シャモニーモンブランからツェルマットまで移動し、ツェルマットで宿泊です。
フィスプからツェルマットは氷河急行に乗りました(スイスパス有効です。)。車中に奥さんが置いていた鞄を取られたという香港人がいました。車掌が「何か困ったことがあれば言ってね。」と言ったので、「もうあきらめているのだけれど、実は、どこどこ駅で妻の置いていた鞄を取られてね。」と世間話風に香港人が答えると、その車掌はツェルマット到着までず〜〜と電話したり、相談先を調べたり、説明したり、その香港人のために仕事をしていました。真面目で素晴らしいと思うのだけれど、「そこまでやるか、香港人もそこまで求めていないだろう」というのが率直な感想でした。生真面目なドイツ系の人が住む領域に足を踏み入れたことを実感した瞬間でもありました。
ツェルマット駅近くのスーパーマーケットCOOPで、10ユーロちょっとのFendentとJohannisbergの白ワインを買って、日本に持って帰りました。Fendantは普段はワインを飲まない日本酒党の親戚に贈呈したところ、「美味しかった。」という感想を頂戴しました。Johannisbergの方は、帰国後に家族で飲みましたが混ぜ物がなく、ちょっと甘いけれど透き通ったワインで美味しかったです。シャモニーモンブラン駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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26日(土)は、ゴルナーグラート鉄道でゴルナーグラートへ。
ゴルナーグラートの一つ手前の駅であるローテンボーデン駅からリッフェルベルク駅まで下り道のハイキングを楽しみました。ゴルナーグラート鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ハイキング道には標識がところどころに立っていて、安心してハイキングができます。
マッターホルン 山・渓谷
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イチオシ
途中、人がたくさんいるところがあり、何だろうなと思って近づくと、湖面に浮かぶ逆さマッターホルンが見えました。
ハイキング道を下って行くと、様々な角度からそれぞれ表情の違うマッターホルンを見ることができます。マッターホルン 山・渓谷
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ハイキング道の傍らの植物です。
高度が高いところでは木が生えていませんが、道を下っていくと徐々に小さなマツの木が出てきます。かなり高いところを歩いていることを実感します。マッターホルン 山・渓谷
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リッフェルベルク近くにいたかわいらしい羊の群れです。
リッフェルベルクから再びゴルナーグラート鉄道でツェルマットに戻りました。
ツェルマットからグリンデルワルトまで鉄道で移動です。途中のフィスプ駅の直前「この列車は、若干遅れています。チューリッヒに行くハンブルク行のインターシティに乗り換える人は、すぐに乗り換えてください。」とアナウンスがあったので、スーツケースを持って何とか乗り換えることができました。
シュピーツから出るグリンデルワルト行の列車は、前半分がインターラーケン、後半分がグリンデルワルト行で、後ろ側の車両に乗り込みました。マッターホルン 山・渓谷
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27日(日)はグリンデルワルトからヴェンゲンアルプ鉄道に乗って、クライネシャイデック駅へ。ほとんどの人はクライネシャイデック駅で、ユングフラウ鉄道に乗り換えます。
私たちは、ここから徒歩でアルピグレン駅まで下りのハイキングです。クライネ シャイデック駅 駅
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アイガーを横に見ながら、ゆっくりと歩きました。雲の下に町が見えます。
クライネ シャイデック 山・渓谷
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アルピグレン駅までのハイキングコースの途中、カラコロと鈴の音が聞こえてきます。放牧されている牛が付けている鈴の音です。
クライネ シャイデック 山・渓谷
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アルピグレン駅の近くでは、出来立てチーズの競りが行われていました。
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グリンデルワルトに思った以上に早くに戻ってきたので、早めに鉄道でチューリッヒへ移動しました。荷物をチューリッヒ駅のコインロッカーに預けて、市内を散策しました。その後、空港近くのホテルで宿泊し、旅が終わりました。(完)
聖ペーター教会 (チューリッヒ) 寺院・教会
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