2015/11/06 - 2015/11/06
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Wind99さん
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九州の友人を訪ねて、一緒に鹿児島と宮崎を廻った。
かつて、バイクでの林道ツーリングや、我が家のファミリーキャンプにも、常に一緒に出掛けていた友人だ。
前回は九州の中部を廻ったので今回は南へ行く。
1日目 鹿児島
曽木の滝−尚古集成館、仙巌園(磯庭園)−南洲公園−西郷/大久保誕生地−知覧武家屋敷庭園−知覧特攻平和会館−瀬平自然公園−池田湖−長崎鼻(龍宮神社)−伏目砂むし温泉
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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まず北薩摩の伊佐市に来た。
前の週に三宅裕司のふるさと探訪って言う番組を偶然見て知った、東洋のナイアガラと言われる曽木の滝。 -
イチオシ
高低差が少なく、滝なのか微妙な感じがしたが、滝の幅は210mあるそうで雄大であった。
友人はこの滝の存在を知らなかった。 -
そのせいか、日本の滝百選には入っていなかったが、読売新聞が選んだ平成百景では24位に入っていた。
その上位30を見ると、誰もが知る日本を代表する風景だ。 -
後方の川内川に掛る新曽木大橋。わずかに虹が見えた。
33万年前、霧島火山から噴出した大規模火砕流の地層だそうだ。 -
九州自動車道を通り、鹿児島市内に移動する。
祇園の洲公園・石橋公園の4連のアーチ橋の高麗橋。
江戸時代末期の石橋を保存するため、H12年この公園を作り移設した。
橋の上からわずかに桜島が見えた。 -
錦江湾(鹿児島湾)に出た。
尚古集成館(しょうこしゅうせいかん)に到着。 -
現存する最古の洋風工場建築物であり、今年、「明治日本の産業革命遺産として世界遺産になった。
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隣接する仙巌園に入った。
いきなり鉄製150ポンド砲がお迎えしてくれた。 -
150ポンド砲の向こうの石垣の上に登ると、その砲を作った反射炉跡であった。
幕末の薩摩藩主第28代斉彬が、オランダ語の書物だけを頼りに造らせたものだそうだ。
これが幕末の薩摩のパワーだと感じた。 -
この辺り、菊のいい匂いが漂ってきた。
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園内では、今年で56回目の開催となる菊まつりが行われていた。
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錫門
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茶室越しに見る桜島
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グラスの薩摩切子の模様と、菊まつりがコラボしていた。
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南洲神社へ来た。
西郷隆盛を祀り、西南戦争での西郷軍方の戦死者が埋葬される南洲墓地がある。 -
西郷南洲顕彰館では、西郷隆盛の生涯ジオラマが感慨深かった。
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南州神社の駐車場から桜島が良く見えた。
頂上左側から常に白煙が上がっていた。 -
鹿児島市内を流れる甲突川左岸に来た。
維新ふるさと館があり、この加治屋町一帯は西郷、大久保を始め、明治維新の偉人を多く輩出した一帯だ。
薩摩維新ふるさと博のイベント中で、おもてなし隊が出迎える。 -
川沿いの公園に、西郷隆盛誕生地の大きな石碑と、そのすぐわきに「西郷従道邸庭園跡庭石」があった。
この庭石は、西郷従道の東京本邸の庭園の庭石で、平成12年に、この地に移されたそうだ。 -
すぐ近くに大久保利通生い立ちの地があった。
甲突川を少し上流へ進むと、大久保利通銅像があった。 -
指宿有料道路で、薩摩半島の南端を目指す。
途中3か所に、錦江湾の展望台があり、鹿児島市内と桜島が展望できた。 -
南九州市の薩摩の小京都、と呼ばている知覧武家屋敷に来た。
知覧亀甲城公園に無料のPがあった。 -
旧高城家を見る。かやぶき屋根が素晴らしい。
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沖縄の石垣のように見えた。
260年前と変わらぬ景色がいいね!。 -
屋敷の入り口は、小さな城を思わせ、曲がらないと入れないようになっている。
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知覧特攻平和会館に来た。
ここは、太平洋戦争末期、陸軍の特攻基地が置かれた町。
中には 陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等貴重な資料を収集・保存・展示してあり、夏に訪れた靖国神社の遊就館と同じ気持ちになった。 -
敵の目を欺くため、松林の中に半地下壕をつくり、地上には三角の屋根しか見えない特攻隊員の兵舎が復元されていた。
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公園内にあった一式戦闘機「隼」(はやぶさ)?型甲をモデルに復元した戦闘機。
この戦闘機は、知覧から120機が大空に舞った。 -
特攻隊員の像と、初等練習機のT−3が置いてあった。
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東シナ海に出た。風光のいい瀬平自然公園に来た。
ここからの開聞岳が見たかった。 -
少し内陸に戻り、池田湖に来た。池田湖から開聞岳は小さく見える。
以前鹿児島から、屋久島に行く飛行機の眼下から、開聞岳と池田湖の美しさが印象的で今回、最も見たかった景色だ。 -
薩摩半島最南端の長崎鼻に来た。もう夕暮れが始まった。
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東シナ海に沈む夕陽が見られるだろうか。
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ここには、浦島伝説の竜宮神社があった。
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この伝説は多くの場所にあるが(今年訪問した横浜神奈川区の慶運寺には浦島太郎の墓があった)、ここでの竜宮は沖縄のことだと友人が言う。
竜宮と琉球かー。語呂が近いなと思った。 -
浦島太郎伝説の地
絶景開運の聖地 貝殻祈願 -
イチオシ
夕闇と、開聞岳と十文字に沈み行く陽のコントラストが印象深い。
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先端は明治30年に初点灯した、灯台のある長崎鼻灯台公園だ。
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薩摩半島最南端は、この前の夏の終わりに訪れた真鶴半島の三つ
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面白いふたこぶ山?が見えてきた。
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砂湯の里に着く。
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何度かTV番組で見た砂湯の所だ。営業が17時までなので、終了していて誰もいない。
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その砂湯には、小雨が降ってきたと思って白煙で霞んでいる方へ階段を登っていくと雨ではなく、パイプから湯気が吹き出ていた。
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ここは、伏目温泉であり、その温泉利用の山川製塩工場跡であった。
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そして隣には伏目海岸の池田火砕流堆積物と噴気帯とあり、県の天然記念物だ。
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イチオシ
この奥にその露天風呂があるらしかったが、もう周囲は暗く、(写真で撮るとまだ明るい)今日の観光はここまでとした。
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帰路の指宿道路は、真っ暗でタヌキの動物注意の標識が出ていたが、本当に動物(フクロウとウサギ)が飛び出てきたのには、びっくりした。
遅い夕食は、郷土料理で昔語り。
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